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体を動かすことが出来ず味わい続けた快楽のせいかいつのまにか狼は眠ってしまっていたようだ。
「起きなさい。ヒーローさん。」
狐の声に狼は目を醒ます。…そこで自分が多数の戦闘員に囲まれていることに気がついた。
しかし覆面以外は全裸であり…その肉棒は全員勃起しており、何をしようとしているのか、されるのか狼は理解した。
「止め…止めろぉぉ!」
狐は笑みを浮かべたままあの宝石を翳した。
狼の瞳に紅い光が宿る。
「さて、次のステップです。…私の言うことを復唱しろ。」
そして狐は枷を外しながら狼の耳元で言葉を呟く。
それは屈辱的な言葉だ。
「俺は、皆様の忠実な肉奴隷です。口もケツも、全部使って俺を精液まみれにしてください。」
「…仰向けになって開脚しろ。」
(クソッ、クソッ、クソッ!!)
そして狼の体は両足に両手を絡めると開脚した。
精液と先走りでしっとりと濡れた睾丸とバイブのせいで拡がりクパクパと収縮する肛門が戦闘員達の目に写る。
まるで視線に質量があるような錯覚。
屈辱にまみれる狼。
そして戦闘員達は狼の体を貪り始めた。
「…全員に奉仕しろ。」
その大雑把な命令に狼の体は従う。
それぞれの手で戦闘員達の肉棒を扱き、口にくわえさせられた肉棒をしゃぶり、肛門に力を込めて挿入された肉棒を締め付ける。
胸を揉みしだかれ乳首を捻られ、狼の体は激しく痙攣する。
痛みは快楽に。快楽はそれ以上の快楽に。
自らの欲望に忠実に。
戦闘員達は精液を狼の体へ解き放つ。
正体を隠すためのマスクにも。
鍛えぬかれた逞しい胸にも。
鉄の棒すら折り曲げられる力を持つ腕にも。
頑強な腹筋にも。
凄まじい速度で走ることの出来る脚にも。
今まで雄を受け入れることもなかった腸内にも。
全てが白く白く塗り潰されていく。
(違う…こんなの…俺は…望んでいない…)
快楽にビクビク震える体。精液が立派な肉棒から噴き出す。
その度に頭がおかしくなってしまいそうなほどの快感が送られて。
それを求める自分が生まれたことに気がつき…狼は必死にそれを否定する。
それを見透したかのようなタイミングで見ていた狐が笑う。
「どうです?気持ちいいでしょう?私の配下になれば毎日味わわせてあげますよ?」
(…嫌だ…そんなこと…!俺は、ヒーローなんだ!お前らになんて、屈しない!)
快楽を貪る体。
しかしそれでも狼は抗う。
心までは折られない。
自分はヒーローなのだ。
悪の組織に屈して、どうする!
強い正義感が、精神力が快楽に流されそうな自分を吹き飛ばす。
「…よし、お前達。今日はここまでだ。」
狐の命令に戦闘員達は狼から離れた。
また枷をつけると…狐は紅い宝石を翳す。
キッ、と蕩けさせた目を鋭くし狼は狐を睨み付ける。
「お前らが…何をしようとも…俺は…負けねぇ…!屈さねぇ!絶対に!」
その瞳の奥にあるのは強い光。
決して折れない、強い意思。
狐はクスクスと楽しそうに笑う。
「どこまで、その強がりがもちますかね?…いや、本当に貴方は調教のし甲斐がある。」
精液にまみれた狼を後にし、狐達は立ち去った。
自分に出来ることは、仲間達が救出に来てくれることを信じ、奴等に屈しないこと。
隙あれば逃げ出すこと。
…死なないこと。
その思考が、既に歪められたものだと言うことに、彼は気がついていない。
どれだけの時間が過ぎたのだろう。
分からない。
狐の調教は激しさを増していた。
自分が気絶しても尚戦闘員達に犯され続けたこともある。
戦闘員達よりも逞しい他の幹部達の肉棒を二本、肛門に捩じ込まれ肛門が切れてしまったこともある。
狐の産み出した醜悪なキメラに規格外の肉棒を突き入れられ一突き毎にはしたなく精液を垂れ流し白目を剥いて嬌声をあげたこともある。
触手に全身を包まれ精液のような液体に溺れかけたこともある。
しかし、全てが快楽として脳に送られ、その度に狼は壊れそうになっていた。
それを求める自分。
違う。違うと叫ぶ自分。
全ては奴の持つ、紅い宝石のせい。
自分は折れていないのだと叫ぶ。
まだ、まだ自分は耐えられると。
正義のヒーローは叫ぶ。
「んはぁっ!」
精液を注ぎ込まれ狼は嬌声をあげる。
拡がりきりもはや本来の役目を果たすことは叶わない肛門から大量の精液が溢れだした。
