「貴方をボコボコにして差し上げますわ」
「やってみろ!」
お互い距離を開けて
[pixivimage:118246479-1]
女性レフェリーが
「ファイト!」
[カーン!]
アオフVS白姫試合が始まった同時に
「「!」」
アオフと白姫が同時に近づいてお互いパンチを繰り出してほぼ同じタイミングで首を傾げてお互いのパンチを紙一重で躱した。
其の上でアオフと白姫はジャブを打ちながら守り躱しの攻防戦が始まった。
[newpage]
試合は第3ラウンドまで進んだ。
今はインターバルでお互い自営のコーナーで休んでから
[カァン]
第4ラウンド開始のゴングが鳴った。
お互いジャブを繰り出してからアオフがジャブを繰り出す回転を早くして
「クッ⋯」
白姫はアオフのジャブの回転に付いて行けずにガードをしながら後ろにかなりの早さで下がるが直ぐにリングのコーナーポストに背中をぶつけた。
そして、アオフは白姫にジャブのラッシュを繰り出して行き 白姫は一生懸命にガードをする。
アオフは白姫の動きを止めたと判断して右フックを繰り出したが
「フフ」
白姫少し笑って咄嗟にウィービングで一旦体を沈めて
「!」
避けてアオフの右フックは
「!?」
コーナーポストにぶつかった
其れでアオフのパンチを避け終わった白姫は再び上体を起こして
「!」
自信の背中の翼とバックステップを使って一気にアオフから離れて反対側のコーナーポストまで移動した
アオフは直ぐに振り返ると白姫は手をアオフに向けて
[クイクイ]
と手招きをして挑発した。
アオフは怒ったが直ぐに冷静になり
「!」
ダッシュで白姫に近づく
それに対して白姫は
「!」
中国武術の珍意六合拳の構えを取った
其れを見たアオフは
(へぇ~この世界でも珍意六合拳の構えを取る人いたんだ。
まぁどんな技を使おうが関係ない。
直感で躱して一撃を叩き込むだけ)
アオフは白姫の構えを見てそう判断した。
それに対して白姫は自身の尻尾を動かして螺旋状にして左足と螺旋状にした尻尾を自身の後ろのコーナーポストに押し付けた。
此の時アオフから見て白姫の後ろのコーナーポストに左足と螺旋状にした尻尾を押し付けている事は白姫の身体で隠されて居てアオフからは完全に見えていない。
そして、お互いのパンチが届く距離になった瞬間アオフは白姫の攻撃を躱してカウンターを白姫に叩き込む為に防御態勢に入る
両腕を盾の様に構えて右目だけ見える様にして白姫のパンチを躱す準備をして居る。
そして白姫は其れに合わせて
「!」
珍意六合拳の右ストレートをアオフに向けて放った。
アオフは
(余裕で躱s⋯)
と思っていたが白姫に近づいて初めて左足と螺旋状にした尻尾を自身の後ろのコーナーポストに押し付けている事に気が付いた。
そして、白姫はコーナーポストに押し付けて居た左足と螺旋状にした尻尾を一気に解放して 白姫の右ストレートのスピードを一気に上げた。
(躱せない!?)
アオフは躱せないと悟って防御を一層固めようとしたが白姫の右ストレートの方が早く
アオフの両腕の防御の、のぞき穴の部分に白姫の右ストレートが貫いて
「グハァ!」
アオフは白姫の右ストレートを顔面にモロに受けて鼻から血を吹き出しながら大きく後退する。
白姫は
(仕留める!)
追撃の為に震脚の踏み込むでアオフに近づく。
アオフは白姫の最大火力の右ストレートを喰らったにも拘らず直ぐに迎撃する為に構えるが其れより白姫が早く追撃の震脚の踏み込みの右ストレートを繰り出して
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「グハァ!」
アオフはまたしても顔面に白姫の右ストレートを喰らった。
白姫の高威力の右ストレートを喰らったアオフは鼻から大量の血を流しながら大の字に倒れた。
レフェリーは
「ダウン!」
カウントを数える
白姫はアオフが大の字に倒れるのを見て
(私の必殺技が諸に決まりました
並の拳姫ならこれでノックアウトです)
勝利を確信してアオフに背中を向けて観客達アピールするが
「あ、ぁ⋯」
アオフは白姫が背中を向けたのと同時に意識を取り戻して
「まだ、だ」
カウント9で立ち上がりファイティングポーズを取る
其れを見た白姫は
(私の必殺技を諸に喰らって立ち上がるなんて!
ですが頭は相当に効いて居る筈です)
白姫はそう予想する
一方でアオフは
(や、やべー! 意識が飛びかけた。
其れに、あたま⋯がクラクラする⋯)
アオフは白姫の高威力の右ストレートを喰らってフラフラな状態だ
(流石にもうあれは喰らえない!
兎に角防御に徹する)
アオフはそう判断して防御態勢に入る。
[newpage]
「ホラホラ
如何しましたか?
