魔王竜と魔王代理竜のハロウィン

  「えっと…ここは通ったはず、また迷っちゃったな」

  フォックがいた世界にある魔王城、その中でアストルは迷ってしまっていた、せばすから大まかな案内を聞いていたが一人での城内移動は慣れないのであった。

  「ん?ここは?」

  ふとアストルは一つの部屋へ入った、中は古い道具ばかりが置かれていた。

  「古い道具か~フォックさんが使っていた物なのかな?ん?」

  道具を見渡していると床に転がっている装置を見つける。

  「こんなところに装置が?」

  その装置をアストルは手に取る、するとアストルの魔力に反応したのか装置が輝きだす。

  「うわっ!?」

  突然のことでアストルは驚く、すると。

  「んぷっ!?」

  アストルの身体が風船のように膨らんでいく。

  「か、身体が!膨らんでうぷっ!?」

  段々と膨らんできてアストルの着ている服がギチギチと音を鳴らす。

  「うぷっ!んぐぐ!?」

  膨らむのが止まらずついには服が限界を迎えぶっ飛んでしまった。

  「服が!?うぷっ!どうしよう…」

  膨張は止まったがアストルは動けずどうしようか迷ってしまったのであった。

  [newpage]

  「さてと、仕事終わりっと」

  ここはフォック達が働く会社バルーンムーンウルフ、ロビーにて龍狼が仕事を終えて一息入れようとしていた。

  「フォック達の方も既に終えているとはフォックも肥満化などだけでなく空気で膨らませるなど仕事をこなしているのがある意味すごいな」

  と、報告書を見ていた。

  「そういえば…」

  ふと龍狼は何か思っていた。

  「フォックが膨らんだ姿って見たことないな」

  ふと色々な写真を見てみるとフォックは一度も膨らんだ姿が撮られていなかった、元々あまり膨らむ事を担当にしないフォックは自分から身体を膨らませることはまずない、ほとんどが蒼剣とレイリュウの膨らんだ姿ばかり目立っている。

  またヒーローである雷黄に限ってはバルーンムーンウルフの社員でもないためヒーロー活動をしているため膨らむことに支障をきたすため彼自体は入社してはいない。

  そのため必然的にフォックだけしか膨らんだ姿が確認されていないのだった。

  「あいつ相手を膨らませることだけはしていたが一度も膨らんだ姿見ていないし見てみたいな」

  龍狼はそう思っていた。一度フォックを膨らませようと。

  「だがそう簡単じゃないんだよな、どうしたらフォックを膨らませるか」

  そう考えていた。フォック自身膨らむことに対してはあまりしないのと仕事を選んでいたり膨らむことに対して自分からやらないのと膨らむことに対して拒んでいるようなのもあった、折角バルーンムーンウルフの社員ならたまには膨らんでもいいんじゃないかと龍狼は思っていたのだった。

  「どうっすかな~」

  龍狼は考えているとロビーからアラームが鳴っていた。

  「ん?依頼人が来たのか?」

  このアラームは急な依頼で依頼人が来たという知らせのようだ。

  「とりあえず行ってみるか」

  依頼人の元へ龍狼は向かった。

  [newpage]

  「えっとつまり」

  「魔王様の一風変わった姿を撮っていただきたいんです」

  依頼したのはなんとフォックの世界から来た魔物で種族は小悪魔と呼ばれる種族だった。青い体色で普通の悪魔よりは小さく、頭には一本角が生えている。

  「最近仕事の原動力である魔王様の姿を見ておりません、アストル様が代理になってから魔王様が恋しくなったりしていまして、前にこちらに魔王様が働いていると知りお間違いがないかと思いますが依頼をしたいのです」

  彼は魔王であるフォックの姿がないことに若干だが恋しくなってしまっていた。

  「なるほどね」

  「一部の魔物達から魔王様がいなくてもやっていけてもたまにはお姿をお見せしてほしいと不満もありまして」

  どうやら一部の魔物達から姿を見せてほしいと不満があるようだ。

  「しかしな、フォック自体変わった姿になるのは難しいと思うんだが、色々と自分からやらないタイプだし仕事はこちらでもしていて助かっているが俺もどうしようか考えていたんでな」

  しかしフォックの一風変わった姿を撮るとしてもフォック自身のガードが固くそう簡単にはしてもらえないのだった。

  「それでしたら魔王様は甘い物、特にチョコレートがお好きのようでそれを使えば」

  「なるほど…チョコレートが好きなのは聞いたことあるが、あ、そういえば今日は」

  ふとカレンダーを見ると10月31日とあり街はハロウィン一色になっていた。ほとんどの社員達はハロウィンのイベントの仕事で出回っているようだ。

  「おっ、いいこと考えた、ならその依頼受けよう」

  「ありがとうございます、それではお願いします、ついでですが魔王様にバレないよう俺は隠れていますので」

  と、小悪魔は隠れながら見るようだ。

  「わかった」

  龍狼は頷いた。

  「ん?何々?」

  ふと小悪魔が誰かと連絡している。

  「え?アストル様が?これはいいかもしれない!すぐにこっちに送ってくれ!」

  「アストルがどうかしたのか?」

  龍狼が小悪魔に聞いてくる。

  「すぐわかりますよ」

  そう言うとゲートが開いてそこから。

  「うぷっ!」

  風船のように膨らんだアストルが出てきた。

  「うわアストル一体どうしたんだよ?」

  「あ、龍狼さん、実は…」

  [newpage]

