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達也君がヒーロー達に襲われて数週間が経ったけど…未だに眠ったままだ。それから吾郎さんに今後はパトロールを控えろと言われその代わり達也君の様子を見てほしいと言われた。達也君が獣人だったらすぐに精力が回復している筈なのに…因みに彼はまだ狸獣人になったままなのだが精力の低下のせいで俺が変身機能を使って解除しようとしたが解けることはなかった。何も出来ない俺は部屋で達也君が起きるのをただ待つしかなかった。
「達也君…早く起きてくれよ。俺…また一緒にヒーローの仕事をしたいよ…。」
「すみません。ここに入りたいんですけど…。」
入口から声が聞こえてきた。行ってみるともうみんな集まっていて…そこにはに二人の熊獣人がいた。一人は俺と同じガチムチ体系で体は白い…どうやら白熊獣人のようだ。もう一人は吾郎さんと同じ引き締まった体躯で…かなりの筋力を持っている。彼は俺と同じ羆種なのに何故か悔しい気分だった。
「俺は熊原氷太。隣は熊原風太。俺達兄弟なんだ。」
「なんでここに入ろうと思ったんだ?」
「実は俺達ヒーローに憧れがあって…ヒーローショーがある度に見に行ってたんだ。そこでそこにいる熊のおじさんを見て…俺達もヒーローになりたいと思って来たんだ。熊獣人のヒーローって本当にかっこいいよな!」
「今はそれどころじゃないのに…って誰がおじさんだ!!俺はまだ30歳だぞ!!」
「いや…君じゃなくてあっち。」
二人の目線は吾郎さんの方に向いている。というかヒーローショーに出ていたのか!?
「あの時の子達か…随分逞しくなったな。もしかしてヒーローになるために鍛えていたのか?」
「そうだよ。まあ…おじさんのようになるにはまだ遠いかもしれないけど。」
「ハハハ、まあ頑張ってくれ。それより折角来たんだからゆっくりしていってくれ。龍…こいつらには手を出すんじゃないぞ。俺が案内するから付いて来い。」
吾郎さんは二人を連れて行ってしまった。あの二人のことは吾郎さんに任せて俺は部屋に戻ろうとした。
「…仕方無い。あの子達が駄目なら君達の…。」
龍さんはいつの間にか俺の後ろにいてガッチリとホールドしていた。他の奴らは既に逃げていて…結局俺だけ精液を抜かれることとなってしまった…。
龍さんのせいで酷い目にあった俺は自分の部屋に戻ってきた。達也君は相変わらず眠ったままで…俺は隣で座り彼の顔を見下ろしていた。
「…いつになったら起きるんだ?まるで王子を待っている姫みたいだな。って何言ってるんだ俺は…自分で言って恥ずかしい。少し頭を冷やしてくるか。」
部屋を出ると吾郎さん達に逢った。これから調合室に行って薬の調合をするところだそうだ。
「熊森君、達也君の様子はどうだ?」
「相変わらず眠ったままです。吾郎さんの作る薬は効果が強い気がします…。」
「俺の作る薬は獣人に合わせているから人族に合わせるのは難しいな。その話は置いといてこれから俺も達也君の様子を見るつもりだったんだ。薬もそこで作るつもりだから…熊森君も勿論一緒にやるだろ?」
「勿論です…もしかしてその二人も?」
「ああ、こいつらにも達也君のことを知っていてほしいからな。それにこいつらは薬に関して詳しいから一緒でも構わないだろ?」
これから部屋に戻って達也君の様子を見ようと思っていたのに邪魔が来てしまった。仕方ないと思い俺は溜息をつきながら素直に頷いてしまった。
達也君の様子を見ようと部屋に入る。まだ眠っていると思っていたのに達也君はベッドに座っていた。俺が部屋を出ている間に何が起きたんだ…?
