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TF-愛玩人形1~3/TF薬AV-蟲姦/女装男子稲荷/TF手術-レプティリアン
○TF-愛玩人形
信号無視とかそんなことでもしなければトラックになんて轢かれるものかよと思っていた。
実際は右折の信号を曲がりきれなかったトラックが、ガードレールを突き破って、歩道ギリギリの所で待っていた俺を轢き殺したわけである。
どういう事故だったのか、何故事故が起こったのか、転生してしまった俺には知る由もない。
ただ、一つだけ気付くのは、俺の視野の目の前にあるのは、木造の異国情緒溢れる寝室だけである。
身体を動かそうとするが、どうにもぎこちなく、動作が遅い。
立ち上がろうと踏ん張ろうとするが、力が入らずに腰を浮かすのが精一杯だった。
ここが現代日本の病院という事はあり得ないわけで、これは噂に聞く転生と言う奴なのだろう。
そうであるなら、自分は何者か確認する必要がある。
ベッドに座っている状態から、なんとか鏡台へと辿り着きたい。それだけが今のミッションだ。
なんとか立ち上がろうと前のめりになった瞬間、俺はベッドから落ちてしまう。
流石に物音がする。
階段を上がってくる音が聞こえる。
「やぁ、マリア。漸く目覚めたか」
俺を起こしてくれたのは、ファンタジー中世的な出で立ちの白人男性だ。均整の取れた顔は紛れもなくイケメンである。
俺は質問攻めにしようと言葉を発する努力をしたが、一言も声が出ない。否、それどころか息をすることができない。
息が出来ないのに苦しくならないという不思議な状態に陥っていた。
どうも男の方が、俺の混乱を察してくれたようだ。
事情を何となく話してくれた。
彼は人形コレクターらしい。そして俺はその人形と言う訳である。
動かない手を必死に動かして確認したが、可愛い衣装を着せられているし、胸もあるのだ。
彼がひょいと持ち上げる大きさから考えると、身長は精々150センチぐらいだろう。
未だに鏡の前には立たせてくれないので、どんな容姿なのかは分からないが、男ではないのは確実だろう。
この世界の人形は、魂を込める事が出来て、そうすると自由な意志で動く事ができるらしい。
下の階に下りていくと、どうもこの建物は、そこそこ大きな屋敷だと言う事に気付く。
召使いらしいメイドやら執事やらが行き交っている。そして、彼はこの屋敷の"ご主人様"であるに違いなかった。
名前はカミル・ハドラーと言うらしい。なるほど、ドイツ系か。
この世界がどういうものかは本当に断片的にしか見えてこない。屋敷の前の庭が割と広く見えたが、人形を大切にしたいのか、日の当たる場所には連れて行ってくれない。
彼は俺を自分の書斎や、自分の寝室、食堂に持って行き、そして来客者にもそれを自慢するのだ。
数日も経てば、足の萎えもどうにかなり、一人で歩けるようになった。尤も、実にゆっくりで、そして長く歩けないのだけど。
だから彼は私に動き舞わないように言いつけていて、しょうがないので、私は彼の書斎で彼の蔵書を開くとか、来客の時"如何にも淑女らしい"スカートの裾を抓んで腰を下げるお辞儀をした。
この頃になると、もう鏡の前にも行けた。
その姿は、実に可愛らしくて小さくて美しかった。
特に瞳は自分でも吸い込まれそうな程だ。
白い肌、滑らかな四肢……彼がロリコン趣味じゃなさそうなので助かったと思った。
どうやら魂を込めるのは、こんな金持ちでもそう易々できる事ではないようで、私の仲間と言える人形は他にいなかった。
私はただ愛玩され、他の人形と一緒に並べられ、貴族達の間でも褒められるようなシロモノなのだ。
