暗躍編 第十六話 遊魔の集い

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  一夜が明け、昼に半刻ほど近付いた時にダインの遅い一日の幕開けが始まった、最も日が昇るまで牝を変えてその全てを満足させたダインには若干の疲労も残ってはいたのだが、空腹を感じた為に起き出して来たのだ。

  今朝の愛耶は早々にダインを堪能して地下室を後にすると朝食の支度を初めていた、例えダインの元を離れてしまうとしても自分の役割をしっかしとこなすのが愛耶なのだ。

  その甲斐有って、並べられた朝食は豪華だった、むしろ昼食用に作られたメニューも提供され朝昼兼用の食事が始まろうとしていた。

  ダイン 「とても落ち着く光景ですね、やはり食べ慣れたメニューが並ぶ方が落ち着きますよ、初めて食べる料理は味の想像が付きませんからね」

  七実 「そうですよね、フェカトが用意してくれたアーグル料理には驚きました、なんというか雑でしたから」

  ファービ 「いや、普通はああいう物だと思いますよ、日本の食生活が異常なんですよ、あんなにたくさんのメニューを食べれるなんて普通じゃ無いですよ、ルヴァルテでも大体食事はパンとスープでしたから」

  七実 「デザートが付かないなんて貧しい食生活ですよね、食後にはやっぱり甘いものですよね」

  アーキア 「アーグルには砂糖が無いから贅沢だよ、甘味は大体果物だけど甘いやつは種が多いんだよ」

  ダイン 「品種改良が施されて無いんでしょうね、そのあたりも誰かに担当して貰って充実させて行きましょう、妥当なのは愛耶でしょうが忙しい身ですからね」

  七実 「日本の知識が必要になって来ますからここの人間には難しいそうです、でも、アイヤって農業の経験有るんでしょうか?」

  ダイン 「確かに農業経験は重要かも知れませんね、良い人材を見つけ出して仲間にする必要があるかも知れません、薬師とか良いですね」

  真夏 「またダイン様の幻想が現れてますね、ですがこの世界なら確かに居そうですよ」

  七実 「鍋で薬草煮込んでる魔女は居そうだよね」

  ダイン 「魔女は宗教権威を高める為の犠牲者ですからね、信仰が殆ど無いこの世界なら薬草学が発達しているでしょう、フェカトに適任者を見繕ってもらいましょう」

  ニア 「ニャアにも心当たりが有るにゃ、森で変な草集めてるダイン様好みの娘を見た事有るにゃ」

  七実 「何気に一番重要なところをクリアしましたね、幾ら知識が有ってもダイン様が好まなければ遊魔には出来ませんから」

  ダイン 「何にせよ、テガスの発展は最重要課題ですよ、何をするにも財力は重要ですからね」

  真夏 「ダイン様ってお金には拘って無いと思ってましたけど」

  ダイン 「私はそうですが、人間には有効ですから、物資の取引が人間中心である以上それを利用すべきです、ところでプルルはもう到着するんでしょうか」

  真夏 「はい、ティアスは昨夜王都に戻って昼には到着するとフェカトが言ってました、ポーカも戻っていますので、午後には全遊魔がテガスに集結出来ると思います」

  ダイン 「ならば予定通り今後の目標や役職を決める会議を行いましょう」

  リエル 「新参リィが参加してもいいんでしょうか」

  ダイン 「全ての遊魔を集めた会議ですので当然です、それにリエルにはマギガント戦闘部門の長をお願いします、アーキアには向いていませんから」

  リエル 「ポーカさんの方が適任じゃないでしょうか?」

  ダイン 「ポーカにはより上層のマギガント部門を担当して貰います、ポーカの経験ならその方がいいでしょう」

  真夏 「つまりリィが失敗してもポーカが尻拭いしてくれる訳ですね」

  リエル 「それなら安心ですね」

  ダイン 「まぁ、リエルの失敗など敗北ぐらいですよ、現状ではほぼ有り得ない事ですよね」

  リエル 「はい、相手が遊魔で無ければ大丈夫だと思います、ですがルーフィンの事は油断出来ないですね、多分ダイン様に近いタイプですから、リィもアキも本性が解らないんですよ」

