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【122】第3部 ステータス最弱のサキュバススライムに転生してしまったあなた 魔界統一編 3【れゔぃあ・かんぱにー】

  【122】第3部 ステータス最弱のサキュバススライムに転生してしまったあなた 魔界統一編 3【れゔぃあ・かんぱにー】

  [[jumpuri:ステータス最弱のサキュバススライムに転生してしまったあなた 目次 > https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=27242714]]

  6月4日〜

  目次ページにてこの作品の魅力は? アンケート実施中!!

  単語変換機能を利用できるようにしました。

  [b:主人公の名前を仮に「高志」「テオ」にしています。自由に変換ください。

  ]

  好きな名前に変更できます。詳細はこちら

  小説の単語変換機能を利用して読みたい

  [[jumpuri:pixivヘルプセンター > https://share.google/h1ytbdhsh4Vm7m7kN]]]

  ⚠戦闘描写や世界観の描写を多分に含みます。エロシーンだけ楽しみたいかたは【ページ2】へ⚠

  ▶ れゔぃあ・かんぱにー

  「ではこれは此方に。それは……」

  高速船ナイトホーク号を降りたあなたとご主人様のソフィア、そして"かんぱにー"の使者であるミウの三人。

  ソフィアは従者のサキュバスである昴や早苗を引き連れており、何やら複数荷物を運び出していた。

  「ふふふ、わしらは身ひとつで快適なもんじゃな♪」

  簡単な荷物だけ部下に任せ、あなたと腕を組み、すりすりと肩に頭を擦り付けるミウ。昨日までの夜を思い出すと、今でも股間が熱くなる。

  「……どうじゃ? ……あとでトイレでヌイてやろうか?♡」

  舌を出し、フェラチオのジェスチャーをしながらコソッと囁くミウに、耳が幸せになる。ミウはそんなあなたの反応を見て、気分が良さそうに尻尾を揺らした。

  「お待たせいたしました。ミウ様」

  「うむ。宿は取ってある。まずそちらで荷物を預けると良い」

  歩き出す三人と、後ろに続く従者たち。あなたは改めてこの巨大な港町を眺めた。

  建物の大半は石造りの無骨な四角いもので、デザイン性はあまり重視されていないようだ。人間界で言うところのエジプトや中東のような、砂漠気候に類する地域のようだった。

  セリス邸周辺がお昼でも日の当たらない不毛の地であることを思うと、魔界と人間界の明確な違いを線引きするのは難しい。

  歩いていて更に目を引くのは、そこに住む人々だった。

  ミウのような猫人族や、犬人族、鳥の翼を持つ者や、兎の耳を持つ者など獣人が中心だが、オークやサキュバスに近い悪魔のような風貌の者まで様々だ。

  交易都市というだけあり、種族の坩堝となっているようだ。周りの全てが新鮮で、あなたはつい目移りしてしまう。

  「テオ、出店じゃ♪ 好きなものを選ぶかよい♪」

  角を曲がり大通りに出ると、道の左右にズラっとどこまでも露天商が並んでいる。美味そうな香辛料の匂いが食欲を刺激した。

  「ミウ様……ここは……!」

  「アーク最大の屋外マーケットじゃ♪ この串焼きなどは有名じゃぞ♪」

  鳥類の串を、すんなり全員分買うミウ。香ばしい匂いが食欲を刺激する。

  「ほれ♪」

  「い、いただきますっ♪」

  思わずかぶりつく。美味しい! 肉の油が胡椒のような香辛料に引き立てられ、甘みとなって口内に広がる。

  「美味しいです♪」

  「ありがとうございます、ミウ様。従者のものまで……」

  「よい♪ ぬしらは客じゃ♪」

  「おいしー♪」

  麻耶も桃花もご満悦だ。ソフィアは連れのサキュバスたちが、美味しそうに肉を頬張るのを幸せそうに見守っている。

  「ほれ、テオ、次はあの肉を……っ♪」

  「あっ、お待ちください〜っ」

  ミウの猫のようにしなやかに走る様は、不思議と絵になった。ただ背も低くすばしっこいので、あなたはヒイヒイと、ついて行くのがやっとだ。

  そんな後ろをトテトテ着いてくるあなたをみて、ミウは目尻を下げる。

  (……なんだかんだ数日は滞在するじゃろうし、夜に向けてたっぷり精力をつけてもらわねばな……♡ むふふふふふぅ♡)

  いやらしい想像に涎を拭くミウ。次々と振り回されるあなた。

  そんな一行が、ちょうど七件目の店を巡っている時だった。

  「さてさて、では次は……おっ、ここじゃあ♪」

  目当ての店を見つけぴょこぴょこ駆け寄るミウ。こうしていると普段の賢人のような近寄り難い面影は無く、はしゃいでいる幼な子にしか見えない。

  ミウは改めて人数を指折り数えると、屋台に身を乗り出し足を浮かせた。

  「おーい店主よ。この肉を……うぷぷっ!?」

  「大将っ! この肉を5本ずつ貰おうっ」

  ミウの顔が突然横からねじ込まれた質量に押され、柱に押し付けられる。

  ズイっと身体を捩じ込んできたのは、長身赤毛の美女だ。胸当てと柱に挟まれたミウは、カエルが潰れたような声を上げた。

  「……ん?」

  鎧に包まれているというのに、主張の激しい美女の胸部。苦しさから目を白黒させるミウにやっと気付いた美女は、ほんの少し身を引いた。

  「げほっ!? こぅらっ!! 誰じゃっ!! このわしに割り込みおって!!」

  「おおっ、ミウ! ミウじゃないかっ!!」

  「げぇっ!? ぬしは! 龍ケ崎龍牙!!」

  龍牙と呼ばれ指さされた美女は挟まれたミウを解放すると、悪びれた様子もなく気さくに片手をあげた。

  深紅の長い髪とワインレッドの瞳の美女だ。サキュバスのように頭からは角が生え、爬虫類を思わせる太く逞しい尻尾も持っている。そしてなにより目を引くのは、肩から生えた胴体ほどもある大きな翼だった。

  (この人は竜人族……ドラゴニア!!)

