まじめな自戦記

  戰型は相居飛車の相掛かりになつた。

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  上圖から先手が▲8二角成と、飛車を取つた手が敗着。

  以下△5七桂からの三手詰。頓死である。

  對局有難う御座いました。

  私もまさか詰むとは思はず。

  正に「勝ちに不思議の勝ちあり」である。

  これからも精進していきたい。

  正確な棋譜は、圖が後手の第62手△7七馬迄。

  以下、▲8二角成 △5七桂

  ▲7九玉 △8八金

  迄66手、後手の勝ち。

  初手から

  ▲2六歩 △8四歩

  ▲2五歩 △8五歩

  ▲7八金 △3二金

  ▲3八銀 △1四歩

  ここは、△7二銀が定跡か。

  ▲9六歩 △7二銀

  うろ覚えだつたが、これで定跡形に合流した。

  ▲2四歩 △同歩

  ▲同飛 △8六歩

  ▲同歩 △同飛

  ▲8六歩 △8二飛

  ▲6八銀 △8三銀

  ▲7六歩 △7四銀

  ▲7七桂 △2三歩

  蟹圍ひ模様から、まさかの桂馬。

  銀が進めなくなつたので、腰掛け銀を目指す。

  ▲2六飛 △6四歩

  ここで▲2四歩は、△同歩▲同飛の時に△6三銀で大丈夫。(▲2三歩は△1三角で大丈夫だつた筈だが、▲1四飛(!)が成立する場合があるので注意。普段は△2二角とかで、飛車が死んでゐるので大丈夫。)

  ▲6六歩 △6三銀

  ▲6七銀 △7四歩

  先手▲7五歩と、右桂を跳ねられなくする手を警戒したか。

  ▲5六歩 △4一玉

  ここで居玉を解消。

  ▲7九角 △5四銀

  腰掛け銀が完成。

  ▲3六歩 △7三桂

  露骨に右四間飛車の準備。6六歩型の矢倉圍ひには、右四が刺さる。だから現代将棋では、6七歩型が主流である。

  ▲5八金 △3四歩

  一方的に角道を開け、飛車角銀桂の四枚の攻めを目指す。

  ▲3五歩 △同歩

  ▲同角 △4二銀

  5三の地点を補強。この角出は、矢倉3七歩型の定跡で登場する。然し先手は雁木圍ひであるし、▲4六角も△6二飛で受かる。右四間に構へられて、一石二鳥だ。

  ▲4七桂 △5二金

  先手は矢倉の、理想形の樣なものを作る。

  後手は流れで、カニ囲いを完成させる。

  玉に金銀がくつ付けておくと、良い形なのである。

  ▲6九玉 △3四歩

  先手が居玉を解消。その前に戦ひを起こせてゐたら、多少有利だつたかも知れない。

  ▲4六歩 △4四歩(!)

  6四の歩がただやんなので、悪手ですね。

  しかも、桂を守る為に△7二飛としなければならず、悪型を強いられるか。

  角道も止まつてしまひ、飛車角銀桂の攻めが中断してしまつてゐます。

  ▲1六歩 △4五歩

  これも悪手ですね。6四歩が無料なのに気づいてゐません。

  ▲6八角 △6五歩

  幸ひ相手もタダの歩に気づかず。

  後手から仕掛けていく。

  ▲同歩 △同桂

  ▲4五歩 △8六歩

  ▲同歩 △7七桂成

  ▲同金 △4六歩

  8筋の突き捨てを入れて、6筋に飛車を回る予定でした。

  ここで何となく、保留してゐた4六歩を取ります。

  まだこれから、右四間に回るつもりでした。

  ▲同角 △7七角成(上図)

  金がタダやん! と飛び付きました。

  飛車がタダな事に気づいてゐません。

  ▲8八角成 △5七桂

  若しかしたら詰むのでは? と△5七桂

  先手玉が近く、こちらの陣形は飛車の打ち込みにも、5一銀の好形で耐えてゐる。

  然し▲8八角成の局面、もしかして詰んでるのでは?

  ▲7九玉 △8二金まで

  急転直下の詰み。