ある日、この屋敷でパーティが開かれた。
私も当然出席と言う事になったのだが、どうも他の客も人形を持って来ての参加らしい。
私は無言で一々挨拶を続けるばかりだ。
他の人形達も、美しく可愛くあった。
ただ、言葉は相変わらず交わせないままで、仲間がいる事に嬉しくはなったが、それ以上の印象は皆無であったのだ。
私が人形になってもうどれぐらい経ったか分からない。
他の人がどうしているか知らないが、我が主は俺を性的な道具にする事はなく、彼の書斎からこの世界の知識を得ながら暮らす事が出来た。
それはとても平穏な時代だったと思う。
問題は、彼が亡くなってからだ。
不慮の事故なのか、急病なのか人形の私には知る由もないが、使用人から「旦那様が亡くなりました」と伝えられた。
葬儀に参列する事は許されなかった事が悔やまれる。
だが、問題はその後の事だった。
彼の奥さんが私を含めて、人形を次々に売り飛ばしていったのだ。
人形が家計を圧迫していた腹いせだろう。
私は別の人形趣味の貴族へと迎え入れられた。
だが、この男は扱いが最悪だった。
私が声を上げられないのをいい事に、前の穴から後ろの穴まで、気ままにペニスを挿入し、そして射精したのだ。
顔や身体に精液をかけては放置し、あとでメイドに世話させると言う事も日常的に起こった。
そういう事だから悪し様に言うつもりはないが、この男は不細工で臭い男だった。地位と金があると言うだけで生きているのが許されているのだろう。
最初は本当にショックで、泣けない身体でただただ心が死んでいくのが分かった。
一度その状況を受け入れると、もう、何も感じない。
別段男の為に演技をする必要もないから、ただ人形としておかされるだけであったのだ。
そこで何年暮らしただろうか。
男の男性機能が衰えたのか、それとも他の人形でも手に入れたからだろうか? 私はそれなりに金持ちらしい老人の家に連れて来られた。
街から離れた給料にある古びた屋敷で、使用人も年寄りばかりと言う変わった屋敷だった。
ただ、私はここでの記憶をあまり多く残していない。
確か、何らかの魔法実験の実験台にされたのだろうと思うのだけど、その辺りの記憶があやふやなのだ。
その実験が苦しかったとか辛かったと言う記憶もないが、よくして貰った記憶もない。
ある日から、私は言葉を喋る事が出来るようになったと言うだけである。
喋れるようになったのが、実験の主目的なのか、それとも別の目的の為に成された事なのかは分からないが、記憶の大部分が欠落したまま時間は過ぎていった。
恐らくは数年が経ったところで、老人は突然死した。それは老衰とか実験の事故とかではなく、倉庫の中で何かを探している最中に、荷物が崩れて下敷きになったと言う、あっけない事故であった。
しかし、老人は何故か遺産の相続人を私に指名していた。
後に出逢った魔術師曰く、「魂を入れ替える実験をしていたのではないか?」と言う事だった。
老人は秘密主義で、日記や研究日誌は暗号化していて、実験室も何処かの隠し扉の内側だと言う。本気を出したら真実は分かるだろうが、仮にそうだとしたら、私の相続権が怪しまれるだろう。証拠らしいものは全部使用人に処分させた。
領地は豊かな農地があり、毎年一定の収入が入ってくるようだった。
だが、そんな日々は長く続かなかった。
老人の遺族を名乗る男が出てきて、私はあっけなく捨てられたのだ。
以前よりは動けるようになったし、口を利くことも出来るようになったが、特別に何かの能力があるわけではない。
私は娼婦として生きる事を選択せざるを得なかった。
ものを食べる必要もないし、しっかりした寝床が必要と言う訳でもないが、それでも身なりを清潔にするには、一定の生活基盤が必要だからだ。