  竜人族。ドラゴニアとも呼ばれる、屈強な空の戦士である。

  あなたは竜人族とは初めて出会うが、その存在感に圧倒された。

  ピンと伸びた美しい背筋。隆起した腕と、発達した腿。巨大な剣を背負う姿は一目でその膂力が窺い知れる。

  背もミウの倍ほどもあり、鎧に包まれてもなお主張の強い胸と尻が、健康的なエロスを感じさせる女丈夫だ。

  [uploadedimage:24777826]

  「奇遇だな! 留守と聞いていたが……」

  「龍牙様、こちらにいらっしゃったのですね」

  人波を掻き分け、もう一人竜人族がやってくる。

  「物珍しいからと、あちこち歩き回らないで頂きたい」

  青い髪を後ろで結んだ、青い翼のドラゴニアだ。凛と澄んだ鈴のような声音。切れ長な瞳は吸い込まれるようで、エネルギッシュな龍牙と対照的に透き通った水面のような、落ち着いた雰囲気の美女である。

  [uploadedimage:24777827]

  「[[rb:玲瓏 > れいろう]]! いやなに、こんな所でミウと会ってな」

  「これはこれはミウ様、ご無沙汰しております。それと、そちらの可愛らしい方は?」

  青いドラゴニアが、恭しく頭を垂れる。ミウは精一杯胸を張って、尊大な様子で頷いた。

  「ぬしらも来ておったのは聞いておる。こやつはテオ。ソフィアの眷属じゃ。昨日までわしはソフィアを迎えにいっていたのでの」

  玲瓏はほう、と眉を上げ驚いた。しかし、龍牙の反応はまるで違っていた。

  「……ソフィア……だと?」

  ピクっと柳眉を逆立てる龍牙。

  

  場の空気が一変する。

  あなたは露店の喧騒が遠くなったような、重苦しく、鉛を呑み込んだような感覚を覚える。

  「あの淫魔……。まさか魔界に戻ってくるとはな。それで……ヤツはどこにいる?」

  龍牙の目が据わり、油断なく辺りを警戒する。超一流の、戦士の目だ。

  (ご主人様を探してる……?)

  「えぇと……っ…………」

  あなたの額に、汗の粒が浮かぶ。

  何故なら、[[emphasismark:隙を見せぬよう警戒し > ・]]、[[emphasismark:姿を探すその龍牙の正に目の前に > ・]]、[[emphasismark:ソフィアが立っている > ・]]からである。

  (ご主人様は目の前にいるのに……誰を、探してるんだろう……?)

  ソフィアは日傘を開いたまま半目で龍牙を見つめたかと思うと、軽くため息を吐く。そして口元を隠した扇子を閉じた。

  パチンッ

  「……はぁい、龍牙。お探しかしら?」

  ヒュッ ブオッッッ

  「あたっ!?」

  風を切る音と共に、暴風のような衝撃が顔を打つ。あなたは咄嗟に目を閉じて、後ろに尻もちをついた。

  「いたた……」

  恐る恐る目を開けると、あなたの目前にはミウの背中があった。

  母猫のように全身の毛を逆立てて、ミウが片膝をつき両手を広げている。斬撃からあなたを庇うための反射的な行動だった。今にも飛びかかりそうな程緊張している。

  そしてミウの目の前には、振り切った大剣の切っ先があった。

  「ひゃっ……!?」

  

  パニックに陥り汗が吹き出る。

  あなたはそこで初めて、先程の衝撃が、龍牙の抜刀によるものであると気付くに至る。

  龍牙、そしてソフィア。対峙した二人に流れる緊張。

  「隠れることだけは変わらず得意なようだな。下賎な淫魔が、この地に何用だ」

  「…………」

  何も答えず、先程と同じ姿勢のまま優雅に尾を揺らすソフィア。

  一方、龍牙の傍に控えていた玲瓏もまた、ドッと冷や汗を吹き出していた。

  (何も、見なかった……)

