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おなほや

  自分には悩みがある。それは男性皆に誰しもが抱える悩み。自分は社会人で毎日働いていて、それとなく不自由のない生活をしている。しかし1つだけ自由に出来ない事がある。それは「自慰」だった。

  (困った……)

  自分は自慢ではないが誰よりも性欲が強く、エッチな妄想をすればすぐに勃起するというお盛んな時期なのである。そのおかげが必ず一回は抜きたい気持ちに駆られてしまうのだ。しかし、アパートの大家は鼻が良いのか、抜いた翌日に急に部屋に現れ、『部屋を生臭くしないで頂戴ね』と注意されてしまった。

  しかし特に今日はムラムラのピークが高い状態で、恥ずかしい事に休憩中に職場のトイレで自慰をした。帰宅時も急に勃ち、道端の公園のトイレを借りた。多い時には1日に5回もしたことがある。

  「いかんいかん、部屋で抜く事だけはやめておこう……。 また大家さんが来たら次は何て言われるか……。 …………そうだ、ポストに入ってたものを見ないと……」

  自分は性欲を少しでも紛らわそうと、ポストの中に入っていたチラシの内容を見始めた。中身はというと郵便局のパート募集、近くのスーパーのチラシ等、これといったものはないごく普通の内容物だった。

  「ん? 何だこれ…………?」

  しかし、最後のチラシは何か目を引かれるものがあった。平仮名で『おなほや』と書かれていて何のことか分からない。そもそもそれは店なのか、もしくは何かの宗教勧誘のソレなのかも分からない。自分はその風変わりなチラシをじっくりと目を通す事にした。チラシの内容は以下の様なものだった。

  ❴おなほや

  性欲があり余って処理に困っている男性達の悩みを解決します。

  ・出した精は全てこちらで処理、更には消臭もして完全に証拠を隠滅!

  ・色々と指摘されるのが恥ずかしい思春期の方や、利き手が恋人なかわいそうな彼、どんな理由でも何でも受け入れます!

  ・竿のサイズにあったオナニーホールが勢揃い! あなた専用のものがきっと見つかる!

  アポ無しでも大丈夫! 詳しくはこちらまで↓❵

  と、↓の先には細かい住所が記載されている。場所もアパートからそれほど遠くはない。

  「何か怪しいな…………」

  文面からして胡散臭いと感じる自分。これは嫌な予感がするなと思い、そのまま丸めてゴミ箱に入れようとするが、

  「…………」

  下を見つめる先に移るズボンを盛り上げる山をじっと見つめる自分。確かにこの山を鎮める場所がない自分にとってその『おなほや』という奇妙な店は天の助けとも言えるかもしれない。

  「一回だけなら……大丈夫だろうな……」

  自分はその店に行く決意をし、外に出る支度をした。

  マンションから出て約10分、チラシに書いてあった住所に着いた。

  「ここか……。 見た目は普通……だな……」

  外観からして1階建ての建物は、壁や屋根が白く、『おなほや』と書かれた看板が建物の上に付けてある。いかがわしい店特有の呼び込みみたいなものもいない至って静かな建物だった。自分はドアの前に立ち、恐る恐る扉を引く。

  「いらっしゃい」

  カランカランとベルの音と共に受付にいるであろう男の声が聞こえた。受付の男は左右非対称に伸びた牙(というか左の牙が半分折れてる)の大きなゾウ獣人だ。

  「あ……、あの……。 チラシを見て来たもので……。 ここに来たのが始めて…………、というか…………」

  自分はおなほや、というかこういった風俗店に来るのは生まれて始めてだったのと、自分よりも大きな身体のゾウ獣人に怯えていてうまく言葉が出てこなかった。

  「大丈夫大丈夫。 ここに来たという事は君も男の悩みをぶちまける場所がないんだろう?」

  そんなコワモテのゾウ獣人は自分の気持ちを理解してるかのように優しく語りかけてくる。

  「何も恥ずかしがる事なんてないさ。 さ、どの子もといどのオナホを選ぶんだい?」

  そしてそのゾウ獣人は受付の机に手を置き、置いてあったメニュー表に指を刺した。書いてあることは以下の通りだ。

  《メニュー表

  ・ガジャコース

  当店では高齢の方ですが長年の雄の知識やテクで貴方に安心できる射精をお届けします。始めてこの店に来た人にオススメのコース。

  ・デボコース

  プライドが高く気難しい性格で時には貴方の雄を罵倒してしまうかも。M心の強い方向けの上級者コース。

  ・ルオコース

  異国からやって来た方で言葉が通じない事もあります。時にはコースメニューにはない事もしますがそれらは料金には含まれませんのでご安心を。いつもと違った文化を楽しみたい人向けのコース。

