時は21XX年 世界には「獣人」という種族が人間と同じ様に反映していた。
2世紀も昔 初めて動物の特徴をそのまま人間へと融合させたかの様な生物が確認され彼らを総じて獣人と名称を付けたのである。
獣人は動物の繁殖力で瞬く間にその個体数を増やし、同時に勢力の拡大を行っていった。
半年もかからないうちに小さな集落程度であったコロニーはそれなりに立派な里へと成長していた。
あまりの成長の早さに人間は友好的に対応する一方でいつ脅威へと変化するかわからない緊張感を持っていた。
そして200年の時が経過した現在獣人は人間との共存の道を歩んでいた。肉体面において人間より優れていることの多い獣人は肉体労働への適正が高く、科学が進歩した現代においても非常に有力な人材である。
こうして獣人は人間社会へと柔軟に浸透し世界に獣人がいることが当然になったのである。
しかし、人間たちはまだ知らないのである。獣人たちが何世代にも渡って秘密裏に行っていた秘術のことを。影に隠れその刃を研ぎながら好機の時を伺っていることを…
多くの人間と獣人が生活を営むトーキョーの地下深くに獣人たちの秘密の研究所があった。
そこでは表沙汰になることはない人間に対する非合法的な実験が行われていた。
彼らは極秘裏に人間を世界から抹消し獣人だけの世界を作り出すためのとある研究を続けている。そしてそれが今日遂に完成してしまったのだった。
「おめでとうございます。博士!何世代もの間の研究の成果が今ついに実を結びました!我々の悲願は今日この瞬間遂に成就するのです。」
「うむ、ありがとう。ここまで来るのにどれほどの時間が必要だったことやら…。」
白衣を着た獣人が手元のボードで記録を作成しながらモニターの方へと目を向ける。
そこには一人の狼獣人が佇んでいた。
狼獣人の体は狼の様な毛皮が無く全身を光沢のある皮膚に覆われており普通ではない。
焦点は定まらず股間には盛大に勃起したペニスがそそり立っている。
「あれが元人間だなんて地上の人たちは思いもしないでしょうね」
「ああ、そうだな。これを使って私たち獣人は世界から人間を消し去る…一人残らずな」
博士と呼ばれた中年狐獣人は眼鏡の位置を直しながら実験結果の記録を確認した。
「管理人によると本日新しい人間が入るとの情報が届いています。事前の検査結果によれば適性の方は十分とのことです。」
「うむ、では早急に手配するよう管理人の方に連絡を入れておいてくれ。」
「かしこまりました。例の物も手配しておきます」
足早にモニター室から出ていく助手を見送るとモニターへと目線を戻す
丁度絶頂を迎えた彼の恍惚とした表情を眺めながら入居者リストを捲る。
彼もまた実験の被害者の一人であり入居者リストの一部分にすぎないのだ。
トーキョーから少し離れたアパートに一人の人間が引っ越してきた。彼の名前は「マコト」今年トーキョーの大学の入試に運良く受かり上京してきたのである。
田舎の実家から出たマコトはその大学が運営する学生用に建てられた宿舎へと招かれたのだった。
「へぇ~、ここが僕の部屋なんだ。」
「はい、このアパートは全部が学生向けの宿舎なんです。皆さん仲良くしましょうね!」
案内役はアパートの管理人を務めている犬獣人であった。
「じゃあ早速お部屋の鍵をお渡ししますね。これが合鍵です。」
「ありがとうございます」
マコトは渡された鍵を握り締めた。
「何か困ったことがあったらすぐに言ってください!私か他の管理人のどちらかが必ずいますので。」
そう言って案内役の人はいなくなってしまった。
マコトは早速新しい生活に思いを馳せた。
「これから毎日忙しくなりそうだね~」
マコトはそう言いながらもウキウキした気持ちを押さえられなかった。
新しい生活…それはいつもマコトが夢見ていたことである。
一通りの荷物をダンボールから取り出し終わる頃には既に日が傾いていた。