  ドラゴニアの姫騎士として、勢力の代表を務める龍牙は、間違いなく魔界最強レベルの剣術家である。

  身の丈ほどある大剣は"地這い"と呼ばれ、切るためではなく、すり潰す為に作られた剣。半ば兵器だ。

  本来であれば、玲瓏の脇に差した刀などとは、全く初速が違う。しかし、

  龍牙の放った本気の一撃。

  抜刀術を得意とする玲瓏が思わず舌を巻くほどの、ノーモーションから繰り出される神速を超える袈裟斬りの一閃。

  自分に見えたのは剣の初動のみ。

  改めて鍛錬不足を痛感する。

  だが玲瓏が本当に度肝を抜かれたのは、ソフィアだった。

  どこからともなく聞こえた声と、何かを叩いたような音。

  そこから龍牙が抜刀し、目の前の虚空を切り裂いた。

  [[emphasismark:ソフィアはその斬撃の跡から出てきた > ・]]のだ。

  もう玲瓏には、そのようにしか見えず、また表現も出来なかった。

  姿はおろか空間の揺らぎも、魔力の微かな残滓すら一切感じられなかった。

  元々目の前にいて避けたのか、どこかから瞬間的に移動してきたのかすら、見当もつかない。

  超ハイレベルな、剣技と魔法の応酬。

  玲瓏の首と胴体が今奇跡的に繋がっているのは、この目の前にいる化け物ふたりが、それを許しているからだ。

  そう思い知らされる圧倒的現実が、玲瓏の心を強く縛りつける。

  (ここまで差があるとは……)

  汗の滲んだ掌を握らずにはいられなかった。

  「次は外さん」

  息巻く龍牙が腕に力を込める。ソフィアはフンと息を吐くと、再び扇子を口元で広げ、ジト目で睨んだ。

  「あなたもお変わりないようね。相変わらず場所も弁えず……野蛮ですコト……」

  「貴様ぁッ……!!」

  龍牙が大剣を振り上げまいとした、その時だった。

  「[b:よさぬかっ!!]」

  響き渡る、怒気を孕んだ声音。その怒りは衝撃波になり、龍牙や玲瓏の鎧が音を立てる。ミウだ。魔力が可視光となって、その周りに青白い光が浮かぶ。

  「み……ミウ様……っ……」

  あなたはそんな豹変したミウの姿を、呆然と眺めていた。

  「矛を収めよ。かのような狼藉、わしの目の黒いうちは許さぬ」

  ソフィアの魔力とも、龍牙の威圧とも違う。

  ミウの使う言霊。

  「…………すまん……」

  「……申し訳ございません」

  苦々しげな顔でソフィアを睨み剣を鞘に収める龍牙と、頭を下げたあと、ほら見なさいと冷ややかな視線を向けるソフィア。

  ミウはクルッと振り返ると泣きそうな顔であなたに抱きつく。

  「テオ、大丈夫か? びっくりしただろう可哀想に。怪我は無いか? 痛いところは?」

  ぺたぺたと顔を触られあなたは赤くなる。

  「は、はいっ、大丈夫ですっ。ありがとうございます……」

  あなたの顔を見て安心したミウは、ホッと息を吐いた。

  「全く大人げない奴らじゃ。過去に遺恨があったとして、今殺し合って何になるのじゃ」

  ブツブツ言いながら、あなたの顔についた砂を丁寧に拭き取っていくミウ。

  「すまん、テオ。両者の遺恨は過去に聞き及んでいた。全てはわしの不徳の致すところじゃ」

  「そそ、そんなっ、ミウ様どうかお顔をあげてくださいっ」

  あなたに深々と頭を下げるミウ。

  「……ミウ、すまない」

  剣を収めた龍牙はミウの前に膝をつき、素直に頭を下げた。玲瓏も慌てて倣う。

  「……龍牙、玲瓏。ぬしらは"かんぱにー"の客分じゃ。それはそれとして、テオが……」

  ミウはあなたに振り向くと、改めて無事を確認しニコッと微笑んだ。

  「テオが無事で……良かったのぉ……ぬしら」

  ミウは龍牙に向き直り、幽鬼のようにぬらっと立ち上がる。

  「……のぉ?」

  [i:ゾクゥッ]

  ソフィアのような魔法とは違う。もっと禍々しい、呪術の気配。辺りは突然暗くなり、両目が灯台の灯りのように光を放つ。

  瞳の奥で、ちろちろと炎が燃えているようだ。

  月夜の巫女とも呼ばれる、大呪術師ミウ。その片鱗が見るものを畏怖させる。

  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

  「まーったく、なっとらん! このあんぽんたんっ! 龍牙もっ、ぬしもっ!」

  「申し訳ございません、ミウ様……っ」

  主への監督不行き届。側近の玲瓏は、止められるかは別として、止めに入るべきであった。少なくとも龍牙が重苦しい殺気を放った、あの時点で。

  ぺちぺちと頭を尻尾で叩かれ、玲瓏はただただ縮こまり恐縮した。

  「それにのう、テオもおったのだぞ。あの場に」

  「テオ様……ですか」

  ソフィアと、龍牙は共に屋敷の奥に招かれ、あなたとミウと玲瓏は、客間に通された。ここは"れゔぃあ・かんぱにー"本部の大屋敷。従者のサキュバス達は、来客用の使用人室にいるはずだ。

  玲瓏は、隣に座る少年を盗み見る。

  顔は可愛いが、別段特徴のない少年に見える。魔力はあまり感じず、体力も無さそうだ。顔は可愛いが。

  「くっくっく、玲瓏よ。テオはソフィアの眷属じゃぞ?」

  「?」

  

  喉を鳴らし笑うミウに、少年が頬を赤らめた。事態が飲み込めず、玲瓏は眉をひそめる。

  「は、はじめましてっ……れいろう、さん」

  「私は緋色の国のドラゴニア、氷雨玲瓏と申します。先程は大変申し訳ありませんでした。テオ様、どうかお見知り置きを」

  頭を下げつつも、少年の仕草を伺う。アワアワと落ち着きがない。

  「それにしても、テオは気付いておったか?」

  「ご主人様の魔法ですか? ミウ様との時間が楽しくて気づけませんでしたが、確かになんの魔法も使わず、サキュバスがあの人数であの人混みにいたとしたら、大変なことになってたかもです」

