ヴィランに取り込まれたヒーローを助け出す話

  この作品にはこれらが含まれています

  :transfur

  :雄妊娠(精液による妊娠描写は無いためタグ付けしませんでした)

  :雄出産(出産・・・というか排出な気がするのでタグ付け無し)

  :グロ描写(主に手術などのオペ作業描写)

  :ケモホモ

  :臭いや汚れ表現

  以上が大丈夫な方はどうぞ

  街や国の平和を守るヒーローと、平和を脅かすヴィラン

  その戦いは熾烈を極め、負傷するヒーローなども多かった

  だが時代の流れが変わりヒーローを吸収し、その能力や力を取り込む吸収型がヴィランが増え、ある時隣で戦っていた戦友がヴィランの腹やケツに取り込まれヴィランの体の一部にされてしまう

  ヒーロー達は恐怖していた、だが転機が訪れる

  エナジー関連の技術で革命が起き、ヴィランの体に体細胞レベルまで吸収されてしまったヒーローも今やヴィランを生きたまま捕縛できれば80%のヒーローは救出が可能となった!

  対ヴィラン研究所・特殊医療班

  通称【特医班】ヴィランに吸収・融合・取り込みなどされてしまったヒーローをヴィランの体から救い上げるヒーローに対する特別な医療班

  そこに1人の若い鷲獣人の研究者が訪れていた

  壁は白く、壁の至る所に細かな管があり、そこには青いヒーローエナジーが流れ青く仄かに発光する対ヴィラン防壁に囲まれた白いハイテクな研究所で、出入口にはA級ヒーロー2人が警備に当たっている

  狼獣人のヒーローが鷲獣人の認証カードを見ると『ああ、本日付けの!話は聞いてるよ!特医班に配属だってね!』

  『はい!精神科と対ヴィラン科にエナジー科を修めました!』

  隣で周辺警戒するA級竜人ヒーローが手を振って『俺もヴィランに取り込まれたら世話になるかもしれねぇ、そんときゃ頼みますぜ博士!』

  大鷲獣人は照れて頬を赤らめて謙遜して『そんなぁっ!博士号が取れたのはたまたま運が良かっただけで--』

  メインゲートに通信が入り、オッサンの声が聞こえる【あぁーメインゲート?特医班に加入する新人の奴、至急こっちに来るように言ってくれ】

  『さっそく呼び出しじゃないか頑張れよ!』

  鷲獣人の若い博士は喜んで『はいっ!!行ってきますっ!!』

  ------

  『んほぉぉっ♡おあっ♡ち、力が抜けてぇぇぇっ♡せっ、せっかく取り込んだにぃぃぃ♡』

  特医班のガラス張りになっているオペ室の中央には仰向けの大の字で張り付けられている紫色の毛並みに覆われた馬獣人ヴィランが腹を異常なほど膨れ上がらせていて、その馬獣人ヴィランのアナルに手を突っ込んでる全身防護服を着用した人物が必死に何かを馬獣人ヴィランの尻から引きずりだそうとしている

  マイク音声で鷲獣人に向かって『おい新人!さっさと着替えてこっちを手伝いやがれ!!』

  鷲獣人は顔を赤らめて、異様なオペの様子に呆然としていて

  『聞こえてるのかっ!?早くしろっ!!』

  『は、はいっ!』

  ------

  対ヴィランエナジー用の侵食を防ぐ全身覆われた防護服を着用しオペ室に入るや、防具服を着た人物は『こいつ未だに取り込んだヒーローを出すまいと抵抗が激しくてな、吐精剤を100mmナニにぶち込んでやれ』

  『は、はい・・・!』【た、確かヴィランはエナジーの多くを陰部に集中している個体が多い・・・吐精・・・つまり射精させてやればその力が弱まる・・・!】

  太い注射器に青い薬品が詰まった注射器を馬獣人ヴィランの極太チンポの陰茎あたりに差し込み

  ゆっくりと注射していると『勢いよくやれっ!!!』

  『は、はいっ!!』一気に注射をねじ込むと馬獣人ヴィランは体をビクンビクンさせて『んほぉぉぉぉぉっ♡だめっ♡だめぇぇぇっ♡おぁぁぁぁぁぁぁっ♡』

  ヒクヒクと蠢いてたアナルがグブリュッ♡と取り込んだヒーローの脚がアナルから出てくる

  『よしよしいいぞ・・・』

  吐精剤が効き始め馬獣人ヴィランの極太チンポから紫色のヴィランエナジーが混合した精液をビュクビュクと吐き出し始めるや『おい新人っ!!吸引機を起動してヴィランエナジーを分離機に掛けろっ!!』

  『は、はいっ!!』馬獣人ヴィランの極太チンポに管がついた漏斗型の吸引機を被せ

  スイッチを入れるとゴギュゥゥッ♡ゴプゥゥッ♡ドルドルドルッ♡と吸引機がヴィランエナジーが詰まった精液を吸い出し、吸い出された精液はタンクがグルグルと回転している分離機に精液が注ぎ込まれるや

  外側にはどす黒いヴィランエナジーの精液が集まっていくが真ん中にはキラキラと青く光っている精液が集まっていく

  『よしっ!後はコイツを引きずりだすぞっ!手を貸せっ!!』

  『はいっ!!』2人で力を合わせてヒーローの両足を2人で持ち一気に体重を掛けて引きずりだす

  『んぁぁぁぁっ♡だ、だめぇぇぇぇぇっ♡』

  グブリュッ♡グリュリュッ♡ゴブリュッ♡

  紫色のヴィランエナジーを帯びた黄色の消化液で包まれグチョグチョになった虎獣人のヒーローが引きずりだされた

  防護服を着た人物は背筋を伸ばして背伸びすると、オペ室の馬獣人ヴィランの体をスキャンしてる情報端末を見るや『うしエナジー全部吐かせられたな』

  馬獣人ヴィランを拘束している台に取り付けられた赤いボタンを押すとガコンッ!!と床にエレベーターシャフトで連れ去られていき

  『よし救護人の処理はこっちでやっておくから、新人後片付け頼むぞー』

  鷲獣人は驚いて周囲を見渡すと馬獣人ヴィランが射精した紫色のエナジー精液や消化液が散らばっていて

  『うげぇ・・・これを僕が・・・?』

  渋々とモップを探して掃除を初める・・・

  ------

  掃除を終えて防護服を脱ぎ終えてオペ室の前に戻ると、白衣を着た灰色の狼獣人がタバコを加えたまま現れ『あー・・・俺が特医班、班長のドロズ・・・よろしくなー』

  頭の毛並みもボサボサ、体も余り洗ってないのか少しだけ汗臭く、オマケに医療現場でありながらタバコを堂々と室内で吸っている

  鷲獣人の顔が引きつり、引きつった営業笑顔で『ほ、本日付けで特別医療班に配属となったスカイルです・・・さっそく突っ込みたいのですが・・・!研究所内禁煙ですっ!!』

  ドロズは苦笑いして『へーきだへーき。ここの施設に入れんのはカード持ってるやつだけでカード持ってるやつは俺とお前に、あと緊急時に備えてるS級ヒーローが監視してるだけだからなぁ』

  スカイルは周囲を見渡すとあちこちに球体状の監視カメラがあり『タバコ吸ってるの気が付いたらすぐに注意に来そうですけど・・・』

  『俺はもう8年ここでタバコ吸ってるが注意なんてされたことねぇ、自由でいいだろ、んな事よりさっき救出したセイコウってA級ヒーローのメンタルケア・・・お前の仕事だろさっさと行ってこい』

  スカイルは溜息を吐いて荷ほどきする暇もなくメンテルケアルームへと向かい

  『はぁ・・・あんなのが上司かぁ・・・それにもっとこう特別医療班!なんてカッコイイ名前付いてるから凄い人達が勢ぞろいしてるのかと思ってた・・・』

  ------

  救出されたセイコウは青い毛並みをした虎獣人で真っ白な部屋に閉じ込められていて、備え付けのトイレに嘔吐していた

  隔離された部屋から音声と映像でスカイルが語りかける

  『大丈夫ですか?セイコウさん?』

  セイコウは涙目で『しょ、正気の沙汰じゃない・・・あんな汚らしい馬獣人ヴィランのアナルに丸々3日も入ってたなんて・・・鼻の奥に奴の腹の中の臭いが残ってて・・・ウゥゥッ・・・』

  『ははは・・・改めまして自己紹介させてください、本日付けで配属になった特別医療班・精神科のスカイルです!本当は直接会って話したいんですが・・・ヴィランの能力によって洗脳や何か憑き物を施されている危険があるので隔離状態でケアさせてくださいね!』

  スカイルは手元の書類からセイコウに確認していく『セイコウさんの体の中にはまだヴィランエナジーが蓄積されてます、恐らくそれが原因で吐き気を促されているんだと思います・・・!早く治す為にも処方箋だして置きますね・・・どうぞ使ってください!』

  部屋に差し出されたのはオナホール

  セイコウはキョトンとして『な・・・なぜオナホール・・・?』

  『ヴィランエナジーは陰部に集まるので一日3回、朝昼晩とそれぞれオナホールに精液を出し下さい!ああそれとヴィランエナジーは強い催淫物質を空気中に漂わせる事がありますが、それについては食事と合わせて対抗薬を出しておきます!洗脳状態になる可能性は低いと思いますが・・・恐らく【出した精液を飲んでみたい】と精飲を促されると思いますが我慢してくださいね!』