  アストルがこれまでの事を説明した。

  「あ~なるほどな、だからそんなに」

  「はい、フォックさんにこの装置の事聞かないといけないので急遽、ついでに皆の小言も説明しないといけなくて」

  そう言うとアストルは懐からその装置と書類を取り出す。

  「これで膨らんだわけかまあいいや丁度フォックを膨らませようとしていたところだしな」

  「フォックさんをですか?確かにフォックさんが膨らんだ所を見ていないですね」

  アストルもどうやら同意見のようだった。

  「んじゃアストルも来てフォックを驚かせてやらないとな!ハロウィンのイタズラで」

  ニシシと笑いながら龍狼は準備をする、フォックを膨らませるまたとないチャンスが訪れるのであった。

  [newpage]

  「いたな」

  フォックが仕事を終えて買い物などをして家に帰ってきてるようだ。

  「さて仮装もしたことだし準備はできたっと」

  龍狼の姿は人狼と呼ばれる者となっていて左眼には眼帯をつけていた、仮装は警官に模していた。

  「とりあえず行くぞ」

  「あ、はい、フォックさん大丈夫かな、僕もなんか協力しちゃったようだけど」

  二匹はフォックの元へ、ただアストルだけは膨らんでいるためか移動が遅く時間がかかっていた。

  「フォック」

  「あ!智月じゃん!その仮装ということはあれか!」

  扉を空けてフォックに声をかけた、フォックはふと龍狼の服装などを見てすぐさま察したのか。

  「智月~トリックオアトリート~!お菓子くれないとオスドラにしてモフモフしちゃうぞ!」

  ハロウィンのためかすぐにお菓子を要求する。

  「それは勘弁っと、これどうぞ」

  龍狼は勘弁したのかフォックに板チョコを渡す。

  「わ~い♪」

  フォックは子供っぽく喜ぶ。

  「そんじゃ早速いただきます♪うんおいしい~♪」

  早速板チョコを食べていく。

  「ふふっ、いい感じだな」

  ニヤリと龍狼は不敵に笑う。

  「ん?」

  「アストルのお陰で顔色よくなってないかい?」

  ふと龍狼は謎の質問をした。

  「え?なんでアストルがそこに出てくるの?いないよ?何言ってるの?」

  ふとアストルはまだ移動が終えていないのかまだ龍狼達に近づいていない。

  「そうか、まあ自分じゃ判断難しいか」

  「変な智月、モグモグ」

  気にしないでフォックは板チョコを食べていく。

  「まぁいいんだけどさ、チョコ食べきったかい?」

  と、龍狼はチョコを食べきったのかフォックに質問する。

  「うんおいしかった♪ありがとね♪」

  フォックは食べ終えて龍狼に感謝する。

  「それはよかった」

  龍狼がそう言うとフォックのお腹が鳴る。

  「あら?なんかお腹が鳴ってる?」

  すると。

  「げぷっ!あ、ごめん」

  おくびが出て龍狼に謝る。

  「大丈夫、これでうまくいったのが分かった」

  龍狼がそう言うと同時に。

  「んぷっ!?」

  フォックの腹が段々膨らんでいっていく。

  「フォックが膨らんでゆく姿を見てみたいって方がいるようでね…緩やかに膨らむから楽しんでってよ?」

  段々腹が膨らんでいく。

  一方その影で見ていた小悪魔は。

  「お~魔王様すごいお姿♪これはいいのを見させてもらったな♪」

  喜んでいたのだった。

  「さて見れたから後で報酬渡しておくか、魔王様にバレないようさっさと退散しないと」

  小悪魔はゲートを開いて魔王城へと帰っていった。

  「うぷっ!おいおい!?誰だよ俺の膨らむ姿を見たいって人は!?」

  フォックの方に戻ると膨らむが止まらず龍狼に自分が膨らむ姿を見たい人は誰なのかを問いだす。

  「魔王城に住んでる方々から」

  と、龍狼は答える。

  「あいつら…ってかそれはアストルも含めてなのか?」

  「あー、アストルは」

  すると。

  「フォ、フォックさん画面越しではないですが会うのはお久しぶりです…」

  上からアストルの声が聞こえていた、どうやら膨らんだ影響により上に来てしまったようだ。

  [newpage]