ここでマコトはまだお隣さんへの挨拶が済んでいないことに気がつく。
「あ、やべっ!まだご挨拶してなかったよ…」
マコトは粗品を手に持つと慌ててお隣さんに挨拶に向かうことにしたのだった。
ピンポーン…ピンポーン…コンコンコン…
マコトは何度もインターホンを押したりドアをノックしたりするも反応が無く留守だと割り切り仕方なく部屋に戻ると再び部屋の片付けを始めた。
ダンボールも一つにまとめて縛り部屋の模様替えが終わる頃には外はすっかり暗くなり疲れたマコトは備え付けのベッドに倒れこんだ。
「ふぁぁぁ~今日は疲れたなぁ…」
マコトはベッドの上で大の字になり天井を眺めた。
駅前から少し離れた住宅街に建てられたアパートは都会とは思えないほどに静かであった。
すると、不意に何処からか獣の咆哮が聞こえた。
驚いて部屋の中を良く見るとなぜ先程まで気がつかなかったのか指一つ入るくらいの穴が壁に開いていた。
覗きはよくないことだと頭では理解していたが好奇心に駆られそっと目を近づけていく。そこから見えるのはお隣さんの部屋の光景だった。
(うわぁ…お隣さんて狼獣人だったんだ…。いつの間に帰ってたんだろう?今なら引越しの挨拶に…あ、あれ?何か様子が変だな?)
マコトは壁の穴からよく目を凝らして覗いてみるとなんと狼獣人は自分のペニスを激しく扱いていたのだ。
(両手であんなに激しく扱いて痛くならないのかな…?)
マコトは心配して見ていると突然雄叫びをあげ狼獣人は射精した。
大量の精液はまるで噴水の様に飛び散りベットの上やカーペットの上に降り注いだのだった。
(うわぁ…壁越しでも精液の匂いが…あんなに出したら匂いが染みついちゃうよ…)
マコトは呆気に取られていたけれどふと我に返る。
(僕…お隣さんのオナニーを見ていたんだ…)
マコトは急に恥ずかしくなって顔を赤らめた。
(なんであんなにも興奮してたんだろう…?)
マコトは疑問を抱きながらもその日は早く眠りに就くことにした。
引越し作業に予想以上に疲労していたのかすぐに睡魔が襲ってきてマコトは眠りに落ちた。
その姿を壁の穴から金色の瞳がマコトを見ていることに気が付くことはなかった…
翌日 マコトは昨日忘れた挨拶周りに行くことにした。
「昨日は挨拶出来なかったよね…今日も挨拶出来ないかなぁ…」
マコトはそう言いながらインターホンを押したり扉をノックするのだったがやはり反応が無かったので管理人さんにお隣さんのことを聞きに行く
「おはようございます、管理人さん」
「あら、おはよう。どうしたんですか?」
「いえ…昨日お隣に挨拶に行ったんですが留守だったみたいで。どんな人何ですか?」
「えっと~…ああ!確か狼獣人の方だったかな!彼はあなたの来る数日前に来た子でね。私も全然会えてなくて良くわからないのよ~アハハハハハ…」
管理人さんから少し不信感を抱いたマコトだったが特に
追求することも無いと判断し「わかりました。」とだけ言っておく。
「あ、そうだ!さっきマコト君宛に荷物が届いていたから!丁度いいし手渡ししちゃうね」
管理人さんはそう言って部屋を出て行きすぐに大きな段ボール箱を抱えて戻ってきた。
「はい!これがマコト君の荷物ですよ~!結構重いから気をつけてね~」
マコトは荷物を受け取ると早速部屋に持ち帰った。
(何だろ…?何か頼んだ覚えもないし…大学からかな?)
マコトは段ボールをナイフで開け蓋を開いた
プシュゥッ
突然顔に吹き付けられたガスをマコトは避けることも出来ずに吸い込んでしまった。
全身の力が抜け糸の切れた操り人形の用に倒れこむ。指一つ動かせないマコトはダンボールから黒い粘液が意思を持ったように出てくるのを視界の端で捉える。
足から何かが上ってくる様な感覚にマコトは今どんな状況なのかをやんわりと理解した。
そして粘液がマコトの顔に覆い被さり視界が暗転するとそのまま意識を失ってしまうのだった。
(ん……あれ?……ここは?)
