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※扉のノックオン
お兄ちゃーん、いるー?
※扉が開く
えへへ。お邪魔しまーす。
んー?特に用事はないよ。
お母さんもお父さんもいないし、暇だなーって思って来ちゃった。
何読んでるの?
あ、その漫画さん新巻出てたんだ。ねぇ、一緒に読んでもいい?
……ううん。読みにくくないよ。あ、お兄ちゃんのペースで読んでいいからね。
わたしが読ませてもらってる側だから。
※ページをめくる。
あ、このシーンかっこいい。迫力あるね。
お兄ちゃんもこのシーン好き?えへへ、わたしと同じだ。
※ページをめくる(数度)
※兄をじっと見つめる妹
ねぇ、お兄ちゃん。
※兄、目線を漫画に向けている。
【Look(こっち見て)】(耳元
※本が落ちる。
あぁ、やっぺりお兄ちゃんSubだったんだ。
半信半疑だったけど、試してよかった。
……ふふっ、ずいぶんびっくりした顔。でも、とってもいい表情……
っと、ちゃんとこっち向いてくれたからご褒美あげないと。
よしよし、【Good Boy(よくできました)】。
ん?なんでって?
言ったでしょ。半信半疑だって。
確証はなかったよ。でも、私も馬鹿じゃないよ?
私がDomの場合、もし家族にSubがいたら不安を感じるでしょ?
そんなことない?でも、男女の兄妹だとなおさらだと思わない?
だって、DomとSubのplayはお互いの欲求を満たす為のコミュニケーション。
でも、人によって度合いは違ってくる。
私ね、お兄ちゃんがSubだったらいいなぁってずっと思ってたの。
私Domだけど、パートナーいなくて、ずっとずっと苦しかった。でもね、最近妄想するの。お兄ちゃんとplayをする妄想。
実際に口にしてるわけじゃない。実際にやってるわけじゃないけど、妄想上のお兄ちゃんが私が口にするコマンドでSubらしい顔にどんどんなっていくのがたまらなくいいの……。妄想のはずなにの、随分満たされるの。
でも、現実じゃないから虚しさも感じる。
ねぇ、お兄ちゃん……【Kiss(キスして)】
んー?お兄ちゃんしてくれないの?
※布の擦れる音
ふふっ、いいこ
※キス
ぷはぁ……ふふっ。【Good Boy(いいこ)】。よくできました。
あぁ、いい顔……妹相手でも、やっぱり本能には抗えないね。
お父さんもお母さんも酷いな。兄妹とはいえ、すぐ近くにDomもSubもいるのに黙ってるなんて……お互いにplayさせれば手っ取りばや……
※何かに気がつく妹
ねぇお兄ちゃん。お兄ちゃんは今までどうやって欲求を満たしてたの?
薬?それとも誰かとplayしたの?ねぇ、答えて!!
……Sub専用の店?それって、近くにできたplayができるお店のこと?Domの店員さんしかいないっていう……そこに行ってたの?
※妹、黙り込む。
そう……お兄ちゃんはそんなところにお金を払ってでも妹とplayしたくなかったんだ。
そうじゃない?でも、私がDomだって知ってたよね?お金出さなくても、私に言ってくれればplayしてあげるのに……
気持ち悪い……(小声
あ、でも。もう私にSubだってバレたし、そのお店にもいかなくていいよね。
だって、これからは毎日私とplayするんだから。
※カチャカチャ音
まずはしっかり躾をしないとだね。
あ、首輪(カラー)もつけてあげないと。私たちもうパートナーだから他の人とplayしちゃダメだからね。
……ふざけてないもん。どうして怒るの?私何も悪いことしてないよ!
近くにちゃんとDomいるじゃん!ただ妹だってだけで一緒に欲求を満たせる相手が!
……お兄ちゃんは、私の気持ちわかってくれると思ったのに……これも全部、隠してたお父さんとお母さんが悪い……お兄ちゃんとプレイしてた人が悪い。全然、お兄ちゃんをこんなにしちゃった人が悪い!
ふふっ、お兄ちゃん。
……【Kneel(おすわり)】
※倒れる音
【Good Boy(いいこ)】。そのまま【Stay(待て)】しててね。
※首輪をはめる
でーきた。ふふっ。お兄ちゃんクラクラしてきちゃった?
それね。毎日寝るときつけてるから、たっぷり匂いがついてると思うよ。
さて、それじゃあセーフワードを決めて、ちゃんとplayをしよう。
お父さんとお母さんが帰ってくるまでたっぷり感があるし、それまでにお兄ちゃんをしっかりしつけできれば、文句言わないよね(耳元
それじゃあお兄ちゃん。一緒に気持ち良くなろう。
【完】
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