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着ぐるみ噺16

  友達にドッキリを仕掛けて、YouTubeに投稿して一山当てようと言う話が出た。

  どうするかと言えば、大きめのぬいぐるみの中に入って、脅かすと言うモノだ。

  そうなると、一番チビである私に白羽の矢が立ってしまうのは仕方のないことなのだろう……

  消極的な性格が禍して、ことは勝手に進んでいく。誰かがぬいぐるみを発注して、それはAmazonとヤマト運輸によって迅速に配達され、裁縫が得意な友達によって、背中にファスナーが縫い付けられた。

  ぬいぐるみは、身長が1メートル少々のピンク色の熊だった。いくら私がチビとは言え、それは無理があるだろうと抗議したが、皆は、大丈夫大丈夫と笑うだけだった。

  決行の日が来た。

  ドッキリメンバーの家にぬいぐるみを置いて、ターゲットの友達を呼ぶと言う単純な話である。

  と、言う事で、私はその友達の家に呼ばれた。

  取り敢えず、コレ着て? と言われて、全身タイツを着させられた。

  「多分、熱くなるから」

  と言われて、全裸になってから着替えさせられる。

  仲がいいとは言え、友達が雁首揃えている所で、真っ裸になるのは流石に恥ずかしい。

  とは言え、引くに引けない自分がいるので、大人しく裸に全身タイツと言う、変態的な格好になる。

  全身タイツは、顔が空いていないタイプで、しかし、口の所だけが空いている。

  そうしていると、今度はしゃがめと言われ、従うと、手足を曲げた状態で、ストレッチフィルムを巻かれ始めた。

  「手足を曲げれば、ぬいぐるみの中には入れるでしょ?」

  そう説得されると、納得せざるを得ない。

  流されやすい私は、ほぼ身動きが出来ない状態にさせられる。

  次いで、口にビニールチューブを咥えさせられる。

  「中は綿だらけで呼吸できないとマズイし」

  これも、反論できずに従ってしまう。

  チューブを咥えると、これを固定する為に、ビニールテープで固定されてしまう。

  もう、こうなると、声は不自由になるし、反論さえ……していなかったのだ。

  それから、クマの中に詰められる。手足の長さが実にフィットしている気がする。

  気がすると言うのも、中に入ったら、もはや視界はゼロだからだ。

  視界ゼロなら、もう、悪戯のしようもないじゃないかと思ったモノだが、気配で分かるからと、かなりガバガバな作戦で進められていたのは、気のせいではないことに、あとで気付く事になる。

  さて、ターゲットが入ってきた。

  仕掛け人が、わざとらしい理由で奥の部屋に行くのを待つ。

  もう、じっとしていなければならない。

  身動き出来なさそうな状況でも、動くなと言われると、それを我慢できなくなる。人間とはそう言う生き物だ。

  それでも、それをじっと我慢だ……と、していると、その衝撃は、突然起こった。

  股間に、劇震が走った。そう、比喩的表現ではなく、本当に激しい振動を押し当てられたのだ。

  見えていないが、明確に電マであると言い当てられる程のそれは、私のクリトリスにジャストミートした。

  声を出そうにも、口は塞がれているので、むぅむぅと唸る事しか出来ない。

  そして、後ろに逃げようにも、壁にピッタリと身体が置かれ、手足は閉じた状態で固定されているので、全く逃げようがなかったのだ。

  友人が笑い声を上げているのが分かる。

  ハメられたのは、私の方だったのだ。

  攻めは一向に収まる様子も見せず、呼吸は荒くなるばかり。チューブでは、空気が足りず、意識が遠のく気がする。

  もう、そうなってくると、意識のリソースを股間に割くのは難しくなってくるのだ。

  何事も諦めが肝心だ。

  諦めると、一気に楽になる。それは、今日のこともそうだ。

  もう、イってしまってもいいかな? と思った瞬間に、主に下半身の彼方此方の筋肉がビクビクと痙攣し始め、そして、失禁した。

  ぬいぐるみに押し込められる前におしっこに行ったというのに、それは思いの外長く、大量に出たように思われた。

  「あー、おしっこしちゃってー。きったなーい」

  と、周りは叫ぶが、絶賛イキ中の私にはどうでもいい事だった。

  手足が自然とバタバタ動くことを見れば、そして、その動きが先と違う事を見れば、私がイったのは明確なのだが、知ってか知らずか、彼女たちは電マの刺激をやめようとはしなかったのだ。