マコトが目を開けるをとそこは何もない空間であった。
「ここ…どこなんだ?夢?現実?」
マコトは訳がわからず右往左往すると後ろから声が聞こえ振り返る。
「やぁ、はじめまして…君が新しい依り代だね」
そこには真っ黒なスライムのような液体の塊が浮かんでいた。
それはゆっくりとマコトへと近づき触手のように粘液を伸ばしてくる
「や、やめ…」
マコトは後ずさるがすぐに壁まで追い詰められてしまった。
「無駄だよ…君がいくら逃げようとも私は追いかけて君を捕まえに行くだけなのだから…」
そう言ってスライムはじわじわとマコトに近づいて来る
「くっ……嫌だ!やめろ!!」
「君は私に全てを差し出せばそれで良いんだよ。」
そう言うとスライムはマコトの体に覆いかぶさるように体全体を伸ばし包み込んでしまう。
「いや…やめろ…う、うわあぁぁぁ!!!!!」
マコトが絶叫すると同時に彼の体を真っ黒な粘液が覆い始め大きな繭の中に閉じ込められる
首より下は黒い粘液に包まれ残すところ顔のみとなった頃マコトと前に一つのマスクが現れる
それはトカゲの頭部を模したような短めのマズルが伸びたマスクで細い管と太めの管が内側にあるのが見てとれた。
するとマスクの淵から無数の細い触手が伸びマコトの顔に取り付こうと迫る
マスクの内側の太い管はマコトの口に合わせるようクネクネと動き照準を合わせているようだった
口を固く閉じながら両手でマスクを引き離そうと全力で抵抗する
しかし、マスクばかりに気を取られたマコトは下半身への注意が疎かになっていた
先端が十字に分かれた触手が粘液に包まれたペニスに取り付く。それと同時に肛門へと黒いプラグが容赦なく突き刺された。
「んあっ!?」
思わず声を漏らしてしまい一瞬抵抗の力が弱まった所を触手群に押さえ込まれマスクの内部の太い管が強引にマコトの口に差し込まれる
そして細い触手はマコトの鼻へと入り込んでいく
「んんーーー!?んぅーっ!んーーー!!」
マスクに飲み込まれると同時にマコトの視界が暗く染まる
下半身の攻めはますます激しくなり黒い粘液に包まれたペニスが押し上げるかのように強く勃起している
前立腺を突き上げられながらペニスを触手に吸引される同時に前後を攻め立てられる快感にマコトは頭の中が次第に真っ白になっていく。
(あ……もう…ダメ……イ、イクッ………!!)
マコトは絶頂を迎え触手の中へと精液を吐き出していく。
それを皮切りに今まで必死に耐えていた快感がマコトの体に襲い掛かる
(あ…ぁ…あぁ…気持ちいい………)
マコトの頭の中は快楽に支配され何も考えられなくなり痙攣する様に体を小刻みに震わせている
マコトは触手によって睾丸の中身が空っぽになるまで射精させられていく
やがて、全ての精子を射精し透明な液体しか射出されなくなったのを確認すると触手がペニスを放しゆっくりと離れていく
「ん………はぁ…はぁ………」
マコトを包み込んでいた繭がゆっくりと溶けていきその姿が露になる
解放されたマコトは全身を黒い光沢のある皮膚に覆われお尻から立派な尻尾が伸び、股間のモノはトカゲのペニスとなりスリットの中に縮んで収納されていった
荒い息を吐く顔はトカゲのものとなっており細長い舌や鋭い歯が覗いていた
(あ……はぁ…あぁ………)
「ふふっ、素晴らしい姿だねぇ…」
黒いスライムはマコトの変化した姿に満足したように呟く
「さぁ、目覚めの時間だ……」
そう言うと黒いスライムは消えマコトは眩しい光に包まれていった
目が醒めるとマコトは自分の部屋にいた
「あれ…僕は…もしかして寝ちゃってたのか…?」
何故か少し痛む頭に違和感を覚えながら上体を起こし昨晩の記憶を辿っていく
「確か昨日は…管理人さんから荷物を受け取って…その後部屋に戻って箱を開けたんだった。荷物の中身は…『トカゲのラバースーツ』だったね。…あれ?そうだっけ…?」