  「じゃな。連れのサキュバス20人、自分を含め全員を完全に隠しておった。あの人混みの中を、じゃ。奴ら串を普通に頬張っておったしの。改めて彼の者の魔法の深淵、このわしすらも、皆目見当がつかぬよ」

  ミウは神妙な顔で頷いた。

  玲瓏が扱うのは、あくまでも戦闘に特化した魔法だ。そこら辺の感覚はよく分かっていない。

  「それにしても、大丈夫でしょうか?」

  主である龍牙は、ソフィアを異様に嫌っているようだった。気配を感じたとて街中ですぐ斬り掛かるなど、普段の気さくな様子からは、想像も出来ない。

  「まあわしも詳しくは知らんが、大丈夫じゃろ。レヴィアがおるし、仮にもあの二人は"十四氏族"の長なのじゃから」

  きょとんとする少年に、玲瓏は微笑んだ。

  「魔王様を失った魔界は現在、十四の氏族に分割統治されています。サキュバスもドラゴニアも、その十四氏族の一つなのです。さらに言うと、ドラゴニアの国である緋色の国は、その中でも特に強大な、三大氏族に名を連ねております」

  少年はふむふむと頷く。

  「ま、サキュバスが十四氏族に入れたのは、間違いなくソフィア個人の力があってこそじゃがの」

  ミウは尻尾を揺らしながら、茶に口をつける。

  「まぁなんにせよ、此度の会合は長くなるじゃろうなぁ〜♪」

  ミウは立ち上がると、少年の隣に座り直し、身体を寄せた。

  「のう、テオ。まだ暫くおるのだろう?」

  すりすりと頭を少年の胸に擦り付け、ミウは首に鼻を近づけるとクンクンと匂いを嗅ぐ。

  「み、ミウ様はテオ様と懇意にされているのですね……」

  「ふふ、めおとじゃ♪」

  「……ええっ!?」

  驚く玲瓏より先に、テオが声をあげる。ミウはにまーっと笑うと少年の細い首筋に何度もキスをする。

  「ああっ……いい匂いじゃっ♡ ふふ、冗談じゃよテオ♡ ドキッとしてくれたか?」

  「ど、ドキッとはしますよぅ……」

  「ここも、既にカチカチではないか♡ 昨日の夜を思い出してくれたのか?」

  「ううっ……」

  ミウがひと撫でするだけで少年のズボンは立派なテントを張り、今にも飛び出てきそうだ。玲瓏はそれを見て、先程のミウの言葉を思い出していた。

  (サキュバスの眷属……インキュバスのようなものか……?)

  スキンシップが激しくなる二人を見て、玲瓏は頬を朱に染めて目を逸らした。と、扉がノックされる。

  「坊や」

  「ご主人様っ」

  優雅に入ってくるご主人様に駆け寄るあなた。

  「ミウ様、玲瓏様。お邪魔致します」

  腰を折り、深く礼をするソフィアに玲瓏も応え頭を下げる。

  「商談が長引きそうですので、数日間はこちらでお世話になります。坊やも、いいわね?」

  「はいっ」

  「ミウ様」

  「んふふ♡ なんじゃ?」

  「申し訳ございませんが、今日はテオはお貸し出来ません」

  「はうあっ!? な、なぜじゃっ、なぜじゃあっ!!」

  取り乱すとはまさにこの事だった。少年に縋り付き首をぶんぶん振るミウ。その姿に大呪術師の面影はない。

  「テオは私たちの眷属であると同時に、大切な商品ですので……」

  「そっ……そのような無体なっ……くぅぅ……っ」

  「今夜はこの街の有力者様に、彼をお披露目する予定が……」

  「誰じゃあっ……くそうっ……誰が……何故……ッ…………はっ、まさかあの金貸し屋のババア!?」

  本気でさめざめと泣いているミウ。流石にいたたまれない気持ちにはなってくる。

  「……仕方ありません。ではテオを伴った会食の19時まであと5時間、ミウ様が楽しまれるというのならお貸ししますわ♪」

  「ふおぉっ!? それはまことかっ! して、料金は……」

  「今日は大丈夫ですわ♪」

  「なぬっ!?」

  「先程の御無礼に対する、お詫びのようなものです。それに、今日はミウ様も長旅でお疲れのご様子。眠ってしまう事もあるやもしれませんし……」

  「ひひっ♪ わしがテオとの時間を無駄にするはずないじゃろう? じゃが、それならそうしようかのぉ……♡」

  タダより高いものはない。普段の商談でのミウの言だが、性欲に負け素直に受け入れる。

  玲瓏はよく分からない話に完全に置いてかれ、戸惑った。

  そして少年の股間の巨大な膨らみを、チラチラつい盗み見てしまうのだった。

  [newpage]

  (いいお湯だった♪)

  湯浴みを終えた玲瓏は、客間から個室に案内されていた。巨大なベッド。様々な国の交易品が内装として並べられ、光は遮られるが風は上手く通る環境になっていた。ただ、一人でいるには広い部屋だ。

  「眺めもいい…………。アークは初めてだが、活気がありいい街だな……」

  バルコニーに出て陽の光を浴びる。

  (さて、では外にでも…………ん……?)

