X01-002
より集まった触手達は、ルゥのお尻に合わせて細長く伸びると、お宝の潜むルゥのアナルへと進入を開始する。
既にそれが快楽に繋がる序章だという事を悟ったルゥは殆ど抵抗をせずに触手達を受け入れ、押し寄せる不快感に耐えていた。
だが、既にルゥの思考はこの不快感でさえ自らを滾らせる燃料の一つになっており、触手にいいようにされる自分の不幸に酔い初めていた、そう、マゾ牝として急激に開花してしまったルゥにとっては自らの置かれた淫惨な状況でさえも性的な高揚を与えていた。
ルゥ思考 『お尻がこんなに凄いモノだなんて、初めて知りました人の身体って凄いですよね』
束ねられた触手はルゥの腸内に入って奥まで押し込まれるとバラけて中で膨らんで行く、それが糞便が溜まった様にルゥの身体を圧迫して行くが、解放の悦びを知ってしまったルゥは最終的な快楽の為にその苦痛に耐える事にさえ悦びを見出している。
そして触手達は、ルゥの腸内で残った糞便を貪り喰って、粘液を放出して排泄器官を快楽を与える感覚器官へと変貌させて行く。
目一杯のお腹の張りを感じてルゥが気張ると膨張した触手達が尻穴より排泄される、その出す時の開放感はルゥに心地よい快楽を与えて更にお腹に力を込めて排泄を堪能する。
その後、ルゥと触手達の背徳的な行為は続き、満たして放り出す異常な性交は幾度も続きルゥの身体はその快楽を完全に享受していた、触手達によってルゥの衣服は剥ぎ取られて全裸に剥かれてしまったが羞恥心などは全く感じずにその惨めな姿に興奮を高めている。
もう何十回目か解らない触手の排泄を始めると、明らかに今までとは違った反応を触手達が取る、今まではルゥが力を込めると面白い様に排泄されていた触手達が、今回に限ってはなかなか出てくれず、ルゥの身体に脂汗が噴き出してくる。
ルゥ 「なんで?」
ルゥが問い掛けるが触手に応える言葉はない、ルゥはそのまま何度も放り出そうとするが、触手達は中々応えてくれずに、遂にはルゥも諦めてしまう。
そして、力を込めた反動か疲労した身体は徐々に眠気に襲われ、妙な圧迫感すら凌駕した睡魔がルゥの意識を闇の中へと落とし込んで行く。
ルゥ思考 『あれ、意識が途切れたと思ったんですが、妙に冴えてますね、それにここは』
覚醒したルゥが今居る場所は上に有る筈の魔王の玉座の前だった、だが、ルゥが見た光景とは違いその玉座には人とは異なるモノが鎮座している、そして今のルゥにはそれがかつて存在した魔王である事がはっきりと認識出来ていた。
魔王ザキトス 「其方の来訪有り難く思うぞ、余は意識こそまだ留めておるが肉体は既に滅び去っておる、そしてこの意識すらももはや長くは持たぬのだ」
畏怖を覚える姿の魔王ザキトスがとても優しい言葉でルゥに語りかけてくる、ルゥは以外に感じたが肉体が滅び去った今の魔王にとってルゥが久々の話し相手だと悟ってその話を素直に聞く事にする。
ルゥ 「貴方は数百年前に滅せられたと聞いてます、今ルゥに語りかけている貴方は残滓の様なモノですか?」
魔王ザキトス 「理解が早くて助かるわ、そう、早い話が余は自らの成果をお主に託して後継者とするつもりなのだ、どの道今のままでは余の積み上げたモノが失われてしまうからのぅ」
その余りにもルゥに都合の良い申し出にルゥも訝しんでしまうが、確かに失われるぐらいなら他人に託そうとする気持ちも解る。
ルゥ 「ルゥは運が良かったという事ですか」
魔王ザキトス 「そうよのぅ、アレだけ弄ばれてそれを受け入れたお主なら資格は十分にあろう、余の持ちうる力は道を外れた外道であるからのぉ」
ルゥ 「外道ですか、正にルゥに相応しい力です、それで、ルゥは何をすればいいんでしょうか?」
魔王ザキトス 「何もせずともよい、もし主が断れば最後の望みを掛けて贄にするつもりであったが、承伏した以上は余に任せて貰おう、余の最後の眷属として相応しい身体を与えてやろうぞ」
