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時給3000円~
日払い全額現金支給
応募資格
・20歳以上
・男性
・筋肉質な方歓迎
さすがにあやしいか……と幹哉は躊躇しかけた。が、給料の良さに目がくらんだ。
「まずは面接に来ませんか?」
電話の向こうで、男は言った。
「え、履歴書とかいらないんですか?」
「はい、面接だけで結構です。では明日の1時にお待ちしていますので」
電話は切れた。
あやしいなあ、と幹哉は思ったが、お金は欲しい…。
結局翌日、幹哉は指定された住所に向かった。
郊外にある、かなり大きな建物だ。見た目は研究施設のようだった。
入口のインターホンを押すと、昨日電話に出た男が応対した。
「どうぞお入りください」
男が言って、ドアのロックが解除された。
自動で開いたドアから中に入り、長い廊下を通って建物の中に入る。
入ったそこは、広いロビーになっていて、ソファーが並び、観葉植物まで置かれていた。
「こんにちは、橘幹哉さんですね」
奥のドアから、男が出てきた。
「あ、はい。よろしくお願いします」
男は、40歳くらいだろうか、白衣を着ているが、体つきがかなりがっちりしている。
ダンディとか、男前という表現がぴったり来る男だ。
「私、当研究所の所長をしております、朝倉といいます。」
所長……つまりこの研究所で一番偉い人だろう。
幹哉は、朝倉から名刺を受け取った。
「朝倉さん……ですか」
名刺には、朝倉源一郎と書いてあった。
「はい。本日はどうぞよろしくお願いします。では、こちらへどうぞ」
朝倉に促されるまま、幹哉は朝倉について行く。案内されたのは、応接室だった。
「では早速ですが、面接の結果からお伝えします。採用です」
「えっ、はや!いや、嬉しいんですけど、その、まだ面接してないですよね」
「いいえ、橘さんがここに来られた時点で、面接は完了しています」
朝倉は、真剣な表情で言った。幹哉は、怪訝な顔をした。
「どういうことですか?」
「インターフォンのカメラで、顔や体つきをチェックさせていただきました。筋肉の盛り上がり具合や、体のバランス、などを総合的に判断して、採用を決定しました」
「つまり、外見で決めたってことですか?」
「その通りです」
朝倉は、きっぱりと答えた。
「なんか……すごいですね。でも、仕事の内容も知らないし……」
「大丈夫ですよ。これから説明しますので心配はいりません。ですが、その前に」
朝倉は急に立ち上がり、ドアに向かった。
「ちょっと失礼」
ドアを開いて外へ出た。
「?」
幹哉がしばらく待っていると、朝倉が戻ってきた。
手に二つ、コーヒーの入った紙コップを持っていた。
「どうぞ」
朝倉は、その一つを幹哉に渡した。
「ありがとうございます。その……ここに他の職員はいないんですか?」
幹哉は、ずっと気になっていたことを聞いた。
「はい、ここは私一人で運営しています。」
朝倉は、コーヒーに口をつけた。それを見て幹哉も飲んだ。
「では、仕事の内容ですが……」
朝倉は資料を取り出し、幹哉に見せた。そこにあったのは、鮫の写真が載ったたくさんの書類だった。
「鮫…ですか?」
「はい。ここは鮫の研究をしている研究所です。」
「鮫の研究って、鮫の生態とかを研究するってことですか?」
「半分正解です。鮫の生態を研究することが、半分。鮫の遺伝子を人間に組み込む実験が、半分です。」
「えっ、人間……に?」
幹哉はその言葉を聞いた瞬間、背中に寒気を感じた。
「そうです。鮫ほど美しい体型をしている生物はいません。だからこそ、鮫の遺伝子を人間に組み込んで、より美しくたくましい生物を作り上げる実験をしています。」
「人間が……鮫になるってことですか?」
幹哉は朝倉を見るが、朝倉の表情は真剣だった。冗談を言っているようには見えない。
「『半分』正解です」
朝倉は意味深な笑みで言った。
これは関わっちゃまずい。幹哉は直感で感じた。
「あの、俺やっぱり……」
幹哉は立ち上がろうとした。その瞬間、視界がぐにゃりと歪む。
(あれ?)