カタカタと四肢を鳴らしながら、必死で喘ぐ演技をし、多少無理な体勢でもセックスを受け入れた。
上の口でしゃぶることも、下の口で咥え込む事も、手でも脇でも、身体のあらゆる部分に精液を流し込まれる。
仕方ない。これが仕事だ。
"同僚"には、病気や妊娠が気にならないからいいねと嫌みを言われ、胴元には人間じゃないからと代金を誤魔化された。
それでもお金は少しずつ貯まっていく。
腰を振る技術ばかりは向上していく。疲れないし、老いないからいくらでも習熟できるのだ。
私は娼婦として成功するようになった。
独立し、自分自身で多くの娘の面倒を見るようになる。
城下の生き字引になり、一定の存在として見られるようになった。
その中には、私のような境遇の人形達もいた。
勿論、娼婦である事に違いはないのだが。
ある日、高貴な雰囲気を持つ、恐らく何処かの大貴族に目を付けられた。
彼は是非とも身請けしたいというのだ。
私は独立していたから、もう誰の者でもないと断ったが、その後も通い続け、セックスをしては自分のものにならないかと誘われた。
自分の所に来るならば、もっといい生活もできるし、社会的な地位は確保出来ると言うのだ。
「私は今の生活が自分の身の丈だと思っております」
と丁重に断る。
贈り物の攻勢もあったけど、全て断った。
もし、私が今の仕事を捨てたりしたら、私が面倒を見る子は誰が見るというのだろう? また碌でもない男どもが彼女達を搾取するに違いない。
そして、何より人形達の将来が不安だ。
何処まで行っても人とは見てくれない。
その子を守れるのはこの家しかないのだ。
それに、彼の寿命は永遠ではない。
彼が亡くなったあと、また私はゼロからスタートだ。
もうそんな人生は嫌だ。
自分の運命は自分で決める。
そのような事を回答すると、漸く彼も諦めてくれたのだろう。
それっきり彼が来ることはなかった。
何処か立派な家だから、親に知られて止められたのかも知れない。
いずれにせよ、それが彼の、そして社会にとってもよい結果だったのだ。
女の子の世話をしつつ、私も身体を売る仕事を続ける。
少しでも気持ちよくなって貰う為に、身体も少しばかり改造してある。
穴の中は絶品のヒダが付いている。胸も揉めるような硬さにして貰った。口でも奉仕出来るようになった。
いいのだ、私は所詮そういう存在として生まれたのだ。
だから、そういう身体である事は恥ずべき事ではない。
なんなら人間にできる事ができるのだから。
そんな私の所に、突然荷物が届いた。
送り主は例の貴族だった。
訝しみつつ開けると、そこには人形が一体いた。
彼女は目を覚ますと私に抱きついた。
「これからここで働かせてください!」
私はなんのことか分からなかったが、どうやらこの人形が例の貴族だったようだ。
どういう方法を使ったのか知らないが、彼は人間であることをやめて人形になってしまったらしい。
私は掛ける言葉を失ってしまった。
彼とて娼婦という仕事が如何に恥辱に塗れた仕事だと分からない筈がない。
腹が立たないと言えば嘘だ。しかし、それでもなお、彼が私の所に飛び込んできてくれたのだ。
そういう諸々のことを考えると、私こそが彼に期待していたのだと気付く。
そして泣けない身体で泣いた。そして抱きしめた。
彼は……彼女は私を静かに受け入れてくれた。
それから程なく結婚式を挙げた。
勿論、形式にも則れない形ばかりの結婚式だ。
娼館の女の子達が祝ってくれた。
それから私と彼女は人形同士でセックスをした。
入れるものもないし、出る液体もない。ただただ抱きしめ、身体を重ね、相手の体重を感じるだけのセックス。