  アーキア 「確かにルーフィンは不気味だよね、元の世界でも魔術の研究とかしてたし」

  リエル 「でもリィ達のアーグルへの転移魔術はルーフィンのせいじゃ無かったんですよね」

  ダイン 「リレッタ情報ですけどね、それにルーフィンがそう言っても信じられる情報では無いですよ、何せ私達を召喚したのはルーフィンですから」

  リエル 「ルーフィンならやりそうですね、出来るから試してみるってタイプで後先は考えて無いでしょうから」

  ダイン 「はは、それは正しく私と同じですね」

  真夏 「ダイン様はちゃんと保険は掛けてると思いますけど、もし、リィで失敗してたら抹殺してましたよね」

  ダイン 「真夏は怖い事言いますね、失敗すれば再チャレンジです、失敗の次の手も考えてましたから、ですが失敗するとは思っていませんでしたよ、そもそも成功の自信が無ければ従来通りを踏襲しますからね、それにリエルがチョロくて助かりました」

  リエル 「チョロいだなんて、ダイン様の異形の苦労に共感したんですよ」

  七実 「まぁ結果が上手く行って良かったですね、失敗してたら凄い事になってましたから」

  ダイン 「ナナの言ってる事は最終手段ですよ、私が用意しているプランは多岐に渡りますし、新たに生み出されてもいますから」

  七実 「遊魔も適当に増えてますからね、まさか王都で二人も増えてるとは」

  ダイン 「手付けしたリレッタがいますから三人ですよ」

  真夏 「それで貞操膜なんですね、ダイン様ってチョット姑息です」

  ダイン 「常に与えられないから価値があるんですよ、それに牝同士の方が気持ちいいですよね」

  リエル 「そうなんですか、リィはまだ未体験なので解りませんけど」

  ダイン 「身体の作りでは尻尾の方が確実に気持ちいいんですよ、まぁ精神の充足は私とのSEXに及びませんけど」

  七実 「はい、ダイン様とのSEXはやっぱり別格です、でも、女の子を快がらせるのも別の楽しみが有りますよ」

  真夏 「ナナはマゾっ気もサドっ気も有りますよね、という事はダイン様にもマゾっ気が有るのかも」

  ダイン 「どうでしょう、寝取られは結構好きでしたね、何せ悪堕ちと相性が良かったですから」

  七実 「つまりBSSな展開を望んでいるんですね、魔進化は処女限定ですので」

  ダイン 「どうでしょうね、他の男に気を惹かれていた牝というのはちょっとモヤっとしますよ、好きなシュチとの相性で寝取られを見ていただけで、実際には好んでいないのかも」

  七実 「フタナリも嫌いですよね、アレも悪堕ちの表現ではよく有りますけど」

  ダイン 「確かにチンポは悪の象徴っぽく有りますが、女体の美しさには必要の無い要素です、その辺りに付いては今日の会議で方針を示します」

  真夏 「尾チンポ呼びを止めて尾ニプルにするんですよね」

  ダイン 「はい、母乳を出すのでその方が相応しいはずです、それに乳首もちゃんとした性感帯ですからね」

  七実 「人間を超えた新しい器官ですけど、言葉は人間を踏襲してますからね」

  ダイン 「まぁ仕方がないでしょう、不便でも当て嵌まる言葉を使うべきでしょう、それに後々上手く当て嵌まる言葉を生み出せるかも知れません」

  真夏 「ニプルでもちょっと違いますからね、吸ったり出したりも出来ますけど、飲み込む事だって」

  ダイン 「ニッチな作品にはニプル妊娠とかも有りますけどね、それぐらい人間の想像力は豊かなんですよ」

  七実 「豊かなのかイカれてるのか微妙ですけど面白いのは確かです、それにダイン様って結構マイルドですから、ニプル妊娠って蟲とかが多いですから」

  リエル 「ダイン様の世界って何だか怖いところですね、乳首で蟲を妊娠させるなんて」

  ダイン 「実際に行われている行為じゃありませんよ、そういう事を考えて披露出来る環境があるんですよ、高度に発達したコミュニケーションツールが可能としているんですが、話だけ聞くと魔境ですよね」

  リエル 「はい、でもダイン様の故郷には行ってみたいと思います」

  ダイン 「ルーフィンなら何か方法を知っているかも知れませんね」

  アーキア 「ルーフィンかぁ苦手なんだよね」

  ダイン 「私は知らずに会っただけで話はしてませんが、そんなに難しい人物なんですか?」

  リエル 「多分ダイン様なら意気投合するかも知れませんね、むしろ元のリィとアキの方がダイン様とは相性が悪いですから、素性を知らない時は消し去ろうとしちゃいましたし」