マコトの頭の中は靄がかかったようで記憶が曖昧で上手く思い出せない
なにか別の記憶へとすり替えられているような…マコトは良くわからない違和感を抱く。
しかし、壁にかけられたハンガーにトカゲのラバースーツが伸びており無理矢理に自分を納得させた
「うん…そうだったはずだ。そうだよな…」
マコトは自分自身にそう言い聞かせるとベッドから立ち上がり着替え始めた
部屋にはどこか甘く淫臭が漂っていた…
その日特に予定のなかったマコトはスマホを弄りながら時間を潰していた。
すると壁越しに荒い息遣いが聞こえそっと壁の穴を覗き込んだ。
お隣さんは昨日見た時よりも激しく自らのペニスを扱き息を荒げているようだった
(うわぁ…またこんなにいっぱい…。)
昨日とは比べ物にならない程の精液がベットの上に降り注いでいった
その光景を食い入る様に凝視していたマコトだが、突如として下半身に異変が起きた
股間が熱を持ち徐々に膨張して行く
(あ…あれ?これは…なんで…)
マコトは自分の股間に目をやり驚愕する。
自分のモノはギンギンに硬く勃起してしまっている
マコトは動揺しつつも勃起したペニスの熱をどうにかしようとズボンの中に手を入れた
マコトはズボンの中で自らのモノを刺激しながら悶え苦しんでいる
しかし、どれだけ自分で扱こうともマコトのモノは射精しない。
(なにかが足りない…なにか…あっ…)
マコトは唐突に自分が何を欲しているかを理解した。
衣服を全て脱ぎ捨てると壁にかけてあるトカゲラバーを手に取る
すると、まるで吸い込まれるようにその身をマコトの体へと覆っていく
マコトの体は黒いラバーで覆われていき最後にマスクを被りトカゲの姿に変わってしまった
その瞬間に今まで我慢していた熱が爆発的に溢れ出す
(うぁぁ……はぁ…あぁ………)
トカゲになった瞬間、スリットから勃起したペニスがズルリと現れ腹を叩いた
それからはもう理性の欠片もなく本能の赴くままに自分のペニスを擦りあげた
トカゲの顔は涎を垂らし舌を出し、前後に激しく体を動かしている
腰を動かす度にアナルプラグがマコトの前立腺を的確に刺激し全身に電撃が流れるような快感ぎ襲う
(あ…ぁ…ダメだ………イくッ!!)
マコトのペニスは激しく脈打ち白濁液を勢いよく発射する
ドクドクと吐き出された精液は全てトカゲラバーの中へと収められていった
「あ………はぁ…あぁ………」
(きもちいい……🤍)
トカゲになって初めて感じるオーガズムにマコトの頭の中は快楽一色に染まり何も考えられない
その後もマコトはひたすらに自慰行為を続けた。
トカゲになって初めての絶頂の余韻が覚めぬ内に次の絶頂を求めて何度も何度もペニスを擦り上げる
前立腺を刺激し続けられペニスは限界を超えた刺激に耐え切れず白濁液を放出していく
トカゲの顔は涎まみれになっており目は焦点が定まっておらず舌をだらりと垂らしている
「あ…ぁ…………イ………ク……イクッッ!!!!!」
そして何度目かの絶頂を迎える
しかし、今回は今までの様にすぐに鎮まることなく更なる快感をマコトの体を求め続ける
(あっ…あぁぁ!!!イ、イクッ!!あぁ……また…イキたぃ………)
絶頂を迎えた後もマコトのペニスは射精し続けていた
そして、しばらくしてようやくペニスは動きを止めマコトは力尽きて意識を失った
翌朝 目を覚ましたマコトは虚ろな目をしていた。
頭はぼーっとしていて自分が何をしたのかも良くわからなかった
ただただ気持ちがいい。その感情だけが鮮明に記憶に残っていた。
そして、股間は昨夜の絶頂の余韻に浸っているのかペニスが勃起している
(あ……また…シコりたい…)
マコトはその衝動に負け自慰行為に励むのであった
(あ………はぁ………気持ちいい……♡でも…足りない!)
