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ガチャガチャと歩く度に音のする重たい鞄を肩からぶら下げながら狐ははぁ、とため息を吐いた。
これからパートナーである虎に会いに行くのだ。
いや、別に相手が嫌いとかそういう訳じゃない。
むしろ彼が居ない世界が考えられないほどに好きなのだ。
だが…夜の営みというか、なんというか。
それが少し特殊なのだ。
まぁ一旦始めてしまえばなんら問題も何もないのだが…そこまでのハードルがいかんせん高い。
虎の家の前に着くとふぅ、と息を吐いてぱん、と自分の顔を叩く。そしてドアをノックした。
「こんにちはー!」
「あいよー。」
中から元気な声が聞こえてきた。
ドアが開く。窓を開けているのだろう、すぁ、と彼の香りがする風が狐を通り抜けていった。
「よぉ。」
「うん。じゃあお邪魔します。」
陽気に手を上げる虎に狐は微笑み中に入っていく。
部屋の中は虎の粗雑そうな見た目とは異なり整理整頓されており綺麗なものだ。
畳まれた布団を座布団代わりに狐は座った。重たい鞄も横に置いて。
「さて。」
その狐の前に仁王立ちしながら虎は何やらズボンのポケットから取り出す。
そして淫靡な笑みを浮かべ舌なめずりする。
手に持っているのは首輪に、紐。
狐は苦笑と共に鞄を漁り中からギャグボールやハチマキ、黒い紐のような下着などを出した。
「今日もこれ?」
「あぁ。…宜しくな。」
衣服を脱ぎ捨てながら虎は軽く礼をした。
全ての衣服を脱ぎ去り全裸になると盛り上がった逞しい筋肉が外気に晒され汗の臭いをむわ、と狐の鼻に届ける。
萎えていてもなお存在感を示す肉棒はびくびくとこれからの行為に期待するように跳ねている。
濃密な雄の臭い。
狐も笑みを淫靡なものに変えて服を脱いだ。
虎の体格に対して子供のようにすら見えかねない、ほっそりとした肉付き。
一度全裸になり、紐のような下着を身に付ける。
肉棒をギリギリ隠す程度であり、陰毛ははみ出し、しかも隠せているとは言え布越しからでもはっきりと肉棒の形が分かり、却って卑猥に見える。
虎は首輪を…自分の首につけた。そして紐を狐に渡すと四つん這いになりはぁっ、と吐息を漏らした。
「お願いしますぅ…ご主人様ぁ…♪俺にぃ、ご奉仕させてぇ、くださぁい…」
虎の甘い声に、狐のスイッチが入った。
ふふっ、と笑い狐は紐を思い切り引っ張った。
ぐぇ、と思わず声を上げる虎。
「いいよ。代わりに沢山、虐めてあげるね。」
その言葉に虎は淫らに微笑んだ。
す、と狐はそんな虎の前に右足を差し出す。
「疲れちゃったな。」
言葉の意味するところを察し、虎は狐の細い右足に顔を近づけた。
そして迷うことなく舌を出しペロペロと指を舐め始めた。
ザラザラとした感触の舌が狐の指の一本一本を丁寧に舐めていく。
暖かさとくすぐったさ、そしてかかる呼吸の熱さに狐は微笑む。
そして左足を四つん這いになっている虎の背中に乗せた。
「おっきくて逞しい背中。…なのにこんな事されて喜んじゃうなんて、本当に変態だね。」
「は、はひぃ…」
狐の右足を舐めながら虎は上目遣いで狐を見ると蕩けた表情で返事をした。
左足から虎が震えているのがわかる。
それは快楽から来る震え。
左の踵でグリグリと背筋を弄び狐は言葉を続けた。
「しかも相手は自分よりよっぽど弱い狐。…ねぇ?変態さん。君は誰なの?」
「お、俺はぁ、ご主人様に苛められて興奮しちゃうぅ、ど変態のぉ、虎ですぅ…」
「虎?違うでしょ?君は、自分より弱い奴に弄ばれて喜ぶ雌猫だよね?」
「は、はぃぃ…俺は雌猫ですにゃぁ…」
「分かればいいよ。…じゃあ、そろそろいいね。」
左足を背中から降ろし虎の頭を撫でる。
狐の右足は虎に舐められたことによりしっとりと唾液で濡れて卑猥な臭いをたて始めていた。
虎は仰向けに寝ると腹や天を突く肉棒を狐の前にさらけ出した。
ビクビクと震え大きく勃起した肉棒は既に先走りをどぷどぷと溢れさせておりぬらぬらと妖しく光っている。
「もうこんなにしてるの?ま、いいや。」
「にゃあ…♪」
狐の呆れたような言葉。そして見下すような目付き。
それだけで虎は絶頂に達する直前のように全身を痙攣させた。
それを見つめる狐もにぃ、と笑いながら肉棒を勃起させる。
紐のような下着が盛り上がり勃起した肉棒の形がくっきりと写し出された。
「いきなり挿入してもいいんだけど…君にはこっちの方がいいよね?」
「んにゃあぁぁぁ♪」
言うや否や狐はしっとりと濡れた右足で虎の肉棒を踏みつけた。
それに虎は嬌声をあげると肉棒から激しく先走りを溢れさせる。
グリュグリュ、ぬちゃぬちゃと音をたてながら肉棒を弄ぶ。
足の裏から伝わってくる肉棒の熱に硬さ。
ぬるぬるとした感触に狐は我慢しきれず声を上げて笑った。
「ふふふっ、言葉でなじられて足でイきそうなんて、恥ずかしくないの?ほら、ここ?ここがいいの?」
「んにゃぁぁぁぁ!」
肉棒の付け根辺りを踵でごりゅごりゅと抉り、指で器用に雁首を扱く。
虎は舌をはみ出させはっ、はっ、と浅ましい呼吸をする。
多量の先走りが狐の指を濡らしさらに潤滑を良くして。
「もうこんなにびちょびちょ。どう?イきたい?」
「は、はぃぃ!イきたい!イきたいれすぅぅぅ!」
「いいよ?ほらっ、イきな!」
そして狐は強く強く虎の亀頭を踏みつけた。
「んがぁぁぁぁぁ!!!」
それがトリガーとなり、虎は目を見開くと肉棒から大量の濃い精液を噴き出した。
どぶゅるるびゅるる、と音がしかねないほどの勢い。
狐の足に、虎の腹に、顔に。
ふりかかり部屋は精液の臭いに満ちていく。
虎のイキ顔に黄色味がかった精液がコーティングされて。
これ以上に卑猥なものがあるだろうか。
未だに噴き出す精液の熱さが狐の足を覆って。
狐の肉棒もビクン、と震え下着を先走りで濡らす。
「こんなに沢山出して。気持ちよかった?」
「は、はひぃ…しゃいこうれしゅにゃあぁ…♪」
精液を吐き出しても尚萎えていない肉棒を精液にまみれた右足でグリュグリュと踏みつける。
その度に虎の全身が激しく痙攣し、喘ぎ声をあげて。
そのリアクションに狐はますます表情を歪めていく。
「じゃあそろそろ、こっちも気持ち良くしてあげようかな?」
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