  ・クダンコース

  こちらは寝ている間に射精をする、いわゆる夢精コースとなっております。仕事とかで疲れて自慰をするのもめんどくさいという方に適しております。

  料金は全て均一されております。貴方にあったオナホで、最高の自慰ライフを》

  「説明するとね、俺達の様なゾウ獣人が君の自慰をサポートしてくれるような感じだね。 ほら、俺達って鼻が長いだろ?」

  そう言って受付のゾウ獣人は鼻を自分の顔の方に上げて大きな鼻腔を見せてくれた。

  「この鼻腔で君のチンコを吸い上げるんだよ。 勿論出ちゃった精液は俺達の鼻の中だから後処理とかの心配もしなくて良し! 帰る時とかもこっちで消臭とかもするから客側は何も心配しなくて良いのさ」

  「え…………? ゾウの……、鼻に……? え? え……?」

  どんな反応をすればいいか分からない自分。それもそのはず、自分はゾウの鼻でオナホをしたことなんて一度もないのだから。

  「そりゃあ困惑するよな。 まぁ……とりあえず俺の鼻の触るかい?」

  「あ……、はい…………」

  ムニムニムニ…………

  自分はとりあえず分からない事で頭がいっぱいだったため、受付の方の鼻を両手で握りながら触り始める。鼻全体が筋肉で出来ているからか、とても触り心地が良かった。鼻先の方は少し湿ってて生暖かな風も感じる。

  「触りながらで良いから聞くけど、誰にするか決まったかな?? やっぱり始めてな方ならメニュー表にも書いてあるようにガジャコースが良いと思うんだよね」

  「え……? えー…………? …………じゃあ、それで……」

  何だか店を出る気になれない雰囲気になってしまい、自分は受付の方の言うがままにされ、ガジャコースというのを選ぶ羽目になってしまった。

  「オッケー♪ じゃあコレ鍵。 番号のある部屋で待っててね? ガジャさんを呼んでくるから」

  受付の人は鍵を机に置く。鍵には「200」と数字の書かれたキーホルダーがつけられている。

  「それじゃあ、楽しいひと時を〜♪」

  そうして彼は手を振りながら受付を離れ、何処かへ行った。

  とりあえず自分はこのまま帰ると相手にも失礼だと思ったので、言われた通り「200」と書かれた表札がついている部屋に入り、待つことにした。

  (部屋は……、何か普通な感じだな……)

  部屋はと言うと、これからいかにもエッチをいたしますよと言うような下心満載の部屋ではなく、至って普通のマンションの一部屋の様な壁紙や床だった。家具としては木製のダブルベッドやイス、机には飲料水の入ったペットボトルや消臭アイテムの様なアロマオイルや霧吹が置いてあった。

  (しかしどんな事をやらされるんだろうか……? ボッタクられたりしそうだよな……)

  ノリで店にやってきたものだから様々な不安を募らせてしまう。すると扉からノックする音が聞こえた。

  「んっ? は、はーい! 入ってますよ〜!」

  急なノック音に驚き、自分はつい返事をしてしまう。するとそれを聞いたのか扉が開き始めた。

  「ご指名ありがとうございます。 ……ん〜? 初めての方だねえ?」

  現れたのは40代近くの見た目をしたゾウのおじさんだった。受付であったように高齢の方と言っていたが、もしやこの人がガジャという人だろうか。

  「えっと……、ガジャさん……? ですよね? 本日は……その……」

  急に恥ずかしくなり始める自分。するとガジャさんは目の前にのっしのっしと足音を立てるかのように近づき、

  「ははは、もしかして緊張してるかい? 気にしなくていいよ。 おじさんこう見えて色んな人の『おな始め』を担当してるようなもんだからねえ」

  そう言ってガジャさんは服を脱ぎ始め、全裸になっていった。中年らしいむっちりとした肉付きで、触り心地が良さそうな気もする。

  (で……、デカ……?!! ゾウ獣人って下も鼻みたいに太くてデカいって噂あったけど……、平常時でアレとか男として凹むな何か……)