頭がふらふらして、平衡感覚が麻痺する。
「う……ん」
幹哉はソファーに倒れた。体の感覚がほぼなくなった。
「少々強引ですが、悪いようにはしませんので」
朝倉が、幹哉の体を持ち上げた。そしてそのまま、応接室から外へ出た。
「く……そ」
幹哉は薄れていく意識の中で、それだけ呟いた。
===
幹哉は、目が覚めた。天井の照明が目に入る。
体を起こそうとするが、力が出ない。かろうじて首だけ起こし、周りを確認した。
薄暗い部屋だ。広さは学校の教室くらいだろうか。壁際に見たことのない設備が並んでいる。
(ここは……どこだ?)
視点の高さから、自分が床に倒れていることは分かった。
再び動こうとするが、やはり力が入らない。麻酔されたかのように、感覚が鈍くなっている。微かに下半身から痛みを感じて、幹哉は首を動かした。
すると、自分の下半身が見えた。服を脱がされ、裸になっているようだ。しかしそんなことはどうでもよかった。
「う…ぅ」
思わず声を上げるが、うまく発声できない。
「目覚めたのか?」
部屋の入口から、朝倉の声が聞こえてきた。
「う…ぁ」
幹哉は返事をしようとしたが、できなかった。
「無理しないほうがいいよ。まだ体が動かないだろう?」
朝倉は、ゆっくりと部屋に入ってきて、幹哉の近くにしゃがみこんだ。
「順調だね。2時間でここまで変化があるとは」
朝倉は幹哉を見て、満足げに微笑んでいる。
「あ……あ」
幹哉は、何とか言葉を出そうとしたが、喉の奥からは掠れた音しか出てこない。
「自分の体を見たいか?では、見せましょう」
朝倉は近くにあったパネルを操作する。すると、壁に貼られていた大きなスクリーンに、幹哉の姿が映し出された。
幹哉は驚愕した。自分の足が短くなっているのだ。
膝下は完全になくなり、太腿とふくらはぎの境目は溶けるように融合している。
両足の間を見ると、そこには見慣れないものができあがっていた。
尻尾のようなものが生えている。灰色で艶があり、先端にヒレのような突起がついている。
それは紛れもなく、鮫の尾ビレだった。
「ひ……ぃ」
幹哉はあまりのおぞましさに悲鳴を上げた。
「鮫化の進行度は、順調に進んでいるようだ。安心したよ」
「い……やぁ……」
幹哉は首を振った。涙が溢れてくる。
「心配いらないよ。鮫化と言ったが、完全ではない。あくまで鮫の特徴を持った人間だ。君の自我もちゃんと残るはず」
幹哉は再び首を振った。
「まあ、今すぐ受け入れろと言うのは難しいかもしれないが、そのうち鮫化の素晴らしさを理解するようになると期待するよ」
朝倉は幹哉の頭を撫でる。その手つきはとても優しいものだが、今の幹哉には恐怖の対象でしかなかった。
「う……ぇ……」
幹哉は、かすかな声で抵抗する。
「大丈夫だよ。麻酔薬を投与してあるから、痛くはないはずだ。」
「や……めぇ……て……」
必死に訴る幹哉だが、朝倉は気にも留めず、外へ出ていった。
一人残された幹哉は、恐怖に身を震わせながら、スクリーンに映し出された自分の体を見るしかなかった。
緩やかだが、確実に体は変化している。
徐々に皮膚が灰色の鮫肌に変わっていき、足はさらに短くなり、ヒレのような形状になっていく。
「……やぁ……」
幹哉は力なく泣き声を上げる。しかし、体は動かないままだった。
怪物に変わっていく恐怖と悲しみで、幹哉の目からは大粒の涙がこぼれ落ちた。
それでも、鮫化は進行していった。
口から歯がボロッと抜け落ち、代わりに鋭く尖った牙が顔を出す。
数十分しか経っていないが、幹哉にとってその時間は、永遠のように感じられた。
少しづつ、しかし確実に鮫の特徴が現れていく自分の体を見て、幹哉は嗚咽を漏らすしかなかった。
やがて尾ビレは大きくなり、人間の下半身はきれいさっぱりなくなった。
「はぁ……はぁ……」
幹哉の呼吸は荒くなり、心臓が高鳴った。
麻酔は徐々に切れたようで、感覚は戻ってきている。
鮫の尾ビレが生えた下半身に、体が馴染んでいるのが分かった。
恐る恐る尾ビレを動かす。
尾ビレは滑らかに動き、意思通りに動いた。
幹哉は自分の下半身を見つめた。