しかし、いくらペニスを擦り上げても絶頂には達することが出来ずもどかしい思いを抱く
「はぁ…はぁ………イきたいっ!イキたいぃ!!!」
自慰に夢中になっていたマコトはおもむろに壁にもたれかかり尻を突き出した
そしてその状態で更に激しくペニスを擦り上げるが一向に絶頂へと至る気配はない。
マコトはついに我慢の限界に達した
「はぁ…はぁ……お、お願いします!僕をイカせてください!!お願いします!!」
そう言って壁に向かって懇願する。
しかし、マコトに反応はない
「お願い…しますぅ…。僕を…イカせてください……。」
再び懇願するもやはり返答はない
その時、不意に部屋の扉が開いた
マコトが振り返るとそこにはお隣さんの狼獣人が立っていた。
しかし、マコトは驚く素振りすら見せない。視線の先には固く勃起した彼のペニスが映り
ただただそれに魅入られていた
狼獣人はマコトを見るなり唸り声を上げながらマウントをとると狼獣人は勢いよくマコトのアナルへとペニスを突き入れる
「あぁぁぁぁ!!!」
激しい痛みと共にペニスが突き刺さると同時に今まで感じたことがないほどの絶頂を迎える
「あ…あぁぁ!!!これっ…これぇっ!!もっとぉ!!もっとぉぉ!!」
マコトは叫ぶように懇願しさらなる絶頂を求めて狼獣人の腰に足を絡めた
狼獣人はそんなマコトの姿に興奮したのか、更に激しく腰を打ち付ける
ペニスで前立腺を突き上げられ何度も射精させられ、大量の白濁液が床に落ちていく
しかし、まだ足りない。もっと強い快感が欲しくなり更なる要求をする
「あぁ…あぁ…もっとぉ!もっと激しくっ!!イかせてぇ!もっとぉぉ!」
マコトは涙を流しながら懇願するが狼獣人は既に限界だった
「うぅッ!!」
狼獣人が射精し大量の精液が腸内に注ぎ込まれる。
それを皮切りに再びマコトも絶頂を迎える
「あ゛あ゛ぁぁ!!!イクゥッ!!」
射精しながらも腰を激しく振られ更に前立腺を突き上げられると頭がおかしくなりそうな快感が襲う
「んぅぁあ!まだイってるからああぁぁ!くるぅぅぅ!なにかチガウのくるぅ!」
ビクンッとマコトの体が大きく震え再び絶頂へと上り詰める。しかしペニスからは透明な液体しか飛び出ない。
マコトは初めてドライオーガズムを経験したのだった
射精を伴わないそれはマコトを快感の頂に取り残す。狼獣人が継続的に前立腺を刺激し続けることにより常に絶頂を繰り返しているかのような状態となった。
「うあ゛あ゛ぁぁ!!!くるぅぅぅぅぅ!イグゥ!!イグぅぅぅ!!!」
マコトは獣のような咆哮を上げながら何度も何度も絶頂を迎えた。
それと共に体の中から何かが抜けていくような感覚がある
「あ゛ぁぁぁ!!!もうダメッ!おかしくなるぅぅぅ!!壊れてしまぅぅぅぅぅ!!」
「グゥオオオオォォォ!!!!」
狼獣人は雄叫びを上げると腰を思い切りマコトの奥へと押し込み、ペニスを大きく震わせた
「あぁぁぁ!!!中にッ!?中に射精されてるぅ!?イクゥゥゥ!!またイグゥゥゥ!!!」
大量の精液を注ぎ込まれ絶頂を迎えるマコト
満足そうに喉をならす狼獣人はペニスを引き抜きお互いの体液にまみれたマコトを放置したまま部屋を後にする
「あ゛あ゛あぁ………♡」
残されたマコトの体は未だ絶頂の余韻に浸っていて、まるで壊れた人形の様に小刻みに震えている
「はぁ……はぁ………♡気持ち…よかった…」
マコトはそう呟きゆっくりと目蓋を閉じ意識を失ったのだった。
夢の中 マコトは両腕を拘束された状態でトカゲ獣人に犯されていた。
マコトはいま人間の姿で後ろで腰を振るトカゲ獣人は先ほどまでのマコトの姿と瓜二つであった
的確にマコトの前立腺を捉えた激しい攻めに既に何度もドライオーガズムを迎えていたが射精には至らず要求が募る一方で股には血管が浮き出るほど勃起したペニスが涙を流すかの如く大量の先走りを撒き散らしていた
快感に全身を震わせ喘ぎ声をあげ続けるマコトに対し息一つ荒げずに淡々と腰を振るトカゲ獣人は彼の耳元で囁きかける
「射精できなくて辛かろうぅ…全身が快感で満たされているのに堰き止められ苦痛を感じている。それはお前がまだ人間だからだ」
(僕が…人間だから…?)
