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TF⑧~球体人形化

  モデル志望の女の子を上手いこと連れ出して、撮影と称して、固体化光線を浴びて貰う。

  コレを浴びると、全身が樹脂みたいに固まるのだ。

  固まった状態で四肢をバラし、関節を作り上げていく。固体化光線は制限時間があるので、大急ぎの作業となる。

  髪の毛は全て引き剥がし、大きな目玉に長い睫毛、控えめの鼻や口を造形していく。

  四肢も理想的な形に削り、そして盛って整えていく。

  関節を球体にして、パーツパーツにフィニシングスプレーを掛ける。これで、必要なところは全て不可逆的に固体化される。

  ボディは、胸の生殖器だけはマスキングして、顔は口だけをマスキングしてこちらも固定化する。ウィッグを載せてやれば、あとは光線の効果が切れるのを待つだけだ。

  全裸で、ドールスタンドに寄りかかっている子が、突然目覚める。

  ガタガタと震えだし、股間からはぶりぶりと音を立てながら愛液が放出される。

  「ア……ア……」

  言葉にならない声を出しながら震えている。

  ドールスタンドから身体を引き剥がし、そしてその場に倒れ込む。

  「アタシ……アタシ……」

  何かを言おうとしているが、長いフレーズは言えないように出来ている。

  光線から回復する時は、一気に快楽が襲ってくるので、一度イってしまうのだ。

  股間を綺麗にして、下着を着せ、服を着せると、購入者を呼ぶ。

  購入者の女の子が――十歳程度の子なのだが――やってくる。

  「可愛い!

  思った通りの子だ!」

  と大喜びで、「今日から貴方は私の子ね?」とドールに向かって話しかける。

  ドールは、差し伸べられた手をゆっくりと握り返した。

  モデル事務所に誘われて、登録だけだからとポートフェリオの為の撮影に呼ばれた。

  大きなカメラに、大きなストロボが何台もあって、これがプロの世界なんだなと思っていたら、突然身体が動かなくなった。

  完全に固定されて、固体になってしまったようだった。

  モノのようにして運ばれて、工房みたいな所でゴリゴリと削られる。痛い訳ではないが、自分が削られている感覚だけはあった。

  身体がバラバラにされる。

  この異常な状態で、何故か私は冷静だった。

  それは余りにも無感覚に近い状態だったからだ。

  顔が削られる。目が削られる、暫く何も見えなかったが、またはっきりと……以前よりもしっかりと見えるようになった。

  助けを呼ぼうにも声は出ず、目だけがしっかりと動くようになった。

  テープが身体のあちこちに張られて、スプレーを掛けられる。

  それから、身体は再び組み立てられた。

  スタンドのような所に立てかけられ、そして暫く放置された。

  ある瞬間、股間を貫くような衝撃が私を襲う、

  全身が痙攣している。

  声が出る。

  股間が濡れているのが分かる。

  スタンドから立ち上がろうとするが、身体の震えからか上手く立ち上がれなくて、倒れ込む、

  何か言わなくちゃと焦るけれど、頭で浮かんだことが、全く口へと伝わらない。

  なんとか、身体の震えを押さえると、身体を綺麗にされて、服を着せられる。

  鏡の前に立てば、一体の人形がいる。

  自分自身とは思えないものに見とれていると、小さな女の子がやってくる、

  直感的に、この子が私の主人になるのだなと分かった。

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