  意識に霞が掛かり始めると、股間の気持ちよさは増大するように思われた。

  絶頂がより呼吸を要求して、それが無理であると、意識が遠のき、そして、その分、理性のタガが外れるのだろう。

  そんなわけで、都合三回連続でイかされて、もう、どうにでもなれと、ぐったりしたところで、彼女たちの攻撃は止んだ。

  ぐったりしているとは言え、あそこを含めて、全身が敏感になっているので、誰にも触られなくても、ビクビクと痙攣してしまう。

  周りの友人達は、そんな私を茶化しながらも、最後まで見守ってくれていたのだ。

  何事にも流される私も、今回の経験は、またやってみたいと言う気持ちにさせた。

  ただ、中身の綿が、汗まみれ、おしっこまみれになったために、あのぬいぐるみは使い物にならなくなってしまったようだ。残念である。

  友達から、「あの映像が無茶苦茶売れたから、新しいのを作れるよ」などと言われて、複雑な気分になった。そう言う映像のためにアレをやったのかと。

  これで味を占めた我々は、もっと酷い撮影をしようと言う事になったのだ。

  と、言う訳で、私は、股間に期待を膨らませながら……って、これは男子に使うべき形容句か……その日に臨んだのである。

  相変わらず、友人の目の前で、真っ裸にさせられる。

  いじる側の友達は、全身タイツを着ているから、この辺は、何となくお相子だと思うようにした。尤も、ジョークグッズのようなそれではなく、かなりしっかりした作りで、そして、デザインもアーティスティックであった。

  そこから、今度は着ぐるみをダメにしないために、ラバースーツを着させられる。

  ラバースーツは、首の位置から全身を着込み、目と口、そして鼻が空いているマスクを被らされる。

  そうした上で、ラバーマスクの上に、これまたゴム製のアイマスクがつけられた。

  股間は、突起物というか、ポケットのようなモノがあり、どうやら、おまんこに、何かを挿入する仕組みになっている模様である。

  この辺りから撮影はスタートしているようだ。

  お約束のように、手足を折り曲げた状態で、ガッツリ固定される。

  もはや、逃げも隠れも出来ない。

  この段階から、もう、色々といじられ始める。

  先ずは、股間のポケットを私の体内に押し込まなくてはならない。

  ディルドか何かを押し当てられ、そして、それは入っていった。

  これは想像が付いたので、我慢してたけど、「我慢して、我慢しきれない風に演技して」と無理を言われた。

  まぁ、売り物になる事を考えれば、多少の演出は必要だろう。

  次に、口に何かを咥えさせられ、口呼吸が制限された。鼻もチューブが差し込まれて、いよいよと言う感じになってくる。

  それが終わると、何か布的なモノ、要は着ぐるみを着せられる。

  こっちは、何も見えないので、口で指示され、また、引っ張られる方向に身体を動かすしかない。

  そうして、どうにかこうにか、着ぐるみを着ることが出来たようだ。

  ファスナーが閉められる音がする。

  着替えが完了したのは間違いない。

  可愛いの声が飛び交う。

  「ちょっと歩いて」と言われて、無理して歩いてみたりする。膝と肘にはクッションがあるのか、存外歩きやすい。いや、歩きにくいのだけど。

  話しぶりからすると、どうもイヌになっているらしい。

  足首を動かすと、尻尾を振る構造になっていると教えられ、これまた無理して動いてみる。

  散々可愛い可愛いと褒められて、気分がいいのはいいのだ。

  一通り、可愛い動きを撮ったところで……お約束通り、電マで攻め立てられる。

  少しは演技をしてやろうという気持ちはあったのだけど、思いの外、電マの威力が強く、この前の二の前のような動きをする事になってしまった。

  すぐにイって、ガクガクと腰を落とすしかなかったのだ。

  電マが飽きると、電動のディルドを入れられたりもした。仰向けになって、それを受け容れたりと、自分なりに努力はしたつもりだ。

  可愛い可愛いと言われながら、そんな調子で、体力の限界まで、何度もイかされて、ひと段落が付いた。

  ひとまずの撮影はこれまでらしい。

  何が何だか分からないまま終了した感じがする。

  後日、この日の動画を見せられる。

  そうすると、確かに可愛いイヌが、電マを当てられたり、ディルドを突っ込まれたりして、やられたい放題になっていた。

  アレの中に人が入っていると思うと……それは自分なのだが、股間が熱くなってくるのを感じてしまう。

  恥ずかしながら、自分の映った映像を使ってオナニーをしてしまった。

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