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夜の街で狼オスケモが若オスケモのシェパードを食い散らす話

  げふ、とゲップをする声が深夜の街に響く。

  「ああ、良い夜だ」

  と口の空いたワイン瓶を片手に、頬を酒気で赤らめた狼獣人が空に浮かぶ月を見上げる。今日はいい天気だ、湿気も多くなく、昼間の熱気を追いやるように夜は涼しい空気が流れている。

  丸く膨らんだ腹や胸をワインレッドのシャツに黒のスラックスに押し込めている狼獣人は、酒に熱が籠もっているのか、シャツのボタンをへその一つ上だけ残して全て開いている。お椀のようにむっちりとした胸には、よく遊んでいるのだろうと分かる程に色濃く色づいたプラムのような乳首が膨らんでいる。道行く人が怪訝な顔をするような、そんなラフな格好をしたフォルティスという名の中年太りな狼獣人は、涼しい夜風にそのマズルをニヤリと歪ませた。

  「でも、そろそろ酒にも飽きてきたな」

  行きつけのバーでいつもよりも深く酒を飲んでしまうような心地の良い夜。それでも気分が収まらないと適当な店で安いワインを追い酒していた彼は、ワインを呷り飲みながら周囲を見渡した。

  これだけ気持ちのいい夜は、最高に気持ちがいい事をするのが一番だ。そのふくよかな体を見せつけるように街角で酒を飲むフォルティスは、深夜だと言うのにそこそこに人通りのある通りから少し離れた場所で、レンガの壁に背中を預けた。

  

  「つっても、ヒョロイ女か、くだらねえ男しかいねえな」

  良い獲物がいればたとえ恋人連れだろうと口説いてやるつもりだったフォルティスは、あまりの収穫の無さにもう一度ワインを呷った。その時。

  「……お」

  と酒を飲み下しながら目の前を通り過ぎていった一人の雄を視線で追いかける。鍛えられた体を自慢したいのか、ノースリーブのシャツにタイトなパンツを履いた若いシェパードの雄。彼がフォルティスの前を通る時、僅かにフォルティスの胸や股座に厭らしい目を向けたのをフォルティスは見逃さなかった。

  「ぐふふ、旨そうな犬っころだぜ」

  口元から溢れたワインを無造作に手の甲で拭いながら、フォルティスは通り過ぎていったシェパードの揺れる尻尾と、筋肉質に丸みを帯びた雄尻を睨んで、その背を追いかけていった。

  ◇◇◇

  「酒臭えな、旦那」

  表通りから狭い路地裏へと入ったすぐそば。フォルティスはシェパードの顎を指で掬い上げながら、壁へと押しやっていた。鍛えている体をしているシェパードの若者ではあるが、肉付きの良いフォルティスと比べると、一回り大きさは劣って見える。

  酒気を帯びた吐息に顔をしかめるシェパードに、わざと息を吐きかけたフォルティスはニヤニヤとした笑みを浮かべ続けている。

  まるで今すぐこの場を去りたいとでも言いたげな態度のこの雄だが、フォルティスがシェパードの尻を撫で上げた時に見せた快楽を抑えきれないでいたあの表情に、この男らしい態度の奥にメスとしての本性が隠されているとフォルティスは本能的に察知していた。

  「まあ、そうじゃなかったとしても、目覚めさせてやるんだけどな」

  「……は? 何言ってんだ、旦那?」

  「いいや、こっちの話だ」

  言い捨てるやいなや、フォルティスはシェパードの唇を奪った。軽く触れさせるフレンチキスはおざなりに、すぐさま舌を入れて、マズルを交互させるディープキスを交わす。

  「ん、ぢゅ、……っぁ……っ」

  短い息が交わされる。舌が互いに絡み合い、唾液が無為な路地裏のアスファルトにこぼれ落ちていくなかで、フォルティスの指がシェパードの背中を伝い、その緩んだ筋肉の柔らかさを持つ尻を鷲掴みにする。と同時に、指を谷間に挟ませてつま先でそのパンツの奥にある窄みをクリクリと引っ掻いた。