  目の間で脱いだことにも驚いたのだが、自分はそれよりもガジャさんの下半身にしか目がいかなかった。

  「さて。 じゃあ君も脱ごうか?」

  「……え? 脱ぐ?」

  「そりゃそうでしょ? 脱がなきゃおじさん仕事できないよ? それともおじさんに脱がせてもらいたいかい?」

  そう言ってガジャさんは自分のズボンを触り、脱がせようとする。

  「い、いや良いです!? 自分で脱げますから……!! ちょっと後ろ向いてて下さい!!」

  そうして自分は裸になってしまった。

  (銭湯くらいしか全裸になることなんてないのに……)

  「ぬ、脱ぎました……」

  全裸になった自分は両手で股を隠し、内股になった状態で立っている。ガジャさんの股間を見たからか自分のモノが情けないものだと思ってしまったのか何だか見せるのが恥ずかしくなったのだ。

  「オッケー。 じゃあ聞くけど椅子に座ってやりたい? それともおじさんを椅子代わりにやりたい?」

  「え、えっと……、良くわからないから……、椅子に……」

  「分かった。 じゃああの椅子に座ってね。 変えたくなったらいつでも言うんだよ?」

  ガジャさんの言う通りに椅子に座る自分。勿論座った後も股を両手で隠している。

  「どうしたの? チンコ見せるのが恥ずかしい?」

  「いやその……、ガジャさんの見てたら……、何か自分のが小さいなって思えちゃって……」

  「大丈夫だよ。 おじさん色んなチンコ見たけどどんなものであってもけなしたりすることはしなかったよ?」

  「……じゃあその……。 出来ればあんまり感想言わない感じで……」

  こうして自分が彼の言うままに自身の股間をガジャさんに見せるようにしてしまったのだ。

  「ん〜〜? そんなに恥ずかしがる感じかなあ? 成人らしい良いチンコだと思うんだよねえ」

  「ちょっと……、感想言わないでって言ったじゃないですかあ……」

  ガジャさんに自身の股間が褒められて赤面し、顔を隠してしまう自分。しかしガジャはその後、

  ガシッ

  ……と彼の股間を大きな両手で掴みだした。

  「……えっ?! な、何してるんですか?!!」

  咄嗟の出来事に驚く自分。するとガジャは、

  「そりゃあこれからするんだから勃たせないと始まらないよ? それとも自分でしたかった?」

  「いやその、自分で出来ますから!!? そういうのは先に……!!」

  自身のチンコを触られて慌てふためく男。しかし彼のチンコは正直ですぐにムクムクと勃起し、赤々とした健康的な亀頭を顕にさせた。

  「ははは、元気だねえ。 おじさんも若い頃は君みたいにすぐに勃ってたよ。 懐かしいなあ」

  それをみたガジャは握られるだけで勃起する健康的な男を見て少し羨ましそうにしていた。

  「さて、勃起も無事にした事ですし、ようやく本番だね。 ……あぁ、別に緊張する事はないよ? リラックスして、自分の思うままに射精してね?」

  ガジャは大きな手で頭をぽんぽんと数回叩くとそのまま自分の前にしゃがみ、顔をチンコの近くに合わせた。すると鼻を上げてチンコをゆっくりと左の鼻腔に呑み込むかのように包みこんだ。

  「ひゃっ……?! 鼻で……ッ? チンコを……ッッ?!!」

  男のチンコはすぐにガジャの鼻と同化しており、その姿はまるで拡張された巨大な陰茎にも見えた。

  (何コレ……ッ?! 生温かくてホントにオナホみたい……ッッ!! しかも何かこそばゆい風が亀頭を刺激して……ッ、あぁ、駄目ッ! 駄目ダメダメッ……!)

