地固め編 第二十三話 着実な侵蝕

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  ダインに上から押さえ込まれてはディアーナに逃げ道など無い、もっともディアーナにそんな意思は存在しておらず、逆に不可解な出来事を身を持って体感する様に訓練すらされているのだ。

  ダイン 「美しい女の間者とはとても有効なんですよ、男は良いところを見せようとして余計な事まで話してしまいますから、私の世界の古の軍略家にそれを実践していた者がいるんですよ」

  プルル 「ディアーナもそういう意図が有ったんですか」

  ディアーナ 「そこは期待されてませんね、私がそういう役目を担っていたならこんな地味な見た目じゃ有りませんよ」

  ダイン 「性格が向いていないんでしょう、ディアーナは正直者ですから」

  ダインはディアーナの陰裂を弄っていた指を上げると、指先から淫液の糸が垂れ落ちる。

  プルル 「確かに身体は凄く正直ですね、これだけ潤っているなら肉槍も難なく迎え入れる事が出来そうです」

  ダイン 「そうですね、愛を育む時間は有りませんので直ぐに抱かせて貰います、一応処女を考慮して肉槍は細めでいきますね」

  ディアーナ 「男の人ってそんな事も出来るんですか」

  ダイン 「普通は無理ですね、ですが遊魔の身体なら可能です、私も見栄を張って他人に見られる時は大きくしちゃうんですよ」

  プルル 「その気持ち解ります、プルルの場合は胸ですけど、ワザと母乳溜めて膨らませています、でも溜めた後に出す母乳って最高に気持ちいいんですよ」

  ダイン 「プルル的には一石二鳥という事ですか、私の性交は遊魔に成った牝にはご褒美ですが、人の身体には酷な事ですからね」

  プルル 「やっぱり人間って不便です、ちょっと我慢すればプルルの尻尾が使えますので耐えて下さいね」

  ダイン 「そうやって威圧しないで貰いたいですね、確認したところディアーナの淫肉は柔らかいのでプルルの時よりも苦痛は無い筈です」

  ディアーナ 「痛みに耐えるのは訓練されてますのでやって下さい」

  ダインはディアーナの意思を受けて、肉槍を突き出して行くと、先端から徐々に陰裂へと埋没して行く。

  訓練の賜かディアーナには苦痛の表情は無く、ただ淡々と肉槍の侵入を受け入れて行く。

  ディアーナ 「あっ」

  ディアーナが小さく声を上げると、肉槍の進攻が緩くなる、どうやら処女膜が最後の抵抗を示している様だが、ダインの力を込めた一突きによって呆気なく終焉を迎える。

  プルル 「魔力の色が変わりましたね、後は身体でダインの形を覚え無いと」

  遊魔に成った事でプルルは新しい能力に目覚めている、特に処女鑑定には秀でている様で、今日の宴の席でも少女達を鑑定して品定めを楽しんでいた様だ。

  ダイン 「耐えているのか、感じて無いのか解りませんが声は上げてくれた方が助かりますね、状況で手加減しますから」

  口では気遣っているが、ダインにはそれが余り意味の無いモノである事を知っている、堕液の侵蝕を受けた脳は、ダインとの性交で快楽物質の分泌を増やす様に変化しており、ディアーナが堪えているのは痛みで無く湧き上がる歓喜なのだ。

  雄のダインとしては、自身の性交を快がる牝の姿を望んでいるわけだが、ディアーナの精神力は通常の人間よりも遥かに我慢強い様だ。

  意思を示さなければ引き出したいのが雄の性だ、ダインは少し肉槍を太くすると、一旦ディアーナの奥まで押し込んでから抽送を始める、無論ダインとしてもかなり手加減はしている様だが、そもそも初性交を行うディアーナに対して配慮の無い行為に思える。

  だが、ディアーナの口から出たのは苦痛の呻き声では無かった、殺した感情を突き崩して出たのは歓喜の嬌声であり、普段の大人しいディアーナからは想像の出来ない光景だ。

  そして牝の歓喜を受けて、ダインは更に奥まで肉槍を突き上げて、ディアーナの嬌声を更に響かせて行く。

  プルル 「ダイン様はやり過ぎですよ、プルルが居なかったら声で大事になってますね」

  プルルは遮断魔術を継続しており、この空間の中ではどれだけ音を立てようが外部に漏れる事は無い、だが、魔術の行使だけでは手持ち無沙汰なので、挿入したままのアナルの尾ニプルで刺激を与える事にする。

  尻穴に射乳されるプルルの母乳のお陰で、ディアーナの腹部は膨張して行く、だが、ダインの肉槍の抽送でプルルの母乳も圧迫されて逆流し、予期せぬ快楽がプルルを襲う。

  本楽出すだけだった母乳の逆流にプルルも可愛い声を上げて快楽を示し、ダインの高揚も一気に高まって行く、そして、いつもよりも早い段階で射精欲求が高まって、多量の堕液が精製されて行く。