それでも私は"彼"を抱いたときには得られなかった満足感に包まれた。
さぁ、これで彼もここの仲間だ。
明日から仕事をして貰わなくては。
○TF薬AV-蟲姦
TF薬は変態趣味者の希望ではあるが、実のところ耐性のない人間には何の効果もない――飲んだら一日中嘔吐と頭痛に苦しめられることにはなるが。
そういう訳で、一部の限られた耐性者はそういう変態のためにAVを撮る必要が出てきて、私のような職業ができるのだ。
私とマイちゃんはTF薬耐性者だ。
と、言う訳で今日の撮影は蟲である。
二人の役柄は女子高生。
制服を着て教室セットのなかでにこやかな雰囲気を楽しむ。
マイちゃんが先に変身する段取りである。
マイちゃんが突然苦しみだし、背中が膨らんだと思えば、羽根が生えてきて、お腹が膨らみ、そして皮膚を突破ると緑色の腹が出てくる。
身体の向きが変形していき、両腕はカマになっていく。
脇腹から二本の腕が生えてきて、頭は割れて蟲の顔になる。
その間は「どうして!」「何が起きているの?」と私は困惑し、マイちゃんは泣き叫びながら「怪物になりたくない!」と喚くのだ。
五分ぐらい掛けて変身を済ますと、所々残った人間の欠片を払っていく。
そのとき、胸のパーツが少し残っていて、それがぼたりと落ちていく。
胸のパーツと顔の半分が残っているので、驚愕したマイちゃんの顔が皮になって残っているのだ。
私はパーツの方を鷲づかみにして「マイちゃん!」と声を掛けるが、蟷螂になったマイちゃんの方が私の肩に手を掛けてくるのだ。
私は驚いて部屋の片隅に逃げていくけど、蟷螂は追いかけてきて、私の服をカマで剥いでいく。
私は必死で抵抗するけど全く歯が立たず、そこから蟷螂の腹を突っ込まれて射精される。
私は悲鳴を上げながら腹ぼてになるまで射精させられる。
射精後は、お腹の中の精液をだばだばと出していくのだけど、腹筋だけでは無理なので手で押さえて出していく。
私はそこで「嫌だ……こんなの嫌だ……」と言って、病的な顔つきでお腹を押して、びりびりと音を立てながら精液を出していく。
それから「マイちゃん……なの?」的なシーンを撮って、二人でいちゃつく。
お腹をふわふわさせたり、口の触手で私のおまんこをいじられたりして遊ぶ。
お腹の先っぽをいじって射精させたり、べちゃべちゃの状態になりながらキスをしたりもする。
TFしたマイちゃんを相手に、再びセックスを行う。
今度は和姦である。
蟷螂のお腹を抱きしめながら中出しされて、再び腹ぼてになる。
今度は慈しむような顔でそれを受け入れていく。
その状態でTF薬を飲んで、私が蟷螂に変身するシーンを撮っていく。
「一緒になれるんだね?」
と言いつつ、身体の各部が剥がれ落ち、蟷螂になって行くのを受け入れる。
だけど、今回は半分でしか止まらないようにする。
顔の半分や身体の半分が蟲化していて、口が不自由になるような状態で、マイちゃんに受け入れて貰うように努力する。
ビリビリになったセーラー服の一部がまだ身体に纏わり付いているのがエッチだ。
胸もちらちらと見えるけど全開になっていない。
体液で汚れたショーツが足に掛かっている。
そういう状態で再びセックスを行い、「今度こそマイちゃんとの子供が作れそう」と言って、おまんこから産卵管を伸ばしていく。
伸ばした産卵管を手で慰めていくと、お腹の中から熱いモノが流れ込んでくる。
小さな卵が泡と混じって沢山出てくる。
それを感じながら喘ぎながら産んでいくのだ。
産卵が済んだところで、再び和姦をして撮影終了である。
オフショットとして、"なりかけ"の私の各部の撮影と、色んな衣装での撮影も行い、それらでのセックスも行った。
次はどんな動物になるだろうか?