  「アストル!?連絡していないのにどうしてここに!?」

  アストルが直接来た事にフォックは驚きどうしてここに来ているのかの理由を聞く。

  「魔王城の中を迷ってしまって古い道具が置かれていた所に入ってね…」

  そう呟きながら龍狼が上で浮いているアストルを見上げる。

  「そしたらこんなことに成っちゃったんです~」

  と、フォックに説明したのだった。

  「あ、なるほど、だから浮いているのね」

  フォックは納得した。

  「はい~結構古い装置でどんなか城にいる方々じゃわからなくて」

  「んで丁度依頼を受けると同時に俺の方に泣きついてきたんだよ…まあ依頼受けるついでに魔王城にいる皆の小言を書いた書類を持ってね」

  そう言い龍狼は書類をフォックに渡す、書類を見るとほとんどアストルが魔王代理でもフォックがいないと寂しいやいなくてもやれても新人の魔物達などに対してどうするのか、また魔王城には魔王の子供達などもフォックがいないと寂しいと不満が爆発していたなど様々な事が書かれていた。

  「ふむふむ、不満などのはわかった、んでその古い装置だけど…これ太らせる秘術がこもった装置なのよね、昔前に勇者だった蒼剣を太らせてドラゴンになるよう考えたけどもう必要ないと思ってしまっておいたんだけどまさか入って手にしてしまうなんてね」

  納得するフォックは装置の事などの説明もした、どうやらこれは勇者だった頃の蒼剣とフォックとの戦いで使用しようと思っていたがその必要はなくなってしまっていた、それがアストルが手にしてしまったことで起動してしまったようだ。