亀さんの様になって」
第6ラウンドまで進み、白姫は亀の様に防御をして居るアオフを挑発しながらアオフの防御の隙間からお腹にボディーアッパーを
「グハァ!」
アオフはボディーアッパーを喰らって口からマウスピースが食み出る。
其れも一度だけではなく
「グハァ!⋯グハァ!⋯グハァ!⋯」
とボディーアッパーを連続で喰らわす。
アオフはボディーアッパーを喰らって居るのに関わらずお腹を抑える事をせずに防御を続けて
[カァン]
第6ラウンド終了のゴングが鳴った。
アオフは此処で防御を解いてお腹を押されながら
「ハァ⋯ハァ⋯」
と荒い呼吸をしながら白姫から距離を取っりながら自営のコーナーポストに向かう
其れに対して白姫は
「もう、限界の様ですね」
と言ってこっちも自営のコーナーポストに向かて アオフと白姫はインターバルで休んで
[カァン]
第7ラウンド開始のゴングが鳴った。
アオフと白姫はお互い近づくが白姫は余裕な顔で
(あの技を諸に喰らってその上で先程のボディーアッパーの連続を喰らってもまだ立ってられるとは凄いですが此れで終わらせます)
と考えて一方でアオフは苦しそうな表情をしながら
(まだ⋯頭とお腹がクラクラする⋯が有る程度は回復した!
多分⋯あいつは⋯此処で勝負を掛ける)
とアオフは白姫のボディーアッパーを連続で喰らった痛みがあるが其れでも余裕な顔で居る。
白姫は先程の重撃の右ストレートをもう一度アオフに叩き込む為に珍意六合拳の構えを取る。
更に尻尾を螺旋状にして今度はリングのコーナーポストにではなくリングの床に押し付ける
(今回はコーナーポストでは無くリングの床ですから流石に威力、スピードは落ちますが、あの犬っころをリングの床に沈めるには十分ですわ)
そう考えて白姫は一気に
「!」
アオフに先程の[[rb:右ストレート > 威力落ちしている]]を繰り出す。
アオフは
(やっぱり、仕留めに来た!)
と予想して直ぐにガードしながら回避行動を取る。
其れを見た白姫は
(回避行動!?
ですが私の必殺技を回避するには遅い!)
と白姫は勝利を確信するが此れは白姫の期待を裏切られた
アオフが白姫の必殺技の右ストレートを
「!」
アオフは左狼耳を掠りながらも白姫の右ストレートを躱した。
其れを見た白姫は
「そ⋯そんな!」
と驚き更に
(し、しまった。
躱されて必殺技の右ストレートの勢いが止まらな⋯)
白姫が必殺技の右ストレートを躱されて驚いている間に一気に間合いを詰めると同時に左腕を大きく振り被って
白姫はアオフに懐に潜り込まれて
(し、しま⋯)
と焦っているがもう遅い。
アオフは大きく振り被った右腕を思いっきり
「オラ!」
と白姫のお腹に
[ドゴン]
[pixivimage:118246479-3]
と右ボディーアッパーを叩き込んだ。
アオフの大振りの右ボディーアッパーの威力と白姫の必殺技の右ストレートの勢いが合わさって白姫は
「ヒュッ
ううぶ
おぇえ”ぇ⋯っ⋯」
と口からマウスピースを吐き出しお腹を押されながらうつぶせに倒れた。
アオフは白姫がうつぶせに倒れたのを見て
「さ、さんざん私のお腹にボディーアッパーを喰らわせてくれたお礼だ」
と白姫に言って自営のコーナーポストに戻って行った。
レフェリーが
「ダウン!」
カウントを数えて
白姫は
「んぐっっ
んぷッ⋯ごッぽぉっ⋯オゥェェッ⋯」
まだ口から胃液が吐き出すが
「ま⋯⋯まだ、ま⋯だ!」
と白姫はカウント9で立ち上がりファイティングポーズを取る。
其れを見たレフェリーは白姫のマウスピースを拾い白姫の口に嵌めて
「ファイト!」
試合が再開する。
白姫は何とか立ってファイティングポーズを取っているが先程の左ボディーアッパーの威力が大きすぎて
「ハッ、ハッ、ハッ⋯」
と呼吸が荒くなり足元が覚束ない状況だ。
対するアオフは余裕な表情で白姫を見て
「ハハ、今度はこっちの番だ!」
アオフは白姫に目掛けて突撃して
「オラ!」
と白姫に右ストレートを繰り出す。
其れに対して白姫は
「くぅ⋯」
アオフが繰り出した右ストレートを防御して受け流すが
「まだまだ行っくぜ!」
アオフは白姫に連続で攻撃を繰り出して行く。
[newpage]
其れに対して白姫はガードを固め、と言うか固めるしか出来ない
その理由が
(しくじりました
あの腹パンチのせいで下半身に力が入りません。
あの犬っころにトドメを刺す為に必殺技を喰らわせるつもりが逆にカウンターのボディーアッパーを喰らって、このザマです)
と白姫はアオフからの攻撃を防御で受け流すが、限界が来たのか
「!」
アオフの右フックで白姫の防御して居た腕を
「!?」
無理矢理こじ開けられて其処に
「オラ!オラ!オラー!」
アオフのパンチの連撃が雪崩れ込んで来て
「グハッ!げおゥッ!グハッ! げほッ!」
と白姫がガードする暇も無くサンドバックの如く殴られる。
そしてアオフは
「!!!!」
右腕を大振りに構えて一気に白姫、目掛けて右フックを繰り出す。
白姫は其れを見て
(そのパンチを待って居た!)