  隣の部屋のバルコニー。窓が小さく開いているようで、部屋の中からくぐもった声が聞こえてくる。

  「あんっ♡ 最高じゃっ♡ ずっとずっとこうしたかったのじゃよっ♡ わかるか? テオ♡」

  (……!!)

  何かを規則正しく打ち付ける音とともに、ミウの抑えた声が聞こえてくる。どうやらテオというあの少年と一緒にいるらしい。

  「ああんっ♡ あひっ♡ イクッイクッ♡ イクぅぅぅぅっ♡♡♡♡」

  (この声……もしかして……っ)

  玲瓏も全く性の知識がない訳では無い。ドラゴニアの戦士と言っても、避妊の知識は必要だ。

  恥ずかしくなって室内に戻る。声と音はほとんど聞こえなくなった。耳を澄まさなければ。

  (流石に恥ずかしい……あの二人にどんな顔をして会えばいいのか……)

  悶々としていると、バルコニーを閉めたはずなのにふわっと風が入り込んでくる。

  風に混じるのは、微かな淫気。しかし騎士の玲瓏がそれに気づくことはなかった。

  (なんだ?)

  壁に近づく。すぐに気づいた。風の侵入口は、小さく空いた穴。

  玲瓏は、本当に何も考えず、その穴に不思議と吸い寄せられた。

  その穴から見える光景に、目を見開く。

  ミウの小さな体がベッドで上下に跳ねている。

  その身体の下には横たわり震える少年の姿があった。

  「んくぅぅぅぅっ♡♡♡♡ テオにっ

  テオにイカされるぅぅぅっっ♡♡♡♡ はひゃぁぁぁぁぁぁんっ♡♡♡♡♡」

  [uploadedimage:24777844]

  ビクンッ ビクンッ ビクンッ

  涎を垂らし、尻尾をピンと伸ばし、小さな少年の腰を必死に掴み、なんとか体勢を維持するミウ。

  暫く震えていたミウが、今度は繋がったまま少年に抱きつく。

  「ああっ♡ 孕みたいっ♡ テオのザーメンが欲しいっ♡ わしはもうっ♡ テオがおらねば生きてはいけぬっ♡ テオっ♡ ああっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ もっとぉ♡ もっとちょうだいっ♡ ほらっ♡ 下からぱんぱんしてっ♡ ぱんぱんっ♡ ぱんぱんっ♡ テオのたまたまが美味しそうな音を立てておるよっ♡ ああっ♡ 挿れてるのに舐めたいっ♡ ちゅーっ♡ ちゅーしてっ♡ テオの舌ペニスぺろぺろしてあげるからのっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ もっほひただひて♡」

  (凄い……ミウ様があんなに……あんなに乱れて……)

  まるで頭を金属で殴られたような衝撃だ。サキュバスとは、インキュバスとはそこまで人を変えてしまうのか。

  「すごい……すご……すごい……」

  喉を鳴らし、穴から覗くことが辞められない。イケナイコトだとわかっていても、いや、だからこそどうしようもなく覗いてしまう。

  クチュッ

  「んっ……♡」

  入浴直後、バスタオル一枚の玲瓏は、気がつけば自らの秘部に指を這わせていた。

  ネチョッ

  (こんなに……濡れて……)

  「あんっ♡ ああんっ♡ あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"んっ♡ イグッ♡ イ"ッ♡ イ"グッ♡ イ"ッ……あ"あ"あ"あ"あ"♡♡♡♡」

  (あんな、あんなに……そんなに……そんなに男の人って……気持ちいい……もの……なの……?)

  戦慄しながらも、手が止まらない。クリトリスを擦り上げ、ゆっくり指を挿入する。

  「んふっ……♡ んんっ……♡ あんっ……♡ あんっ……♡」

  (自慰なんてもう何年ぶりだろう。でも今は……こうしないと、私の疼きが……っ♡)

  クチュッ クチュッ クチュッ クチュッ

  「ンググググッ……ンアアアアアッ!!!!♡♡♡♡」

  ミウは獣のような唸り声をあげたかと思うと、少年の上でぐったり動かなくなった。

  (ミウ様…………イッた……のか?)

  あの上に乗っているのが自分だったら。そう考えると、どうしても目が離せない。

  人形のように力無く横たわるミウ。少年が股間からペニスを抜く。

  (……!!♡♡♡♡)

  いまだ天を向く雄々しいペニス。愛液と精液でてかてかに光っている。そして覗き穴から、直接その匂いが玲瓏に届いていた。

  ドラゴニアは優秀な戦士である。鼻もいいし、感覚は鋭敏だ。

  クチュクチュクチュクチュクチュ

  ビクッ プシャッ ビクッビクッビクッビクッビクッ

  玲瓏はそのペニスを凝視しながら、その香りで痙攣し果てた。

  「はぁっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡」

  クチュクチュクチュクチュクチュクチュ

  (と、止まらないっ……何故っ……今のが、絶頂では……ないのか……?)