  男はすぐさま射精しそうになったが、すぐさま内股になって力みだす。鼻をオナホして使っていると言っていたがゾウの鼻に射精するなんて相手に申し訳ないという気持ちが男には残っていたのだ。しかし、

  「ッ?!!」

  ガジャは内股にしていた男の足を両手ですぐに伸ばしてしまう。

  「何…………ッ……、で……?! いや、駄目……ッ! 射精(だ)したら……ッ……! ンンンッッ!!!」

  男は軽めの海老反りになり、射精に身を任せる姿勢になった。そして、

  ビュルルル〜ッッ

  と豪快な音と共にガジャの長い鼻に向けて射精をしてしまったのだ。

  「んん……ッ、良い出しっぷりだね。 よっぽど我慢してたのかな?」

  しかしガジャは慣れた様な声色で自分に囁きかけてくる。

  「ご……、ごめんなさい……! 鼻に……その……、出しちゃって……!」

  自分はすぐに立ち上がり、ガジャに謝罪をする。しかしガジャはあまり気にしてる様子もなく、

  「良いよ良いよ。 僕らはこういうのが仕事みたいなもんだし。 ……それに君のソレはまだまだ行けそうだと思うよ〜?」

  と言って彼の射精した後でも萎えないヌルヌルチンコを鼻でポンポンと叩く。

  「このまま右の鼻も行っちゃうかい??」

  と誘ってきたが、理性の残っていた自分は、

  「い、……いいです……。 遠慮します……。 その、身体拭いて出ます……!」

  と言って、自身の身体を拭く物を取ろうと机に近づこうとする。しかし、

  「こぉら。 もっと素直になりなさい」

  と言って、ガジャは後ろから鼻を男の首元に巻き付けて身動きを取れないようにした。男は必死で足掻いたが、全身が筋肉で出来ているガジャの鼻からは逃れる事は不可能だった。

  「やめ、……やめてください……!! もう十分堪能しましたから!! 今ちょっと勃ってしまってるけれども……、これはその……、時間がたてば萎みますから!!」

  「ん〜、そうかなぁ? 僕には君のチンコはもっと射精したいって唸ってる様に見えるんだがねえ~?」

  「違いますよ!! これは……その……」

  「それにそんなにギンギンな姿で出てしまったら道行く人の目についちゃうよ? 恥ずかしい思いしちゃうよ? そんな思いするくらいならここで思いっきり出してから帰ったほうが良いと思うよ〜?」

  「………………確かにそうかも……」

  グイグイ攻めてくるガジャさんにとうとう自分は根負けし、2回目の射精を受け入れてしまった。

  「了解〜。 じゃあそのままじっとしててね」

  返事を聞いたガジャはその後、男の腹を両腕で抑え、よっこいしょと言う掛け声と共に床に腰掛けた。

  「2回目は僕の側で射精してもらうよ。 どう? おじさんの肉椅子、あったかいでしょ? ……なんちゃって」

  ガジャはその後鼻を下に戻し、すぐさま右の鼻腔に男のチンコを突っ込んだ。

  「ふふふ、チンコにさっき出した精液がコーティングされてるからスムーズに入るねえ。 それに匂いもさっきよりキツい男って感じの匂いになって良い感じ♡」

  「ン……ッ……?! (何これ……? さっきより吸い付きが違う……!? いや……、何かお尻の方がむず痒い……??! 丸太の様な何かに擽られてるような感じがする……?!!)」

  男は1回目の射精で敏感になってしまったのか、尻の方の違和感にすぐ気づいた。

  「あの……、お尻の方が何か……ッ、くすぐったくって……! 何かしてるんですかッ?!」

  「ん〜? それ多分尻尾が当たってるのかな〜? ゾウの尻尾の毛って硬くてゴワゴワしてるからね〜」

  ガジャは笑いながら答えたが、この感触は毛の感じではないと自分は思った。先端が生暖かく、そして何より意思を持っているかのように擦り付けているようにからかってるかのように自分の臀部を触っているのが分かる。始めは腕かと思ったが、ガジャの両腕は自分の腕を羽交い締めにしてる為、その可能性はなくなった。脚の様に見えてもガジャの両脚はピッタリと地面にくっついてる。指で突っつくのも不可能だ。

  「も、もう……駄目………ッ!!」

  尻をくすぐられる感覚に我慢できなくなった自分は足を地面につけ、反ったような姿勢になる。しかし浮き足になったせいか、今度はガジャの鼻息にチンポが反応してしまう。前門の鼻、後門のくすぐりと逃げ場がない。彼にとってここから抜け出せる方法は勿論……