  やはり、こういうことには慣れているらしい。シェパードの体はフォルティスの愛撫にびくびくと震え、良く応えていた。

  「……っ、んう、んん……ッ!? んッ……!!」

  くちゅくちゅ、と舌の音を立てるシェパードが自らズボンのベルトを外して、地面に脱ぎ去った。黒のビキニブリーフの前部分はすでに屹立して、引っ張られた裾からは脈の這う根本が見え隠れしている。

  

  「素直ないい子だな、上も脱げ。全部脱ぐんだよ」

  唇を離したフォルティスは乱雑のシェパードの頭を撫でるように押さえつける。

  そのままシェパードのシャツを追い剥ぐ様に放り捨てたフォルティスは、そのまま自分のワインレッドのシャツを脱ぎ捨てる。元々ボタンひとつで止まっていたシャツを脱ぐのに時間はかからず、その太い指は黒いズボンを脱ぎ去った。

  フォルティスが履いているのは質素なボクサーパンツだ。だが、ロゴを見ればあまり手が伸ばしにくい高級品だということが分かる。ただの飲んだくれのおっさんだと思っていた、この狼は結構な地位にいると分かってシェパードは訝しげに思いながらそのボクサーパンツを膨らませる塊を見て、絶句してしまう。

  そして、他ならぬフォルティス自身の手で下着が下ろされていき、その中に押し込められていた獣欲が顔を出した。

  「でけえ……」

  シェパードは思わず、目の前に現れた棍棒を食い入るように凝視してしまう。

  大量の雄種を生産して蓄えているのだろうぼってりと垂れ下がる睾丸の上には、彫刻にでも掘られていそうな形の良いチンポがそびえ立っていた。

  図太い中腹から、雄の体内を犯し尽くせるように流線型になったシルエットの先端はぱっくりと鈴口が開いている。ズル剥けの皮の付け根はぷっくりと脈が浮かんで、硬く膨らんだ裏筋へと流れている。見るだに形の良いそれは何十人、何百人と犯し抜いて手に入れたのではないかという整った形だったが、それ以上にシェパードが目を見張ったのは、その巨大さだった。

  フォルティスの腕よりも太いんじゃないかという極太のチンポは、その丸い中年太りのお腹のへそを軽々と越えている。

  「ぐへへ、何今更怖気づいてんだ?」

  「あう……っ」

  フォルティスは、バチンとその極上チンポでシェパードの放心したような顔を叩いて正気に戻させる。カウパー腺液がシェパードの顔に跳ねて、鈴口と頬に糸が引かれて千切れる。シェパードは、鼻先を過ぎていった濃厚な雄の匂いに、壊れてしまいそうな巨大な逸物を前に、雄マンコがビクビクと待ちかねているように震えるのを感じていた。

  このデカブツに犯されたい。そんな欲求が浮かび上がる程のむんとした蒸れた雄の香り。それに中てられたシェパードは、マズルを最大まで開けながら、そのバキバキにいきり立つ雄チンポを口に頬張っていた。

  「ン、おぐ……っ」

  一気に置くまで咥え込めば、喉奥の肉を押し上げるような圧迫感。舌を絡ませれば濃い潮臭さのある先走りが喉奥へとどろりと滴っていくのが分かってしまう。

  口が全て目の前の狼のモノで埋め尽くされている。そんな状況に涙を浮かべながらも、熱に浮かれた瞳を向けるシェパードにフォルティスは一際深く笑みを見せた。

  この男の目は、もう俺のものになった目だ、と目を細める。何も言っていないのに、シェパードは靴下すらも脱ぎ捨ててフォルティスの指示を待っている。

  

  「なんだ、その顔。そんなに俺のちんぽが欲しいのか? ええ?」

  恫喝しながら、抵抗しないシェパードの口から剛直を引きずり出しては、ゆっくりとその口の中へと押し戻していく。柔らかい肉に吸い付かれる快感に、フォルティスの興奮が更に高まっていく。

  酔いでだらしない顔を隠さない中年雄狼。ジムに通って鍛えているシェパードからすれば理想とはかけ離れているはずの、だらしない体つきの雄から漂う本気になったフェロモンに性癖すら犯されていく気がしていた。