  初めての絶頂の感覚。しかし自らの意志と関係なく、指が柔らかく未熟な腟内を掻き回す。

  「ああっ♡ ああんっ♡ くぅっ♡ んあっ♡」

  気が付けば穴から目を外していた。胸を揉もうと思ったから。だから分からなかった。小さな淫魔が、自分の存在に気付いていたことに。

  ニュルッ

  「ん? ……なぁっ!?!?」

  サキュバススライムが体積を自在に変えられることなど、それ以前にテオがサキュバススライムであることなど、玲瓏は知らなかった。

  「玲瓏さん……っ♡」

  「んんっ!? テオ様っ!?!?」

  覗き穴から微かに見えるベッド。ミウはあっという間に気絶してしまったようだ。

  「あのっ、これはっ……違っ……違いますっ!!」

  バスタオルを慌てて直し立ち上がる。床に溜まった自らの愛液がぬらぬら光を反射する様が目に入り、玲瓏は真っ赤になり俯いた。

  「何も違いませんよ……ね?」

  「やっ…………♡」

  顔を背ける玲瓏に近づき、少年のすべすべの手が、太ももを滑る。

  「んひゃっ!?♡♡♡♡」

  撫でられただけ。ただそれだけなのに、その快感は自慰による手マンを凌ぐ。

  「なっ……なっ……!? やっ、やめっ……!!」

  にちゃっ

  「んはぅぅっ!?♡♡♡♡」

  ビクッ

  他人に触らせたことの無い、秘密の薗。少年の指がクリトリスを擦るだけで小さく絶頂してしまう。

  (なんなんだ、この少年の…………手は……!!)

  かろうじて足を踏ん張り立っているが、今にも崩れ落ちそうだ。少年はニコッと微笑むと、しゃがみこむ。

  「やっ……見ないでっ…………」

  とろとろの腟が放つ、最高級のオンナの匂い。

  羞恥心からぎゅっと目を瞑り、逃げ出すことも忘れた玲瓏。

  (恥ずかしい、恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい……やだ……消えてしまいたい……っ)

  ペロッ

  「ぁがッ!?!?♡♡♡♡♡」

  ビクンッビクンッビクンッビクンッ ブシャッ ビクンッビクンッ

  全身の筋肉を強ばらせてなお、耐えきれぬ絶頂。波が激しく往復し、ガクガクと膝が震える。

  (何が起こって…………私は何をされた!?)

  ぴちゃっ ぴちゃっ

  「んくぅっ!?」

  ビクンッと身体を大きく震わせる。薄く目を開けると、少年が股間に顔を寄せていた。

  「なっ、何をなさって……んはぁぁぁぁんっ!?!?♡♡♡♡♡」

  吐息とも絶叫ともつかない声を上げアクメする。舌がダイレクトに腟口を舐めあげ、クリトリスを包みチロチロと刺激する。

  ぺたり、座り込んでしまうが、少年はその足の隙間に器用に潜り込んだ。

  「可愛いですよ、玲瓏さん♡」

  ぴちゃっぴちゃっぴちゃっ ペロッ

  「んはぁぁぁんっ♡ やぁっ♡ 言わないでぇっ♡ そんなところ汚っ……舐めちゃ……舐めちゃだめぇっ♡」

  壊れた蛇口のようにダラダラ溢れる愛液を舐め取り、啜る。

  [uploadedimage:24777849]

  (辛すぎて……腰を下ろしてしまいたい……でも、そうしてしまったら舌がっ……♡)

  腰を上げ逃げようとしても力が入らず、尻を捕まれ拘束される。

  「それはっ……だめぇっ!!!!」

  れろれろちろちろちろちろ ちゅぱっ♡

  「ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙!!!!♡♡♡♡♡」

  ビクンッビクンッビクンッビクンッビクンッビクンッビクンッビクンッビクンッ

  腰をヘコヘコさせ少年の唇にまんこを押し付けながら、玲瓏は深く絶頂した。

  「はぁっ……♡ らめっ……らめぇっ……♡♡♡」

  床に倒れてしまう玲瓏。少年はその足首からつつつっと全身を撫で、時には舌で愛撫していく。

  「やぁっ♡ 離れてっ♡ 変なるっ♡ 変なっちゃうよぉっ♡」

  「綺麗ですよ、とっても♡ 可愛いです、玲瓏さん♡」

  「テオ様ぁっ♡ らめなのぉっ♡」

  舌も回らずまるで酩酊状態だ。人間の数倍はあるだろう膂力のドラゴニアの戦士は今、自分の半分程度の背丈の少年の掌を推し返せないでいる。

  腰を撫でられ、脇腹をくすぐられ。鎧で隠されていたその爆乳に指がズブズブと埋まっていく。

  「あひぁっ♡ ダメっ……胸はっ……♡ あひっ!?♡」

  ビクッビクッビクッビクッ

  大きく育った乳首を摘まれ、軽い波に襲われる。少年は耳に顔を近づけ、静かに囁く。

  「おっぱい気持ちいいですか?」

  「やぁっ……胸ダメっ、気持ちっ……いいっ♡」

  「ふふ♡ おっぱい気持ちいいですか?」

  「きっ……気持ちいいのって……だからもう……っ♡」

  「玲瓏さんはおっぱい好きなんですね♡」

  くにっくにっと乳首を擦られ、ペニスのように扱きたてられる。

  「んくぁっ!?♡」

  上にしなだれかかっている少年が浮き上がるほど強く跳ねてしまう。

  落ちてしまわないように思わず抱きしめると、その柔らかく暖かな身体を抱きしめる快感が新たに頭にこびり付く。

  「……テオ様っ……おっぱい、気持ちいいですっ……♡」

  ぎゅーっ♡

  「えへへ、良かった♡ 気持ちいいって言ってくれると安心します♡」

  ドキッ

  向日葵のような少年の笑顔に、玲瓏は心を射抜かれる。

  (かっ……可愛い……っ!!!!!)