白姫はアオフの最大火力の大振り右フックを左頬に喰らうと同時に
[ギュル!ギュル!!]
白姫の身体が車のドリフトの様に回転してアオフの真横に移動した。
此れにはアオフは
「!?」
驚き直ぐに白姫の方を向いた瞬間
「!」
白姫が先程の右フックのお返しと言わんばかりの大振りの左フックを
「!!!!」
繰り出してアオフの右頬に叩き込んで
「グハァ!」
白姫の左フックで向こう側のロープ側まで吹っ飛ばされリングロープに衝突して其のままリングから転落になると思いきや
「!!!」
其処でアオフはリングロープに両手で掴み転落するのを防いで其のままリングロープを両腕を引っかけてダウンを防いだが、白姫の今試合の最大火力の会心の一撃を諸に喰らったせいで
「⋯あ⋯ぁっ⋯」
アオフは白姫のパンチの威力で脳震盪を起こされてダウン寸前の状態である。
其れに対して白姫はこのチャンスに対してアオフに近付こうとしない、むしろ一歩も歩けない
(あ、あの時⋯もし化勁で、受け流す⋯のが⋯一秒、でも⋯遅れて居たら⋯)
白姫はあの時アオフのパンチを中国武術の受け流す技術、化勁を使って受け流したが完全に完全に受け流す事は出来なく今まで蓄積されたダメージと先程、化勁で受け止めきれなかったアオフの大振りの右フックのダメージが白姫の身体に襲いかかり、アオフに追撃する余裕が無く立って居るのが限界の状態である。
なので
「⋯ぁあ⋯く、そ⋯しくじっ⋯た」
アオフが立て直す時間を与えて仕舞う
「「ハッ⋯ハッ⋯」」
お互い一歩も歩けない状態で
[カァン]
第7ラウンド終了のゴングが響く
お互いインターバルで休めるとなると足が多少軽くなり足を引きずりながら自営のコーナーポストに向かって一番楽の姿勢で最大限で休んで
[カァン]
第8ラウンド開始のゴングが鳴った。
アオフは
「ハッ⋯ハッ⋯」
足を引きずりながらリングの白姫の元に行く
それに対して白姫は
「⋯⋯」
ゆっくりだが螺旋状にした自身の尻尾と左足を自営のコーナーポストに押し付ける。
ゆっくりだが推しつける力は
「⋯!⋯!!」
第4ラウンドの時の奴よりも強い
(あの犬っころ⋯いえ、狼よりもその上の存在の犬神で有る。
添え故私の最大火力で葬り去りますわ)
そう考えて白姫はアオフが間合いに入った瞬間に今まで押し付けて居た尻尾と左足の力を一気に開放して
「!!!!!」
コーナーポストから飛び出して渾身の右ストレートを繰り出す。
アオフは
「!」
右腕を支えに左腕を盾の様に構えてアオフを殴り飛ばした大振りの左フックには劣るが白姫自身だけの今試合の最大威力の右ストレートをガードした。
ガードした瞬間アオフの左腕から
[ゴキ!バキ!]
左腕から明らかに骨が折れる音が鳴り響き
アオフから
「ーーー!?ーー!!」
声にならない絶叫が響く。
アオフは左腕から伝わる激痛で今すぐ倒れそうになるが
「!!!!!」
歯ぐきから出血する位歯を食い縛って耐えてアオフは直ぐに右フックを繰り出して
「!」
白姫の左頬に叩き込んで無理矢理に白姫を後ろに下がらせて
「「おぉぉぉお!!」」
白姫は右腕、アオフは白姫の攻撃で歪んだ左腕で其々パンチを繰り出して
[[ドギャッ!!
ピッ、ピチャ]
[pixivimage:118246479-4]
とお互いの顔面に叩き込んで其れを喰らった白姫とアオフは口から
「ぶぁ⋯、あ⋯⋯」
「ごぶぇっっ⋯⋯」
血反吐が混ざったマウスピースを吐き出し アオフと白姫は糸が切れた操り人形の様になり其のままリングに倒れ込みダウンした。
レフェリーがカウントを宣言する前にアオフと白姫の股から
[[プシュゥー]]
黄色い液体が噴き出す。
此れを見たレフェリーは
「ダブルノックアウト!」
レフェリーはアオフと白姫のダブルノックアウトを宣言をして試合を止めて観客達は
「「「「「ブ―――――」」」」」
ブーイングの嵐になった
其の後コロシアムのスタッフがアオフと白姫を担架に乗せて退場した