  セイコウは青いゲッソリとした顔で『ず、随分と変わった治療方法なんだな・・・』

  『仕方ないです・・・!それとオナニーは、し過ぎるとヒーローエナジーまで出しちゃいますから注意してくださいねっ!』

  セイコウは頷いて頭を下げて『あ・・・ありがとうございました・・・うぅぅっ!?うぅぅぅ・・・』

  『お大事にー』

  ------

  一仕事終えて事務室に戻ると、ドロズが堂々とソファの上で爆睡していて『戻りましたよっ!!』

  ドロズは起きるやアクビして背伸びもして白衣も着ずTシャツと短パン姿でリラックスする

  『いくらなんでもリラックスし過ぎじゃないですかー?』

  『んー別にいいんだよ・・・どうせここには俺とお前だけぇ・・・にしても驚いたぜオナホールでヴィランエナジーを吐き出させるなんてなぁ・・・』

  スカイルはムスッとした態度で『本当はあんな方法で対処させるなんて嫌なんですけどこれが一番確実な方法なんです!ヴィランエナジーは全部体内から吐き出してやらないと残留して催淫や洗脳に弱くなるんですから』

  ドロズはニヤニヤと笑ってスカイルを見て『よしっ!お前の役職だが・・・!精神科って話しだが人手が足りねぇオペ班と兼任してもらうぜぇ』

  『はぁ・・・そんなんだろうと思いましたよ・・・』

  ドロズはガッツポーズで『イェスッ!』と大喜びするが

  スカイルにも思いはあった

  昔ヒーローに助けられ、そのヒーローたちがヴィランに取り込まれ苦しみ淫らに堕ちていく、そんな様子に耐えかねたスカイルは対ヴィラン科を専攻し、ヴィランに取り込まれたヒーローの救出に貢献したいと考えていた・・・

  だがヒーローの救出する手法は次々編み出されていくものの精神の部分・・・メンタル的なケアはまだ十分とは言えない現状にメスを入れるべくスカイルは頑張っていた

  ------

  それから数日、スカイルは荷ほどきや、オペルームでの機材チェックなどの日常的な業務を熟しつつオペ室の機材を見渡し『しっかし凄い設備ですね・・・今までドロズさん1人でこれを?』

  『ああ、最初はスタッフが何人か居たんだがスタッフの一人がヴィランに食われてヴィラン化する事故が起きてなぁ・・・少数精鋭でやったほうが合理的だと上の判断だろう』

  【今まで8年間ずっと1人でやってたのか・・・】

  『ドロズさん・・・寂しくは・・・ないんです?』

  ドロズは遠くを見る目で『そうだな・・・寂しくはねぇが、つまんねぇなって思うことはけっこうあるな。汚ねぇし、胸糞悪いヴィランと会話しなきゃならんし、その喘ぎ声も毎日聞かされてウンザリだ』

  スカイルはドロズに笑みを見せて『僕も、もうここの一員なんです!良かったら話しぐらいは聞きますよっ!』

  ドロズは鼻でフッと笑うと『俺様もお前みたいな新人にカウセリングしてもらうほど落ちぶれてはねぇよ!ほらさっさと機材チェック済ませて上でだらけるぜ』

  [newpage]

  事務室は相変わらずドロズの私物で溢れかえっていて、最近知った事だが戸棚などには漫画などのコミックブックが乱雑に置かれ。設置されたテレビはいつもゲーム画面が出ている

  もはや完全なドロズの個室、事務室とはとても思えない

  『・・・はぁ・・・カップラーメンのゴミぐらいは纏めて捨てましょうよ・・・水で流してゴミ箱に捨てるだけなんですから・・・』

  ソファに仰向けで大の字で横たわるドロズは上半身だけ起こしてスカイルに手を振り『んん?あぁ・・・やっておいてくれ~』

  スカイルは渋々と事務室のゴミや散らばった物などを綺麗にまとめて整えていると・・・

  【ヴィラン一名確保!B級怪人スカンク獣人ヴィラン、スカカルド・・・吸収されたヒーローはA級・狼獣人、エッジウルフ!パーソナルデータ転送を完了、至急救助に当たれ!!】

  館内放送が響くとドロズはだらけていた様子は様変わりして起き上がり

  自分の机に座ってデータを確認する『スカイルそっちも確認できたか?』

  『はい!確認しました・・・しかし肉体の7割が欠損ですか・・・なかなかに骨が折れそうですね』

  ドロズは面倒そうに溜息を吐いて『肉体が残ってるだけマシだ・・・しかしスカンク獣人かぁ・・・どうしてヴィラン共ってこうも変な種族の奴が多いのかねぇ・・・』

  『産まれや境遇を呪ってヴィランになる者も多いですからね・・・』

  2人は一通りのデータを確認しオペ室で防護服に身を包んで待機する、すると中央のエレベーターシャフトから稼働音が聞こえヴィランが大の字で張り付けられた状態で現れる

  B級ヴィランスカンク獣人スカカルドは紫色の毛並みと黒い毛並みの混成した毛皮で覆われ、スカンクらしい鬣と大きい尾が特徴的だが

  腹部が異様に肥大化していて、腹部を中心に白いエナジーが血管を通ってスカカルドの体に注ぎ込まれていて

  ドロズはその様子から『腹部にまだ本体が残ってるようだな、排出は難しい切開で行くぞエナジーメス』

  スカイルはドロズから指示された手術道具を次々と渡していき、スカカルドは麻酔なしで腹をこじ開けられていく

  『うぎぃぃぃっ・・・!ふっざけんなっ・・・・!せめて麻酔をっ・・・!』

  ドロズはヴィランを睨みつけ『てめぇらが踏みにじってきた市民の痛みはこんなもんじゃねぇだろうなぁ・・・それにここを快感を味わわせてくれる施設だと勘違いしてるヴィランも多いから言っておくが・・・お前らヴィランにとってここは地獄だそれだけ頭に入れとけ』

  『くそがっ!!くそっ・・・!!』

  スカカルドの消化器官は異様で、普通の胃や小腸大腸に加えて大腸からガスを生成する為のボンベのような器官がいくつも体内にあり、その中でも肛門の上に袋状の器官があり、そこからは白いヒーローエナジーが溢れている

  『ようやく見つけたぜ・・・スカイル!スキャニング!』

  『はいスキャニング!!』

  超音波のエコーの最新型の機材で中の色やエナジーの状態様々な状態をチェックできる優れモノ

  そのスキャニングのモニターに映ったのは既にスカカルドの肉片と融合し辛うじて頭部と胸部のだけが残ったエッジウルフの姿だった

  『ヴィラン細胞の侵食が激しいな・・・頭部と胸部は辛うじて本人の細胞で残ってるが手足のとんどがスカカルドとの融合が完了してる・・・エナジー供給機と培養カプセルの準備!』

  『はいっ!』

  スカイルはヒーローエナジーを定期的に供給するポンプがついた装置に、純度の高い純白に発光するエナジーが詰められたビンをセットして

  高さ2m幅1.5mほどの培養カプセルに配管を繋げ

  『エナジー濃度はどうしますかっ!?』

  『ここまで侵食が進んでるならエナジー濃度が高すぎると死にかねん、1.25だ』

  『1.25!注入開始!』

  エナジポンプからゴウンゴウンゴウン・・・と培養層に少し白く濁りのある液体が注がれていきフルチャージの文字を確認するや『フルチャージですっ!』

  ドロズは吸収器官からエッジウルフの摘出に移っていて『ッチ・・・毛細血管がこんなに絡まってやがる・・・』

  スカカルドは体をビクンビクンさせ息をゼヒュー・・・ゼヒューと苦しそうにしながら『俺はっ・・・せっかくA級を取り込んで・・・今度はS級って時にっ・・・俺は・・・もうだめだなっ・・・だがな特医班どもっ・・・ただで俺様も死にゃしねぇぜっ・・・!』

  ドグンッ♡と吸収器官のすぐ横に遭ったガスボンベの器官がグブリュリュリュッ♡とエッジウルフの体内に取り込ませられていき紫色のヴィランエナジーがドクンドクンとエッジウルフに注がれ始めた

  するとエッジウルフの胸部から頭部にかけての白い毛並みが徐々に紫色に染まり始め

  『往生際が悪い・・・!スカイル!対ヴィラン抗体E30を100mmエッジウルフに投与!』

  スカイルは大慌てて戸棚から薬品を探し始めて『対ヴィラン抗体の薬品位置・・・記憶してなかったっ・・・どれだどれだっ!E30・・・!E15・・・E29・・・あ、あれ30がないっ!?あぁっ・・・下の段かっ!!急げ・・・急げぇ・・・!』

