地固め編 第三十八話 耳長魔進化祭り

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  衣服を脱ぎ去ったフィセーリアの裸体は、ダインにして手を加える事を躊躇う程の完璧な物だった、引き締まった身体は何処となく野生の獣を感じさせ、全くの無駄を感じさせない。

  ただ、毛の薄さは耳長特有の特徴でも有る様で、耳長として十分に成長しているフィセーリアであっても陰毛は一本も確認する事が出来ない。

  ダイン 「実に美しい身体です、齢四百を超えるという話でしたが、小振の胸といい私の好む青い果実の様ですね」

  フィセーリア 「耳長は人間と違って無駄な脂肪が付かないんですよ、祖先は樹上生活をしていたという話しですから」

  ダイン 「猿のデブが居ない様なものですね、それか食事に穀物が少ないとか」

  フィセーリア 「確かに穀物を育てる大規模な畑は作りませんね、適所に苗木を植えたりはしてますが」

  ダイン 「なるほど、それで触っても見てもいいですよね、存在を主張するピンクの乳首に興味を引かれているんですよ」

  フィセーリア 「そんなに人間と違うものなんですか、私は人間の裸って見た事有りませんから・・・」

  ダイン 「歳で考えるなら全く違うでしょうね、四百年生きる人間などいないと思いますから、でも、旬、いや、全盛期の裸というなら差程の違いは無いかと、もっとも美しいというのが前提の話ですが」

  フィセーリア 「ダイン王に美しいと言って貰えてとても光栄です、自分を負かした殿方に褒められるのはこんなにも嬉しいものなのですか」

  ダイン 「人間と同じく、耳長でも騎士は女性優位なのですか?」

  フィセーリア 「やはり魔力差が有りますから、私は騎士として三百年は過ごしてますが、見習いの時を含めても、男に負けたのは今日が初めてです、そして男女の戦いとは女の操が暗黙に賭けられたモノですから、私を抱く事に何ら遠慮など要りません」

  ダイン 「なるほど、それが後ろの二人との温度差という事なんでしょうか、二人は私が倒してとは言えませんからね、特にフィリッカはリエルに勝利してますからね」

  フィリッカ 「抱かれる事自体は覚悟してましたよ、ですが、まさか三人一緒だなんて・・・」

  フォティーヌ 「耳長は一組の伴侶でずっと寄り添って生きるんですよ、幾らダイン王が英雄だと言っても、耳長の歴史上初めての行いだと思います」

  ダイン 「誰か一人を差し出せば済むと思っていたのですね、ですが私は気に入った牝は何人でも自分のモノにしたいんですよ、ですが事が終わった後には耳長の常識など砕けさっているでしょうね」

  ダインの表情は何処となく自信有り気だ、つまり、三人全てを遊魔へと魔進化させるという、意思の現れなのだ。

  ダインは手元の文字盤を操作して玉座の背を倒すと、フィセーリアの手を取って抱き寄せると、そのまま二人で倒れ込んでしまう、フィセーリアは何の抵抗も示さずダインのなすままで、体勢を変えてベッドに仰向けに押し付けられると、上に覆い被さったダインがその唇を奪う。

  しばらくは唇を重ねるだけの軽い口付けだったが、ダインの欲望がその程度で満足するわけがない、ダインのキスは徐々にエスカレートとして行き、フィセーリアの口は徐々にダインよって侵略されて行く。

  ダインのだ液の媚薬効果は耳長にも有効な様で、口付けを交わすフィセーリアは顔を赤らめて自らダインを求めている、そして、無毛の陰裂には蜜が溢れ始めて、手を伸ばして状態を確認したフィセーリアは一層顔を赤くして戸惑いを見せている。

  フィセーリアの反応にダインはいよいよ次の行動に移る、人とは異なる舌を使ってフィセーリアの舌を押さえ込むと舌先を喉の奥へと潜り込ませて上昇させ、脳の近くの鼻腔へと侵入すると、脳に向かってダインチューブを潜り込ませて行く。

  だが、媚薬で蕩けてしまったフィセーリアは痛覚も麻痺してしまって、それ程の恐怖感など感じていない、四百年生きても性に疎い耳長の娘は人の交わりがこういうモノだと信じてしまっているのだ。

  一方、同胞の性交に見入っていたフィリッカとフォティーヌの二人にはダインの毒牙が忍び寄っていた、ワザとフィセーリアとの性交が見える方向に吊り具の向きを調整して視線を釘付けにさせると、十字の枷の頭の後ろが変化して膨らみ、フィリッカとフォティーヌの頭から襲い掛かって来たのだ。