○女装男子稲荷
その山は狐の伝説があるのだが、男子禁制だという。
話によると、男が立ち入ると姿を消してしまうからだそうだ。
尤も、女性なら誰でも入れるかと言うとそんなこともなく、手入れやら祭事やらで地元の女性だけが入れるだけである。
じゃぁ、部外者が覗き見られる時はないのかと言うとそうでもなく、十年に一度の元旦だけ特別公開されるのだ。
男である俺は、そんな機会がありながら、男である故に中を見ることはできない。
撮影禁止なのでその様子は口で語られるだけだ。
これでも民俗学者の端くれとして、それで済ますのは気が済まない。
と、言う事で女装しての潜入を試みた。
学内の女子にそれを頼んでみたら、ノリノリで付き合ってくれた。
この山、崇拝はされているのだけど、人気があるわけではない。
元旦以外は門扉を固く閉ざされて、"最低限"の手入れがされているだけである。
それ故に、屋台だのなんだのが出る事はなく、ただ開け放たれた扉と、灯籠の明かりが怪しく揺れるだけなのだ。
付き合ってくれるもう一人の女性は工学部で、こう言うのには全く興味がないらしい。ただ、面白そうだからと付き合ってくれる。
「変な所ない?」
僕が尋ねると、「大丈夫、私が完璧に仕上げたから」と笑っている。
確かに黙っていれば女に見える仕上がりだ――ウラを返せば細くてチビな男だったと言う訳だが。
階段を上がっていくと、その先に小さな祠があり、「え、これだけ?」と言う有様だった。
山そのものが女神の化身と言う理解なのだろう。だから祠も小さくていいのかも知れない。
祠の周りは祭礼用に広く取ってあって、地面は玉砂利が敷いてある。そのきっちりとした空間の中の小さな祠なので尚更不思議な雰囲気なのだ。
相手の子は不思議な空間の中でも割と無邪気で、「これの中除いたら怒られるよね?」と笑っていた。
僕はこの空間一体を目に焼き付けつつ、周囲を探索していた。
ある瞬間、空気が変わった。
空間自体に何か色が付いたような、不思議な音程の音楽が延々と鳴り響いているような――具体的にこれだとは言えないけど、意識の根底に何かが上書きされているような感覚に陥った。
付き添いの子の名前を呼ぶが一向に返事がない。
玉砂利の空間の中で僕一人だけがいる。
そこにしゃなりしゃなりと、豪奢な衣装で着飾った女の子が現われた。
宗教的装束というか、巫女のようでありそれ以上に原始的な何かのようでもあった。
顔は何処となくキツネ顔でキツネの耳が生えている。
「お主、男ながらよう来たのぉ。そんな格好で誤魔化せるとおもぅたか?」
僕は硬直して何も言えなかった。
「まぁよい。
褒めて遣わすぞ。
郷の女どものせいで、二百年ほど日照っておるからなぁ」
そう言って、彼女は裾を捲って近付いてくる。
スカートを捲り、ショーツを下げられる。
ペニスと金玉がボロンと露出する。
顔を近づけじゅぱじゅぱと咥え込んだ。
「大層なブツをしておるではないか」
舌の触り具合、口の中での包まれ具合は絶品で、戸惑いの中で勃起してしまう。
彼女は顔を外して立ち上がる。三本の指を舐め、それで股間を湿らせた。
「ゆくぞ」
僕は抵抗出来ぬままあっという間に犯された。
思わず声が出てしまうが、その声が女の声に変わっている。
「メスの身体を嬲るのも面白いのぉ」
気付けば胸が膨らんでいる――それを女の子は揉みしだいている。
「お主が涸れるまで、精々儂の養分になるとよい。
あともう少し、あともう少しで儂は自由の身になれるのでな」
恐ろしい顔で迫ったとき、僕はうっかり射精してしまった。
「あともう少しでどうなるんだよ?」
僕は尋ねてみた。
「自由に外に出歩ける。世の中はもっと楽しいものじゃろう。それを楽しみたい」
意気揚々と答えるが、その"楽しみ"が漠然としていて、それ故にそこはかとない寂しさを感じた。
「ほれもう一度やろうぞ」
ちんこが回復したところで稲荷は僕を誘った。
相変わらずフェラからのスタートだ。
僕はこの稲荷に何処となく憐憫を感じていたので、それは仕方ないと思っていた。
