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森の動物たち(cover)
森の動物たち
同步成功
来源pixiv
1章
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作者: 伊咲
更新时间: 2024-01-05 16:01:58
简介
今の私の、気持ちや想いです。 ちいさなうさぎは、どれ程脚を伸ばしても天には届きません。 星には…なれません。 私、やっぱり星座が好きです。オリオンの傍に在るうさぎ座が。 ギリシャ神話を見て…『私の知るオリオン』は、そんな事しないです。 うさぎは逃げます、生きる為に。 『確実に生きられる方へ』逃げます。 そこに狩人のオリオンが居たら…当然うさぎさんを狙う獣を弓で射ます。 そうしてオリオンは肉を手に入れ「お前もありがとうな」と大きな手で頭を撫でてどっさりニンジンの山が出来たりして。 オリオンが火を起こして肉を焼きながら訊きます。 「食わないのか?それはお前のだぞ?」 …私、いつもみたいに逃げてただけだよ? いつもみたいに、生きてただけ…だよ? 「お前のおかげで、俺はこうして肉を食って明日も生きて行ける。だから、お前も食え」 そう言われて、うさぎはニンジンを食べる。 私…この人間に命を救われた。 しかもニンジンまでくれた、いい人間だ。 この人間の為なら…この人間と居たら、私もこの人間も、生きていける。 だからうさぎは走ります。オリオンを信じて、オリオンに向かって。 時にオリオンが射止めやすい位置に向かって。 だから…『オリオンがウサギを狙って構えてる』とは思いたくないんです。 当然…もちろん…踏んでしまった、とも。 そしてアポロンに騙され、戻れなくなったオリオンを…きっとうさぎは待ってました。 走って逃げながら、待ち続けました。オリオンの帰りを。 けれど狼とかに結局捕まってしまい、喰われてしまいます。 ずっと、オリオンと一緒に駆けていたかったなって強い想いが『天兎』を産んだと…私は思いたいんです。 きっと、私だけのギリシャ神話です。