「達也君?もう大丈夫なのか?」
「…はい。眠っている間ですけど悪夢に魘されてました…。怪物に捕まって執拗に精液を絞り取られる夢を見たんです。そのせいか…まだ頭の中で何かが犇めいている気がします…。」
達也君はまだ完全には完治していないようだ。頭の中で何かが犇めいているって言ってたけどあの時の怪人にならないよな?俺の頭の中でその時の光景が浮かんできた。怪人になった時の達也君はとても悲しそうな顔をしているのを覚えている。
「達也君、これから精力を上げる薬を作るからな。その間熊森君達と話でもしててくれるか?」
「…はい。」
吾郎さんが薬を作っている間俺は達也君の様子を見る。ヒーローウォッチではなく彼自身の言葉が聞けるのがとても嬉しいのだが…。
「そうだ、達也君にはまだ紹介してないな。熊原氷太君と熊原風太君だ。二人は兄弟で…今日からここに配属となったから宜しくな。」
「私は氷海達也です。人族ですが今は変身機能で狸獣人に変身しています。暫くですが変身を解除出来ません…人族に戻った途端体が蝕まれる気がするんです。」
暫く人族の姿には戻れないのか…まあ俺は狸獣人になった彼の方が好きかもしれない。
「よし…薬が完成したぞ。明日になったら効果が出るからその時また様子を見に来るぞ。俺の部屋は出て左側の部屋だから何かあったら教えてくれよ。氷太と風太は俺の部屋で一緒にするから連れて行くぞ。」
吾郎さんは二人を連れて部屋を出ていった。俺は仕方なく達也君とベッドに横になり寝息を立てるのだった。[newpage]
「な、なんだ?体が動かない…。」
夜。俺は金縛りを受けたように体を動かせなくなっていた。今夢の中にいるのか…?とー
「お前が眠るのを待っていた。早速だがお前の精液を絞り取らせてもらう。」
こいつは…怪人!?夢の中に入り込む怪人なんて聞いたことないぞ!!
「我は怪人ナバーク。夢の中に入り込むことが出来る怪人…我は相手が眠った時にしか出てくることはない。今は狸獣人の体を操ってお前の体を抑えつけているのだ。…話が長くなってしまったな。お前の精液…思う存分堪能させてもらうぞ。」
怪人はそう言い俺の前に来ると触手を出し俺の体に纏わりつかせる。触手は胸と股間を重点的に刺激させてくる。怪人はというと長い舌で俺の体を満遍なく舐めて来て…そのせいで俺は怪人の唾液で塗れてしまっていた。
「フフフ…熊獣人はいい体をしている。その中でお前が一番精力を持っていると狸獣人の中で全部聞いていた。薬を含んでいるようだが我の能力で全て消滅させてもらったから我を倒さない限り元に戻ることはない。」
「お前…いつから達也君の中にいたんだ?」
「狸獣人が怪人になってからだ。アジトで捕まっている時に頭の中に既に侵入していたのだ。」
長い間眠りについていたのはこいつのせいだったのか!くそ…奴を達也君の中から追い出す方法はないのか…?