  『スカイル!おせぇぞっ!!』

  スカイルは慌てて注射器を準備したせいで抗体が詰まった薬品のビンを落としてしまい割ってしまった

  『あぁぁっ!!!』

  ドロズは舌打ちして『仕方ねぇ・・・強引に引っぺがすぞっ・・・!!』一つ一つ丁寧にスカカルドの肉片化した部分は切除して取り出していたが

  強引にメスで切除して引きずりだし『摘出!培養カプセル!』

  『は、はいっ・・・!』

  エッジウルフの苦しそうな表情がカプセルの中では和らいでグジュグジュと体全身の紫色化した毛並みが白く戻っていく

  スカカルドは既に絶命しているが満足そうに2人を笑うかのような死に顔だった

  ------

  スカイルは縮こまって落ち込んでいて『ドロズさん・・・すみません・・・』

  ドロズは溜息を吐いて『仕方ねぇ、俺も新人に色々とやらせすぎちまった・・・俺のミスでもある』

  培養液に浸かるエッジウルフの体はほぼ半分が復元を終えて腕と脚の再生が始まっていた

  『無理に引き剥がしたせいでスカカルドの中にはエッジウルフの細胞が15%も残ったままだった、この15%という数字が精神科のお前ならどれだけ重大か分かるな?』

  『はい・・・肉体欠損から記憶を復元するのに細胞が1%あるだけで1カ月単位の記憶が修復できます・・・エッジウルフさんが取り込まれる以前の15カ月間分の記憶領域・・・エッジウルフさんはその領域を思い出せなくなってしまう』

  ドロズはスカイルに手を当てて『俺は自分にも甘く他人にも甘くだ、そこまで気負いする事ねぇよ、それにこんなB級ヴィランごときに取り込まれてるのはA級の落ち度だ、ランク差がありながら負けるのはエッジウルフ側のミス・・・そんな考えんなって』

  『は・・・はい・・・』

  ------

  エッジウルフの体は無事復元が終わった物のスカカルドの贈り物はしっかりとエッジウルフの中に宿ってしまい、スカカルドのガスには強い催淫効果もあるためエッジウルフのアナルには常にガスを吸引するプラグを差し込まれた状態だった

  そして体全身の純白の毛並みだったエッジウルフは、スカカルドの細胞侵食によって手足の甲の部分に紫色の毛並みが残ってしまい、尻尾の形ねどことなくスカンクっぽい大きく上半身に沿うような形へと変異してしまっていて100%の復元とはいかなかった

  『うぅ・・・ここは・・・うぐっ♡は、腹がっ・・・うぎぃぃっ♡』

  目覚めて早々エッジウルフは腹に力を入れてブボォォォォッ♡と屁を放ちガスの管が紫色と黄色の粒子によって汚れていく

  『はぁはぁ・・・♡どうなってんだ・・・私の体はっ・・・た、たしかあのスカンクヴィランの尻から放たれる臭いを嗅いでから記憶が・・・』

  『おはようございますエッジウルフさん・・・ここは特殊医療班の隔離室・・・僕は特殊医療班・精神科担当のスカイルです!』

  エッジウルフはヴィランに取り込まれていた事に気が付き『A級でありながらB級に負けるなど・・・面目ない』

  『いえいえ!ミスがあるのは誰でも同じです・・・それよりエッジウルフさんの体の状態について伝えますね、今エッジウルフさんの体内にはスカカルドのガス生成器官が備わってしまっています。非常に強力な催淫効果を持つガスで吸ってしまえば洗脳状態に陥りかねません・・・そこでエッジウルフさんのアナル部位にガス吸引プラグを差し込ませてもらいました!』

  エッジウルフは振り返ってプラグを見ると『こ、これが屁を吸い取るのか・・・うぐぅっ♡うおぉぉぁぁぁっ♡』ブポォォォォッ♡

  ガスがとめどなく尻から流れ出て『はぁはぁ・・・こ、こんなに放屁とは気持ちよかったか・・・?スカイル殿・・・!私のこの屁を出す力を取り除けないのかっ!?』

  『正直に言いますと難しいです・・・ただヴィランエナジーに満ちている状態だと危険ですが、ヒーローエナジーを満たすことで催淫効果ではなく別の効果を与えるのではないかと!』

  『別の効果・・・?』

  『放屁によってヴィランの動きを鈍らせたり、無力化、それから仲間のヒーローへのエナジー回復効果も高める事ができるかと!』

  エッジウルフは少し嫌そうな顔で『このプラグから将来的に開放されるのはありがたいが・・・放屁で戦うとは・・・いかにもヴィランのようで皮肉だな・・・』

  『では治療法ですが、処方箋としてヴィランエナジーを鎮めて増殖を阻害する薬と、ガスの催淫効果に対抗する為の精神安定剤を付けておきますっ!朝昼晩しっかりと服用して療養してくださいね!』

  ------

  だがエッジウルフの治療は難航した、アナルプラグだけでは吸収しきれないガスを吸ってしまい、そのガスの催淫効果によるオナニーが癖になってしまい

  度々監視が途切れ瞬間にこっそりプラグを抜いてガスを堪能していた

  『丁度16時っ・・・交代の時間っ・・・はっ・・・♡はっ・・・ガスを・・・♡』

  アナルプラグを抜いてブボォォッ♡と盛大に放屁して鼻から吸い込み股についたイヌチンをいきり立たせ『あっ♡おほっ♡こ、これが私の屁・・・♡臭いっ♡臭いけどっ・・・♡あっ・・・うっ♡良い臭いぃぃっ♡ウッ♡』

  ドブリュリュッ♡と臭いだけでイッてしまい、換気扇がフル稼働してカズが吸い取られていくと

  『またエッジウルフさんガス吸いましたねっ!?』

  『ふぅっ・・・♡はぁっ♡お、俺スカカルド様の中でガス作る臓器に・・・♡うひっ♡ウヒヒッ♡』

  スカイルがボタンを押すと巨大な鏡がエッジウルフの前に出され自身の醜い醜態を見るや『はっ・・・!?わ、私はまた・・・』

  『もう・・・欲求にあらがうのは大変ですけど治療する気があるなら頑張ってくださいねっ!』

  『す・・すまない・・・』

  こうしてエッジウルフは無事体内のヴィランエナジーを消し去り、ヒーローとして復帰する事になった

  だがエッジウルフの得意分野は高速機動によるダガーの連撃だったが、そこに放屁も加わり

  ヴィランが吸えばエナジーを麻痺させて硬直させる事ができ、エッジウルフではなく、エッジスカンウルフと呼ばれるようになった

  [newpage]

  スカイルは相変わらずドロズの出したゴミ処理に追われ、大量のゴミ袋なゴミを詰めて大掃除していた

  『ようやく研究所から支給されたロッカーとかの類が開けられるぐらいまで片付いた・・・』

  最初はもはや半ばゴミ屋敷状態で、仕事で使う資料やファイルなどが納められているロッカーはゴミで埋まっていた為、スカイルは着々と片付けていた

  『ドロズさん、資料は僕の仕事、つまり精神の復元においてもっとも重要な項目の一つなんですよ、ロッカー周りのゴミだけでも片付け手伝ってくれないです・・・?』

  ドロズは面倒そうにゲーム機のコントローラーをソファになげて『仕方ねぇな・・・っと、おぉぉこの漫画!こんな所に隠れてやがったのかっ!』

  ゴミの中からコミックを引きずりだして読み始め、まるで手伝う気配がない

  スカイルは重苦しい溜息が口から漏れ出る『ふぅ・・・はぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・』

  すると警報が鳴り【ビー!ビーッ!ヴィラン確保!対象はヤギ獣人A級ヴィラン、メーメー。取り込まれたヒーローはA級ヒーロー・ライガーン!パーソナルデータを確認せよ!】

  2人はデスクに急いで座りデータを確認するとスカイルは驚愕して『肉体全損・・・!』

  『こいつはクローン療法確定だな、スカイル、ヒーロー教会にライガーンの精液を要請しておけ』

  スカイルはすぐに端末に情報を入力してメールを送信し『要請完了しました!』

  ドロズは首をゴキゴキ鳴らして立ち上がり『さてこのクソヤギ野郎からエナジーを干からびるまで搾り取ってやるか・・・』

  ------

  オペ室に搬入されたヤギ獣人はもはやヤギという括りの種族ではなくなっていて

  金色のライオンのタテガミに顔の形も獅子に似通った顔たちだが、角はヤギの鋭い角が生え、紫色の瞳もヤギのように横に広がった瞳孔である事がヤギ獣人であった事を裏付ける

  体全身は金色の毛並みに覆われているが、ところどころに紫色のヤギヴィランの毛並みが残っていて足の爪も獅子の足ではなくヤギのように蹄がついている

  体はライガーンの体を吸収していることもあって筋肉質なガタイに変わっている

  元のメーメーは痩せ干せ小さい体で呪術を得意とするヴィランだったが、ライガーンを吸収した事で大柄のストレングス型、呪術師に変わっていた

  『メギギッ♡メーの呪術でライガーンの魂はメーの中に溶け込みメーと同化してるっ♡肉体は戻せても魂までは戻せるかメー?』

  スカイルはメーメーに鋭い眼差しで『できます、ライガーンさんの資料は既に届いていて親族の方からもソウルイメージの採取も終わってます・・・!たとえ完全復元はできなくとも・・・ライガーンさんは僕が必ず救います・・・!』

