【リク1】裸の突きあい【シンキンソーメン】

  「こてっちゃーん! 今日バスケ部練習はー!」

  「小宮、お前教師をちゃん付けとはいい度胸だな。

  今日は無しにしてやろうと思ったがやめだ、お前だけ体育館残れ、1対1で練習だ」

  「はぁぁぁ!? ちょっほんとごめんなさいッマジ許して下さい虎鉄先生!」

  

  ずれた眼鏡を直しながら、目の前の幼馴染と教師のやり取りを見つめる。

  放課後の職員室前で、オレと同じだが、ガタイのいい虎獣人の教師に、尻尾を振って愛想を振りまく狼がいた。

  バスケ部員ではないオレがここにいる理由、それはこの幼馴染の狼こと『小宮 守』と一緒に帰るべく、彼の部活の有無を確認しに来たのだが、どうやら無駄足に終わったようだ。

  

  「小宮君、がんばってね、僕は応援しているよ」

  「なんで敬語!? 康太、おまえ怒ってる? 怒ってるだろ!?」

  「いいや? 別に怒ってなんていないよ、このクソ熱い夏に待たされた挙句、結局ダメだったとか、

  そんなことで怒るはずないだろう?」

  

  うッと呟き、守のピンと立った耳と尻尾が瞬時に垂れ、しゅん、としょんぼりする。

  

  「しっ……仕方ないだろ? ホームルームが長かったのは担任のせいだし……」

  「はいはい、アイスで許してやる。オレは一刻も早く帰ってクーラーついた部屋で勉強したい」

  

  ふぅ、とため息を吐いて呆れながら狼を見る。

  落ち込んだ様子を見ていると少し、からかいすぎたかもしれない。

  

  「ま、帰れないんじゃしかたないな、オレ先に帰るぞ」

  「おー……また明日なー」

  

  虎鉄先生に捕まり、ガッカリした様子の狼に手を振りながら職員室を後にした。

  

  

  

  

  

  

  *****************

  

  

  

  

  

  

  「ただいまー……」

  

  玄関の扉を開けて帰宅する。

  誰もいない家にオレの声が虚しく木霊した。

  時刻は夜7:30。

  学校を出たのが4時で、道中、休憩がてら図書館で二時間程勉強、晩御飯を食べて帰ったらこの時間になってしまった。

  

  ドサリとバッグを置いて靴を脱ぐと、体に一日の疲れが押し寄せる。

  

  「疲れた……とりあえず、お風呂入ろう……」

  

  自然に何をするかが出てきたため、それに従ってオレの体が廊下にある洗面所へと一直線に進む。

  扉を開けると、目の前には歯ブラシが置いてある、大きな鏡がついた洗面台、それと洗濯機があった。

  見慣れた光景に、なんとなく安堵のため息が出る。

  眼鏡を外して洗面台に置くと、靴下を脱ぎ、制服を脱ぎ、徐々に裸へとなっていく。

  と、不意に裸になった自分の体を見つめた。

  

  「ん、んー……何度見ても女みたいだなー」

  

  顎に手を当てて、久しぶりに自分の体をまじまじと見つめるオレ。

  父親に似て立派な縞模様の尻尾がゆらゆらと揺れている。

  しかし、容姿は母に酷似していた。

  黄色と黒の獣毛に覆われている、スラッとした細身に、頼りなさげな腕や細い脚、お腹は出ていないが別段筋肉があるわけでもない。

  顔も、少し垂れた目尻のせいで、一瞬女と見間違えるそうになる。

  股間についているモノも……皮をかぶっていて、少し小さめだ。

  もう慣れてしまったが、しかしまじまじと見ると男としては、だいぶ堪える。

  

  「まぁ、遺伝的なものは仕方ないか……」

  

  今日、何度目かのため息を吐いて、風呂場の扉ガチャリと開ける。

  浴槽に張られたお湯を見つめながら、すぐに体を洗うためにシャワーを使う。

  