  「なるほど、んで魔王城の皆の処分どうすんだ?」

  と、龍狼は書類に書いてある魔王城の皆の処分をどうするのかフォックに聞く。

  「とりあえず今後また不満にならないように俺がそっちに帰る機会を考えるよ、まあついでに悪戯も考えているし依頼した奴には仕返ししないとね」

  と、黒い笑みを浮かべる。

  「お、おぉ…」

  「それはともかくこちらの方の解決を~!」

  「あ、そうだったね」

  膨らんだフォックはアストルの元へ着く。

  「ついでに智月、お前も同じ目に合わせるのとオスドラにしてモフモフするから覚悟しとけよ♪」

  と、笑顔だが口が笑っていなくフォックは龍狼に視線を向ける。

  「Oh…」

  「ニガサナイカラネ?」

  フォックが龍狼を睨みつける。

  「と、とりあえずアストルの事見ないのかい?」

  「あ、そうだった」

  龍狼は慌てて話を変えてアストルをどうするのかを聞く。

  「んで膨らんだ原因は」

  「あ、はい、これなんです」

  アストルは小型の装置を出した。

  「ほおほおそれでか」

  「フォックさん、これは一体?」

  と、フォックの装置の事を聞いてみた。

  「まあいわゆる膨張する小型機械よ、魔力に反応するタイプだからアストルの魔力で反応したっととこね」

  どうやらこの機械は魔力で反応して膨張するようだ。

  「俺、もしもの事考えて触ってないんだがそれどう使うんだ?」

  ふと龍狼は小型機械の使い方をフォックに聞く。

  「えっと普通に触れると魔力で反応するみたいなの」

  「あー、ボムみたいな?」

  フォックは頷いた。

  「そうそう、例えるなら人間がいなく魚介類だけの世界でいうスプラッシュボムという感じかな」

  「あ~あれの事か…くわばらくわばら」

  龍狼はそう言いながら膨らみきった二人を見上げる。

  「フォックさん、少しいいですか?」

  と、アストルが小声でフォックに話しかける。

  「どうしたの?」

  「この装置ってドラゴンにさせる機能ってありますか?」

  フォックも小声でアストルに聞いてみた、どうやらドラゴンにさせる機能があるかを聞いてきた。

  「魔力によってはできなくないけど」

  「僕の魔力なら上手くいきます?」

  魔力によってはできなくないようでアストルは自身の魔力でできるかフォックに質問する。

  「そうだね、アストルの魔力ならできるよ」

  どうやらアストルの魔力でそれが可能のようだ。

  「ならこうして」

  アストルは装置に魔力を込めると球体の中央部に紫の光が浮かび始める。

  「うんうん」

  「ふふっ、龍狼さん!」

  「ん?どうしたん?」

  龍狼が上を見上げる。

  「それっ!受け取れ!」

  アストルは装置を龍狼に向けて放り投げた。

  「わっ!ととっと!?」

  龍狼はいきなりの事で思わず装置を受け取ってしまった。

  「ついでに魔力依存で起動するよ」

  フォックの声に反応するように装置から紫の気体が一気に放出されて龍狼を包み込んだ。

  「ぐわっほぉ!?」

  「おしっ!♪」

  フォックはガッツポーズをする膨らんでいるが少しだけ腕を動かしている。

  「おいこれ結構きつめだぞグワッツゥ!?」

  煙の中で龍狼の声がする中で転倒音が出ると骨が軋む音が鳴り始め。

  「ん、んんっ、どんな感じになるんだろう?」

  龍狼がドラゴンに成っていく様を見ようとフォックとアストルは上手く身体を動かしていく。

  「おっ!いいね~♪」

  「ウグアァ…ガウゥルグウゥ!」

  龍狼の持ってる部分から変えられてゆく感覚に声をあげるが咆哮が竜と狼が混ざったようなモノに成っていることに気づく。

  「ほおほお、竜と狼のハーフか~これは中々♪」

  「結構ケモノよりな感じに成っていってますね?」

  変化していく龍狼を尻目にフォックとアストルがそう呟く。

  「まあ雷黄も竜とケモノのハーフだし」

  と、フォックが付け足す、今ここにいないが雷黄も竜とケモノのハーフの竜人でもあり獣人でもある感じでもある、だからフォックはそう呟いたのだった。

  「グハッフウゥ…ハッ、ハッ、ハッ…へ、変化しきったのか?」

  そう呟く声が出るとともに煙が少し晴れると狼の姿にドラゴンの要素を加えた龍狼の姿が其処にはあった。

  「これで終わりじゃないよ、膨張を忘れてもらっちゃね」

  「ま、マジで…ングウッ!?」

  少し絶望した表情の龍狼に周りにあった紫の気体が蛇のように動き始め龍狼の口の中へと入り始めてきた。

  「あら、いい感じに入っていってるわね」

  「ムグッ、ムムッ、グプッ!」

  次々と入っていく気体を退けようと腕を出すも触れることはできても煙のため封じることは不可能であると思い知ってゆく。

  「おお~」

  「うわぉ、僕の魔力でやるとあぁなるんだ…あれ、いいですか?」

  アストルは気体のをいいのかフォックに聞く。

  「あ、別に構わないから使っていいよ、大魔王などそういう奴らの対策にもどうぞ」

  「ありがとうございます!」

  「ンップ、クヌヌッ…」

  使用許可を得たアストル、一方の龍狼は一定量の紫の気体を吸って膨らんでいき浮かび始めていく。

  「ほおほお中々いい感じになってるじゃん智月♪」

  ニヤニヤとフォックは膨らんだ龍狼を見る。

  「ムップ、この気体…プッフ、生き物みてぇに…入って、ルプッ!」

  龍狼に入ってゆく気体はしっかりとした形ながらに滑らかに龍狼のお腹の中へと入っていっておりまるで竜のように見えた。

  「ドラゴンの魔力が生き物みたいに動いているようね、アストルの魔力、俺が想像していた以上に強力のようね」

  「本当ですか!?もしかしてフォックさんと同じ様な」

  気体はアストルの魔力で生きているように動いていてどうやらフォックの想像以上にアストルの魔力はそれほど強力なのを感じていた、確かにアストルの魔力は元はフォックから少し与えられたのだがそれが段々と強力になっていって魔力自体が膨大で魔力回復もできている。

  「俺のとは異なるけど魔力は個人差によるからね、俺のは魔王の魔力を受け継いでいるけど勇者の魔力も継承している。まあアストルは少しの魔力を与えたけどそれがアストル自身が生み出した魔力出て才能開花してるんだよ、だから魔王代理にしたのもアストルの魔力適正がよかったのとそれ相応に魔王の魔力に近いモノとなったから魔王代理という大役ができるんだよ」

  「そ、それでこのような大役を僕が…」

  フォックの説明でアストルは納得した、自身が生み出した魔力が魔王の魔力に近いモノとなっていたため魔王代理という役割に適応してたのだった。

  「ムグウゥー」

  紫に気体が全部龍狼の身体に入ってしまいフォックとアストルと同じ場所に浮かび上がってきた。

  「まあアストルが自分の意思で俺の世界に行ってからドラゴンの姿になって魔力をここまで宿せる時点で魔王代理を任せられると思ったし実際アストルのおかげで大分魔王城の皆や人間達の方にも少しずつだけど親しみがもてたからな」

  「ありがとうございます、さて、ようやく来たようですよ?」

  と、話すフォックにアストルは感謝する、そして膨らんでここまで来てしまった龍狼をみてそう呟く。

  「おお~いい感じ♪」

  「グウゥ、お腹が…時々、動いて、ムグッ、痺れる…」

  龍狼の膨らんだ身体が優しく動き痺れるような甘い感覚に酔いしれてゆく。

  「ふむ、アストルの魔力は特殊みたいだから状態異常や状態変化系の魔力分類するようね」

  「魔力分類?」

  ふとアストルはその言葉を気にしていた。

  「あ、えっと魔力分類はね」

  フォックは説明した、魔力分類はただ魔力が属性だけでなく個人差によっては特徴が出てそれによって相手が魔力に触れることでなんらかの影響が出ることを言う、アストルの場合は状態異常を出す魔力のようだとフォックは説明していく。