  この突然の奇襲に、拘束された二人は声も上げる事も出来ずに頭を呑み込まれると、本性を現した魔法生物は頭から徐々に下がって、二人の全身を呑み込んで行く。

  そしてフィセーリアの方も堕液が脳に注入されて、脳味噌から遊魔に相応しい牝へと作り変えられて行く。

  十分な量の堕液の注入を終えたダインは、舌を元に戻してフィセーリアの乳首を舐りながら堕液がフィセーリアの思考を変化させるのを待つ、耳長という異種族に対してどれ程の効果をもたらすのかまだ予測出来ないところはあるが、魔族にすら通用した堕液にはダインもかなりの自信を持っている。

  乳首を舐りながらも、興味を抱いた耳長の長い耳に手を伸ばして弄り倒していると、ダインの手の動きに反応して、耳の動きが活発になって来る、耳長の耳など弄った事の無いダインだが、その反応が人間のものと異なるのは容易に理解出来る。

  そこで、魅力的な乳首から一旦離れると、今度はその口でフィセーリアの耳の感触を確かめて見る事にする、先から咥えて甘噛みしてみると、フィセーリアの耳はビクビク震えている。

  ダイン思考 『人の近縁種だと思っていましたが、見た目が似ているだけで全く別の生き物なのかも知れませんね、そもそも生物としての人間の構成ならば何百年も若さを保つなど不可能でしょうから、ですが、私が想像も付かない魔導技術を持っている可能性も有りますから、遊魔に魔進化させるのが楽しみですよ』

  右耳を舐りながら、左耳を弄るダインで有ったが、フィセーリアからは抵抗の意思は感じられない、伝わる震えは多分心地よさから生じているものだろう。

  ダインは耳長の身体自体が気になってフィセーリアの髪の毛を一本抜くと、尻尾を伸ばして捕食させる、遊魔の尻尾を使えば耳長の身体の構造を暴く事も容易な事なのだ。

  ダイン思考 『髪の毛だけでも解析は可能でしょうが、色々なサンプルが欲しいですね』

  そう思ったダインは立ち上がって衣服を脱ぎ捨てると、身体を遊魔の物へと変化させて再び添い寝の状態になると、フィセーリアの身体に尻尾を這わせて至る所のサンプルの採取も行って行く、ダイン本体は小振りな胸を揉みしだきながら吸い付いて弄び始め、翼は頭を包み込む様に抱き抱えて、鋭い指を使って丁寧に耳を弄ぶ。

  堕液が注入されてかなりの時間が経過していたが、フィセーリアに覚醒する兆候は無かった、結果的にフィセーリアの覚醒よりも尻尾の解析の方が早く終わって、耳長の秘密がダインにもたらされる。

  ダイン思考 『なるほど、耳長は既に魔法生物との融合体という事ですか、堕液は生身の生物に対しては有効に機能する様ですが、融合体には効果が薄い様ですね、ですが解析が終われば対応も可能です、先に捕獲した二人から進めて行きましょうか』

  ダインは尻尾をフォティーヌを捕らえた肉繭に潜り込ませて行くと、肉繭の表面が活発に脈動を始める。

  ダイン思考 『他の魔法生物に対する耐性が存在する様です、これはザキトス対策として後天的に付与されたのか、それとも最初から持っていたのか・・・耳長種族自体が人為的な進化を行った可能性が高く、もしかすると異形化を抑制させる為の進化なのかも知れません、繁殖力が低いのもそのせいでしょうか、ですがこのフォティーヌという個体が排卵状態なのは助かりましたよ、ザキトス型の魔法生物の融合に対して耳長には耐性が有る様ですから』

  フォティーヌの身体は、ダインの耳長魔進化計画の実験体として使われる事となり、肉繭の中では準備が行われている、下腹部に張り付いた触手はそのまま体内に侵蝕して行き、フォティーヌの卵子を捕獲すると特別な精子をチューブで送り込まれて受精させられてしまう。

  すると誕生した受精卵は猛烈な勢いで分裂を繰り返して、フォティーヌを魔進化させる遊魔胚へと変貌して行く。

  ダインは自身のやり方が上手く行っている事に上機嫌で実験を継続させる、フォティーヌの子宮内に着床した遊魔胚は耳長の持つ抑制効果の影響を受けずに増殖しフォティーヌの胎内を侵蝕して行く。

