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姉は炬燵で丸くなる

  ※炬燵をめくる

  ん……寒い……ぁ……おかえり。

  んー?何してるのって、寒くて炬燵の中入ってる。顔も寒いから。

  ねー、寒いから布団閉じてくれない?って……危ないなぁ。わざとでしょ。足入れて来たの。

  寒いのはわかるけど、お姉ちゃんが炬燵の中にいるのわかっててやったでしょ。

  ホント酷いなぁ……

  んー?なーに、こっちおいでって。

  ……あぐらかいてる足においでって?んー、まぁいいけど

  ※炬燵から顔を出す。

  お、足がいい枕だぁ。クッションとか座布団置いたら最高だなぁ……

  ※弟頭を撫でる

  ん……えへへ。なんだか本当に猫になった気分だなぁ。ん、もう少し右。あーそこいい。気持ちいいなぁ……

  んー?髪の毛ふわふわしてる?癖っ毛だからなぁ。お母さんの遺伝子バッチリ色濃く引き継いだ感じ。そっちは、お父さんに似てまっすぐだよねー。羨ましい。

  そう?って……寝癖とか、梅雨の季節は酷いんだよ。整えるのは一苦労。アイロンかけてもすぐに戻るし。

  ……俺は好きだけどって……どうしたの?なんか今日デレデレじゃん。頭撫でてくれるし、そんなこというし。

  ……なんか猫みたいだからって。えー、お姉ちゃんをペットだと思ってるの?

  むしろそっちの方がペットだと思うけど?気まぐれの猫ちゃん。

  ん……もぉ、顎下撫でないでよー。くすぐったいってばぁ。ふふっ。

  んー?まんざらでもなさそうって?

  まぁ、甘やかされるのは嫌いじゃないし、何より可愛い弟の貴重なデレだしね。

  ねぇ……ほっぺは撫でてくれないの?

  ※頭を叩く

  うっ!……ウゥ、酷い……叩かなくてもいいじゃん。調子乗るなって……元々そっちが初めて来たんでしょ。

  ホント、気まぐれだなぁ……

  んー……ちょっと眠い。体がポカポカして来たから。

  ……ん、ありがとう。お言葉に甘えて、このまま寝るね。

  足、痛くなったら離れていいからね……

  ん……おやすみ

  ※姉、寝息を立てる

  【完】

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