  頑強な男社会を実力でのし上がってきた玲瓏にとって、可愛らしい少年はまさにどストライクだった。

  ぺろっ

  「はぅっ♡」

  (お、おっぱい舐められてるっ……♡ テオ様に、おっぱい……♡)

  ぴちゃっぴちゃっぴちゃっ ちゅーちゅーっ♡

  「んはぁんっ♡♡♡♡ もっと、もっと吸ってっ♡♡♡♡ あんっ♡♡♡」

  ビクビク震えながらも、ギューッと優しく抱きしめる。乳首を吸われることで、この雄包んであげたい、守ってあげたい。そんな母性が玲瓏の心の最も深い場所に根を伸ばしていく。

  「…………テオ様……♡」

  さわっ

  「あうっ♡」

  玲瓏の細い指先が、はち切れそうなほど勃起した少年のペニスを愛おしそうに撫でる。

  指が裏筋をなぞり、腰を浮かせても逃がさず三本の指で亀頭をつまむように扱く。

  「あんっ♡ れ、れいろうしゃん……っ♡」

  「テオ様……っ♡ おちんちん、大きいです……♡ なんででしょう?♡」

  「ぅぅ、玲瓏さんに挿れたくて……堪らないんだよぅ」

  もじもじ足を擦り合わせる仕草に、子宮がキュンキュンする。玲瓏は身体を起こすと、立ち上がった少年の股間に顔を近づけた。

  すんすん

  (これが、精液の匂い……♡ 美味しそう……♡)

  無意識のうちにゴクリと喉が鳴る。俯く少年の真っ赤な顔をみて、悪戯心が疼いた。

  「あーんっ♡ ぱくっ♡」

  「ひゃあっ♡」

  口の中いっぱいに広がる美味しそうな香り。舌でべろべろ舐め回したい強い衝動を抑えて、舌を動かさず、唇を当てないよう、口から引き抜く。

  「ふぇっ……」

  口内で蹂躙してもらえると思っていたのだろう。うっすら涙目になっている。

  「ふふ♡ ぱくっ♡ んっ♡」

  また咥えるだけで解放する。ペニスは更なる刺激を求めてピコピコと上下に揺れる。

  「テオ様、舐めさせて頂いてもよろしいですか?」

  「う、うん……お願い、します♡」

  (なんて可愛いの……♡ こんなに可愛らしいのに、こんなに大きな……♡)

  ジュルッ ジュポッ ジュルルッ

  今度は口を窄めて口内の粘膜でペニスを優しく包んでやる。気持ちいいのだろう。大きくなる亀頭をググッと奥まで咥えると、少年が可愛い呻き声を漏らす。

  [uploadedimage:24777851]

  ジュボッ ジュボッ ジュボッ ジュボッ ジュボッ ジュボッ ジュボッ ジュボッ

  ドラゴニアの体力は無尽蔵だ。手を使わない顔の前後だけのフェラチオ。その激しい出し入れも全く苦にならない玲瓏。

  ペニスは唇、舌、喉の三点責めにより休む間もなく高められてしまう。

  「ああっ、イッちゃいそうですぅっ……」

  「ジュボッジュボッジュボッ んちゅっ♡ いいですよ♡ おちんちんからお精子出してください♡ きちんと、全部飲んじゃいますからね♡」

  ドラゴニア最強の戦士である龍牙。その傍で仕える、最も高潔で最も徳高き騎士。それこそが、国内外で響き渡る玲瓏の呼び名だった。

  しかし今の少年のペニスを舐め回し射精をねだる発情しきった表情から、その風格は一切消え去っていた。

  ジュボッジュボッ じゅぽっ じゅぽっ

  「あっ♡ ああっ♡ でるっ♡」

  「んふふっ♡ ひひへふほっ♡ んぐっ♡」

  角を捕まれ喉に突っ込まれる。

  どぴゅるるるるっ どぴゅっ ぶびゅるっ ぶびゅっ どぷっ どぷっ

  「んんっ……♡ ゴキュッゴキュッゴキュッゴキュッ♡」

  その新鮮な精液を口の中で味わいたい衝動に駆られながらも、 喉そのもので行う強烈なバキュームで、精液を全て飲み込む。

  「んんっ……はぁ……♡ 美味しいです……♡ テオ様ぁ……ごくんっ……んんっ♡♡♡♡ んああああっ♡♡♡♡」

  [i:ゾクゾクゾクゾクッ]

  精飲で遅延して絶頂する玲瓏。自らの肩を抱き快感の波に翻弄される。

  「はぁ……はぁ……♡」

  目の前には、未だ萎えないペニス。先の割れた舌でもう一度チロっと舐めると、ビクンッと反応してくれる。

  「玲瓏さん……♡」

  「テオさま……♡」

  玲瓏はベッドに上がり、四つん這いになった。肉感のある可愛いと言うにはいやらしすぎるヒップがしっぽと共にゆらゆら揺れる。

  「くださいっ……玲瓏を、玲瓏をテオ様のメスにしてください……っ♡」

  「玲瓏さんっ♡」

  ズンッ

  「んはぁぅっ!?♡♡♡♡」

  しっぽりした淫気と、浮かされた熱。

  そんなもの全て吹き飛ばすような強烈な衝撃。直接ポルチオに突き刺さるペニスが、無理やり思考をクリアにしていく。

  (私……何を……そうだ……アークに来て、ソフィア様やその眷属の方と…………♡ 私は……私の中、おちんちん……おちんちん挿れられ……っ♡♡♡♡)