  「それが智月の見てわかったわ、痺れているのと甘い感覚に酔いしれているのが特徴だね」

  「他の魔力にはどんな特徴がありますか?」

  「他にもね」

  魔力の特徴があるのかアストルは質問し、フォックは答える、特徴は他にも体温の上下や魔物化などの姿を別の姿に変えるなど様々だ。

  「つまりバリエーションが豊かってことでしょうか?」

  「そういうこと、魔力によってバリエーションが豊かなのは確かよ」

  と、フォックは答えた、魔力はただ魔法などを発動するだけでなく周囲にも影響を受けたりなど様々である。

  「後で詳しいこと知ってゆこうっと、それじゃあフォックさん準備いいですか?」

  未だ痺れている龍狼を見ながらアストルは良い笑顔でフォックに聞いてくる。

  「オッケ~いつでも大丈夫♪」

  と、フォックも良い笑顔で返す。

  「ムップ、ふ、二人とも…プッフ、何を…ケウッフ!」

  嫌な予感がするのを龍狼は察した。

  「モフモフじゃあぁ!」

  「レッツモフモフ!!」

  「う、うわぁー!?」

  フォックとアストルのモフモフが龍狼を襲う。

  「あ~モフモフ♪」

  「ファードラって言うんですか?こういう感触もいいですね」

  二人はお構いなしに竜になった龍狼をモフモフしまくる。

  「そうそうこういうのがまたいいんだよ♪」

  「モフモフ良い~♪」

  毛皮もあってかなおモフモフ具合が二人にはいいようだ。

  「これこそオスドラモフモフの醍醐味♪」

  「あぁー幸せ♪」

  「うん中々いいものね、次から智月使ってモフモフできるような試行錯誤を色々しておきますかね~」

  と、二人にして笑顔でそう言いまくる。

  「や、やめちくりー!ンンッム!」

  龍狼は抵抗しようにも時折動くお腹の感覚で無力化されてしまう。

  「俺をこうしたのだからその分働いてもらうわよ♪」

  「僕も頑張りますよ?」

  笑顔でフォックはそう言う、やられたらやり返すと龍狼は見事に返されてしまったのだった、アストルの方は握りこぶしを作ってフォックに向ける。

  「じゃあアストル、バルーンムーンウルフという会社があるんだけどそこで俺と働いてみないか?」

  「バルーンムーンウルフ?」

  と、フォックはまさかのバルーンムーンウルフにアストルを引き入れるつもりのようだった、ただ本人はその会社がどういうのか知らないようで頭にハテナを浮かべる。

  「心が荒れているそんな世の中を面白可笑しく楽しく乗り越えていくように楽しむ会社でね、膨張目的だけどモフモフもできるよ」

  と、フォックは説明した。

  「ほうほう、折角ですし魔王城にいる一部の方を交代制で勤めさせてみてはどうでしょうか?」

  説明を聞いてアストルは納得し、さらに提案をしてきた。

  「なるほどいいね、臨時の仕事で魔王城の皆にも給料や俺に会える機会が増えるから何とかなるね」

  確かにフォックの姿をあまり見ない魔王城にいる皆の不満を解決できる案にもなるためこれなら彼らの不満などを解消できるためフォックも納得がいく。

  「そのためにも、まずは魔王城にいる方々への悪戯を考えませんとね?」

  「そうね~そうしないと」

  二人で笑顔で考えることとなった。膨らんだまま。

  「どうせならハロウィンだしハロウィンらしく膨張と膨らますのと南瓜みたくすればいいかな」

  「へえぇそれいいですねそのためにもまずは僕達のこの状態をどう戻すかですね」

  ハロウィンが今日のためならハロウィンらしい悪戯でやろうとフォックは提案し、アストルもそれに頷いた、だがまずは二人が膨らんでいるのを元に戻すのが先決のようだ。

  「そうね~魔力を放出といきたいけどアストルの魔力では魔物化なども出てしまうからな…そうだ!魔力を智月か魔王城の皆にやるというのはどうかな?」

  そこでフォックは魔力を智月か魔王城の皆に移すのを提案する。アストルの魔力は放出してしまえば魔物化なども出てしまうためそれなら影響がでない魔王城の皆か智月に魔力を移せば万事解決するようだ。