セックスをさせられ、そして出したその瞬間、一瞬で空気が戻った。
そこには心配顔で見つめる付き添いの女の子がいた。
祠は扉が開けられ、中身が散乱している。
「いなくなってどうなるかと思ったよ」
僕は元の世界に戻ったと思い、そしてほっとした……
だが、胸や股間に違和感がある。
僕は衣装をはだけさせて、胸を見てみると、はっきりとしたおっぱいがあるのだ。
何処かしらから声が聞こえる。
「お主のお陰で自由になれた。その身体は駄賃だ」
稲荷様、とんでもない事をしやがって……
○TF手術-レプティリアン
TF手術を受ける人は、大体大きな賭けで負けたとか、借金のカタにその身体を取られたとかばかりだが、今回は自ら望んで金を積んで手術を受けると言うのだ。
対象の女性は、人間の身体は本当の自分でないと感じている。
こういう人に必要なのはカウンセリングである。でも、彼女は些か金持ちで、そしてその割には自由な生活をしていた。
と、言う訳で、彼女をレプティリアンのする手術を行う。
順番的な話をすれば、人工骨の作成と遺伝子治療による皮膚の改変、改編した皮膚や筋繊維の培養などを行う。
バイオ工学の進展は素晴らしく、免疫に攻撃されない程度に遺伝子を改変させると、皮膚は爬虫類のような質感に変化する。
彼女の評価は上々だ。
全身の永久脱毛を行うと、それだけで爬虫類感が強い。
人工骨は尻尾から四肢から顔まで多岐にわたる。
しかも、組織の伸長に合わせて幾つも作る必要がある。
尻尾は尾骨から延長して、筋繊維を合わせていく。
短い尻尾から、徐々に筋繊維の増強と伸長を行い、少しずつ長さと太さが増していく。
顔も似たような感じで行っていく。
下顎と上顎そして尾骨が伸びていき、マズルが完成する。
少しずつの進捗が彼女を小躍りさせる。
カウンセリングを行いながら、手術計画を練っていく。
手の指はやや伸ばし気味に。そして四本に。
足はかなり大胆に変更する。
親指は踵側に移動して、小指はなくし、中三本の指は開き気味に、そして逞しく成長させる。
爬虫類ではあるけれど、乳房は欲しいと言うので、豊胸手術を行い太股や臀部にもシリコンを注入した。
実に女性的な体つきの爬虫類人類が生まれた。
彼女は成果に大喜びで、何枚も自撮りをしていた。
そのあと、暫くしたあと、彼女はマスコミからネットから、話題を総ざらいすることになった。
病院のことは一切伏せてあるからこちらに何か及ぶと言う事はなかったが、賛否は酷い有様だった。
好意的な見方をすれば、自分の好きな姿でいることに何の問題があるのかと言える。
一方、古くさい意見としては、親から貰った身体を傷つけて云々と言う話が出てきた。
彼女は色々と複雑な事情で今に至っていて、そこには児童虐待だの何だのも含まれていた。そういう所まで彼女は詳細に話してしまったので、もはや何も言うことが出来なかった。
一部陰謀論者は、手術なんて嘘でレプティリアンが表に出てくる為の調査だと断言していた。
騒ぎは大きかったが、一ヶ月二ヶ月経つと次第に注目は収っていく。
彼女は別段注目されたいためにこの姿になったわけではない。
話題が落ち着けば、そのままの姿で外を出歩き、そしてその度注目を浴びるのである。
定期健診を受けたときに色々と話しているが、彼女は彼女なりに人生を楽しんでいるようだった。
そして、彼女以降、度々手術の依頼が舞い込むのだ。
ただ、彼女が言うには、人間が人間をやめたいと言い出すとき、人間社会から逃げ出したいと言う事が殆どで、人間の身体そのものに対する忌避感と言うのは、それほど多くないのだと言う。
その点、彼女は本物だった。
人間社会からは逃げ出さず、人間である事だけをやめたのだ。
最近、性的パートナーを見つけたと言う。
彼を説得して爬虫類にしたいと言っている。
果たして、彼女のような覚悟を彼が持つ事はあるだろうか?
私としては、改造したからだが彼女の望み通り、セックスに耐えられていると言うだけで満足なのだけれど。
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