  酒くせえオッサンの相手でもして金でもせびってやろうかと思っていたシェパードは最早、目の前のチンポしか考えられなくなっていた。壁に手を突く時間も惜しい、とシェパードは路地裏の冷えたアスファルトに身を投げ出して、ケツマンコをフォルティスに曝け出していた。

  「ああ、っ……ああ、これを……旦那……、早くそのデカブツを俺にくれよ……っ」

  表通りからそこまで離れていない裏路地だ。薄暗いとはいえ光は入ってくる。時折、過ぎる人影が視線を横に向ければ、中年の雄に尻を突き上げる情けない雌犬の姿が見られてしまう。だが、それがどうしたとばかりにシェパードはフォルティスに自分のひくひくと収縮する雄マンコの入り口を両手で広げて、媚びた声で鳴いた。

  「慣らしもしねえでか? 随分遊んでるみてえだが、それでも壊れてもしらねえぞ?」

  「焦らさねえでくれよ……ッ、俺……、はやく旦那のチン、ゴッッ……!! んおぉオオお!?」

  言葉の途中で、フォルティスは一瞬でシェパードを気遣う振りをかなぐり捨てて、その極大雄チンポをシェパードの尻に突き立てていた。ゴリゴリッ! とシェパードの鍛えた尻肉と腰骨を押し広げながら、フォルティスのチンコが我が物顔で雄膣を埋め尽くしていく。

  「んおおっ!? なん、あァ……チンコ、やべ……へぇ……!」

  あまりの衝撃に呂律も回らずだらしなく舌を垂らしたまま、シェパードは己がいる場所を忘れて喘ぎ声を上げた。突き抜ける痛みは瞬く間に快感へと変わり、一瞬浮かんだ苦悶の表情は、快楽にとろけただらしのない淫蕩のそれに変わっていく。

  自己肯定の強い雄という表情をしていたシェパードは、今やチンポに善がらさられる雌犬そのものに成り果ててしまっていた。

  「極太、っ……ちんぽ、やば……ぁ、奥、おぐ……っ!! ごんな、の……っ、も、並のセックスじゃ、満足出来ないっ……ん、ああ゛ッ!!」

  「当たり前だ、お前はもう俺専用のちんぽ穴なんだ。分かる、だろッ!?」

  「ングぅうっ!!」

  どちゅっ、と重たい音を立てて根本までぶち込まれたチンポが、息を整える間もなく引き抜かれていく。腸壁を擦りあげられる刺激だけで、シェパードは絶頂を迎えそうになる。

  だが、その途中で再び重い音が響いて、一気に奥深くまで叩き込まれ、さらなる激痛と快楽で絶頂を迎えることも出来ないまま、シェパードは雄々しくも情けない淫猥な叫びを放り出すだけだった。

  「ひゃぁ、アアッ!! イッてる……ッのに……イげ、な……ぎぃああっ!!」

  パンパンッ! と被毛を叩き付ける音と、グジュッグチャっと湿った水音が響き渡る中、無様に喘ぎ続けるシェパードの姿を押しつぶすように、腸壁を抉り込むフォルティス。

  太い体がシェパードの鍛えた肉体にのしかかる。ジムのウェイトなどとは違う生きた重みが全身の骨を軋み上げさせるが、その雄をもはや生処理道具としか見ていないフォルティスがそれを止めるはずもなかった。

  路地裏に木霊する、雄交尾の響き。時折背後から響いてくる「おいアレ」「うわ、やべえ……」という困惑の声も二人には届いてはいなかった。

  シェパードは、フォルティスに犯される快感に、雄としての快楽を忘れ去ってしまったように萎え下がるペニスの先からドロドロと白濁液をアスファルトに零し続けている。

  「あっ、……ッ、頭、狂うッ……おがしく、なる……ゥッ!! んぐううっ、ぁあ!!」

  「どうだ、俺のチンポは……ッ! テメエのお粗末なブツとは桁違いだろ!」

  「ちがッ……全然……ンンッ! 俺の、チンコ……ッもう、ずっと……、漏れ……っ気持ち、いいッ。旦那のチンコ……ッ、堪んねェ……ッ」

  ドジュ、バチュ!! と轟くような交尾音はどんどんと速度を増していき、その度にシェパードの喘ぎ声が覆い隠されていく。

  「あぁ、アアッ、堪んねえなあ……! 腹ん中グリグリ言わせんの、が、気持ちいいんだ……、おら、もっと体全体使って締め付けんだよ……!」

  「んぐううウウッ、ハラ、の中……っ、が、ぁあ、あああああッ!? あぅぐうああぁ……ッ!!」

  その声だけを聞けばまるで苦しんでいるかのような声色。だが、地面に押し倒され、そのデカブツを叩き込まれているシェパードの顔には、色欲に彩られた笑みが確かに浮かんでいた。