「そうだ。人間としての常識や理念といったものが己を縛り苦しめているのだ。目前まで迫るそれを他人へ配慮するあまり自分を抑え込む…実におかしいとは思わないか?」
(確かに…そうだ。僕は…俺は!!)
いつの間にか両腕を拘束する鎖は消えてなくなっていた。
自由となった両手はすぐさま勃起したペニスへと掴みかかり激しく上下に擦り始めた
「己の求めるままに貪るといい。邪魔な人間性など捨て去ってしまえ!」
彼の言葉はマコトへと深く浸透していき価値観を上書きしていく
睾丸の熱が徐々に尿道を押し広げその時を今か今かと待ち望んでいる
そして…
「うおッッ!!ングゥッ!あがぁぁ!!!」
遂にマコトは念願の射精を迎える
精子と一緒に人間としての理念や価値観がペニスから吐き出されマコトは人間の姿を維持できなくなっていき姿形が変わっていく
射精が終わるころそこにはトカゲ獣人となったマコトが倒れ恍惚とした表情のまま意識を失っていた
狼獣人とトカゲ獣人の激しい交わいを始終モニターで監視していた。
「対象のラバーシンクロ率100%!獣人化を観測しました!」
「よし。管理人に連絡をいれ速やかに回収班を向かわせろ。」
「はっ!」
部下が一礼し部屋を後にすると博士は一人ほくそ笑む。
「計画は順調だ。」
研究室で博士はニヤリと口角を吊り上げた。
「にしてもこの人間は獣人化の進行が著しかったですね。4日目で完全に定着したのはこれが初めてですよ」
副官が研究データを見ながら報告する。
「ふむ…獣人化に適応する個体か…。これは良いデータがとれたぞ」
「博士!例のトカゲ獣人を回収しました!」
報告に一人の犬獣人の兵士が駆け込んで来た。
「よし!すぐに処置を行う。実験室に搬送しろ。」
犬獣人が敬礼するとその場から退散する。
「博士!管理人からの連絡です。新しい人間が引っ越してきたのでそちらにラバーを送付すると。それで今回の試験はどうだったでしょうか?」
「うむ、非常に良好だ。獣人化したトカゲ獣人は既に回収したよ。データを整理したら次の段階へと移る。」
博士は眼鏡のフレームを押し上げながら次の行動について考えを巡らせながらモニター室を後にする。
その大量のモニターには様々な部屋が映し出されそこに住む人間たちが獣人のラバーを纏い情事に励む姿が流れていた…
マコトがトカゲ獣人へと変化してから数か月後…
世界では人間の失踪事件が多発していた。性別、年齢問わず場所や時間も異なることから捜査は難航し被害者は日に日に増加していった。
目撃者もおらず有力な証言も期待できない状況に人々はパニックに陥り混乱を極めた。
事件は解決することなく数年で大半の人間が地球上からいなくなってしまった。
人間が減少の一途を辿る頃獣人は急激にその数を増やし異変に気が付く頃にはそれに異を唱える人間はいなくなっている。
人間社会から解放された者たちはみな幸せな日常を送っている
かつてトーキョーと呼ばれていた都市は日夜獣の喘ぎ声が絶え間なく響き、所かまわず交尾を行っている。
今日もまた一人世界のどこかで行方不明になっていることであろう。