  「いいですね、それじゃ景気づけにまずは」

  そう言って龍狼の方を見る。

  「ムップ…ま、まさか!?」

  嫌な予感がするのを龍狼は感じていた。

  「ちょいと膨らんだ魔力を智月に♪」

  ニヤリとフォックが笑う。

  「こ、これ以上は無…むっぶっ!?」

  「一旦出しきって自由に動けるようにしましょうか!」

  と、即決で決まってしまう。

  「そうね~そうでないと悪戯できないもの、悪いけどしばらくはそうしてもらうから覚悟してね智月♪」

  「む、ムウゥグ!?」

  「それじゃ失礼しますよ…!」

  アストルとフォックは紫の煙で膨らんでいた龍狼に自身の身体にあったのを流し込むはじめた。

  「おお、流し込んだらだんだん凹んできたわ」

  「んおっと、結構吸収率高いですね?」

  スポンジのように二人の身体にあったのを吸収して更に膨らみ怪しく光出し始める龍狼に二人は呟く、龍狼自体膨張慣れなどもあったのか吸収率が高くかなり入るようで魔王城の皆に移す必要はなさそうだと二人は思った。

  「智月みたいな膨張慣れの者達にはいいかもね」

  「これ使ってランタン代わりってのもいいかもしれないですね」

  アストルが悪戯の種類を考えている中で膨らんでゆく龍狼の中で何かが出来上がってゆく事に気づくのは全ての事態が終わってからであった。

  「いいねそれ採用」

  「やりぃ!」

  「む、ムグググ…」

  ランタン代わりの採用にアストルはガッツポーズをする、段々と二人がしぼんでいっていく。

  「体型の方軽くなったみたいね」

  「翼使って安全に降りるか…この子どうしますか?」

  二人は軽くなり背中の両翼でホバリングする。ふとお腹を揺らして動かしているように見える龍狼を見ながらアストルは聞いてくる。

  「まあ膨らんで浮いてるから大丈夫でしょ」

  「ここに置いたままでいいでしょうかね?」

  と、部屋の片隅に置かれているロープに目を移す。

  「そうだね、後で俺の世界に言って働いてもらうけどね」

  「把握しました、っと全部出せそうです」

  と、二人が全部出し終えたようだ。

  「オッケーこれで全部出せたっと」

  「降りて龍狼がどんな感じになったのか確認しませんとね?」

  と、二人は膨らんだ龍狼のお腹にしがみついた状態となっている。

  「そうだね」

  二人はそのまま両翼をうまく使って降りていった。

  「よっと…おや、少し出しすぎちゃったかな?」

  降りるとアストルの体型が変わっていた。太っていたのが痩せてかつ細く筋肉もついていて細マッチョになっていてアストル本人もそれに気づく。

  「あら、いつもの体型が痩せて細マッチョになったようね」

  「まぁこっからの悪戯で動きやすいようにしませんとね?」

  と、少し肩を軽く回していく。ちなみにフォックは元に戻って体型は変わらずぽっちゃりはしている。

  「いつもはぽっちゃり程度だけど珍しいね」

  フォックには珍しいようだ。

  「ぽっちゃりしてた分魔力に変換しちゃって龍狼に送ってしまいましたね」

  と、部屋の上半身を覆い隠す程に膨らんだ龍狼を見る。

  「ぬぐむうぅー…」

  龍狼の方は目を回してしまい気絶してしまったようだ。

  「脂肪もそっちに移った感じか~筋肉も好みだしこれはこれでありか」

  「あー脂肪は魔力の影響で空気になってますけどね?」

  そう言いながらアストルは装置の影響で弾き飛んでしまった服装の代わりがないか探す、まさかの脂肪を魔力によって空気に変えるというアストルの魔力は底知れなかったのだった。

  「ほうほう、魔力変換で空気に変えるなどもできるなんてね、あ、代えの服ならはい」

  と、フォックは代えを服をアストルに渡す、フォックももう一つ代えの服もありそれに着替えていく。

  「あぁ、ありがとうございます」

  代わりの服を着るアストル、少しブカブカになっている。

  「服のサイズ的にブカブカだけど大丈夫?」

  「ズボンは地面についてないから一応大丈夫ですではとっとと行きましょう」

  と、ブカブカだがズボンの方は地面についていないため履けるようだ。

  「そうだね、智月を魔力でしまってっと」

  フォックはそう言い智月を魔法でどこかへとしまっていく。

  「ムギュプッ」

  「収納する魔法ですか…それに入れた物ってそのままですか?」

  しまわれる龍狼を見ながらアストルは別世界で見たスタンドの事を思い出してそう聞いてきた。

  「出し入れ可能よ、収納解除すればちゃんと出せるし入れた物はそのままだよ」

  どうやら出し入れ可能のようでそのままのようだ。

  「暖かい飲み物入れても出しても暖かいまま?」

  「もちろんだよ」

  そう、暖かい飲み物なども出し入れしてもちゃんと暖かいまま出せるようだ。

  「空間内での時間は止まってる感じなのか、後で書庫でその魔法の事調べてみようかな?」

  「まあブラックホールみたいなものよ」

  アストルは好奇心もあってかフォックがやった収納の魔法について興味を示し、フォックはブラックホールみたいと答えた、ブラックホール自体中に入ると時間は止まったままのようで収納の魔法もそれに類似しているようだ。