  ブルブルブル……

  「おぉッ? 鼻から凄い振動が伝わってくるよ? これは……射精だね? しかもとびきり出しそうかな?」

  ゾウの鼻でも伝わる程の身震いをする自分。この二重の攻めから解放されるには、支配者であるガジャに満足出来る程の射精しかない。しかしそれでも羞恥心というか、他人に迷惑をかけたくないという気持ちがあるからか、自分は歯を食いしばり、射精をしないよう必死に踏ん張っていた。

  「もう〜、我慢しないって言ったじゃないかあ……。 そんな言う事聞かない悪い子は……こうだ!」

  ガジャは両腕を離し、男の腹部に手を当て指を使って素早くなで始めた。いわゆるコチョコチョというやつだ。

  「あ………ッ?! ン……、ンンン……ッッ!!」

  ガジャもといゾウの指は太く、更には岩の様に硬い。が、そのくすぐりはとても繊細で指の動かし方が手慣れていた。ゾウの鼻は柔らかな豆腐も掴めると言っていたが、まさか手そのものを器用だったとは盲点だった。

  「フフフ〜、やめてほしくば素直に射精しろ〜? じゃないと笑い死んじゃうかもしれないぞぉ?」

  ガジャのくすぐりは止まることも知らない。絶対射精なんかしないと思っていた自分なのだが、やはり気の緩みというものはあるもの。どんどん口元が緩んでいき……

  「アハ……ッ! アァァッッハァァァァンンンッッッ!!!」

  と、何とも汚い笑い声を上げながら自分はガジャの鼻に2回目の射精をしてしまった。

  「そうそう。そうやって思いっきり出すのが一ば……ンブゥ?!」

  2回目の射精は出す量が凄かったのか、ガジャの口から多量の白濁液が漏れ出し、男の肩にどろんと餡掛けの餡の様に絡みつく。

  「ンバァッ……。 凄い量だねえ。 おじさん驚いちゃったなあ……」

  「え? ……えぁ……、ごめんなさぃ……」

  自分はこんなにも他人を気にせず射精をしたことがないからか、それとも今まででしたことがないオナニーの気持ちよさに見惚れてしまったのか、呆けた顔をしながらガジャに謝っていた。視界もボヤケてしまって誰の顔かも見分けがつかないし、呂律も回らない。

  「あ〜。 疲れが出ちゃってるのかなあ? まぁそうだよね。 人が僕の鼻から口に出すまで射精したんだもんね。 頑張った頑張った」

  ガジャは沢山射精した男を労うように頭を優しくなで始める。その姿はまるで飼い主がペットに優しくするかのよう。

  「……あ……、そうだ……。 そろそろ立たなきゃ……、ガジャさんに迷惑が……、あ、アレ………?」

  自分は立ち上がろうとするが足に力が入らない立とうとしてもうまれたての子鹿の様に足をブルブル震わせてしまい、そのまま倒れ込んでしまう。

  「あぁ〜、完全燃焼ってやつだねえ。 暫くの間ここで休んだらどうだい?」

  「い、いや……、そういうわけには……」

  「大丈夫だって。 追加料金とかは取らないから。 はい、ねんねねんね♪」

  そう言ってガジャは男の身体を回転させて顔を自分の身体に向け、男にぱふぱふをするかのように胸を顔にくっつけさせる。

  「ん……ング……?!」

  「ほんとは若いピチピチのお姉さんのおっぱいが良いと思うだろうけど今はおじさんのおっぱいで我慢してね。 でもおじさんのおっぱい、お姉さんのよりも柔らかい自信はあると思うよぉ?」

  ガジャは男の身体を手のひらでポンポンと優しく叩く。その姿はまるで赤ん坊をあやす母親の様。

  (な、何だろう……。 そういえば全然気にしてなかったけどガジャさんの身体ってほんのり温かくて何かスパイスのようないい香りがする……。なんかこう……、刺激的というより甘いような感じ……。 それに心音も凄いゆっくりでまるでさざ波を聴いてるみたい…………で……………)