  キュッとひねると、温かいお湯が流れ出す。

  それを豪快に頭から被ると、お湯が体の毛に吸い取られていく感覚。

  体をまんべんなく擦りながら、流れていくお湯を感じていく。

  全体の毛が水を吸い取ったと感じると、獣人用のボディシャンプーを手に出して、体を洗い始めた。

  泡が立つ。

  お腹を中心に擦って、次に右足を泡だらけにする。

  それが終ると今度は左足。

  軽く指を立てて、毛の根本まで泡が届くように擦っていく。

  そして胸。

  男だというのに華奢に見える、板の無い胸も万遍なく汚れを洗っていった。

  そこまでいって、固まる体。

  

  視界に入ったのは自分の硬く勃起したモノだった。

  最近抜いていなかったからか、少し丁寧に体を洗っただけで起ちあがってしまっていた。

  ……一度、泡をシャワーで流し、もう一度ボディソープを手に取る。

  

  「……んっ」

  

  すぐさま優しくそれを撫でると、予期せぬ声が漏れる。

  それに躊躇うことなく、手で硬くなったモノを掴む。

  

  「はぁ……」

  

  ボディソープでぬるぬるになった手は、久しぶりの快感を予想以上に伝えた。

  気持ちがいい。

  ゆるゆると扱くと、その気持ちでいっぱいになる。

  

  「……」

  

  ふと、自分の股を眺める。

  

  「久しぶりだし……するか……」

  

  刺激をしていた手を止めて、それを下にずらしていく。

  玉の裏を通り、すぐに目的の場所にたどりつく。

  ソコをなぞると、ゾクリとする。

  お尻の快感は、モノの快感以上に久しぶりだった。

  久しぶりのはずなのに、そこは弄られる為にと、簡単にほぐれていく。

  我慢しきれず、指を沈める。

  

  「うッ……いッ……」

  

  ぴりっとした痛みを感じ、すぐに力を抜くと、簡単に指が中に納まった。

  慣れた手つきでもっと指が入るようにと、ほぐしていく。

  どんどんと緩くなっていき、頃合いを見計らって二本目の指を挿入。

  今度は中からの圧迫感だ。

  だが、圧迫感を超えた快感も感じる。

  刺激していなかったはずのモノからは、透明な液が先端から流れ、オレの呻き声に合わせるようにドクリと涙を流す。

  喘ぎ声が漏れそうになるのを我慢すると同時に、理解できないことが起こった。

  

  「よぉ~っす、康太、入るぞぉ~」

  

  正確には理解したくない事、だ。

  

  「お……親父……? 今日は遅くなるって……」

  

  指を中に突っ込んだまま、固まったオレは言葉を絞り出す。

  

  「んー? ああ、ちょっと手違いがあってな、今日は速めに終わったんだが……おかげでいいもんが見れたな」

  

  ガハハッと笑う親父は、オレのとは段違いに太い尻尾を揺らしながら、嬉しそうに話しかけてくる。

  しかし、そんな言葉などオレには届いておらず、やっと現状況に頭が追いつくと、すぐに指を抜いて逃げ出そうと起ちあがる。

  多分、今オレの顔は真っ赤だろう。

  

  「まー待てよ、たまには親子水入らずで背中流そうぜ?」

  

  脱衣所に出ようとするオレの腕を親父が難なく捕まえると、そのまま逃げられぬよう胸にオレの顔を押し付けてきた。

  大きい胸板からは、うっすらと汗のにおいがする。

  硬い筋肉から発せられる、雄の匂いに、さらに動揺したしまう。

  

  「うっ……ふっ普通、息子の痴態を見たら動揺するだろっ!」

  

  何が何だかわからず、離れようと力を込めるが、日頃肉体労働をしている親父に力でかなうわけがない。

  