「無駄な抵抗はよせ。お前は我の精力材料になるのだから…さっさと精液を出すが良い。」
怪人は舌を俺のものに巻きつけると上下に動かして扱き出し更に触手が俺の尻穴に入り込み腸内を刺激してきた。上から下から責められて俺は表情を歪めてしまう。
「なかなか強情な奴だな…仕方ない。我の能力…とくと味わうがいい!!」
怪人は触手を尻穴から抜き出すと俺に向かって何か攻撃を仕掛けてきた。すると俺の両手が勝手に動き出し…右手は俺のものを掴むとゆっくり上下に扱き出し左手は胸にいき乳首を刺激する。
「いい格好だな。さあ…自分で体を刺激して大量に射精してくれ給え。私はお前が射精するまでの間先走りでも舐めさせてもらおうかな。」
俺の両手はシンクロしたように動きを速め俺を快感させる。そのせいで体に力が入り腰が勝手に動いていた。俺のものからは先走りが垂れぬちゃぬちゃと嫌らしい音を立て…更に動きが速くなったため先走りは泡立ってローション代わりになる。そして俺のものを咥えて只管舐め続けている怪人に運ばれる。
「うっ…もう…限界だ…。」
俺はとうとう射精してしまった。精液が怪人の口に入り込むと同時に体が吸われていく…そして俺は怪人の体の中に入っていってしまった…。[newpage]
怪人の体の中で俺は未だに快感を与え続けられている。俺の体には無数の触手が這い回り…股間を重点的に刺激してくるのだった。
「おい!いい加減…やめてくれぇ……。」
必死に抵抗はしているのだが体は既に触手で戒められて動かせない。壁に磔にされた俺はただ触手達に射精させられるしかないのだった。
「ち…力が抜けていく…俺…このまま…。」
何度射精したか分からない。ヒーローの源である精液を採られすぎて俺は意識が朦朧としていた。目の前が真っ暗になってきて視界が狭くなる…と、その時である。
「…!熊森君!今助けます!!」
どこかから声が聞こえてくる…この声…聞き覚えがある。声の主は触手を全て消滅させ俺を救出する。その時手の温もりで漸く誰か分かった。これは…た…。
「お前!我の呪縛からどうやって抜け出した!!薬の効果は全て消滅させた筈だ!!」
「そうすることは分かってました。あの薬…実は怪人を誘き出すためのものだったんです。」
「ふ…ふざけるな!!我がこんな罠に嵌まるとは…許せぬ!お前は…ここで消滅してもらう!!」
「…私だけで闘うと思ってますか?実は助っ人がいるんですよ。貴方はここでやっつけます!!」
「達也君!上手く怪人を誘き出したな!後はこいつを倒すだけだ!達也君は熊森君を回復させてやってくれ。氷太!風太!一緒に闘うぞ!」
なんでここに吾郎さん達が…そうか!達也君と吾郎さんはテレパシー機能を使えたんだった。吾郎さん達は怪人に向かっていき達也君は俺に回復機能を使って体力と精力を回復させる。数分も立たない内に俺の体力と精力は完全に回復した。
「うっ…た、達也君…無事で良かった…。」
「吾郎さんの薬は凄いです。体力や精力を回復させるものだけではなく怪人の情報が分かる薬も作れるようです。熊森君…怪人を誘き出すために犠牲にしてしまってすみませんでした…。」
「いいんだ…それより怪人を倒しに行こう。それより氷太と風太のヒーロー姿…変わってるな。」
「氷太さんは“ポーラーベア“、風太さんは“カラテベア“です。因みに吾郎さんは“クエイクベア“です。」
これも多分龍さんが考えたんだろうな…シンプルだけどもっといいネーミングはないのだろうか。
「よし…達也君のお陰で助かった。それよりあいつに弱点なんてあるのか?」
「怪人には体の中にコアがあるらしいです。それを壊せば倒せると思います。コアのある場所は把握してますので一緒に行きましょう。」
やっと達也君の笑顔が見れた…俺は嬉しくなり抱きしめると目から涙が溢れているのだった。それはさておき達也君と一緒にコアのある場所に来た。達也君のお陰でヒーローに変身することは出来たのだが…。
「ここは足場が悪いな。もう既にスーツが溶けかけているから早く壊してしまおう。」
コアに近付くと無数の触手が現れ俺達に襲いかかる。達也君は水属性の技で全て消滅させ俺はコアまで一気に走り雷属性の技を発動させた。
「これで…終わりだぁぁ!!!」
俺の技はコアを粉々に粉砕した。と同時に俺達は光に包まれる…気付いた時には俺はベッドの上で寝ていた。怪人は倒したけど体が思うように動かない。
「熊森君、やっと起きましたか。もう昼ですよ。」
達也君が笑顔で俺を見ている。やっと…彼の笑っている顔を見ることが出来る…。
「熊森君…夢を見ながら自慰してましたよ?それで大量に精液を出していたので服がベタベタになってました。ですので全て脱がして洗濯しておきました。それからお風呂に入れて体も綺麗にしましたよ。」
…寝ている間に俺は夢精していたのか。って今俺…全裸なのか!?まあいいか。俺は緊張の糸が切れてまた眠りにつくのだった…。
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