  ドロズはスカイルとアイコンタクトすると吐精剤を200mmメーメーの股についた玉袋に注射しメーメーはチンポをビキビキ!!と悲鳴を上げるように勃起させ

  『メギィィィッ!?』

  スカイルも既に慣れた手つきでドロズの指示がなくとも吸引機を準備していてメーメーのチンポに吸引機を取りつけて精液を搾り取る

  『メ゛メ゛メ゛メ゛ッ♡♡♡』ドッブリュリュリュッ♡と紫色の精液がタンクに注がれていく

  分離機に掛けてもやはり完全に吸収されてしまっている為、ほとんどライガーンのエナジーは分離できない

  濁った紫色と黄色が混じった黄土色の紫色の光沢を帯びた精液エナジーが中心に集まり

  スカイルは残念そうに『エナジー比率・・・ヒーローエナジー25%のヴィランエナジー75%・・・』

  するとドロズはスカイルに指示を出す『エナジーメスと血液吸引機!こいつからエナジーコアも血液も全部抜き取ってやるぞ今回こいつの生死はさほど重要じゃねぇ』

  スカイルは無数の注射針がついた管の装置を引っ張り出し、ドロズにエナジーメスと血液吸引機の管を渡していく

  ドロズはメーメーの胸にエナジーメスを突き立ててカッ捌き、心臓に一直線に切り裂いていく

  『メ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ・・・ぉ・・・♡お・・・♡』射精し続けているせいか痛みすら快感に感じているらしくメーメーはアヘ顔で体をビクンビクンさせている

  ドロズは心臓を見つけると血液吸引機を次々と心臓とそこいらじゅうに刺しまくりドチュドチュと少し紫色を帯びた血液をタンクに注いでいく

  そして血液が急激に抜かれた事でショックを引き起こしてメーメーはアヘ顔のまま心停止し、ドロズは心臓を切り裂いてピンポン玉サイズの紫色の水晶を引きずりだした

  『エナジーコア摘出・・・』

  スカイルは紫色のメーメーのエナジーコアを受け取りヒーローエナジーが詰まった培養カプセルに入れ、浄化を開始する

  白いエナジーコアが汚れを吸い出すように紫色のエナジー液へと変色していくが膨大なヒーローエナジーの純水で洗い流していくと、メーメーのエナジーコアは紫色の濁りが取れてライガーンの金色のエナジーコアが培養カプセルに現れる

  だがコアにはまだ紫色の光沢を帯びている

  ドロズは不安そうに『しかしヴィランがもってるエナジーコアを完全浄化させずに復元した肉体に取り込ませるって・・・大丈夫なのか?』

  スカイルは確信した顔で頷いて『えぇ、逆に完全浄化してしまうとヴィラン側が持っていたイメージを崩壊させてしまうんです。考えてもみてください、ヴィラン側からすれば極上の獲物を取り込んだ際の記憶はつよく鮮明に残りますよね?』

  『だろうな、ヒーローエナジーを吸収したヴィランは大概取り込んだヒーローを見せびらかして来るほどだからな』

  スカイルは頷き指さして『そこです!つまり取り込まれたヒーローと戦った記憶が一番鮮明に残っているのは、その相手であるヴィランなんです!だからこそヴィラン側のエナジーを破壊しなければイメージの復元がより確実に、それも高いレベルで実現できるんです!』

  ドロズはスカイルに感心し『お前・・・やっぱすげぇな、流石は本部から指名されて来るだけの奴だ』

  スカイルは照れ笑いすると『さっ!精液から肉体を復元作業ですっ!』

  ------

  本部から冷凍されたライガーンの精液が届き、その精液を元にドロズとスカイルは培養カプセルの中でライガーンのクローンを作っていく

  『ふぅ・・・ライガーンさんの生態情報と一致、ドロズさん再確認を』

  『あいよ・・・数値全てオールグリーンだ、エナジー挿入を始めるぞ、スカイル比率は本当にヴィランエナジー20%のヒーローエナジー80%でいいのか?』

  スカイルは頷いて『お願いしますっ!』

  ライガーンのクローン体に紫色のエナジーと白いエナジーが同時に注入されていき、メーメーから摘出したエナジーコアを胸に当てるとズブズブとライガーンの体に吸い込まれていき

  スカイルは真剣な眼差しで装置と睨み合い、ヴィランエナジーが崩壊しない程度に巧みに調整を加えていく

  そして・・・

  ------

  ライガーンは隔離室で目を覚まし『・・・っ・・・ここはどこだ?・・・たしか俺は、ヤギの子供を庇って・・・そこから記憶が』

  『おはようございますっ!ライガーン様!ここは特殊医療班の隔離室ですっ!私は特医班・精神科のスカイルですっ!ライガーン様!出撃した日の事を教えていただけますか?』

  『たしか・・・ヴィランが発生したとして現場に駆けつけ・・・そこにヤギの子供が逃げ遅れていた、仲間のヒーローに任せてヤギの子供を避難させた直後から記憶がない・・・意識を失った・・・?』

  スカイルは頷いて『えぇ、そのヤギ獣人の子供はヴィランだったんです、A級ヴィラン・呪術士メーメーです・・・そして貴方はメーメーの呪術によって眠らされメーメーの体に吸収されてしまっていたんです・・・姿を見ますか?』

  ライガーンは驚愕したがすぐに冷静になって頷き『奴は俺の体で何をした・・・?』

  スカイルは隔離室のモニターにメーメーに吸収され獅子の体と融合したメーメーの姿が映し出され『メーメーは更なるパワーアップを目論んでS級ヒーローに何度も挑みましたが返り討ちにされて捕らえてライガーンさんが救出されました・・・幸いにも一般人にはエナジー接種効率が悪いからという理由で襲われてないそうです』

  ライガーンは自分の力で一般市民の誰かが傷つけてないか不安だったがスカイルの言葉で安堵し『良かった・・・最後に一ついいか?』

  『なんでしょうか?』

  ライガーンは胸に手を当てて少し言いづらそうな顔で『メーメーというヴィランはどうなったんだ?』

  『残念ですが、心臓からエナジーコアを摘出する必要があったので既に・・・』

  ライガーンは残念そうに俯き『そうか・・・』

  『どうしてヴィランを気にするんです?ライガーンさんを吸収してその力で暴れまわった非道なヴィランですよ?』

  ライガーンはどこか悔しそうな遠い目で『吸収されてから曖昧だったがメーメーというヴィランの記憶を追想してた・・・と思う、そこには悲惨で悲痛な呪われた人生があった。ヴィランは悪だが、誰かがほんの少しの救済を加えただけで彼はヴィランならなかったんじゃないか・・・とな』

  『もう・・・ヴィランとは戦えそうにないですか・・・?』

  ライガーンは拳を握り『迷いはあるものの悪は悪だ、戦える』

  『分かりました、まだ体にヴィランエナジーが残っているのでエナジー活性化のお薬と、セルフイメージトレーニングという記憶回復訓練を行い復帰となります!』

  『心得た!』

  こうしてライガーンは無事に復帰したものの、ヴィラン側に説得を試みるようになり、低位のヴィランに関しては説得させ一般人だけではなくヴィランも救うヒーローとして名を上げるヒーローとなった!

  [newpage]

  それから数カ月、特別医療班の隔離施設からは無事ヒーロー達も退院して、セイコウもヴィランエナジーを克服して退院し、スカイルの定期業務が楽になった事から

  スカイルはデータの整理を行いながら、過去にドロズが治療したヒーロー達のカルテを見てどんな治療方法をとるのか勉強していた

  『超大型ヴィランに吸収された3人のヒーローの救出・・・えっ!?体内に直接入って救出!?そっかぁ・・・ヴィランって時々ビルサイズのデカイのとかたまにいるもんなぁ・・・』

  その救出内容は大型ヴィランのケツからダイレクトに入り込み体内で肉繭にされてエナジーを吸われているヒーローを助けだすという物だった

  他には、疑似子宮を持った牛獣人ヴィランによって産み直し、つまり再妊娠されてヴィランの子供と化してしまったヒーローのエナジーを吐かせ元の肉体へと再構築する内容も

  『遺伝子汚染が酷く肉体は4割しか取り戻せず、形式上も豹獣人から牛獣人に変更になってしまった、再妊娠による肉体の汚染は細胞レベルで吸収されるより深刻。復元が難しい要因として再妊娠は10歳程度若返りをされる、若返りの際に取り込まされた遺伝子は根強く残ってしまい肉体の復元の妨げになっている・・・ヒーロの精液提出義務化を急がねばならない』

  『これ精液の提出義務化される前のカルテか・・・どうして8年前のカルテが現在の新しいカルテのところに・・・ドロズさぁん・・・』

  渋々と年月と日の順の通りの場所にしまい込み、大多数のカルテと資料の整理が終わる頃・・

  警報が響く【ヴィラン確保、ヒーローは推定10年近く取り込まれていた模様、データを転送を開始】

  ドロズはバッ!と起き上がりスカイルは慌てて事務席に座りデータを受け取ると

  『ド・・・ドロズさん・・・これ完全に吸収されちゃってるじゃないですか・・・!』

  送られてきたデータは豚獣人のヴィラン・ブリブーに、10年前S級ヒーローのブレイブバーンと名を広げた竜人ヒーローが、奇襲によってC級という低位のヴィランに吸収されてしまった

  吸収の方法は精液による精巣への取り込み、完全にヴィランに吸収された結果C級だった豚獣人ヴィランはS級ヴィラン竜豚獣人・ブリドランへと進化して暴虐を尽くしていた

  だが現在は捕縛されて得医班に輸送されていた

  ドロズは頭を抱えて『10年か・・・肉体の消失はほぼ確定・・・クローン療法の為のヒーロー精液提出義務ができたのは8年前・・・完全復元は正直無理だな・・・肉体は一つだけ手法があるが肝心の記憶が問題だ、精神科としてどうだ?』