ルゥは自分の選択が間違っていなかった事に安堵する、確かにあの触手達ならルゥの生気を奪い取ることも造作ないだろう、そして、魔王ザキトスの言葉をそのまま鵜呑みにする事も危険だと気付くが、どの道、円柱カプセルに閉じ込められたしまった現状では死を待つよりも信じてみた方がマシだろう。
ルゥ 「ですが、貴方はそれでいいんですか、私だけが得をする気もしますけど」
魔王ザキトス 「余としては、最後に眷属を産み出せるだけで満足じゃ、肉体が滅びてから今日まで色々と思案しておったからのぉ、お主を余の産み出す最高の魔族として産まれ変わらす事が最後の願いなのだ」
そもそも常人とは思考の違う魔王ならば十分有り得る願いなのかも知れない、それに会話したルゥは直感的に魔王ザキトスの言葉を真実だと受け止めていた。
ルゥ 「ルゥを最高の魔族ですか、ちょっと期待しちゃいますね、どうやらルゥは魔力の資質が他の人より劣ってるって言われてまして、魔族なら当然、魔力も上るんですよね」
魔王ザキトス 「それは間違いあるまいて、余の産み出した特別な術式で脆い人間の肉体を魔族の身体へと作り変えるのだ、人とは比べモノにならぬ程の魔力を与えようぞ」
ルゥはその言葉が心より嬉しい、召喚された三人の中で一番魔力の低いルゥは他の二人に軽んじられている様で不快に思っているのだ。
ルゥ 「貴方の言葉を信じます、ルゥもあの中での垂れ死ぬのは嫌ですから」
魔王ザキトス 「余の力の真髄を理解出来ぬ者は多いからのぅ、力を得るには代償も必要で有ろうて」
ルゥ 「ルゥは凄く気持ち良くなっちゃいましたけど」
魔王ザキトス 「それは暁光、悦楽を素直に受け止める正直さが有れば余の行う最後の魔術にも存分に応える事が出来ようて」
ルゥ 「アレ以上に凄い事が有るんですか?」
魔王ザキトス 「それは当然ぞ、人の身で感じられる最高の快楽を味わいつつ、最高の魔族へと昇華すれば良い」
ルゥ 「そんな、アレ以上が有るなんて」
魔王ザキトス 「うむ、余とはこれで別れる事となるが、与えし力は其方が存分に振るうと良い、何故なら其方は余の後継者でなのだから、では、其方に幸あらん事を・・・」
夢の中の魔王の姿が薄れていくと、ルゥの意識もだんだんと覚醒して行く、そして待ち受けていた現実はかなり過酷なモノだった。
お腹がまるで妊婦の様に膨れ上がり、両胸には吸盤の様な触手が貼り付いて透き通った胸を覆う容器の中には白い液体が存在している、胸の疼きと妙な張りからその液体はルゥが出した母乳で有る事が推測されるのだが、ルゥはその異様な状況に激しい興奮を覚えていた。
そして、カプセルの下で干からびていた肉壁は息を吹き返した様な艶めかしさを取り戻しており、カプセルの周りに円形に再生して浮き出た脈打つ血管の様な筋が禍々しい魔法陣を描き出している。
ルゥ思考 『準備は整っているみたいですね、魔王の遺産がルゥに与えられる様です』
ルゥは歓喜に震えたが、儀式はまだ終わっていないようだった、アナルに入り込んだ触手から液体が放出される感覚を感じると、ルゥの胸はそれに呼応して母乳を噴き出し始める、その激しい快楽は排泄の時以上の開放感でルゥの身体を作り変えて行く。
そして、胸の容器が蠢き始めてルゥの母乳を吸い取り始めると流れた母乳が魔法陣を母乳の色で白く染め上げて行く。
ルゥ思考 『何て背徳的な光景何でしょう、ルゥの母乳がルゥ自身を魔族へと育ててくれているみたいです』
どれぐらいの母乳をルゥが出したのかは解らないが、満たされた魔法陣の血管はほぼ母乳で白く染まり、術式の発動が近付いている様だ。
ルゥ思考 『こんなにも出てしまうなんて、ルゥの身体おかしく成ってます、でも母乳が出るのとっても気持ちいいですよぉ』
そうして蕩けたルゥが待ち望んでいた時が訪れる、母乳を貯める為に暫く止まっていた吸引が再開されると、溜め込んでいた乳意が一気に爆発して最大限の快楽がルゥの身体を襲う、ルゥはその衝撃に達してしまい盛大に潮を噴き上げると、出された多量の母乳を送り込まれた術式が発動して、紅の光が眩く辺りを包み込む、するとルゥの腹部に溜め込まれていたモノも弾けてルゥの身体に染み渡って行く。