  「…フォックさんと敵対しなくて本当によかったと今心から思ったよ」

  と、フォックを敵対しなくてよかったとアストルは呟きながら思った。

  「俺は魔王でも平和主義だもん、戦いだけだとつまらないものだよ」

  フォック本人はというと平和主義なためか戦いだけでつまらなく思ってはいるようだ。

  「けどモフモフの邪魔する方は?」

  と、アストルはフォックに質問する。

  「それだけでなくオスドラを傷つけるとか侮辱したら…」

  付け加えてから笑顔から真顔で。

  「ただでは済まない感じになるよ、まあ命を奪うとかにならない程度には、ね」

  真顔になってからの笑顔でそう言う。

  「ははっ、フォックさんには敵いませんね…さて、そんな貴方の為にも良い悪戯にしませんとね?」

  そうアストルは笑いながら言い魔王城へのゲートを展開する。

  「うん♪面白くないと悪戯じゃないものド派手にやっちゃいに行きますか!」

  そう言いフォックはゲートへ飛び込む。

  「さぁ、魔王の悪戯をやって行こうか!」

  続けてアストルもゲートへと飛び込んでいった。

  [newpage]

  「魔王様のを!?」

  「そうそう、これが証拠だ」

  魔王城の中、小悪魔達がフォックが膨らんだ写真を見ている。

  「ホントだ!魔王様の膨らんだ姿見れるなんて」

  「あの狼も中々だったよ、さて」

  「た、大変だ!」

  別の小悪魔がやってくる。

  「どうした?」

  「ま、魔王様が!帰ってきて何やら皆にお菓子を配るつもりらしい!」

  「なんだって!?」

  依頼をしていた小悪魔が驚く。

  「と、とにかく貴重だぞ!魔王様がお菓子を配るなんて!お菓子もらいにいかないと!」

  「マジかよ!?行くしかないな!」

  他の小悪魔達が急いで向かっていく。

  「お、おい!?魔王様が帰ってきたとなるとやばい…」

  依頼をした小悪魔が青ざめる、あの場にはアストルがいたため依頼したのがバレてる可能性があると思っていた。

  「とりあえず魔王様の元へ向かうか、怒っていなければいいんだが」

  不安になりながら依頼をした小悪魔はフォックの元へと向かった。

  [newpage]

  「はいお菓子だよ~」

  フォックはアストルとせばす、さらには蒼剣の仲間達と共に魔王城の皆にお菓子を配っていた。

  『トリックオアトリート!』

  そこに子供の竜達がやってくる。

  「どうぞ我が子達よ」

  この竜達はフォックがとある件によって生まれた竜達でかつ蒼剣などの子供竜達であった、元は竜という種族は少なく希少のためそこでその件によって生まれた子達だ、当然だがほとんどが竜人でもある。

  『わ~い♪』

  子供竜達が喜ぶ。

  「フォックさん達のお子さん達の事には驚きですが」

  「あれは口が裂けても言えないから秘密よ、さて次の者達どうぞ」

  と、そう言いながら次の者達にお菓子を配っていく。

  「ま、魔王様…(ほ、本当に来てる!?だけどさっきの見ていなければいいが、しかもアストル様なんか痩せてるし)」

  龍狼から依頼をした小悪魔がフォック達の前に。

  「おやどうかしたかい?とりあえずお菓子食べて元気だしな」

  と、フォックは小悪魔にお菓子を渡す。

  「あ、はいありがとうございます!」

  そそくさとその場で退散する。

  「さて、皆お菓子食べたかな~?」

  と、ほとんどの者達がお菓子を食べ終えたようだ。

  「俺も食べるか」

  依頼をしら小悪魔もお菓子を食べていく。

  「うまい!?」

  食べていくと甘くて美味しいようだ、それも南瓜の味がする。

  「ふふ、そろそろかな」

  フォックがそう呟くと。

  「う、うわぁ!?」

  どこかから声が聞こえ魔物の一匹のお腹が段々と膨らんでいく。

  「な、なんだってうぷっ!?」

  「んぷっ!?」

  次々とお菓子を食べた魔王城の皆もとい魔物達が段々とお腹が膨らんでいく。

  「んぷっ!?な、何が!?おぷっ!?」

  依頼をした小悪魔もお腹が膨らんでいく。段々と膨らんでついには。

  「んぷっ!?おぷっ!?」

  龍狼同様に魔王城の天井へと浮いていく。

  「わあ~浮いてる~!」

  「すご~い!」

  子供竜達は何故かお菓子を食べても膨らむことはなかった。ちなみにアンデット系や骨だけの者達は食べれないため浮いている姿に唖然としていた。

  「悪戯大成功♪」

  ニシシとフォックは笑う。

  「ま、魔王様!?こ、これは一体!?」

  魔物の一匹がそう言うと。

  「これは俺からのサプライズ悪戯♪俺に対して姿を見ていないなど不満もある者達や他にも一部で依頼を受けて俺を意外な姿にしたのもいたのでちょいとばかしハロウィンというわけで悪戯をしてみたの、ごめんね、でも不満言わないのもどうかと思ってちょいとばかしね♪」