「うぅ……う……」
もう戻れないことを悟ってしまったか、幹哉はまた涙を流した。
再びスクリーンを見ると、そこに映っているのは、もはや人ではない別の生き物だった。
鮫の人魚。
それが、今の幹哉の姿だった。
「ああ……ああ……」
痛みは完全に消えたが、絶望感で胸が張り裂けそうに苦しい…
これから一生、このままなのか? 不安が渦巻いて、幹哉の心は押し潰されそうだ。
鮫化は止まったようだ。朝倉の言う通り、幹哉は自我を保っている。
しかし、こうなったらいっそ自我など失ったほうがよかった。
「……うっ!」
突然、違う感覚に襲われた。
股間が疼いている。何かがこみ上げてくるような、不思議な感覚だ。
「な…に……これ……?」
疼きはどんどん強くなっていく。同時に、息が上がってきた。
「は……ぁ……は……ぁ……ん……あっ」
喘ぐように呼吸しながら、幹哉は自分の下半身を見た。
「う……そ……だろ……」
いつの間にか、勃起していた。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
幹哉は無意識のうちに、自分の陰茎に手を伸ばしていた。
「う……うぅ……はぁ……はぁ」
右手で、自分の陰茎を擦る。幹哉の手の動きに合わせて、それはさらに硬く大きくなっていった。
「……はぁ……はぁ」
気持ちいい……今まで味わったことのない感覚だ。
幹哉は夢中で手を動かし、快感を貪った。
「はぁ……はぁ……はぁ……あ……あぁ……あぁ……あぁぁ」
やがて絶頂に達し、幹哉は射精した。勢いよく飛び出した精液が、床に飛び散った。
「はぁ……はぁ……俺……何やってんだ……こんな時に……」
幹哉は我に返って呟いた。自分のしてしまったことに愕然とする。
「はぁ……はぁ……はぁ……くぅ」
しかし体の熱はまだ収まらない。それどころか、ますます昂ぶっていく。
「う……あ……あ……」
我慢できないほど、性欲が高まってきた。
「や……やめ……てくれ……」
だが、体は正直だった。
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
幹哉は再び、自慰を始めた。
===
朝倉が再び部屋に入ってきたのは、それから20分後のことだ。
「非常に興味深い」
朝倉は、幹哉を見て微笑んでいた。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
幹哉は顔を紅潮させながら、荒い呼吸をしている。その様子はまるで発情しているように見えた。
「どうやら君の中で、人間のDNAが滅亡の危機を察知して、子孫を残そうとしているようだね」
「はぁ……はぁ……」
朝倉の話は、幹哉の耳には届いていないようだった。それもそのはずだ。幹哉は性的興奮を必死に抑えようとしていたからだ。
「はぁ……はぁ……くぅ……ぅく……い……いく……う……うぐ!!」
ビクン!と体を痙攣させて、幹哉は再び射精した。
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「擦らずにイくとは、性欲がかなり高まっているようだね。この性欲の強さは鮫のほうなのか?いや、両方かもしれない…」
朝倉は幹哉の体を触りながら、呟いた。
「あ……やめ……」
射精して敏感になった幹哉は体を震わせた。
「なかなかいいデータが取れそうだ。やはり君は素晴らしい素材だ」
朝倉は、満足げに言いながら、手元の端末にメモを取る。
「……はぁ……くぅ……」
幹哉はもはや、何も考えられない状態だった。正気を保とうとするだけで精一杯だ。
目の前のこの狂人を構う気力などなかった。
「さて、次は鮫の性感帯を調べるとしようか。鮫の気持ちを代弁してくれる君なら、きっと有益な情報をもたらしてくれるはずだ」
朝倉はそう言うと、幹哉に手を伸ばし、背鰭に触れた。
「ひっ!」
突然の接触に、幹哉は思わず声を上げた。
朝倉は、ゆっくりと背中を撫で回した後、今度は尾ビレに触れた。
「ひゃん!」
幹哉の体が跳ねる。
