「ふ、ふふふ...パセリ、太らせがいのある体してんじゃねぇか...」
「よし、寝てるな?......ここをこうして、コイツを脱がして...っと」
「ん、んんッ......な、何だ?これ」
「ふ、ふふっっ、まずは...」
...?だ、誰だ!?というか、手足になんか付いてる!!
なにしても外れねぇ...!
暴れる音が部屋に虚しく響く。
「うぐぐぅ...は、外れないぃ...!!」
「へへへぇ、パセリじゃ外せねぇようにしてるからなぁ」
目の前にいるのはバラン、パセリとは親友の狼だ。
「ちょっ、バランがこれしたのか!?」
「ふ、ふふっ、そうだぜ...♡パセリィ、好きにさせてもらうからなァ...!!!」
「そ、そんな事許可してない!外せって!?バランン!?!」
パセリの声は本気のバランには届かない。
「ま、まずはこの薬を飲ませて...」
「ん、ングゥ...!あ、ぁぎぃ!ハッグゥゥ...!!!」
無理矢理口を開かれ、喉が奇妙な音を立てる。
「ハッ、ふっ、ぐぅ。......ん?何だ、体が暑く...!」
「フフフ」
「うぐっ!か、体が狼に...なってるぅ??」
パセリが飲まされた薬は、目の前の生物になってしまうというものだった。
「な、なんでぇ...?」
「へぇ、そうだなぁ、これ、食べろ...ほら...」
「や、やだよそんな変な食べ物」
怪しいとか言っているが、目の前にあるのは普通の料理だ。
ただ...
「じゃあ俺が食わせてやるよ」
「ん、んんん......!?ムグッ、ングゥ!ガフッ、ごきゅ...ングェェェップ!ハフッハフッ、ハグッ!?ムグッ!ぐぎゅ、ぐぎゅぐぎゅ」
休む間もなく狼と化したパセリの口に食べ物が詰め込まれていく。
狼パセリの腹はバランの2、3倍は大きくなっていた。
「ぐうぇぶ...も、もう限界だ......」
「お、俺、まだ太らせたりないぃ...!」
「うぇ...?い、いや本当にダメだっでっ......!」
バランが何やら機械を操作し始める。
ゴウン、ゴゥゥン...
パセリの視界に入ったのは、平均男性の腕の太さ程はあるホースだった。
「もう、一生肥育してやるぅ!」
ごぷっ!ごぷっ!ごぷっ!ぶくん!ぶくん!ぶくん!
肥育液がパセリの腹を満たし、膨張させていく。
ぶくん...ミシミシ、ミシ...バキンッ!!ムクッ、ムクッ、!
(い、いつまで膨らむんだ...!?もう...破裂寸前でっ...!!)
薬の作用だろうか、パセリの腹は際限なく大きくなり続ける。バランは既に逃げたようだ。
いつしかそこには、棒で突けば溢れそうな肉の山を持つ元狐の狼がいた...。