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ジジトラさん

  私の名前は、一ノ瀬ユウヤ。父親譲りの威厳を持つ35歳の独身の獅子獣人。クリアシティにあるレストランを経営している社長で、右手が恋人の同性愛者だ。ちゃんと手は洗っているから安心してほしい。

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  この街、クリアシティでは毎日恋をしただの、離れただの、で騒いでいる連中が山ほどいる。そんな中で私は生きてきた。

  「一ノ瀬社長って恋とかしないんですか?」

  そう言ったのは部下の浦山。彼は柴犬の獣人だ。一日一回はこの手の話題をする、生意気な奴。

  「睨まないでくださいよ…。顔こわっ。一ノ瀬社長その辺どうなんです?」

  「くだらん。恋に集中する様な出来事など一度も無い」

  「いらっしゃいませ」

  そう見知らぬ客のサイの獣人に告げた瞬間に銃を突き付けられる。

  「金を出して土下座をすれば命は見逃してやるぜ?一ノ瀬社長。」

  こんな急展開な状況は生まれて初めてだ。ちなみに浦山は真っ先に外に逃げ出した。アイツとことんダメだな。

  「私を舐めるなよ!愚民が!」

  …強盗に一喝したまでは良かったが、あっさり動けなくされてしまった。銃声が響いたと思ったら足を銃で撃たれたのだ。

  「一ノ瀬社長、アンタには此処で死んでもらう。恨むならその反抗的なツラに恨むんだな」

  不思議と私は落ち着いていた。あぁこのまま私は死ぬんだなと。好きな人が一度もいた事も無いし誰にも愛された事も無いまま死ぬんだなと。そう、落ち着いていた。

  「ガッハッハッハ!最後まで生意気なツラしてらぁ!一ノ瀬社長、人生お疲れ様でした。さっさと死んでくれ」

  その言葉と同時に銃声が響いた。

  …

  倒れたのは、目の前にいた強盗だった。

  「ちゃらりー♪ジジトラさん、見参!」

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  どうやら彼(年配の和服の虎獣人)が銃を強盗に向けて撃ったらしい。強盗は気絶している。

  「いたいのいたいのとんでけー!」

  ジジトラさんがそう唱えると私の撃たれた足の傷口が無くなった。痛みも完全に無くなった。彼は新手の魔法使いらしい。

  「ヘイヘイ!そこのワシ好みの可愛い社長!ウチで食事しない?」

  …どうやら私は命の恩人にナンパされているらしい。

  「此処がワシの家ね!大きいじゃろう?立派じゃろう?」

  ジジトラさんの家にはクリアシティから車で15分程で辿り着いた。確かに立派な旅館の様な和風の建物だ。

  「ジジトラさんお帰りなさい!あ!?貴方がジジトラさんの運命の人ですか!?おめでとうございます!」

  スーツとサングラスを身につけた獣人達が私達を出迎えてくれる。私が…運命の人…?そして気がつく。極道の家じゃないか?此処は。

  「鮫島!鰐!今すぐ飯の準備をするんじゃ!」

  「任せてください!」

  「全力で作ります!」

  …あっという間に食事の準備は整った。和食の綺麗な料理が並べられている。

  「一ノ瀬社長の隣はワシね!」

  「「手を合わせて…いただきます!」」

  気がついたら食事会が始まっていた。

  「一ノ瀬社長はバリネコ?バリタチ?ワシはね…バリタチ派だけどリバもイケる!」

  ジジトラさんから謎の呪文を唱えられているが、私には理解できなかった。

  「一ノ瀬社長、お酒をどうぞ」

  シェパードの獣人にお酒を注がれる。彼はムギと呼ばれていた。

  「ムギの描くエロ同人誌マジ萌えるし超すけべだから一ノ瀬社長も後で一緒に読もう?」

  またジジトラさんに謎の呪文を唱えられた。そう思いながら酒を一気に飲み干す。

  気がついたら良い気分のまま、眠っていた…。

  …

  目が覚めたら深夜の2時だった。部屋の明かりは付いたままで、ジジトラさん達が近くで眠っている。ジジトラさんは何故か褌一丁のままほぼ全裸の状態で眠っていた。ジジトラさんの立派な股間を褌越しに思わず握る。男性の性器に興味がある私は同性愛者なのだと改めて思い知らされた。

  「んっ…!」

  触っていくうちにますます大きく立派になっていきジジトラさんの性器がブルン!と飛び出る。18cm以上はあり、日本刀の様に太い。それが天を貫き、男汁を溢していた。

  それを見て興奮した私は口にそれを含み上下に動かす。私の股間もスラックスごしに痛いほど勃起していた。

  「い、一ノ瀬社長…?」

  ジジトラさんが目を覚ました。ここまできたら変態で構わない。もう後には引けないと感じた私はスラックスと下着を脱ぎ捨て、自らのケツマンコにジジトラさんの性器を挿れさせた。

  「ふ、太いがっ入ったっぞ!ジジトラさん!腰をこのまま動かしてください!」

  ジジトラさんが頷くと激しくピストンを始める。予想以上の痛みと快楽で思わず涙が溢れてしまう。

  「一ノ瀬社長っ!一ノ瀬社長のおまんこ!最高ですぞ!」

  抱かれている内にジジトラさんが本気で恋しくなる。逞しい腕に抱かれて胸が充実感で一杯になる。もっと感じている声を聞かせて欲しくなる。

  そして大人のキスをジジトラさんにしてしまった。ジジトラさんもそれに応じて舌を絡める。

  「ジジトラさんっ!私はもうっ!イきそうです!」

  「ワシも!出すっ!出すぞぉぉぉ!」

  叫び声が重なり、二人の雄は大量の精液を吐き出して達した。

  …

  「お世話になりました。ジジトラさん」

  「またいつでも遊びに来てください。一ノ瀬社長が遊びに来るのを我々一同お待ちしております。」

  朝になり、深夜に抱かれた事をジジトラさんに聞いたら、覚えていないとの事だった。夢ではないかと思ったが、尻に痛みが残っており夢ではないと痛感している。

  「極道に抱かれるのは、悪くないな」

  車の中でそう思った平日の出来事だった。

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