「ふむ、こっちのほうが敏感らしいね。では、尾ビレを重点的に調べてみようか」
朝倉は、再び尾ビレを触り始める。今度は撫でるのではなく、指でなぞったり、揉みしだいたりした。
「くぅ……ん……んっ」
幹哉は甘い吐息を漏らす。尾ビレからじんわりとした快感が広がり、体の中を駆け巡っている。
朝倉の手は、下腹部の方へ移動していく。
「ひっ!そ、そこは……ダメ……」
幹哉は懇願するが、朝倉は手を休めない。そしてそのまま、下腹部にある穴の周りをなぞった。
「んぅ……くぅ……あぁ」
本来なら臀部の深部にあるはずの肛門だが、両足を失ったことで、性器の下に位置するようになった。
朝倉は、排泄口であるはずの穴に指で触れ、中を押し広げた。
「う……うぅ……」
今まで感じたことのない感覚。未知の快感に、幹哉は戸惑っていた。自分の意思に反して反応してしまう自分の体が憎らしい。
朝倉の指は何度も往復し、さらに奥へと入っていく。そしてある一点に触れた瞬間、幹哉の体が跳ね上がった。
「あぁん!!」
今までとは違う強い快感に、思わず大きな声で喘いでしまう。
「なるほど、ここが鮫の性感帯のようだね。人間と同じで、肛門にも性感帯があるのか。これは面白い発見だな」
朝倉は感心したように言った。
「や……やめて……くれぇ……ああっ!あっ!ああぁぁ!!」
何度も執拗に弄られ、その度に強烈な快感に襲われる。
「あっ!ああぁぁっ!あぁああぁぁ!!」
もはや理性を保つことなど不可能だった。快楽に身を委ねてしまいそうになる。
一瞬、朝倉の首筋を噛めば彼を殺せるのではないか、という考えが頭をよぎった。
今の幹哉なら、鮫の牙で彼の首を噛み切ることができるはずだ。
しかし、人間の理性がそれを阻む。
そんなことをしてはダメだ、人間を噛み殺したら…本当の化け物になってしまう。幹哉はそう思ってギリギリのところで踏みとどまった。
「ああぁぁっ!やめ……やめて……くれ……ああっ!!」
前立腺から伝わる快感は、幹哉の思考能力を徐々に奪っていく。
「おっと、そろそろ限界のようだね」
朝倉は幹哉の様子を見て、指を引き抜いた。
「う……ぅ……」
やっと解放されたと思ったが、同時に喪失感も覚えてしまう。
「やはり指だけでは限界がきたようだね。もっと深いところで検証したいところだが……」
残念そうに呟いながら、朝倉は端末に何かを打ち込んでいた。
「そうか……なんで気がつかなかったのか。あれが有ったじゃないか」
次の瞬間、朝倉はズボンを脱ぎ、下半身を露わにした。
そして、自分のモノを握って扱き始めた。だんだん硬度を増していき、上を向く。
「い……いや……」
幹哉は拒絶の言葉を絞り出すが、体は言うことを聞かない。むしろ期待するように疼いてしまう。
「よっし、準備はできた。これで奥まで調べられる」
朝倉は、自分のモノを幹哉の肛門へと近づけ、そして挿入した。
「う……ああぁぁ!」
熱い塊が入ってくる感覚に、幹哉は悲鳴を上げる。
「大丈夫、リラックスすれば筋肉の強張りも取れるはずだ」
朝倉はあくまで研究という体で、幹哉に挿入を続ける。その真顔が、逆に恐ろしく感じられた。
やがて根元まで入り込み、幹哉の腸内を圧迫した。
「あ……あぁ……」
苦しさに、顔を歪める。しかし、すぐに別の感覚が襲ってきた。
指とは全く違う感覚だった。もっと熱く、太く、硬いものが自分の中で脈打っている。
「くぅ……うぅ……」
歯を食いしばって耐えるが、快感はどんどん強くなっていく。
「うぐぅ!」
突然、朝倉が激しく腰を打ち付けてきた。亀頭の先が前立腺を直撃する。
「あっ!ああぁぁあぁ!!」
たまらず絶叫を上げる幹哉。全身に快感の波が押し寄せてくる。
朝倉は、何度もピストンを続けた。そのたびに前立腺を抉られ、体がビクンと反応してしまう。
尾ビレが痙攣するようにぴちぴちと跳ね、床を打ち鳴らす。
「くぅ……んぅ……うぐぅ」
今までにない激しい快楽に、幹哉の理性は崩壊寸前だった。
体がどんどん熱くなり、頭が真っ白になる。もう何も考えられない。
早く終わってくれという願いと、もっとして欲しいという欲求が入り混じる。