  ダイン思考 『やはり目視は重要ですね、幾ら上手く行っていると理解出来ていても目で見る方が絶対に楽しいですから』

  フォティーヌの肉繭はダインの意思に従って形を変化させて行く、その形は遊魔お馴染みのカプセル分娩台形式で、胎内で遊魔胚が成長し続けているその身体は既に妊婦の様に下腹部が膨らんで来ている。

  ダイン思考 『より成長を促進させる為には直接魔力を注ぎ込んだ方が良さそうですね、あとフォティーヌの胎内で対魔抗体の中和剤を培養して、フィセーリアに使用しましょう』

  潜り込んだ尻尾の先端をフォティーヌのアナルに挿入させると、ダインはフォティーヌの魔進化を加速させる為の魔力を送り込む一方で、枝分かれさせた触手を腸壁から貫通させて子宮へと潜り込ませる。

  ダイン思考 『生命の神秘を悪用する魔王的行いです、ですが道を外れ魔に堕ちた生き方こそこのダインの好む生き方』

  ダインは良い意味で厨二病なのだ、生体改造や人為的進化に対して禁忌など全く感じておらず、恐れているのは実験の失敗ぐらいだ、そしてその失敗の対する代案も複数容易されており、失敗すらカバー出来るだけの策を練っているのだ。

  そして、ダインの耳長魔進化実験は着実に進行している、膨らんだ下腹部から広がりつつある侵蝕は紋様となってフォティーヌに刻まれて行く、以前は皮下に浮き出た無数血管の様であったが、ダインの美的感覚は完成体だけでなくその進行過程にも反映させて行くのだ。

  怪しげな呪術の実験体となってしまったフォティーヌではあったが、その姿には確かに背徳的な美に満ちていた、ダインは満足そうに作品を鑑賞していたが、空間に操作盤を浮かべて何かを操作すると、艦橋前面に有る黒く変色したパネルに灯が点ってフォティーヌの拡大された姿が映し出される。

  ダイン思考 『ここからが最大の見せ場ですからね、後で皆で楽しむ為に記録しなくては、ですがこの感動、私一人で独占するのは勿体ないですね』

  ダインはフォティーヌ胎内で作られた対魔抗体中和剤を触手を使って採取すると、尻尾で成分構成を確認してから使って見る事にする。

  フィセーリアの首筋に鋭利な翼の爪を当てると、爪先から舌先と同質のダインチューブが伸びて、脳に向かう血管に対して対魔抗体を注入して行く。

  ダイン思考 『この際三人目はまた別の方法を試してみましょう、対魔抗体が有ればザキトス型の侵蝕も可能な筈ですよね』

  ダインのその思い付きで今度はフィリッカの肉繭が変化を始める、そしてフォティーヌと同じポーズで現れたフィリッカの身体は、まだ何も手を加えられていない耳長の身体でダインの想像力を大きく掻き立てていた。

  ダイン思考 『耳長とは猿の様な生活を送っていた種族の様ですが、猿は私の美意識から外れていますからね、どの様な感じにするか迷いますよ』

  ダインがフィリッカの裸体を鑑賞しつつ思考を巡らせていると嬉しい進展が訪れる、対魔抗体が機能したフィセーリアが目覚めてダインに抱き付いて、唇を奪ったのだ。

  そしてダインもフィセーリアの口付けに応えて、愛を確かめる様にフィセーリアとの口付けを激しくして行く。

  おまけ

  ビグ・ユーマ艦橋 ビグ・ユーマは攻撃型浮遊母艦であると同時にユーマの移動王宮とも言える存在でもある、特にその艦橋はダインの私室でも有り、普通では考えられない様な空間でも有る。

  艦橋前面部には数多くの通信盤が配置され、半径20キロメートルぐらいの空間に位置するユーママギガントの指揮官制能力を司る事が可能な司令室でも有るが、丁度中央部に配されたダイン王座から後方は大きな寝所となっており、ダインが女性を連れ込んで楽しむ場所でも有る。

  前面に配置された画面は様々な映像を映し出す事も可能で、戦況を分析する為の地形図から、過去の魔進化映像の再生など、多方面の用途で使用する事が可能だ。

  そして、天井には拘束具が収納されており、連れ込んだ女性を拘束する事も可能だ、これはダインが何処でも魔進化を行える空間を欲した為で、今回の耳長三人はビグ・ユーマで魔進化した初めての遊魔でも有る。

  ビグ・ユーマには操艦が可能な第二艦橋も設置されており、ダインがお楽しみの最中も移動する事が可能だ、この機能により、ダインの人材籠絡計画は高い柔軟性を持つ事になったと言えるだろう。