  ダイン 「人は話してもちゃんと理解しないと分かり合えないですからね、そして話自体が出来ない関係も有るんですよ」

  七実 「ダイン様って理解しあうなんて綺麗事言いませんからね、駄目な奴は排除か無視ですよ」

  ダイン 「遊魔の家族さえ居れば別に他の人間なんて必要ありませんからね、私は無駄な事はしないんですよ」

  七実 「そうですよね、人間との事はフェカトやら、ティアスとかにやらせればいいんですよ、あの子達は王族とか支配層ですからナナ達が表に出るよりも好都合ですし」

  真夏 「ポーカとかもいますからね、ポーカって学院で本当に尊敬されてますから色々と助かってますよ」

  ダイン 「はは、私は人と話すのが苦手ですからね」

  七実 「そうは見えませんでしたけど」

  ダイン 「見た目で見極めてますからね、アーグル人は大丈夫ですけど」

  真夏 「それは感じますよ、アーグル人ってダイン様と似たような何かを感じます」

  ダイン 「実利を優先してるからじゃ無いですかね、飾らないんですよここの人達は、それに嘘もつき慣れてませんから、ティアスなんか何か企んでいる事がまる分かりでしたし」

  七実 「確かにそれは有りますね、人類法ってヤツの影響でしょうか?」

  ダイン 「多分そうでしょうね、悪事を働くと王族でも流刑ですから、ティアスなんかは肝が座ってたみたいですけど、フェカトは始めから誠実でしたよ」

  真夏 「初めから好意的でしたよね、ダイン様の良いカモでした」

  ダイン 「この世界は私ととても相性がいいですからね、女性の処女率も高いし何より美形が多い」

  七実 「ほんと最高の狩場ですよね、向こうからたくさん言い寄って来てますし、ナナもどんな娘を家族に迎えるのか結構楽しみなんですよ」

  真夏 「それは遊魔全体の総意ですよ、美しい家族が増える事は楽しみも増えますから」

  ファービ 「皆んな浮気性ですよ、ファナはマナ姉様だけで満足です」

  アーキア 「そう、アキはファナの尾マンコに興味あるけど、大体交わる事で絆を深めるのが遊魔じゃん」

  ダイン 「確かに尻尾性交は遊魔の最も重要なコミュニケーションですが、無理強いは行けませんね、まぁファナの場合マナへのアピールが有るんでしょうけど、元々二人セットで戦っていましたし、遊魔でもその役目を与えてますからね」

  七実 「ダイン様は常に模索してるんですよ、そして意見も取り入れてくれますし」

  アーキア 「ならアキとリィもコンビ技が欲しいよね、それには先ずちゃんとした遊魔形態なんだけど」

  ダイン 「そうですね、リエルは何か要望が有りますか、獣人とか悪魔型とか有りますけど、悪魔だと淫魔と余り見た目が変わりませんが」

  リエル 「リィに淫魔以外の姿が与えられていないのは、ダイン様が思い付いていないからですよね、リィとしてはダイン様の考えた姿を与えて欲しいです」

  アーキア 「何だかリィあざといよ、そうやって媚び売る性格じゃないでしょ」

  リエル 「媚びじゃなくて、その方がダイン様に愛されるからですよ、遊魔最高の幸せを手に入れる為ならアキだって裏切っちゃいます」

  アーキア 「アキが先に裏切ってるから文句は無いけど、複雑な心境だよ」

  アーキアが若干凹んだところで、食堂にフェカト達がやって来る、これで全ての遊魔がテガスに集結した事になり、第一回遊魔会議が始まろうとしていた。

  おまけ

  ダインの私見パラメーター リエル・ウルード

  異形リエル       淫魔リエル

  淫     75    淫     2175

  技    580    技      820

  体    450    体     1820

  魔  70000    魔    85000

  異形で有ったリエルは元々戦闘力や魔力がずば抜けて高い存在で有ったが、遊魔となった事でより優れた能力を与えられた、だが、この高い能力でも淫魔形態であり、ダインがより戦闘的な遊魔の形態を与えればより強力な遊魔が産み出される事になる。

  淫魔リエルの姿はほぼ基本的な淫魔だが、尻尾だけは異様に太く、尻尾の太さは遊魔に共通する特徴でもある。

  ニア同様に以前の異形の姿には戻れないが、代わりに異形になる前の人間リエルの姿を取り戻している、その際、よりダインの好みに合う様に胸が豊かになっているが、本人は本来の成長だと思っている。