  子宮が無理やり降りてこようと、刺さっているペニスをグイグイと押し込む。

  それは冷静になる為ではなく、堕ちる為の準備。

  (おちんちん挿れて貰ってるんだった♡)

  「んほぉぉぉぉぉぉぉぉっ♡♡♡♡♡」

  それは獣の叫び声だった。

  自ら尻をペニスに打ち付け、まるでディルドのように容赦なく形を楽しむ。

  「もっと突いてぇぇぇぇっ!!!!♡♡♡♡ めちゃくちゃにしてぇぇぇぇぇぇっ♡♡♡♡♡」

  [uploadedimage:24777854]

  パンッパンッパンッパンッパンッパンッ

  「ああっ、玲瓏さんのナカ、気持ちいいですっ」

  「んお"っ♡ お"っ♡ あ"っ♡ 耳元でっ♡ 言わないでっ♡ テオ様っ♡ テオ様っ♡ あひいっ♡ とっ……飛ぶっ♡ 飛んじゃうっ♡」

  首を左右に振り、犬のような体勢でペニスを楽しむ。理性は崩壊し、心はどろどろに溶けていた。

  研ぎ澄まされた五感が全力で非日常と快感を脳に叩き込んでいく。

  その耳に、小さく入り込む日常。

  「んぅぅん…………テオ……?」

  (ミウ様の声……!?)

  隣の部屋で気絶していたミウが、声のせいか起きてしまったらしい。玲瓏は慌てて自分の口を塞ぐと、少年に振り向く。

  夢中で打ち付けられる腰。口を抑えたまま首を振るが、気付いて貰えずピストンは続く。

  「んっ……♡ ぁっ……♡ とめっ……♡ やめっ……♡ テオ様っ♡ ミウ様がっ……♡」

  突然しおらしくなる玲瓏の様子に、少年はさらに興奮する。

  「じゃあ、静かにしなきゃね♡」

  ぐじゅぅぅぅぅぅっ

  「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!♡♡♡♡♡♡」

  ビクッビクッビクッビクッビクゥゥゥッ♡

  ねっとりと奥を潰され、口を大きく開け声にならない叫び声を上げる。

  ゆさっ ゆさっ ゆさっ ゆさっ

  「うう、イキますよ、玲瓏さんっ……ぼくの精子、受け止めてくださいっ」

  「っ……!!♡ んっ……っ♡♡♡♡ っっっ♡♡♡♡ ちょっ……♡♡♡♡ ちょうだいっ……♡♡♡♡」

  [uploadedimage:24777856]

  「うくぅっ♡♡♡」

  ぶびゅっ どぴゅっどぴゅっどぴゅっ ぶびゅるっ

  「ん"〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!♡♡♡♡♡♡」

  ビクンッビクンッビクンッビクンッビクンッ♡

  雷に打たれ続けるような、身体中を駆け巡る快感。スキン越しに飛び出る精液がポルチオを叩く。

  (………………ああ…………沈んで……しまう……♡)

  最後にもう一度最奥まで突かれ、玲瓏の意識はブツリと途切れた。

  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

  夕の会食にて。

  その大きなテーブルには何人もの獣人や亜人が集まっていた。

  「先日、セリス邸の当主となりました、ソフィア・ガーランドでございます。このたびはレヴィア様のご協力のもと、このように皆様にご挨拶させて頂く機会をいただけて光栄ですわ♪」

  淫気を最小限に抑え、堂々とした挨拶。タキシード姿のあなたも誇らしげだ。

  「当娼館では、よりすぐりのサキュバスを揃えております。今日はそのほんのご紹介では御座いますが、一緒に楽しい食事を堪能ください♪」

  スクール水着やハイレグ、レオタードにボンデージ。様々な衣装のサキュバス達が、集まった人達にお酌していく。

  会食の場は、サキュバスからのお触りだけは厳禁の、セクキャバの様相を呈していた。

  「……そふぃあ」

  あなたの隣に立ちその様子を満足そうに眺めていたソフィアは声をかけられクルッと振り向く。

  「きゃーっ、レヴィアっ!♡」

  青い透明の帽子を被った少女が立っている。広がった青紫の髪とドレス。どこか神秘的な雰囲気が漂う美少女だった。

  ソフィアは躊躇なく抱きしめる。

  「……くるしい、そふぃあ。くるしい」

  「ふふっ♡ 今日は本当にありがとうね♡」

  キスしようとするソフィアを手で制し、レヴィアはこちらに向き直る。

  あなたを覗き込む、心の読めないふたつの瞳。

  その瞳は赤と青、二つの色に別れていた。

  ブルーとレッドのオッドアイ。魔界でも非常に珍しい、突然変異である。

  [uploadedimage:24777859]

  「……ようこそ"れゔぃあ・かんぱにー"に。わたしは、レヴィア。気軽に、レヴィアたんとでも、呼んで、くれ」

  「はいっ、よろしくお願いしますっ」

  緊張の面持ちで頭を下げるあなたを、レヴィアはぼーっと見つめていた。

  [選択肢を表示します]

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