  『あるにはありますが・・・自分の照合させたデータによるとブレイブバーンさんは親しい親族などは居ないみたいですし・・・過去の記録や戦闘だけの情報で構築されたソウルイメージは正直言って補助的な効果しか見込めないんです、何かこうブレイブバーンさんをよく知る人物が・・・』

  ドロズは自分に指さし『俺はブレイブバーンと組んでたヒーローだ、俺から抽出できるか?』

  『!!それなら行けるかもしれません・・・!』

  ドロズは真剣な顔でスカイルと拳を突き合わせ『ブレイブバーンは俺がヒーローやってた頃の友人でもあるんだ・・・スカイル、俺の技術とお前の技術、2人でアイツを蘇らせるぞ』

  『ドロズさん・・・はいっ!!』

  ------

  オペ室の台には竜豚獣人ブリドランが拘束され余裕の笑みで2人をあざ笑っている

  容姿は豚の鼻が生え、胸部や腹部が豚のように太り竜人と豚が混じった姿

  足は豚の蹄と竜の鉤爪が混ざったようなみすぼらしい竜足で、ブレイブバーンが誇っていた赤い真紅の鱗もブリドランになってからは豚の遺伝子によって汚染されてピンク色が混じった赤色に変色している

  ブリドランの顔たちも角と竜人のアゴやマズルに骨格からどことなくブレイブバーンの面影を感じさせるが、ブリブーの遺伝子によって醜くされている

  『ブヒヒッ・・・♡ブレイブバーンを吸収して10年が経ってる♡オラの体が救い出すのは不可能だブゴォンッ♡』

  ドロズは肩をすくめて『そりゃどうかな・・・?スカイル、吐精剤250mmを3本用意して2本目と三本目に吐精巣剤を200mmを混ぜて置いてくれ』

  『了解っ・・・!』

  『ブゴォンッ♡何をする気か知らないがブレイブバーンの精神もオデの中に溶け込んで完全に一つになってるブゴォンッ♡防護服越しでもエナジーで感じるぞ・・・♡S級ヒーローメディックウルフ♡』

  スカイルは驚愕して『エッ!?あ、あのヒーローの中で初めて回復型エナジーを操るって言われた・・・!?』

  ブリドランはニヤニヤと笑って『ブゴォンッ♡再開できて嬉しいぞうぅっ♡オデはブリブーであってブレイブバーンでもあるっ♡まぁ7割ブリブーの3割ブレイブバーンだがなぁっ♡』

  ドロズは渡された吐精剤をブリドラコンの膨れ上がった豚らしい玉袋にズチュゥゥッ!!と一気に注入し

  『うぎぃ♡おほっ♡ヴほぉぉぉっ♡出るでるっ♡ブゴォォォォンッ♡』

  『スカイル、吸引機と分離機!』

  『は・・・はいっ!』

  ブリドランの細長い竜人のチンポと豚のチンポを混ぜたような気味が悪い奇形のチンポに吸引機を被せドプンドプン♡と吸引機が吸い取ると

  分離機のタンクに注ぎ込まれた精液の色はヴィランエナジーの紫色とブレイブバーンの赤いエナジーが入り混じった赤紫色の精液で分離は少しずつだが赤みが強いエナジーが中心に集っている

  だが数値はヒーローエナジー10%、ヴィランエナジーが90%のほぼヴィランエナジーの精液

  99%のヴィランエナジーから僅か10%の混じりもののエナジーしか抽出できずスカイルは歯を食いしばる

  『ブゴォンッ♡残念残念っ♡オラの精液からもブレイブバーンのエナジーは僅かしか抽出できないブゴォンッ♡』

  ドロズは無言のまま二本目の吐精剤をぶち込み、ブリドランの精巣がビギギギッ♡と血管が膨れ上がり 『ブゴォォォォォッ♡♡しゅ、しゅごいぃぃっ♡精液止まらんっ♡おほっ♡おおっ♡出るっ♡何にがっ♡ブゴォンッ♡ブゴ・・・♡ブゴォォォォンッ♡

  ドッブリュリュリュッ♡ゴプッ♡ドジュゥ♡ゴッポン♡

  ブリドランの奇形チンポの先端からゴポンッ♡と出てきたのは・・・

  白い色をした大きなラグビーボールほどの肉片、その肉片にはブレイブバーンのエナジーと思われるまだ綺麗で澄んだエナジーのオレンジ色が流れていて

  『スカイル、ヒーローエナジーパックありったけ持ってこい!』

  『ど、どうしてエナジーパックを・・・!?』

  『いいから早くしろっ!』

  ブリドランの陰部についた玉袋の一つは萎み『ブ・・・ブゴォンッ・・・♡お、お前何を考えているっ・・・!?まさかブレイブバーンを元に戻す方法が本当にあるというのかっ!?』

  『ああ・・・お前にブレイブバーンが食われてからずっと方法を考えてた・・・ヴィランに吸収されたヒーローの肉体とエナジーの100%まで吸収される事はまずありえない・・・そもそもヒーローエナジーとヴィランエナジーは油と水・・・混ざりあうことがない、だからお前らヴィランはその比率を調整することで力を取り込んだ、故に・・・お前が取り込んだブレイブバーンの1%・・・つまり本体はこれだなっ・・・!!』

  もう一本の配合された吐精剤をもう片方の玉袋にねじ込み

  『ぐぅぅぅっ♡ブゴォォンッ♡だ、だがっ♡ブレイブバーンはオデに染まり切って精神まで取り込んでるっ♡エナジーと肉体はどうにかなったとしてもっ♡記憶はどうするのかなぁっ!?オデの精神が複製されるだけでブレイブバーンとして復元はできないっ♡ブゴゴゴゴッ♡』

  ドロズはニィッと笑い、二個目の奇形チンポから出た精巣を鷲掴みにしてブリドランの精巣を二つ手にすると

  ブリドランの尻尾と脚の付け根にあるアナル目掛けてブリドランから取り上げた精巣をぶち込んだ

  ズリュンッ♡と柔らかいラグビーボールサイズの精巣が入ったブリドランは腹をボゴンッ♡と膨らませて

  ドロズは防護服の両手の手袋を外してブリドランの醜い太った腹に手を当てて『エナジーキュアッ!!!スカイル!エナジーパックを俺のケツからぶち込めぇぇっ!』

  『は、はいぃぃっ!?』

  『ヴィラン共がどうしてヒーローをケツや陰部で吸収するか知ってるかぁっ!?エネルギー摂取効率がいいんだぜぇぇぇっ!』

  スカイルはもうどうにでもなれと言わんばかりにエナジーパックの封を開けてチューブをドロズの尻の穴にねじ込んだ

  『うぐぅっ・・・♡スカイル!毎秒10mmずつ押し込んで俺に注入しろっ・・・!!』

  ドロズは両手に体の全エナジーを集中させドグン♡ドグンッ♡とブリドランの腹から鼓動の音が響く

  するとブリドランは急激に萎み始め『ブゴッ!?な・・・なんでっ・・・!?どうしてっ♡ブレイブバーンッ・・・♡オデと完全に一つになったはずじゃ・・・!』

  ドロズはニヤニヤと笑い『俺の能力は回復じゃなくて・・・エナジーの操作!簡単な話さ・・・99%のヴィランエナジーに残った1%のヒーローエナジーを俺のエナジーで活性化っ・・・!』

  ブリドランはハッと気が付いて『そうかっ・・・!ブレイブバーンはオデの精巣と融合したっ・・・!精巣を分離して制御を失えば・・・ヴィランエナジーを注ぎ込めないっ・・・!?』

  ドロズは全力でエナジーをブリドランの腹に送り込み『それにだ・・・俺のエナジーを受けてアイツが黙ってる訳ねぇだろうがっ!!意志の力を甘く見過ぎたっ!!ヴィラン!!』

  ブリドランの赤ピンク色の鱗が禿げ落ちていき、頭部形もただの醜いC級ヴィランの豚に戻っていく

  『そんなっ・・・そんなっ!!オデの精巣にまで変異したブレイブバーンを元に戻してっ・・・オラからエナジーまで吸い尽くすなんてっ・・・!!い、嫌だぁぁぁっ!ただの豚になりたくないっ・・・!!オデはっ・・・オデは誇り高きS級ヴィランの竜豚ブリドランとして終わりたいいぃっ!!』

  ブリブーに戻ってしまうとアナルからオレンジ色のエナジーが溢れだして力をどんどん取り戻していくブレイブバーン

  ブリブーの腹がどんどん大きくなり、ブリブーは腹部の肥大化と快感のダブルパンチで今にも失神しそうだが、最後の力をふり絞ると言わんばかりに

  『ま、まだだぁぁっ!!オデはっ・・・消させないっ♡消えないっ♡ブレイブバーンの中で生き続けてやるぅぅぅぅっ♡』

  ブリブーはビクビクンッ♡と体を震わせると意識を失わせドロズが舌打ちをして『ッチ・・・ブリブーめ・・・ブレイブバーンの精神に入り込みやがった・・・っ!スカイル!!お前の秘策・・・期待してるからなぁっ!!』

