展開編 第九話 Dコアによる魔力制御

  005-009

  森の研究所と呼ばれる遊魔の秘密施設で行われていた実験に大きな進展が訪れていた、腹を膨らませていた一匹の魔龍が蠢いて遂に一つの卵を産み落としたのだ。

  全高で1メートルは有る大きな卵を産み落とすと、産んだ側の魔龍は見る見る萎んでいき遂にはその姿を消失させてしまう。

  正常位でセジアを犯していたダインがその状況を確認してから指を鳴らすと、液中に漂う卵を触手が飲み込んで、まるで二度目の産卵の様に研究室の地面に産み落とす。

  フォティーヌ 「魔龍の姿が溶けてしまいました、そしてこの卵、中にリノールが居るわけですね」

  ダイン 「その通りです、リノール本体からの魔力を失って魔龍は姿を消したわけです、つまり、より強大な魔力を持つ耳長遊魔を産み出せば、中央大陸の魔龍にも劣らない魔龍が誕生するわけですね」

  セジア 「その力がセジアに与えられるわけですね、東方大陸でダイン様を護る為に」

  ダイン 「その通りです、幹母と呼ばれる強敵も実の娘の裏切りと変容で心を乱す事は間違い有りません、使わないで済むに越した事は有りませんが、仕込みとしては面白い演出でしょう」

  フォティーヌ 「幹母にもダイン様の恐ろしさが十分に伝わる事でしょう、フォティーヌはダイン様の側に居られる事を光栄に思えます」

  ダイン 「いずれはフォティーヌにも魔龍の力を与えましょう、私の為に存分に働いて貰いますよ」

  フォティーヌ 「私にもこの力が・・・正直怖くも感じますけど、ダイン様の望みを叶える為の役に立つのですよね」

  ダイン 「それは勿論です、混沌の魔龍には文明を滅ぼす力が有るでしょうから・・・そういった存在は野放しには出来ません」

  セジア 「ダイン様は私欲ではなく、本当に世界の安定の為に力を求めているんですね」

  ダイン 「そうですよ、知的生物とはいっても世界全体よりも自己を優先してしまいますからね、私達遊魔も自分優先では有りますが、人間よりはマシな筈です」

  フォティーヌ 「それは疑い有りません、ダイン様は何だかんだで遊魔の平等を謳って実践してますから、まぁ実際は不可能なんですけど心掛けてくれるところに誠実さを感じるんですよ」

  ダイン 「私には遊魔にした責任が有りますからね、ですから遊魔達の幸福を一番に考えてますよ」

  フォティーヌ 「ダイン様の幸福が遊魔の幸福ですから、お得な思考ですよね、でも、やはり自分よりもダイン様ですから」

  フォティーヌの献身的な言葉は言葉にダインは少し居心地が悪そうだ、元々遊魔の共通認識の付与はダインを絶対者として意図はしていないのだ。

  ダイン自信はもっと友達付き合いの様な関係を求めているのだが、認識を共有する遊魔達がどうしてもダインを絶対的に信奉してしまい、その認識が遊魔の共通認識として浸透してしまっている。

  初期遊魔にはこの絶対的な信奉よりもダインとフランクに付き合った記憶が優先されて、心地良い関係を維持出来ているが、新参になるほどダイン崇拝が強く作用してしまっている。

  ダイン 「もっと自分を優先してもいいんですが、共通認識に修正を加える必要が有りますね、私も持ち上げられるだけでは勘違いしますから、私にとっての有益な人材とはちゃんと苦言を言ってくれる者ですよ」

  セジア 「なら、もっとセジアだけを見つめて下さい、今はセジアの時間ですよね」

  基本ダイン最優先の遊魔思考も、自身の快楽だけは優先する傾向がある、遊魔最高の時間はダインとの性交であり、その時だけはダインに遠慮なくおねだりできるのだ。

  ダイン 「そうですね、認識の修正はまた後ですね、今は東方遠征の憂を減らす努力をしましょうか」

  ダインはセジアの要求を快く思っていた、眷属にいろんなモノを与えるダインではあるが、本人から要求されたモノを与える事が一番喜ばしく感じるのだ。

  それ故にダインの性交はより細やかになって行く、ただ乱暴に抽送するのではなく、セジアの膣壁のいたるところに肉槍を押し当てて、より快楽を引き出すポイントを探る、セジアもそのダインの変化に感覚をより高めてダインの動きに敏感に反応して行く。