  「…………zzz」

  そうして男はガジャの身体のことを考えているうちにそのまま熟睡してしまった。

  「フフ、寝ちゃったか。 寝てる姿が子供みたいで可愛いねえ」

  ガジャは彼の寝顔を見ると安心して微笑みをかける。そして鼻を男のお尻に近づけ鼻息を上げだした。

  「しかし……、自分もまだまだオナホとしての自覚が足りないのかもしれないねえ……。 こんなにお客さんの身体を汚しちゃうなんて……」

  ガジャが今吸い上げているのは粘着質がある透明な液体。この正体はガジャのチンコから出た先走りだった。先の2回目の鼻オナホの際に、男があまりにも良い悶え方をしてしまった為、自身も興奮して勃起をしてしまったのだ。男の尻をくすぐっていた尻尾の正体はガジャの下鼻であったのだ。しかもまだ収まる気配はなく、元気よく鼻水をチョロチョロと小便の様に垂れ流しているではないか。

  「彼が出ていったら……、今度は僕の番だなこりゃ……」

  と、ガジャは照れながら片手で自身のチンコを暴走しないように押さえつけ、もう片方の手で男の精と汗で汚れた身体をタオルで拭きとっていった。

  そして数分後、

  「今日はありがとうございました。」

  男は何事もなかったかのように綺麗な姿をしていた。濃い雄の匂いも綺麗さっぱりなくなり、爽やかな好青年の様にも見える錯覚に陥るほどだった。

  「ううん。 こっちも楽しかったよ。 また指名してね?」

  「い、いやぁ……、2回目は……その……、考えときます……」

  と言って男は扉を開けて、退室をし、そのまま会計をしに受付へと足を運んだ。

  「おっ、おかえり少年。 初体験は気持ちよかっただろぅ?」

  受付で待っていたのは始めにであった片牙のゾウ獣人。ニコニコしながら男に感想を聞いてきたのだった。

  「あ、あの……お会計お願いします」

  「無視かい?? ま、良いか。 チラシを見てくれたから半額だね」

  値段を聞いた男は財布を取り出し、小銭を取ろうとする。すると受付のゾウは、

  「そうだ少年。 せっかくなんだから会員証作ったらどうだ? これからも通うって事を考えるとお得だぞお?」

  と会員証の催促をし始めた。しかし男はこれっきりにしようと思っていたので首を横に振ってとにかく興味がないアピールをした。

  「ちなみに会員証はこんな感じ。 一回指名するとスタンプが押されてね? あ、ちなみにこれ俺の牙で作った判子。 常連さんがイカサマしないように自作のサインを彫って作ったんだ〜。 凄いでしょ?」

  (……作る気は無いと言ってきたのに会員証見せてきた……。 しかも1つスタンプ付いてるし……)

  会員証はスタンプ枠が全部で10個あったのが気になったのでとりあえず聞くことにした。まぁ、男はここで作らないと帰るの遅くなりそうかなと思ったのだろう。

  「スタンプ枠がいっぱいあるみたいですけど……、これって集めると良い事あるんですか?(まぁ割引とかそんなんだろうな)」

  「会員証作ると良い事あるよそりゃあ〜。 まず5個で一回タダ! これは嬉しいよねえ〜?」

  「は……はぁ……。 (5回も通える自信がないけれど……)」

  流石にあの射精を5回も続けられる勇気が無い男は愛想笑いをしてしまう。

  「でね。 10個貯めるとうちの従業員を1日貸し切りできちゃうのよ! 24時間オナホとして使い放題だし、デートとかもしたり出来るし、何ならあんな事もしたり出来たりするんだよ! あ、ちなみに本日デボさんが1日貸し切りでお休みなんだよね〜!」

  「じゅ、10個で貸し切り……?」

  「お? 興味湧いた? じゃあこれは初おなほやデビューを祝してプレゼントだ! 今後もうちをよろしくな少年!!」

  と言って、ゾウは無理やり男に会員証を渡した。(というか作る作らない以前に強制的に渡してる気がするのは目をつぶっておこう)

  「興味が湧いたってわけではないですよ……?(10回もしたら多分死ぬかも……)」

  こうして自分とおなほやという店の奇妙な関係が始まろうとしていたのであった。ちなみに「仮に10個貯めて好きな人選べるって言うのなら店長もとい受付の人は選んでも良いんですか?」と質問したら下半身に指を指して「俺はハードだよぉ?」と言ってからかってきた。この人、多分絶倫だな。

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