  『はいっ・・・!必ず!』

  ブリブーのアナルからはドポォッ♡と紫色の大量のヴィランエナジーと共にブレイブバーンが這いずり出てくる

  『オ・・・♡あ・・・♡ど・・・ドロズ・・・お・・・俺は、は、は・・・』

  『喋んな・・・スカイル後は頼むぞ』

  『はい・・・』ドロズは這いずり出てきたブレイブバーンを抱きかかえ、ドロズの涙腺は緩んでいるのに気が付き

  スカイルは意を決して『かならず・・・僕の研究成果を出さなければ・・・!』

  ------

  隔離室で横になって眠るブレイブバーンの姿は、長い事ブリブーの精巣と融合し豚の因子を取り込み続けた結果60%しか遺伝子の復元ができず

  ブレイブバーンのかつて鍛え上げられた鋼の肉体は今はなく、ブリブーを思わせる大きく弛んだ胸部に腹部、主に胴体に関わる所のブリブー化が酷い

  胸の中心と腹部の中心にはブレイブバーンのオレンジ色の皮を貶すように僅かにピンク色の肌に変色している

  そして僅かに鼻周りの肥大化が促され豚の鼻とまではいかないが尖った豚鼻という印象を受ける顔たちに変わっていて

  陰部にはもともとブリブーの精巣に変化していたこともあって豚の陰茎と玉袋がブレイブバーンに宿ってしまい陰茎も豚っぽい細長く赤い陰茎と化している

  そして今は頭部を覆う配線が付いたヘルメットを着用されてスカイルの必死の記憶と精神の修復が行われていた

  ドロズは不安そうに隔離室で横たわるブレイブバーンを見つめ

  『どうだスカイル?』

  タッチスクリーン端末と必死に格闘するスカイルは歯を食いしばって『ドロズさんから取り出したソウルイメージにあらゆる記録を埋め込んで復元しています・・・!ただ記憶の巻き戻せるのはドロズさんとブレイブバーンさんが出会った頃から・・・それ以前の記憶はロストしています』

  『ブレイブバーン・・・』

  スカイルは端末に苦い顔を見せて『ただブリブーに吸収されてからの10年間・・・ブリブーの精巣として得た快感の記憶・・・これはドロズさんとの強い記憶にも匹敵する物です・・・恐らく断片的な情報で定かではないですか・・・ブリドランとして他のヴィランに種付けされて産まれたブレイブバーンの遺伝子を宿した子供達これらの姿は鮮明に記録されてしまっていて消去はできませんでした』

  ドロズは溜息を吐いて『誰しも血のつながった存在は愛護したくなるってか・・・まったく・・・どんな子なんだ?』

  『えっと・・・鯱竜・・・馬竜・・・ハイエナ竜にスカンク竜ですね、姿から推測するになかなか手強いA級以上のヴィランとの子供みたいです』

  ドロズはさらに深い溜息を吐いて『あいつどんだけ子作りしてんだが・・・2股なんてぜってぇしねぇって言ってたのによぉ・・・っとそうだブリブーの精神が最後に混じったがどんな影響が残るかわかるか?』

  スカイルは端末を何度か入力して確認すると『精神の波長・・・これ私は魂って呼称してるんですけど、魂が二重になってるんです』

  『それじゃブリドランとして起きるのかっ!?』

  『違います、正確にはブリブーの魂にブレイブバーンさんの魂が上書きされた状態なんです』

  ドロズは首をかしげて『つまり・・・どうゆう事だ?』

  『ブレイブバーンさんの脳裏では常にブリブーが語りかける事ができるって事です』

  『最悪だな・・・悪魔の囁きを常にされるって訳か・・・まるで呪いだぜ』

  スカイルは記憶処理を終えて一息ついて『ふぅ・・・でも大分大きい進歩ですよ99%が溶け切ってしまった状態からここまで復元できたんですから・・・ヒーローとしての活動は無理でもブレイブバーンさんとして帰ってきたことは大きな進歩ですっ!』

  『そうだな・・・うっし、後はお前に任せて俺は事務室で爆睡だ・・・流石に疲れちまったぜ・・・』

  スカイルは何か告げ口しようかと思って口を開いたがすぐに口を閉じて笑顔を見せ『あれだけ頑張ったんですから・・・いいかな!さてと!カルテを纏めないとっ・・・!』

  ------

  深い微睡の中、想像を絶する快感と目の前で見せつけられた自分の子供の出産ショー

  だがその光景を塗り替えるドロズの声『ブレイブバーンッ!!』

  その光景が浮かび、ブレイブバーンは起き上がった『っは!?うぅ・・・ここは?』

  『おはようございますっ!ブレイブバーンさんっ!何が起こったのかご存じですよね・・・?』

  『俺は・・・確かブリブーの精液に飲まれて・・・うぅぅぅっ!?♡♡』ブレイブバーンの肥大化した性器がビキビキとイキリ立ち初め

  『はぁはぁ・・・♡ブリブーの精巣と融合したんだっ・・・♡ううっ・・・♡うがぁぁぁぁっ♡』

  ドッブリュリュリュッ♡と射精してしまい、紫色のヴィランエナジーが鈴口から噴き出される

  『僕の名前はスカイル、多分ブレイブバーンさんはご存じ無いかと思いますが・・・特別医療班という組織ができあがりヴィランに吸収されたヒーローを助け出しているんです・・・』

  ブレイブバーンは少しだけ興奮して立ち上がり『助け出すだとっ・・・!?あれほど気持ちいい環境からっ!?・・・ハッ・・・す、すまん・・・なぜだ・・・なぜだっ・・・』

  ブレイブバーンは頭を抱え込み醜い胸と腹を触り初める

  『大丈夫ですか・・・?ブレイブバーンさん・・・』

  『俺はっ・・・狂ってるっ・・・!何故かっ・・・あのブリブーの体が頭から離れないのだっ・・・またあの一部になりたいっ・・・醜くなりたいと思ってしまうっ・・・!』

  『長い事一つになっていましたからね・・・ブリブーの体と・・・恐らく元の状態戻ろうとブレイブバーンさんのヴィラン的側面が際立っているんだと思います』

  『俺の・・・ヴィラン的側面・・・』

  スカイルは端末の情報を入力してドロズの古い写真を次々と表示する

  『ドロズ・・・そうだ俺はっ・・・!俺はヒーロー・・・!ヒーローなんだっ!』

  だがブレイブバーンは肌をブルっと振るわせて『だ、だがすまない・・・股がゾワついてたまらないっ・・・こ、ここで出してもよいか?』

  スカイルはモニターを見てブレイブバーンのヴィランエナジーが活性化している事に見るや【ちょっとドロズさんには悪いですけど・・・このまま我慢させるのもまずいし・・・】

  『いいですよっ!ただ・・・その・・・ドロズさんとヤッテル想像でっ・・・!』

  ブレイブバーンはポカーンとして『ド、ドロズと・・・!?』ブレイブバーンの頬には赤く火照り初め『そ、そうだな・・・戦友と子を作るのも・・・悪くない・・・?』

  すると隔離室に『おいおいおいおいぃぃぃぃぃぃっ!!何吹き込んでんだお前っ!?!?』

  ドロズが全速力で駆けつけてきて

  『あ・・・あぁ・・・聞いてたんですねっ・・・今のブレイブバーンさんの脳裏には貴方とブリブーの姿が浮かんでるんです・・・ブリブーとヤってる想像をしてしまうとヴィランエナジーが高まってブリドラン化する可能性だってまだ残ってるので・・・』

  ドロズは慌ててマイクを手にし『ブレイブバーン!?お前の頭の中で俺をどうしてるっ!?戦友といえど俺はテメェの子なんて孕まねぇからなっ!!』

  だが既にブレイブバーンは妄想世界に入り込み『あぁぁ・・・ドロズっ・・・♡お、俺の子をっ・・・♡き・・き・・きっと強いヒーローの子になるぞっ・・♡うぐぅっ♡うおぁぁぁぁっ♡』

  ドロズはギッ!とスカイルを睨んで『この野郎・・・今度ヴィラン研究科でヴィランの体内見学したい奴がいるって突きつけておくからな・・・!』

  『ぅ・・・ぅぅ・・・これしか手段がないんですよぉ・・・』

  『はぁはぁ♡ドロズ♡ドロズゥゥッ♡ウッ♡おほっ♡』

  ------

  それからブレイブバーンの体内に流れるヴィランエナジーは徐々に減っていき、ブレイブバーンも受け答えがはっきりとして精神的な面での回復も近かった

  だがブレイブバーンはもの言いたげな顔でスカイルに語りかけた

  『スカイル殿、俺はヴィランの中に取り込まれていて、その思いや思想もこの胸の中に刻み込まれている・・・奴らは確かに悪だ。だがあの悪を作り出してしまったのも我々なんだ』

  『言いたいことはわかります・・・ヴィランの多くは生まれついての不幸な境遇・・・貧困、格差・・・あらゆる理不尽から逃れるためという事も』

  ブレイブバーンは拳を握って悔しそうに『俺は・・・もう彼らを攻撃できない・・・彼らを知ってしまったが故に力を貸したい・・・いや違うな・・・俺のヴィラン的側面・・・醜くなりたい、ヴィランの細胞や性感帯となって快感をまた貪りたいという欲求が頭から離れない』