  セジア 「あぁん、私の中の気持ちいいがダイン様によって引き出されています、お腹の中でこんなに気持ちいいなんて・・・」

  ダイン 「私には分からない感覚ですが、セジアに包まれる肉槍も私に快楽を与えてくれます、そしてセジアが感じてくれる仕草がより精神を高揚させてくれます」

  ダインは肉体的な快楽よりも、精神的な充足を好む傾向がある、その為に交わる牝の快楽に喘ぐ姿がとても大好きなのだ。

  そして、遊魔の分泌する体液に直に触れている牝は催淫効果が十分に作用して、まだ熟れていないセジアの身体でも自身の存在を錯覚してしまう程の悦楽の渦へと引き摺り込まれてしまっていた。

  セジア 「ダインひゃまもひょろこんでくれて、セジアとっても幸せでふ、生ひていてこんな幸福があるひゃんて」

  ダイン 「ああ、セジアの悦びを全身で感じます、まだ熟れていない牝の身体に浮き出る汗の香りに悦楽の淫気が増しています」

  フォティーヌ 「本当ですよ、まだ小娘の癖にフォティーヌよりも凄い淫気を放ってます、これが男を知った牝への変化というモノですか・・・」

  まだ純潔を維持しているフォティーヌにとってセジアの変化は予想外であった、ただの膜のある無しで遊魔としての得られる幸福にそれ程差が無いと感じていたからだ。

  遊魔の尻尾による交尾はフォティーヌにそう思わせてしまうほど強烈な体験で、遊魔にならずとも出来る膣での性交を軽視していたのだ。

  セジア 「ヒェジア、ひいくつも花がひゃいた気分でひゅ、ダインひゃまからもっとひょうぶんをひゅっひゃいまひゅ」

  フォティーヌ 「気持ち良すぎて、言葉になってませんよ、でもこれが男女のSEXだなんて・・・」

  フォティーヌは股から熱いモノを感じて指を這わせてみると、意思とは関係なく淫液が流れ出している、そこで初めて自分もSEXを待ち望んでいる事に気付いて切ない気持ちになってしまう、だが、遊魔の先達として負けを認めたく無い気持ちが押し留める。

  それから暫く、フォティーヌの苦悩の時間は続く、セジアの嬌声は時を経る毎に大きくなって、汗に交じる淫気も強くなって行く。

  既にセジアは性交に完全開花した様で、牝としての格がフォティーヌを凌駕してしまったいる。

  ダイン 「そろそろ私も限界です、熟れたセジアの陰裂を遊魔への誘いで満たして上げましょう」

  ダインの射精の意思を感じて、獣に堕ちたセジアは本能的に多く感じようとダインにしがみつく、フォティーヌも手加減して拘束を緩めて望む形の抱擁が行われている。

  そして吐き出される堕液の勢いにセジアの身体は何度も脈打って歓喜の声を上げる、そして、尻尾で生成される堕液は普通の射精とは桁違いの量を送り込んで、セジアの体型を外からでも解る様にと変化させて行く。

  幼い身体つきに異様なほど膨らんだ腹部は妙な背徳感を漂わせてダインを十分に満足させる、自分の行いで牝の体型を変化させる事にダインは異常な程興奮を覚えるのだ。

  ダイン 「さてと、次の準備に移ります、フォティーヌの尻尾を使いますよ」

  フォティーヌ 「この形じゃ難しく有りませんか、セジアは動かし辛いですし」

  ダイン 「このままで結構です、穴の位置をセジアの股下にして下さい」

  遊魔の身体の付与された魔法生物部分はかなり自由度が高い、フォティーヌはダインの指示通りに尾マンコを移動させると、直ぐにダインの尾チンポが挿入されて行く、それはフォティーヌの知る最高の快楽でも有り、待ち望んだ後に訪れたご褒美に歓喜の嬌声を上げている。

  フォティーヌ 「ひゃん、やっぱりこれですよ、遊魔に与えられた最高の快楽です、尾マンコずぼずぼされると刺激が背筋を駆け上がってきますぅ」

  フォティーヌは全身を震わせて、与えられる刺激を堪能している、だが、ダインがフォティーヌの尻尾に挿れたのは、ただ快楽を与える為ではない。

  ダイン 「今から尻尾同士の融合を始めます、セジアを固定したまま次に移るにはこれが一番効率的です」

  フォティーヌ 「私とダイン様の尻尾が混じり合うなんて、どきどきしちゃいます」

  ダイン 「まぁ心躍る行為ですが、フォティーヌには痛みが生じると思います、そうなる前に尻尾の切断をお薦めします」

  フォティーヌ 「私が耐えればいいんですよね、ダイン様が与えてくれるなら痛みですらご褒美です」

  ダイン 「そこまで言うならフォティーヌに任せます、でも無理はしないで下さいね」

  ダインは忠告を行った後に直ぐに行動を起こす、挿入された尻尾に変な膨張が起きている様で、遊魔椅子形状の尻尾に次々と突起が出来ると、それがどんどんと伸びて行くのだ。

  フォティーヌ 「ぐぼっ、ひっぽがひゃれつひます、でも、耐えてみましゅ」

  フォティーヌは激痛に顔を歪めているが、まだ耐える様だ、フォティーヌにとってこの行為は忠誠を示すモノでも有り、それと同時にダインの心内に潜む加虐性を満たして上げたいとの思いもある。