  脳内は快楽に満たされてはいるが、既にディアーナの身体は限界に近い様で、肉槍にまとわりつく淫液は出血も交じって破瓜の時よりも赤い。

  そしてダインもプルルの圧迫でより優れた名器となったディアーナの陰裂に、限界を迎えて大きな一突きと共に腰を密着させて、射精を始める。

  ディアーナの胎内はダインが脈動する度に堕液が吐き出されて、全体に膨張して行く、そしてその膨張はプルルの母乳を逆流させて三人を快楽の渦へと引き込んで行く。

  ダイン 「プルルの射乳で、ディアーナはより気持ちよくなりましたよ、お手柄ですね」

  プルル 「プルルにも新しい発見が有りました、尻尾で体験する母乳の逆流がこんなに気持ちいいモノだなんて」

  ダイン 「行動する事で新しい道が開けたわけですね、しかし出して良し、溜めて良しとは利益しか有りませんね」

  プルル 「でも、一定以上の逆流が必要みたいなので、まだまだ研究が必要な様です」

  ダイン 「なら練習相手を作らないといけませんね」

  ダインはディアーナに顔を寄せると、射精を続けながら唇を奪う、そしてその行為はエスカレートして行き、長い舌はディアーナの口内どころか鼻の上の空間まで達している。

  ダインの口付けは射精が終わるまで続けられ、ディアーナを覆っていたダインが離れた後には、妊婦の様に腹部が膨れ上がったディアーナが残された。

  そしてディアーナの下腹部にはピンクの淫紋が浮かび上がっており、既に遊魔への魔進化が始まっている様である。

  ダイン 「後はプルルに頼みます、私がディアーナと戯れている間にもティアスは草案を練っていますから」

  プルル 「お任せ下さい、ディアーナはダイン様から与えられた尻尾の子宮で立派な遊魔に仕上げてみせます」

  プルルが意気込みを示すと、尻尾が稼働を始める、手始めにディアーナの手脚を拘束すると、肉壁が競り上がってディアーナを包み込んで行く、そして包まれるディアーナも慣れたのか抵抗を全く示さずに呑まれて行く。

  ダイン 「では私はティアスの部屋へと戻ります、朝来訪する時にディアーナと連れ立って来て下さい」

  プルル 「了解しました、プルルが寝てても魔進化は進みますので一休みします」

  プルルはそう言って横からベッドに倒れ込むと、ダインが去るであろう窓を見つめている。

  そしてダインは窓枠に近付いて、外に尻尾を延ばすとそのままスッと上の階層へと去って行く。

  残されたプルルは披露感からそのまま瞼を閉じると睡魔は直ぐに訪れて、プルルを夢の世界に導いて行くので有った。

  一夜明けたティアスの部屋では、同衾していたティアスとダインが眼を覚そうとしていた。

  先に覚醒したティアスは、未だ眠るダインの寝顔をまじまじと見つめて幸福を甘受していた。

  ティアス思考 『昨夜処女を奪って貰えなかったのは残念ですがこの寝顔で満足です、ダイン様が穏やかに寝られているという事はティアスと一緒で落ち着くという事ですからね』

  人間を遊魔に魔進化させる為の堕液の精製は負担が大きい為の休息ではあるが、ティアスには関係無い、ただ自分の側でダインが安らいでいる事が嬉しいのだ。

  だが、そんなティアスの幸福も第三者の来訪によって終焉を迎える、プルルの代わりにティアスの側使いとなったメイドは生真面目なタイプで、いつも同じ時間にお越しに来るのだ。

  そして、第三者の接近を察知したダインは素早く覚醒して、事態に備える。

  ダイン 「先に起きていましたか、誰か扉の前にいますね」

  ティアス 「プルルの変わりのリィテッタです、起こしに来る前から待機しているんですよ」

  ダイン 「時間に厳しい娘なんですね」

  ティアス 「はい、でもああやって立たれちゃうと今のダイン様みたいに起きちゃうんですよね、早い時は半刻前から立ってますし、最近は慣れて遅くなりましたけど」

  ダイン 「それでも予定の15分前ですね、今のティアスの姿は見せれませんから着替えて下さい」

  ティアス 「そうですよね、流石に裸は駄目ですよね、でも最後に抱き締めて欲しいです」

  ダインはティアスの要求に従ってギュッと抱き締めて上げる、ついでに乳首を噛む悪戯をするのもダインらしい。

  ティアス 「それは駄目ですよぉ、ティアスの魅力がさせているのは理解出来ますけど」

  ティアスはいつもの調子でダインを退ける、一応拒否の姿勢を見せないとエスカレートするのがダインだ。

  ティアスは逃げる様にベッドから抜け出すと身支度を始める、ダインの衣服はティアスの部屋には用意されていないので、プルルの来訪を待つしかない。

  時間通りにリィテッタがお越しに来たのだが、ダインはベッドの中で身を隠してその様子を確認している、変に裸を晒してしまえばどんな噂が流れるか予測出来るからだ、そして流れると予想される噂は更に王都の男性の敵対心を煽る事は間違いはい。