ルゥ 『ああ、凄いモノがルゥの身体に満ちて行きます、こんな濃密な魔力を感じるのは初めてです』
ルゥは全身を駆け巡る濃密な魔力の流れに何度も身体を震わせて絶頂すると、母乳や潮を盛大に吹き出している、だが、ルゥが噴き出すのに匹敵する程の供給も尻穴の触手から受けており、潮も母乳も無尽蔵に湧いて来る感覚だ。
そして、触手達は与えられるだけの水分を全てルゥの尻穴に吐き出したと思うと、今度は触手達自身がルゥの腸内を満たそうとして来るのだが、ルゥの身体は拒む事無く受け入れて行く。
何故なら、既に身体と触手の融合も始まっており、侵蝕した触手の一部はルゥの身体の一部に瘡蓋を作る様に積み重なって行く、そしてその中では新たな部位が芽生え始めており、ルゥはむず痒さと新しく芽生えた感覚に戸惑っていた。
ルゥ思考 『新しい腕が生えて来たみたいです、まだ小さいのにちゃんと指が動きますね、それに尻尾、骨が無いみたいなので凄く動きます、これって触手みたいなかんじでしょうか』
ルゥの意志に反応して瘡蓋の下がボコボコと蠢いている、新しく出来上がりつつある器官の使い方をルゥは既に覚えつつ有る様だ。
広がっていた円形の肉床は小さくなって、石材が露出し始めて来ている、つまりかなりの量の肉塊がルゥの身体へと融合した証だろう。
その後、背中やお尻の瘡蓋は大きくなって膨らんで来ている、頭の両側も同じく瘡蓋が出来て大きくなって行くのだが、背中やお尻の様に蠢く事は無い、ただ、中で尖ったモノが生成されている様で瘡蓋に突き出た部分が存在している。
肉床は全てカプセル内部へと吸収され、カプセル内部の肉塊もルゥのお尻から身体中へと行き渡ってしまっている、その表れかルゥの膨らんだお腹には、肉床に描かれていた魔法陣によく似た淫紋が浮かび上がっており、儀式自体がルゥに降臨したかの様な印象を抱かせている。
ルゥ思考 『アレだけの肉塊の殆どがルゥに入っちゃいました、ですが魔力と同じ様に凄く凝縮されていて、収まっちゃってますね、漏れそうなところも有りますけど』
これだけの変化にされされていても、ルゥの思考は全く乱れていない、むしろ以前よりも冴え渡っている様でも有り、今進行しつつ有る呪術の意味さえも把握しつつある。
ルゥ思考 『ルゥの知らない知識がルゥの中に存在しています、これは肉の塊に見えた魔法生物の知識なんですね、魔王ザキトスは自身の身体で産み出した魔法生物と他の人間を融合させる事で眷属を産み出していたんですね、ですが、魔王が眷属を作る為に生み出した魔法生物はこの子で最後、つまりそれを受け入れるルゥが最後の眷属になるんですね』
既に魔王ザキトスの意識は失われてしまった様だが、その知識は確実にルゥの元へと受け継がれていた、ルゥの頭の中には魔王が植え付けた知識が根付き始めており、その知識が本当ならばルゥは旧魔王ザキトスを超える新しい魔王へと変化しようとしているのだ。
おまけ
ザキトス系魔族 魔王ザキトスを始祖とする魔族の系譜、ザキトス自身も特殊な異形で最も成功した部類で有る、自身の一部を株分する事で眷属を増やして行ったが、眷属に対する絶対者にはなれなかった為に離叛を招いていたりもした、これはザキトスが魂を信じており魂の支配は不可能だと思っていた為である。
ザキトスの肉体の消滅で多くの者が力を弱体化させ、その上魔族同士の争いが勃発した為に現在は滅亡したと思われている、だが、魔族は不老の身体を持っている為に生存しているとの噂も有る。
ザキトス系魔族はザキトスによって魔改造された一代限りだと言われており、現在アーグルでは新しい魔族が産まれる事は無いと思われている、だが真偽不明の魔族の目撃情報は毎年報告されており、人間に気付かれずに多くの魔族が生存しているのかも知れない。