PRPR
  
The Beginning

  御注意

  1.舞台は現実世界の並行世界です

  2.この作品による被害に対しての責任は負いかねます

  3.質問,意見,要望は是非宜しくお願いします

  4.「絶対○○」などの書き込みはしないでください

  [newpage]

  「とにかく魔物に触れないように鍵を見つけよう。てかこれまあまあ都合のいい話だな」

  松崎は鍵を探し始めた。

  「このままだと人間が8100万人くらいになってしまう...」

  松崎が必死に鍵を探していると、背後に1匹の魔物が近づいてきた。

  魔物が物音を立てると、松崎は背後にいる魔物に気づき、驚き叫んだ。

  「うわあああああ!!!!!上半身が鷲で下半身が獅子の魔物(グリフォン)じゃん、終わった」

  「ははは、ご察しの通り、俺は上半身が鷲で下半身が獅子の伝説上の生物(グリフォン)だ。原産地は欧米の南東部だ。規則に乗っ取り、お前を同族にする。足掻いても無駄だ」

  「あー、どうせ機会をくださいって言っても無駄だよね。潔く諦めることにします。でも最後に規則って何か教えてください」

  「まあいいか...証拠隠滅のために、見つけた人間はできるだけ同族にしておくという規則だ。というわけでお前とはもうおさらばだ」

  そうして魔物が松崎の左肩に手を差し伸べたときには、松崎の意識は朦朧としてきた。

  「あっ...頭が...」

  「ほら、足掻いても無駄だと言っただろう」

  「...」

  「もう死んだのか...いや、意識を失っているだけだな。仕方ないが、見られないように、すぐにどこかへ運ぶしかない。もう変化は始まっている。こんなところを他人に見られたら大惨事になるに違いない」

  「おい、お前何をしているんだ!?」

  突然、謎の男が現れた。

  「誰だ?」

  「人間だ。お前、人間を同族にしようとしているのだろう?」

  「ああそうだよ。それがどうした」

  「それを止めに来た」

  右手には包丁を持っていて、左手には鍵を持っている。

  「まずい...このままだと俺が消える羽目になるな...仕方ない、戦略的撤退!」

  魔物が撤退したあと、謎の男は松崎に話しかけた。

  「大丈夫ですか!?」

  「うぅ...だ、大丈夫です」

  「大丈夫じゃないですよ!もうあなた人間じゃなくなってますよ!」

  「ん...あ...あぁ... グリフォン...」

  「まだ自分の意思を保っているなんて...ちょっと待ってください」

  男は、鍵を松崎の額に当てた。しかし、効果はない。

  「な、なんで...」

  「やっぱりあの原本(さっきの魔物)に使うしかないのか...自我を保っていることができるのも時間の問題だ...急ぐしかない...」

  「た...すけ...て...」

  「もう死にそうになってる...より多くの魔物を元に戻さなければならない。急がないと」

  男は魔物が逃げていった方向に向かって走り始めた。

PRPR