  スカイルは答えられずにいるとブレイブバーンは拳を解いて『すこし聞いてくれるか・悪い事ばかりじゃないんだ・・・希望はある』

  『聞きましょう・・・!』

  ------

  ブレイブバーンは毎晩、暗闇で幼いブリブーが1人泣いている姿が見えていた

  ブリブーはその酷い容姿から手ひどい仕打ちを何度も受けていて、親もいつしかブリブーの前から消えていた

  だがブリブーはヴィランに堕ちる前は人一倍正義感の強い子だった、ブリブーの精巣になっていた間、ブレイブバーンはブリブーの過去や記憶を何度も覗き見ていて

  その中には同じ豚獣人の襲われている子や仲間を助け出そうと他種族に抵抗する場面がいくつもあり

  その抵抗がやがてエスカレートしてヴィランへと堕ちてしまった

  ブリブーは悔しそうにブレイブバーンを睨みつけ『まだオデの精神は消え去ってないっ・・・消えない消させないっ!』

  ブレイブバーンは悩んだ挙句一つの答えを出し『ブリブー、ヒーローになる気はないか?』

  ブリブーは驚愕して『ッ!!なんでそんな事を・・・オデはヴィランだぞっ!』

  『やり方が悪かっただけだ・・・今度は合法的に、そしてお前が先導者となって同族の者を救うヒーローになるんだ・・・!俺は・・・もうヴィランとは戦えない』

  ブリブーの顔は曇った表情だが、きっぱりとは断れ無さそうだった

  『お、オデは・・・ヒーロー達や市民にひどい事した・・・アンタだって・・・望まない子供何人も無理やり・・・』

  ブレイブバーンは気にする素振りもなくなくブリブーの肩に手を当てて『今度は貶めた分、救うんだよ。ヒーローとして』

  『で、でもオデに力は・・・』

  ブレイブバーンは体からキラキラと輝くエナジーを見せ『俺の最後の力を受け取ってヒーローとして生まれ変わるんだ』

  ブリブーはそのエナジーに手を伸ばして『お・・・オデは・・・やり直せるのか・・・!』

  『あぁ、俺の代わりに・・・頼むぞ』

  ------

  こうしてブレイブバーンの願いはブリブーに引き継がれ、ブレイブバーンの腹は大きく膨れ上がりブリブーを妊娠して、ドロズやスカイルの監視のもと出産された

  ブレイブバーンは隔離室でベッドの上で力み、アナルからズルズルとブレイブバーンの中で育ったブリブーがヒリ出され

  産み落とされたブリブーの姿はブリドランとしての姿よりもよりドラゴン化が進んだイノシシとドラゴンをかけ合わせたような

  比較的整った容姿で生まれ変わりブリブーは目を覚ますとブレイブバーンと目を合わせて『ブレイブバーン・・・いや親父っ!オデ頑張ってヒーローになるよっ!』

  『ふぅ・・・っ♡はぁ・・・♡が、頑張れよっ・・・!!』

  後にブリブーは名前を改めてブルファドラゴンと名乗り後にブレイブバーンから譲り受けた炎の力を駆使してS級にも匹敵する強さの立派なヒーローへと成長していくのだった!

  [newpage]

  ドロズは最近真面目に仕事を取り組むようになっていた、ゲームや遊んでいる時間は徐々に減っていき、ヒーロー達をより効率的かつ確実に救出する為の方法などを模索して新たな機材開発のレポートなどを作成したりとやる気が見て分かった

  ドロズがパソコン相手にレポートを作り出している事に感心してスカイルは『最近ドロズさん遊ばなくなりましたよね!』

  『ん?あぁ・・・まぁな、ブレイブバーンあいつヴィランと接敵するとまたヴィラン化するんじゃないかって不安からここの隔離病棟のスタッフとして働いててな、実際ヴィラン見ると興奮してオナニーしちまう癖は治ってねぇが・・・あんな状態になりながらも働いてて俺も何かしねぇとなって』

  スカイルは嬉しそうに『お茶、用意してきますねっ!』

  『っあ、ワリィお茶じゃなくて炭酸ジュースで頼むわ』

  その時、2人のスマホがジロロロロッ!と警報のような音を出して、2人はスマホを見ると『巨大ヴィラン出現!?』

  ドロズはモニターをテレビに切り替えると『な・・・』

  2人は言葉を失った

  相手は身長190mクラスの超大型ヴィラン、二足歩行型でズングリとした恐竜型怪獣

  報道ヘリが遠くから撮影していて、ヴィランはゆっくりと交易に重要な湾に向かって海を歩いて突き進んでいた

  『あ、あんなサイズ・・・た、戦えるんですか!?』

  『本部の奴ら・・・!こんなデカい奴なんで海に居る時点で探知できなかったんだよっ!』

  すぐにヒーロー達が駆けつけ、あらゆるA級S級と手練れのヒーロー達が総攻撃を仕掛けていた

  軍の部隊も動き通常兵器で爆撃など猛攻撃を続け、怪獣型ヴィランも苦しんでいるように見える

  『やっぱり最近は通常兵器もすげぇな』

  『湾に上陸される前に倒せそうですかね・・・?』

  だが怪獣型ヴィランは苦しむと身をかがめるような動作をし背中から無数の管のような物を放ち始めた

  管は周囲を飛び回るヒーローや湾から攻撃に参加している一般兵に向かって高速に向かい

  一般兵に向かって伸びた管は漏斗型の口のような物に変化し丸呑みにした

  『『あっ!?』』ドロズもスカイルもその光景を見て驚愕し

  管は膨れ上がって獲物を怪獣型ヴィランに送り込んでいく

  『ヒーローたちは管を攻撃して凌いでいるけど・・・一般兵はあんなの太刀打ちできない・・・!』

  『あれはまさか吸収器官なのか・・・!?』

  一気に攻めから守りへと戦況が変わってしまい、湾で戦っていたS級と思しき竜人ヒーローが一般兵を庇いきれず管に丸呑みにされた

  膨らんだ管を他のヒーローが切り飛ばして救出しようとするが管が管を守るようにヒーローたちの行くてを防ぎ、竜人ヒーローが怪獣ヴィランの本体にゴプンッ・・・と取り込まれると

  怪獣ヴィランは咆哮を上げ、体を変化させていく

  頭部は恐竜ではなくよりドラゴンに近い顔たちに、手足もより強靭になっている

  次は狼獣人のヒーローが吸収されると、怪獣の体のあちこちから毛側が生え始め、頭部の鼻先が犬の鼻に変化し狼のような耳も生えてくる

  次には獅子獣人ヒーローが吸収されると怪獣の首回りからは鬣が

  そして様々な種のヒーローが食われ怪獣の姿は混ざりにざってキメラとなり、湾へ移動を開始しヒーローや一般兵達も撤退してしまった

  『わ、湾がっ・・・!』

  だが怪獣型ヴィランは湾の端へと上陸すると動きを止め、身を屈めて縮みこみ伏せてしまった

  『と・・・止まった?た、体内でヒーローたちが攻撃して止まった・・・?』

  ドロズは首を振って『違うな・・・よく見ろ背中の色を・・・高濃度のヴィランエナジーを体内に張り巡らせていやがる』

  『そんな事をして動きを止めてなんのメリットが・・・』

  ドロズは立ち上がって『スカイルさっさと出る準備をするぞ、恐らく都を救うのは俺達が鍵になるかもしれねぇ』

  『えっ!?は、はいっ!!』

  ------

  怪獣型ヴィランは完全に動きを止めて既に2時間が経過していた、その頃にスカイルとドロズはヒーロー本部のヘリに乗って怪獣に接近していた

  怪獣の近くでは再び起き上がった時に備えて軍が慌ただしく動いているのが見える

  ドロズはスカイルにアサルトライフルを手渡してくる『ラ、ライフルっ!?!?こ、こんなの必用になるんですかっ!?』

  『ヒーロー本部も俺の読みと同じでな、あの怪獣は上陸すれば用済みだと思われる』

  『用済みって・・・あれを都にぶつけた方が被害も圧倒的に高くてヴィランの思い通りなんじゃ・・・』

  ドロズは怪獣の背中を指さして『あれを見ろ高濃度のヴィランエナジーが巡って活性化してやがる、それを見て考えられるのは・・・吸収したヒーローのヴィラン化』

  『ッ!!』

  『恐らく吸収されてから2時間しか経ってねぇから残存しているエナジーで防御してるだろうが、それが尽きればあっという間に侵食されて即ヴィランだ、一般兵なんかもA級クラスのヴィランに変化してる可能性だってある・・・もしあの取り込んだ数全てがA級S級のヴィランになってあいつから産まれてきたら・・・』