  と、膨らんだ者達を見てそう言う。

  「(なっ!?まさかの!?)」

  依頼した小悪魔がまさか仕返しで悪戯するとは思わなかったようでしかも。

  「(しまった!?)」

  依頼でフォックが膨らんだ姿の写真が落ちていきフォック達の手元に。

  「おや、まさかこんなのを隠していたとはね」

  と、フォックは写真の主こと依頼した小悪魔の元に歩み寄る。

  「ヒッ!ご、ごめんなさい魔王様!?悪気があるわけではなくその…!魔王様の姿を最近見ていないから気になってとある狼獣人に依頼したんです申し訳ございません!!?」

  と、涙ながらに謝罪していく。

  「む!魔王様をこのような姿に!?魔王様この者にはいますぐこのせばすが罰を…」

  それを見てしまったせばすも黙ってられずに怒りを現す。

  「いや大丈夫、それに俺が結構ここを離れてあまり帰っていないのが悪いし、それに罰も考えてあるよ」

  「お~流石魔王様、まさかすでに考えていたとは」

  「やはりフォックさんには敵わないな、まあ僕も協力するのと実はここにいる皆にもフォックさんに会う機会を与える方法があるんだ」

  「えっ!?」

  なんとフォックは既に罰を考えていたのだった、それもアストルの協力だけでなく魔王城にいる皆にフォックに会う機会を与える方法があるという。

  「まあ皆もこの子と同じ不満があるだろう、ならちょいとばかし会う機会を与えるよ」

  その方法とは。

  [newpage]

  こちらフォックが現在住んでいる世界、夜になってもハロウィンにより活気に満ちている。

  そんなハロウィンを複数の球体が多く浮いている。

  「んぷっ!」

  なんとそれは魔王城にいる皆だった、ある者達は南瓜のペイントで浮いたり、またある者達はランタンのようになったりなど様々だった。

  「なるほど、ハロウィンイベントなど依頼を臨時などのバイトという形で雇っていくってわけですね」

  「これならバルーンムーンウルフに入っていなくても魔王城の皆にも手伝いしてもらってイベントもできて一石二鳥、これなら好きな時に俺に会える機会などもあってかつ俺も色々とそっちに行く機会とかもあるし」

  「その方が我々や不満を持った者達にはいいですな、このせばすこの世界も悪くないと思いますぞ」

  フォック、アストル、せばすがそう呟く。

  「あいつらをこっちに来させる機会で会いに行けるようになるとはな」

  「いいじゃないですか蒼剣様」

  「まあ俺らも手伝いで来るからその時はよろしくな元勇者様よ」

  「しかも捕まえたヴィランまでも膨らませるとは、フォックも大胆にいくな」

  もちろん蒼剣の仲間達にも会えたりも、さらに複数の疑似的アドバルーンの中にはヴィラン連中もいた、雷黄などのヒーロー達にやられていてちょうどよくフォックがヴィラン達を使ってこうして疑似アドバルーンを増やしてハロウィンを盛り上げたのだった。

  「んんぷっ!?」

  「ん~!?」

  じたばたしてるヴィラン達だが膨らんでいて身動きがとれない。

  「んぷっ!ムギュプ…」

  その中にはかなり膨らんでいる龍狼も混じっていた。

  「依頼したあの小悪魔の依頼料に関しては」

  「まあちゃんと龍狼に払うし、それに色々と面白くなりそうだからバルーンムーンウルフにさらに貢献できるから、そういえばあの紫の気体はどうやら意思があるようだしアストルを守れるようにはなりそうだよ」

  「あの煙がですか!?」

  依頼料に関しては払うにしてふとアストルが小型装置で出た紫の気体は意思があるようだ。

  「うん、生き物のようにうまく使えるようだから何とかなるようだからアストルの新しいスキルとしてできるから色々とやってみてね、アストルの魔力から生み出したのだしアストルがうまく使いこなせると信じてるよ」

  「はい!ありがとうございます!」

  新たなスキルをアストルは習得してこうしてハロウィンは終わった、終わった後魔王城の皆は臨時の仕事という特別なバイトでバルーンムーンウルフでのフォックの手伝いなどで来ることが多くなりフォックもまた自分のいた世界に戻る機会も多くなった、そしてアストルは新たな力でバルーンムーンウルフで働くことになって使いこなせるようになったのはまた後日、こうして魔王城の不満は解消されたのであった、また子供竜達も行ったり来たりとフォックのとこへ遊びにいったりなどやんちゃしたりする機会が多くなったりと楽しくなったのだった。