  そしてダインも苦しむフォティーヌの姿に興奮を覚えている様で、多量の堕液を放って萎えた肉槍が徐々に反り上がって行く。

  ダイン 「良いですね、高揚する事で私の能力がより活性化して行きます、苦痛に歪むフォティーヌの顔が私の思考をより邪悪に染め上げて行く様です、そしてこの瞬間に躊躇いなど必要有りません」

  邪悪な思考が全開のダインは己の限界など感じていない、フォティーヌの尻尾を蝕む変化はより加速度を増して、遊魔椅子をより禍々しい姿へと変化させて行く、それはまるで邪龍の顎の様な姿で、セジアの身体は舌に乗せられた供物にも見える。

  そして、フォティーヌの尻尾はダインの望む形へと変化を遂げ、押し寄せていた苦痛も収まって行く。

  フォティーヌ 「苦痛は収まりましたが、尻尾の感覚も無くなっています、成功なのですか?」

  ダイン 「はい、最後の段階で感覚を遮断しました、フォティーヌの献身は十分に示されましたし、私が望む結果の為には些細な狂いも生じさせる訳には行きませんから」

  フォティーヌ 「かえってダイン様の邪魔をしてしまったわけですか」

  ダイン 「そうでは有りません、フォティーヌの献身が有ったからこそ、望む以上の結果が訪れた訳です、この禍々しさでセジアの仕上げが出来る事はより心が躍りますので」

  フォティーヌ 「ダイン様の思惑を乱す事なく幸いです、早く顎が使われる所が見たいですね」

  ダイン 「もう暫く待って下さい、魔力を蓄積するDコアを生成しますので」

  フォティーヌ 「でぃこあですか、魔力を蓄積するって・・・」

  ダイン 「本人が発している魔力や、交尾で相手の魔力を貰う事が可能です、魔力蓄積量によって魔龍時の大きさが変わって来ますので・・・因みにDとは私の世界の文字で龍やら悪魔などの頭文字になるんですよ、ダインの頭文字もDですしね、後コアは核という意味です」

  フォティーヌ 「つまりより強力な魔龍になるのに遊魔の力を蓄える訳ですね」

  ダイン 「その認識で正解です、余剰魔力を備蓄する事で最大限の力が発揮出来る遊魔龍です、ただDコアの生成は私じゃ無いと不可能なので、名前に反映させたわけです」

  フォティーヌ 「ダイン様の生成物を頂けるなんて、最高のご褒美じゃ無いですか、そしてDコアは耳長にのみ有効な物なんですよね」

  ダイン 「今の所はそうなります、魔龍化は遊魔への魔進化で与えたモノでは無く、耳長の身体に備わっていたモノですから・・・遊魔の身体は足りない魔力を増大化させる仕掛けの様なモノです」

  フォティーヌ 「魔龍が耳長本来の力だなんて、耳長には公に出来ない秘密が有るという事ですか」

  ダイン 「実に興味を引かれます、ですから多くを知る可能性の高い幹母から多くを語って貰いたいですね、その為の交渉材料がセジアになるわけです、そして今、準備が整いました」

  ダインの宣言に呼応して、顎がゆっくりと閉じて行く、顎には牙の様な突起が何本も存在して、その先端が黒紅の光を放っている。

  閉じる顎はその牙をセジアの身体に何箇所も突き立て、牙が食い込んだ身体からは鮮血が流れ出る、だが、顎の動きは止まる事なく、遂にはセジアの全身を包み込んでしまうのだった。

  おまけ

  マギガントスペック ポナリア・ジーカ

  運動力       16

  機動力       14

  腕力        12

  耐久力       10

  搭載力       12

  運用力        3(8)

  対応力       12

  ポロルグ製上級機、能力的に正に上級の機体では有るが運用コストが致命的な程高い、これは高練度魔鋼の生産が難しい為で、ユーマ共栄国で運用するなら括弧内の8になる。