そしてそれを補充するようにまた別の戦闘員が肉棒を挿入する。
精液でガビガビになった毛皮に包まれた尻尾を掴まれ肉棒を扱かれた。
そんな屈辱的な行為にすら狼は顔を喜悦に歪める。
大きなマズルでは一気に数本の肉棒をくわえ長い舌と牙を使いじゅぷじゅぷと音をたて口の端から先走りと精液と唾液の混じった液体を溢しながら奉仕する。
びちゃびちゃと顔に精液をかけられると狼の肉棒がビクン、と脈動した。
睾丸はパンパンに膨れ上がり射精しながらも尚精液を作り出すことを止めようとはしない。
もっと精液が欲しい。
違う。
肉棒を肛門に捩じ込んで欲しい。
違う。
快楽を受け入れねだる自分とそれを否定する自分と。
壊れそうな狼。
「どうですか?まだ私の配下になるつもりは無いですか?」
(そんなつもりは…)
「んぶぅぅっ?!」
マズルでくわえていた数本の肉棒が激しく脈動するとほぼ同時に射精し…そしてその熱さに狼も精液を噴き出した。
ずっと精液を垂れ流していたはずなのに、それは一層濃く、そして量も多く。
「おや、ついに臭いだけでイくようになってしまいましたか?とんだ淫売ですねぇ。正義のヒーローさん?」
吐き出された精液を飲み干す。
狼は否定する。
こんなの望んでいない。違う。快感に感じているのは、催眠術のせいなのだ、と。
狐は今まで見せた表情の中でも一際邪悪な微笑みを浮かべた。
狼の背筋に寒気が走る。
「あぁ、そうだ。一つ言い忘れていましたね。」
狐は何かを思い出したように呟きあの紅い宝石を取り出した。
あれのせいで自分は…
「貴方に催眠術をかけた、と言いましたよね?…あれは、最初だけなんですよ。」
(…?!)
狼の表情が、歪んだ。
狐はにやりと笑ったまま続ける。
「貴方が他の幹部に犯された頃でしょうか。そこからね、貴方に催眠なんてかかっていないんですよ。だから逃げようと思えば逃げられたはずなんですがねぇ。…ほら、今貴方は喋れるはずですよ?…と言うか、今貴方、表情を自分で変えたのに気が付きました?」
そうだ。もし催眠がかけられたままなら表情を変えることすら出来ないはず。
じゃあ、今感じていた快感は?
そして、今の行為は?
狼の頭に絶望がよぎる。
「私達には決して屈しない。そう言いながら貴方は自ら腰を振りペニスをしゃぶって精液を飲み干していたんですよ。ほら、今だって。」
鏡を取り出す狐。
そこにいるのは瞳の奥に狂喜の光を宿した、精液まみれの正義のヒーロー。
違う違う違う違う違う!!
「俺は…俺は…!」
「そうだ。試しに貴方に最初にかけた催眠をもう一度かけてみましょう。それで分かるでしょう?」
そう言うと狐は紅い宝石を翳した。
暗く紅い光が部屋を包み込む。
尻尾を使い肉棒を扱いていた戦闘員が絶頂に達し狼の背中にびしゃびしゃと精液を振り撒く。それだけなのに。
(ガァァァァァ!)
狼の脳に快感が刻み込まれる。
拡がりきった肛門に、戦闘員達の肉棒が二本捩じ込まれ乱雑に抜き差しを繰り返されると…
狼は精液をまたしても噴き出した。
今まで受けていた快楽がまるで嘘みたいな、それ以上の快楽。
脳がぶっ飛んでしまいそうだ。
両手で扱く肉棒の熱さも、顔にかけられた精液も、何もかも。
全てが快感へと変わり狼の脳を焦がす。
そして狐は宝石を翳した。
「分かりましたか?今の貴方はもう快感に流されるままの肉奴隷なんですよ。どれだけ否定しても、もう貴方の体は私達無しでは生きていけないんですよ。」
狐の一言一言が快感でショートしかけている狼の脳に刻み込まれていく。
違う…俺は…
否定しながらも体は挿入の感覚に酔いしれ精液の臭いを嗅ぐ度にブルブルと震える。
「お…れは…」
「貴方はもう、ヒーローなんかではないんです。私の配下。忠実なる下僕。快楽に溺れる肉奴隷。」
狐の一言一言が狼に刻み込まれていく。
囚われる前、直後なら狼はきっとその言葉を否定しただろう。
しかし、狐の調教により摩耗した精神。
いつ助けが来るか。そもそも来るのかも分からない、絶望。
それらが狼の言葉を遮る。
力無く狐を睨む狼。
「さぁ、快楽を受け入れなさい。そうすれば、貴方はもっと、気持ち良くなれますよ?ねぇ、狼さん。」
「おれ…は…」
ぷつん、と狼の中で何かが途切れるような音がした。
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