  「まー、オレにもそういう時期があったしな、男なんだからしゃーねーよ」

  「うっ……」

  

  ニッと笑う親父をみて、さらに気恥ずかしくなる。

  すると、いきなりオレの股間に何かが触れた。

  

  「あうっ!?」

  「それより、続きしねーのか? ……何なら、オレが手伝ってやるよ」

  

  耳元で親父の声がささやかれる。

  息が、オレのとても弱い耳に吹きかかると、途端に力が抜けてしまい、その場に座り込んでしまった。

  目の前に見えたは、萎えた親父のモノだった。

  

  「でっ……でか……」

  

  初めて見る親父のイチモツ。

  それは、ガッチリした筋肉を持つ親父に相応しい大きさと質量をもっていた。

  しかしそれでもまだ勃起していない。

  無意識にゴクリ、と唾を飲んでしまう。

  釘付けになった視線の先に、巨大なモノ。

  こんなものがオレに入ったら……入ったら、どうなるんだろう?

  もう何を考えてるかもわからず、ゆっくり、大きいモノに舌を這わせてしまった。

  

  「おぉう……なんだ、嫌がるかと思ったら素直じゃねぇの」

  

  上から降る親父の言葉を聞きながら、それでもそれをしゃぶっていく。

  ずる剥けになった亀頭を吸って、舌で弄ぶ。

  ちょっとした刺激で、それは本来の大きさを取り戻していった。

  

  「うわっ……」

  

  最大限に勃起していくのを見届けると、その立派さに感嘆の声が漏れる。

  腕も足も、オレと違って硬い筋肉で太く、腹筋も割れている。

  その体の中心部にあるそれも、他と遜色なく太くて、長くて、とても熱い。

  舐めてみたい。

  そんな心の声に従うかのように口を大きく開けて、それを中に導く。

  

  「ん……はぁっ……んんっ……」

  

  ビクビクと脈打つ巨根を、喉の奥、ギリギリ苦しくないくらいまで咥えこみ、口の中いっぱいにその大きさを堪能する。

  ネコ科の獣人の、ザラザラとした舌で強く舐めあげると、親父も我慢できずに声をあげていた。

  

  「はぁっ……康太……」

  

  親父の言葉を聞きながら、ゆっくりと頭を引き、そしてまた咥えこむ。

  ゆったりとしたピストン運動で、親父のモノを口で扱きあげていく。

  咥えているとよくわかる。

  親父が感じると、モノがビクリと動き、そしてオレの舌に先走りを垂らす。

  次から次へと溢れる親父の先走りが口にたまっていき、滑走液としてさらに親父を追い詰めていく。

  

  「……もういい、出ちまいそうだ……」

  

  不意に、親父が手でオレの頭を押す。

  ゆっくりとそれから口を離すと、先走りで光沢を放つソレが現れた。

  未だにビクビクとするモノからは、絶えず先走りが流れていく。

  それを見ているだけで、オレのお尻がうずき始める。

  

  「なぁ……親父、そろそろ……」

  「わかってるって。そら、壁に手ついてケツこっちに向けろ」

  

  親父に言われるがままに、先ほどまでほぐしていたお尻を向けると、すぐに尻尾を握って持ち上げ、モノをオレの穴に擦り付けてきた。

  

  「うあぁっ……」

  「ん、なかなか悪くなさそうだ、そんじゃ一気に入れるぞ!」

  

  瞬間、ズンっと奥までそれをぶち込んでくる。

  

  「ああああぁぁっ!?」

  

  いきなりの刺激に、思い切り叫び声をあげるオレ。

  反射でお尻を締めつけてしまったが、不思議と痛みなんてものはなかった。

  

  「おいおい、ちょっと乱暴しただけでそんな声あげんなよ」

  「あぐぅっ……だって、よ……おっ大きいッ」

  「なんだ、気持ちいいのか?」

  

  コクリ、と頷く。

  

  「そんじゃ遠慮はしねぇぜ、俺も溜まってたしな……そらッ!」

  

  いきなりの激しいピストン。

  腰を引いて、一気に奥まで突いてくる。

  一番奥にあたると、それがガツンと快感になってオレの体を駆け巡る。

  

  

  「うぁぁぁっ! ああぁぁっ!!」

  「んだぁ? 男のくせにそんな情けねぇ声出しやがって! そんなに親父のチンポがいいのか!? どこがいいか言ってみろ!!