  『最悪だ・・・!なんとしても止めないと・・・!で、でもどうしてライフルなんか・・・』

  ドロズは白衣姿ではなく灰色のヒーロースーツを着込み始め白いグローブとブーツに頭部には赤い赤十字マークが着いたハーフヘルメットを被り

  スカイルはその姿を見てドロズは本当にヒーローなんだという事を認めさせられる『メディックウルフ・・・!』

  『俺らはアイツの体内に直接侵入して取り込まれたヒーローを救出する!!体内では何が起きるか分からん、可能な限り守ってやるが自分のみは自分で守るよう意識しろ』

  『は、はい・・・!』

  ヘリは怪獣型ヴィランのすぐそばに着陸すると

  『で、でかい・・・!ドロズさん・・・どうやってこんな奴の体内に・・・?』

  『恐らく前回みた大型ヴィランの改良型だろう、なら尻のやや上の部位にあたる所にヒーローを納める器官があるはず』

  スカイルは見渡すと固そうな鱗や毛皮に甲殻などキメラ皮の皮膚を見て『とてもじゃないですけど・・・外からは・・・』

  『中から行くんだよ、こいつのケツに入って腹の中をカッ捌いて突き進むんだ』

  『し、尻の中に・・・』

  2人の元に『特医班には世話になった、全力で護衛にあたらせてもらう!』

  『僕達はヴィランの細胞を取り込んだおかげで免疫力が高いからね!2人の護衛にはもってこいって訳さ!』

  ライガーンとエッジスカンウルフ

  『2人ともっ・・・!助かりますっ!』

  機材の持ち運びと護衛もかねて、スカイルとドロズの護衛にとエッジスカンウルフが付き、怪獣ヴィランの尻に向かう

  尻尾の付け根にある穴からは異様な臭いが立ち込め全員がマスクを付けてスカイルも最新の防護服に着替えて突入する

  尻の中にあたる肛門は広く、人が3人から4人通れる幅はある

  ドロズは肛門を登って奥へ奥へと進んでいくと『この当たりから感じるな・・・全員下がってろ!!』

  ドロズの腕に青いエナジーが集い腕にエナジーでできたブレードを形成し『ブレードエナジーメスッ!!』

  ズバァァァッ!!と鋭い斬撃でヒーローの吸収器官にあたる空間まで切り裂くが

  グジュグジュと再生して肉の壁がくっつこう再生していく

  『急げっ!』

  全員が移動すると、スカイルは言葉を失う

  ヒーローの吸収器官は、吸収されたヒーローや一般兵の1人1人ずつに肉のカプセルのような物に閉じ込められて全身を触手のようなもので絞られていた

  股からは精液を尻と口からはヴィランエナジーを体全身からはヒーローエナジーを吸い取られている

  ドロズは腕からエナジーメスを展開したまま『よし・・・スカイルここは一刻を争う、片っ端からこの肉カプセルからヒーローを優先して摘出しろヒーローの肌をよく見て侵食率が高い奴から優先して取り出していけ』

  『りょ・・・了解!』

  エッジスカンウルフとライガーンは身構えて『どうやらスムーズにやらせてくれなさそうですぜ・・・!』『ここは我々が何とかしますっ・・・!』

  一般兵が入っていたカプセルから次々とズルズル・・・と這い出てくるや

  その姿は様々で頭部は竜人なのに胴体は獅子、腕は鷲だったりとキメラ獣人になってしまっている

  それぞれがB~A級ほどの力を持っていて、エッジスカンウルフとライガーンは交戦に入る

  スカイルはカプセルを一通り見渡して『よし・・・やるぞっ・・・!僕が救うんだっ・・・!』

  スカイルが摘出を始めると、既にドロズはエナジーメスでカプセルを丸ごと切り取って摘出していてその手際は見事な物だった

  カプセルの中ではヒーローの性器に管が被さってドクンドクン♡と精液を吸い取っていて、尻と口に刺さっているヴィランエナジーを注いでいる管を切断し、体に突き刺さっているエナジー吸引管も切断しようとすると

  『あ、ありがとう・・・俺はもう自分でできる・・・他の奴を・・・!』

  『わ、分かりましたっ・・・!』

  ドロズとスカイルの尽力もあって救出されたヒーローたちもヴィラン化した一般兵の戦いに加わり体内での戦況は好転しはじめたが・・・

  ドロズは周囲のヒーローたちを見回して『くそ・・・いねぇ・・・!』

  『何がですっ?』

  『あの最初に取り込まれた竜人ヒーローだ!』

  一番最初に取り込まれたヒーローの侵食が深刻でドロズもスカイルも意識して探していたものの見つかってない

  2人は上を見上げ『『まさか・・・!』』

  あの竜人ヒーローは吸収器官の真上にあるカプセルに取り込まれているが、そのカプセルだけは異様で注ぎ込まれるエナジーの量も多く、原型も既に変わり果てていた

  あの怪獣に似た下半身がズングリとした恐竜型の形に変わっていて

  身長も元の体から3mほど大きくなっていて

  『奴らめっ・・・!取り込んだヒーローを全員ヴィランに変えるのではなく、S級1人をベースとして残りは素材としてエナジーを注ぎやがったのかっ・・・!』

  既にヴィラン化が完了したのか、元竜人ヒーローは目をギョロリと開けてカプセルから這い出てきた

  『グルァァァッ♡♡』

  ドロズはエナジーメスを両手腕に展開して『スカイル!引き続きヒーローを助けろっ!俺はコイツを”治療”するっ!!』

  『む、無理ですよっ!相手はS級でしかもA級の力を何人も取り込んだ化け物なんですよっ!?』

  だがドロズは戦闘を初めてしまい、スカイルも必死に手を動かし次々とヒーローを救出する

  『僕がヒーローを助ければ戦える人員が増えて有利なるっ・・・!急げっ・・・!急げ僕っ!!』

  ドロズはエナジーメスで両腕を切り落とそうとすると相手は両腕の甲を甲殻のような鱗を形成して防いだ

  『ッチ・・・!取り込んだ獲物の遺伝情報を体に引き出せるのかっ・・・!』

  『グルァァッ♡強イッ♡強イ♡獲物ォォォォッ♡』

  ドロズは舌打ちして『やるしかねぇか・・・』

  相手は尻尾の先があの怪獣がヒーローを吸収した先が漏斗型の口になる管に変化してドロズを丸呑みにした

  『はっ・・・!ドロズさん・・・?』

  相手は興奮してチンポを生やして『グフッ♡グフフッ♡キモチイイ♡ンアッ♡アァッ♡』ドクドク♡と精液を吐き出しながら体をズズズズッ♡と変化させていき

  相手の元竜人ヒーローの怪獣ヴィランは鼻先から犬の鼻と耳を生やし体の甲にある部分からドロズと同じ灰色の毛並みをした毛皮を生やして『モット♡モット♡取リ込ンデ♡強ク♡強クゥゥゥッ♡』

  『貴様ぁぁぁぁっ!!』スカイルはライフルを構えて銃撃するもまったくの無力

  相手はニヤニヤと笑い漏斗型の尻尾をスカイルに向けると

  『ウッ!?ウガガガッ!ガァァァァッ!!ヴエ゙エ゙エ゙ッオッ・・・』相手が苦しみ始めると口や穴という穴全てから紫色のヴィランエナジーを吐き出し

  ドロズを吸収して現れていた部分が元に戻っていく、すると相手の尻からドロズが粘液塗れになって這い出てくる

  『あぁ・・・クソが、だからやりたくなかったんだよ・・・』

  スカイルは安堵して胸をなでおろし『よかった・・・良かった・・・ドロズさぁぁん・・・』

  『何泣き顔になってやがる、俺は言ったぜ”治療”するってな』

  相手は全てのヴィランエナジーを吐き出すと『す・・・すまない・・・意識が乗っ取られていた』

  『俺はワザと取り込まれて相手の体内に入り込み体内から直接エナジーを操作してヴィランエナジーの比率を調整した訳だ』

  スカイルは半泣きで『良かったぁぁぁぁっ!ドロズさぁぁんっ・・・』

  ドロズはスカイルを慰めると『さぁ残りも全部助け出して出るぞっ!』

  『・・・はいっ!!』

  ------

  こうしてヒーローは全員が救出されたものの、一般兵は取り込まれたほとんどがヴィラン化、スカイルとドロズはヴィラン化した一般兵の治療まで任されることになり

  特医班には大勢の医師達がドロズとスカイルの指示で動きあれだけの巨大な敵であったのにも関わらず

  犠牲者は奇跡の0人、ヴィラン化してしまった一般兵もほとんどが社会復帰可能となり

  それらの治療は3年掛かりで続けられた

  『これで最後の患者っと・・・』スカイルは背伸びして『終わりましたねっ・・・!ドロズさん!』

  ドロズは魂が抜けた顔でグッタリしていて『まともに遊んだの・・・もういつだったか覚えてない・・・』

  『怪獣事件の患者と合わせて通常のヒーローたちも治療しましたからねー・・・僕も少し疲れましたっ・・・』

  ドロズは資料を手に取り溜息を吐いて『しっかしヴィラン側も恐ろしい事を考えるよな・・・あの怪獣事件、最終的な目論みはヴィラン化したヒーローから搾取した精液を使って怪獣の子宮で子供を形成・・・キメラ遺伝子で強化した子供を次々と産ませて世界を征服する・・・もし俺が戦ったあんな化け物が次々と量産されてたら・・・マジで世界終わってたかもな』

  『僕たち世界を救ったんですよね・・・実感が湧かない・・・』

  ドロズは立ち上がってゲームに向かい『まっ、ヒーローなんてそんなもんだろ・・・それじゃさっそく・・・久々の~♪』

  ビービービーッ!!

  【緊急!牛獣人ヴィランの再妊娠攻撃によって再出産されたヒーローが搬送予定!至急パーソナルデータを確認して準備されたし!!】

  『すぅ・・・ハァァァァァァァァァッ・・・』

  『さぁ行きますよっ!ドロズさんっ!』

  『分かったよ・・・』

  こうして今日も特殊医療班の仕事は続いていくのでしたっ!