  尻尾もその貫かれる場所を明け渡す様に上に巻かれ、時折痙攣するように快楽に打ち震えている。

  「気持ちぃイイッ……ッ、旦那の、チンポ……っ」

  「そうかそうか、ならこのままたっぷり、種汁打ち込んでやるからな……っ!!」

  「ぁ、っ、アアッ、……ああッ!!」

  ズチュン、と重く粘るような強い打ち付けの衝撃にシェパードの体が仰け反った。全身の筋肉が収縮するように痙攣し、その直後。

  「イクぞ、全部、ナカ注ぎ込んでやるからな……!! んぐ、ぅおおおおお――ッ!!!」

  吠える声と共に、フォルティスのチンポの付け根から、シェパードのケツに繋がっている部分にかけて、ドボビュ!! という何かが勢いよく管を通り抜ける音が弾けていた。それがなにか、それを一番わかっているのはシェパードだろう。なぜなら、その溶岩のように熱い大量の白濁液を己の腹で直接感じ取っているのだから。

  「……っ、ぐ、ふ……ッうう、はあ、はあ……」

  何度も脈打ち、その度連続した射精とは思えない程のザーメンをシェパードに注ぎ込んだフォルティスは、睾丸の中身を全て吐きだしたような快感の余韻を感じながら、それでも物足りなさを感じ、萎えかけた逸物をシェパードの腸壁で再び膨らませようと考えたその時。

  「……、ん、ああ?」

  緩んだシェパードの体内に訝しげに呟いたフォルティスはシェパードの頭を掴み、持ち上げる。すると。

  「チッ、なんだ、気絶してやがる」

  シェパードはあまりの衝撃に、気を失ってしまっていたのだ。

  だが、そうなると収まりがつかないのは、フォルティスの欲求だ。まだ三回はイケる――いや、イこうとしていた所に相手が勝手にリタイアしてしまっていたのだ。

  このまま気絶している所に腰を打ち付けてもそれはそれでいいが、折角ならば生きの良いものを味わいたいものだ。そう考えたフォルティスはシェパードを家に持って帰ろうかと画策していた。

  「持ち帰って俺が美味しく頂いてやるからよ」

  フォルティスの逸物を受け入れていた尻穴はパクパクと締まり悪く注ぎ込まれた大量の白濁をボトボトと零している。

  持ち帰るにしても、ここから家に戻るにしてはあんまりな格好だ。

  この悪どい狼がわざわざシェパードに服を着せてやることなどあり得なかった。だが、そのままの姿で持ち帰るならば途中で面倒な警察に引き止められてしまうだろう。

  仕方がないから服を着せて担いでやるか。と、普通の悪党ならばそう考えるだろう。

  だが、彼はそうではなかった。

  「いや……? いっそのこと此処で『頂い』ちまおうか……」

  シェパードの体をじっとりと見回す。鍛えられた体。太い胸に、割れた腹筋。掲げた脚の間からは白濁をごぽごぽと吐き出して、もう種の保存に役に立つのことのないだろう使い込まれたチンポ。男らしく骨太な体は、さぞかし『喉越し』がいいだろう。

  ああ、そうだ。このまま此処で平らげて、帰りに別の獲物を捕まえりゃ良いじゃねえか。と。

  フォルティスは全裸のシェパードを肩に担ぐと表通りではなく、更に奥、路地裏の暗闇の中へと運んでいった。

  ――そしてその後、連れ去られた彼の行方は誰も知らず、そして、もう一人哀れな犠牲者がこの街から姿を消すことになるのだった。

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