  リィテッタの来訪から役30分後、ようやくプルルがディアーナを伴ってティアスの部屋に現れた。

  プルル 「申し訳有りません、衣服の予備をスカイベアーまで取りに行ったので時間が掛かってしまいました、ディアーナの目覚めも遅かったですし」

  ティアス 「プルルは変なところで詰めが甘いですから、その娘がテガスに招くメイドですね、リボルト兄様には話を通しておきます、プルルの友人と有れば文句も言えないでしょう」

  ディアーナ 「ありがとうございます、リボルト様には優秀なメイドが大勢付いていますので、私が抜けても大丈夫だと思います」

  ティアスは以前からディアーナがリボルト側の間者で有った事を察していてプルルを通してワザと利用していたりもした、その点ではダインとティアスはとてもよく似た思考を持っていると言えよう。

  そうしてティアスは新しい遊魔の娘をまじまじと観察すると、近寄って前髪を掛け分けて素顔を覗き見ると納得した様だ。

  ティアス 「ちょっと華が無いと思いましたけど納得ですね、ワザと美貌をひた隠しにするとは侮れない娘です」

  ダイン 「目立たないはある意味で利点ですからね、ティアスもそうじゃ無いですか」

  ティアス 「ティアスは飾らないですよ、装飾に頼ってもティアスは変わりませんから、それに財力で着飾って示すなんて、本人に何も無い事の現れですよ」

  ダイン 「王族で飾らないティアスが言うと重みが有りますね、さすが町娘に間違われるだけ有りますね」

  ティアス 「同じ目線じゃないと楽しめない事って多いですから、王族はもっと街に出るべきなんですよ」

  ダイン 「確かにこの世界はそうでしょうね、私の世界の特権階級は害される可能性があるからそんな事しませんけど」

  ティアス 「人を害する世界なんて野蛮ですよね」

  ダイン 「まぁアーグルに比べて人間の知能が低いんでしょう、罪人は取り除くこの世界のやり方の方が私は正しいと思います」

  プルル 「ダイン様の言葉だと人類法が正しいんですよね、でも、罪人が送られる混沌大陸も有りますよね」

  ティアス 「あそこには人類大陸に危害を与えられるだけの文明は無いと思うんですが、でも憂いは晴らしておくべきですから」

  ダイン 「今回のククジアとの合意でスカイベアーの数が整えば調査も更に捗る筈です、取り敢えずティアスのスカイベアーは王都で建造する予定ですから」

  ティアス 「そうなんですよ、クガトの工房にも応援を頼んで大事業です、まだ問題も有りますけどね」

  ダイン 「組み立てが行えれば生産効率が上がりますからね、テガスで基幹的な部品を製造すればククージアでの組み立ては十分可能ですよ、一番艦で部品を輸送すれば時間や作業の見本の心配も有りませんから」

  ティアス 「ククジアで作ったという実績を示せば、他国に優位性を示せますからね、そしてその事はユーマとククジアの良好だというアピールにもなりますし」

  ダイン 「基幹技術はテガスで作り上げて、時間の掛かる所をククジアでやって貰うわけです、空中母艦の構造を知らなければ全てククジアで作ったと思われるわけです」

  ティアス 「ティアスの見立てでは二隻作るぐらいのスペースは確保出来そうですし、王都工房の工員や各領地から人材募れば、スカイベアー級の生産速度自体も速まる筈です」

  ダイン 「手間の掛かる所を外注に出すという事ですよ、基幹技術をテガスでコントロールしていれば、技術流失の懸念も有りませんし」

  プルル 「あの、二人が楽しそうなのはいいですけどプルル達にはさっぱり解りませんよ」

  ダイン 「仕方無いですね、なら今日の仕事を始めましょうか、朝食後は王都工房の視察ですね、その後工房関係者を集めての会議で実際に空中母艦の生産が可能かどうか判断して貰います、まぁ無理と言われてもやって貰いますけど」

  ダイン達は今日も多忙な様だった、だが、解る権力者による迅速な決定でテガスが急速に発展した事実がある限り、ダインとティアスの行う事に異議を唱える事は困難な事だろう。

  そして、実際にダインとティアスに擦り寄る人間は確実に増えており、ククジア内部で逆らえない潮流と成りつつあるのだ。

  おまけ

  浮遊母艦外注計画 浮遊母艦の有効性はユーマ共栄国のツェーリア侵攻で、その出現時より人類圏国家の間で高く認識されている。

  だが、テガス新工房で常時建造が可能な浮遊母艦は一隻のみで、人類圏に影響力を強めたいユーマの戦略に影を落としていた。

  そこでダインが考えたのが、より生産能力の高い工房への船体の外注である、この方法を使えば比較的短期間で浮遊母艦の増産が可能となるとの試算が立てられている。

  実際、浮遊母艦の建造で一番時間が掛かるのは巨大な船体の建造で、浮遊、推進を担う機関の製造には十分な余力を残していたのだ。

  そして、ククジアでの船体建造は両国の親密さを内外に知らしめ、他国との交渉条件をよりユーマに有利にする為の策略でも有り、他にもククジアでのユーマとの交渉役でもあるティアスの立場をより強固にする思惑もある。