そんな葛藤も知らずに、朝倉はピストンを止めない。それどころかさらに激しくなっていく。
「なるほど、鮫はここも性感帯なのか。いいデータが取れた」
朝倉は興奮した様子で言いながら、腰を打ち付けた。その度に脳天まで貫かれるような快感が走る。
「ああぁぁっ!いや……やめ……あぁっ!」
もう限界だった。このままでは本当に狂ってしまうかもしれないと思ったその時、再び絶頂が訪れた。
「あぁああ!!ああぁぁっっ!!」
盛大に潮を吹き出しながら、幹哉は果てた。白目を向いて痙攣し、舌を突き出して喘ぐ。しかし、それでも朝倉は動きを止めなかった。
「い……今イッてる!イってるからぁ!」
幹哉は泣き叫ぶが、朝倉は構わずピストンを続ける。
「素晴らしい、素晴らしい!限界を超えた鮫はこんなふうになるのか!こんなデータ今まで見たことないぞ!もっとだ!もっと見せてくれ!」
興奮した様子で叫ぶ朝倉。
「あっ!ああぁぁっ!!」
尾ビレを痙攣させ、背筋を仰け反らせながら幹哉は叫んだ。
「いくっ!いぐぅぅ!!」
またしても絶頂に達した。白い精液が、噴水のように噴き出した。
「いいぞ!鮫の射精は何度見ても感動してしまう!もっとだ!もっと見せてくれ!」
「ひ……ひぃ……きも……ちいい……」
とうとう幹哉は快楽に屈した。もう自分が何を口走っているのかすらわからない。
理性は完全に崩壊していた。
「ぎ……もぢ……いぃ……ああぁぁっ!またイぐっ!イぐぅぅ!!」
何回目の射精だろうか、もはや数えることもできないほど果て続けた幹哉。
その一方、まるで機械のように正確さと動きで、朝倉はピストンを続ける。彼にとってこれはただ研究の一環でしか無いのだ。それ以上でもそれ以下でもない。
「あ……あぁ……ぁぁ」
もう意識を保っていることすら困難だった。
しかし、体は正直に反応し続ける。もはや制御不能だ。
やがて朝倉の動きが止まり、彼のモノが引き抜かれた。
「……っと、必要なデータは取れたかな」
朝倉はそう呟くと、自分のモノを仕舞い、再び端末を操作し始めた。
「……ち……ちん……ぽ」
「ん?何か言ったかい?」
「……ちん……ぽ……くらは……いぃ……」
もう呂律すら回っていない状態で幹哉は言った。
その言葉を聞いた朝倉は真顔になった。
「ふむ、セックス依存は人間だけでなく鮫にも起こりうるようだね」
「ち……ちん……ぽ……」
「うーん……ここまでなってしまうとは予想外だったなぁ。少しやり過ぎてしまったのか?数日休ませたほうがいいかな。」
朝倉は残念そうに、幹哉の尾ビレの付け根を撫でる。
「ん……あっ……」
それだけでも快感を得てしまい、幹哉は小さく喘いだ。
「ぃ……いや……だ……ちん……ぽ……くらは……ぃ……」
幼児退行したかのように、幹哉は甘えた声で懇願した。
その姿を見て、朝倉は顔色を曇らせた。
「やれやれ、完全に壊れたか……仕方無い。また実験体を探さないといけないな……」
朝倉はため息をつくと、幹哉を抱き上げた。
「さあ、君の新しい家へ行こう」
「い……え……?」
「そうだ。鮫にとって最適な環境を整えてある水槽がある。今日からそこで生活して貰うよ。心配はいらない、食事と排泄の処理はちゃんとしてあげるからね」
朝倉はそう言うと、幹哉を抱き抱えたまま歩き出した。
「あ……あぁ……」
幹哉はもう何も考えられなくなっていた。これから自分はどうなるのか?そんなことはどうでも良かった。ただ、またあの快楽を味わいたいという欲求だけが、脳を支配していた。
===
研究所の地下の巨大な水槽の中に、幹哉は泳いでいた。
あれから一週間が経った。
朝倉は食事を届けに来るだけで、それ以外は一切姿を見せない。
徐々に正気に戻った幹哉はやっと自分はどんな状況にあるかを理解できた。
そして同時に絶望した。この水槽の檻からは、決して逃げられないということに……。
水槽のガラスに手を当て、外を見つめながら、人間に戻る夢を見るしか無かった。
(END)
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