  

  」

  「おくっ奥がッすごいぃぃぃッ!! むりぃぃあぁぁっ!!!」

  

  恥も外聞もなく叫び、オレの体が快感に満たされる。

  連続で来る波に、足が震えて、萎えていたはずのモノからは絶えず先走りが流れてオレのモノを汚していく。

  と、親父がオレの足を持ち上げる。

  いきなりふわっと体が浮いたかと思うと、次の瞬間には、親父と向き合う形になっていた。

  壁に背中をあずけ、M字に開いた足を親父の二本の腕に引っ掛けて、宙に浮いている。

  駅弁という体位に似ているこれは、やはり自分の体重で親父のモノが最奥にはいってきた。

  バランスが崩れないよう、親父の肩をつかむと、勘違いしたのか、いきなり口を塞いでくる親父。

  

  「んっ!? んんんんッッ!!?」

  

  先ほど以上に早く、腰を動かし始めた親父は、さらに器用に舌を絡ませていく。

  ケモノのような舌使いで、獲物を見るような目つきで、オレを堕としていく。

  オレもそれに堪えるように、負けぬように舌を絡ませて、互いの口を唾液でベトベトにしていく。

  そして、あの感覚が来る。

  モノのあたりが熱く、ゾクゾクとして、精液が出そうになる感覚。

  とても我慢できないそれを感じると、オレは名残惜しくも親父から口を離した。

  

  「親父っもうイキそうだっ!!」

  「くっ……そらっさっさとイけ!親父のチンポでイっちまえっ!!!」

  「うぅっ出るっ出ちまうぅっ!!あああぁぁぁぁぁッッ!!!」

  

  イク瞬間、さらに快感を得るために敢えてモノを手で扱と、小便のような勢いで精液があふれ出す。

  それはオレと親父の胸にかかると、さらに二度、三度と強く絞り出されていく。

  放精の度に、お尻がこれ以上ないほどの締め付けを行う。

  

  「くっ……俺もイクっ……種付けしてやる、よッッ!!! ……ウガァァァァッッッ!!!」

  

  咆哮し、オレの中で果てる親父。

  大きなモノが強く脈を打ち、中で熱い精液を吐き出していく。

  一滴も逃すまいと、オレはお尻に力を入れて親父の精子を飲み込んでいき、お腹の中が満たされていく感覚を楽しんだ。

  いつの間にか、親父の尻尾がオレの尻尾に絡みついている。

  その感触に、オレが親父の愛を受けていると実感できた。

  

  「ふぅっ……ふぅっ……」

  「はぁっ……はぁっ……」

  

  親父がモノを抜くと、宙に浮いたオレの穴から大量の精液が流れ出ていく。

  どんなに力を入れても、大きな親父が入っていたためにできた穴は閉まらない。

  流れる精液が、親父の足と絡まった尻尾の黒い部分に落ちて、そこを白く染めていく。

  全部の精液を流し終えると、親父がゆっくりとオレを床に下ろした。

  

  激しい交尾を終えて冷静になってくると、途端に親父と顔を合わせられなくなる。

  恥ずかしさで顔を隠していると、急に手をどけられた。

  と、塞がれる口。

  

  「んっ……」

  

  短いキスを終えると、親父の申し訳なさそうな顔が目の前にある。

  そんな親父を見て、つい、口が滑ってしまった。

  

  「続きは、布団で……な?」