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【濡れ女/ヤンデレ】祠を壊したあなたを逃がさない

  (聞き手がゆっくり目を覚ます)

  ……おはようございます

  ぐっすりでしたね

  私の膝はいかがだったでしょうか?

  (聞き手が膝枕に驚いて離れようとする)

  いけません!

  まだお立ちになってはいけませんよ

  (読み手が聞き手を押さえこむ)

  ……いいですか?

  あなたに怪我がないかを見てからです。

  体の痛みはありますか?

  丁寧に運んだので大丈夫だと思いますが……

  そう、……良かったです

  何があったか分かりますか?

  ……覚えてない?

  そうですか

  あなたは私の神社で倒れていました

  ……ところで聞きたいことがあります

  聞いてくれますか?

  (聞き手が頷く)

  (低い声で脅すように)

  ……ねぇ、私の祠が壊されているんだけど……

  本当になにも知らない?

  (聞き手がか細い声で祠を壊したと告白する)

  ……よく言えました

  偉いですね

  でも、あなたは嘘をつきました

  最初に私が聞いた時

  何も覚えてない、と言いましたね

  嘘には罰が必要です。

  本来なら絞め殺すところですが……

  あなたは好みの顔なので猶予をあげましょう

  そのまま飼いたいくらいには好みです

  ……特別ですよ

  普段ならこんな事はしませんよ

  (女が蛇の姿に変化する)

  私が5つほど時を数えます

  その間(あいだ)、あなたの身体を絞めます

  ……安心してください

  いきなり全力は出しません

  1秒数える毎に力を強めます

  耐え抜けたら、ここから出してあげます

  では始めますね

  (聞き手の身体に巻きつく)

  ……一(いーち)

  にんげんの体は脆いです……

  ちゃんと手加減しますね、これくらいなら

  

  どうでしょうか?

  問題なさそうですね

  なら、ここから強くしていきますね

  ……二(にーぃ)

  (からかいながら嬉しそうに)

  がんばってくださいねぇ

  ……三(さーん)

  さぁさぁ、折り返しですよ

  ……四(よーん)

  (聞き手がもう止めてくれとさけぶ)

  なにか言いました?……良く聞こえませんね

  (読み手が聞き手の口が塞ぐ)

  ……五(ごー)

  (少しだけ拗ねるように)

  いやです、離しませんからね

  (聞き手が気絶する)

  (読み手が絞めるのを止めて解放する)

  あーあ。

  壊れちゃいましたかね

  おーい、大丈夫ですかぁ?

  (聞き手が生きていることに気づく)

  良かった、また遊べますねぇ

  次はどうしましょう?

  今回は初めてあなたと会った日を再現してみました

  最初に嘘をつかれたのは嫌でしたが

  ……嘘を認めて謝る

  私のような人外に向かって謝れるなんて

  中々できることではありません

  そこであなただと確信しました

  格好良くて惚れちゃいましたね……!

  もう永遠にあなたに逢うことはないだろう……と

  嘆く日々は終わりました

  あなたが祠を壊してくれたおかげです!

  やっとあの苦しい封印から解放されました

  ありがとうございます、愛しのあ・な・た……!

  生まれ変わって、私を助けてくれたんですね!

  ええ、わかっておりますとも!

  私の目は誤魔化せません!

  千年前は不覚にも封印されてしまいました

  まさか、あなたに妻がいるなどと、嘘を……!

  偽の女と子供まで連れてきて……!

  卑怯な人間どもめ……!

  まぁ、いいでしょう

  時間はいくらでもあります

  全身全霊をかけてたっぷりと……!

  可愛がってあげますからね

  ふふっ……!

  あはははははっ……!

  (読み手が心底楽しそうに笑いながらフェードアウト)

  

  

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