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「褌一枚なんて恥ずいってー!」
颯太は文句を垂れていた。
田園風景が広がる中でぽつんと立っている神社の境内で、褌一丁に身を包んだ颯太は大人のおじさんに褌を締められていた。防風林に囲まれているとはいえ、完全な野外でパンツを脱がされた颯太は何人もの大人にちんちんを見られている。これが小学生1年生の頃なら、むしろ自分からちんちんを見せびらかしていただろうが、もう6年生だ。
さすがに、ちんちんを堂々とひけらかせるほどコドモじゃないのだ――なんて思っていると。
「んにゃっ!?」
「はは、なんだ猫みたいな声出して」
ぐい! と一気に褌の締め込みを引っ張り上げられて颯太はそんな声を上げていた。
ちんちんを覆い隠した褌の前垂れをおじさんがお尻に食い込ませるように引き上げたのだ。
そのせいで、お尻とちんちんがギュッとしまって、そんな声を上げてしまう。同年代の子よりも小柄ではあるが、普段は人一倍元気に溢れる颯太の声は、澄んだ秋空の山にこだましていた。
それだけ目立てば、周りで恥ずかしそうに褌を締められている他の子達の視線が向けられるのも当然か。颯太はボッと熱くなる顔でおじさんを肩越しに睨みつける。そんな颯太に、おじさんはカラカラと笑って颯太のまるいお尻をペしんと叩いていた。
「何、気にすんなって」
とおじさんが言った瞬間、周りから「んっ……!」「ひゃう!」と連続して声が聞こえた。颯太が振り向いてみれば、さっきまで颯太に目を向けていた男児達が恥ずかしそうに内股になっている。
颯太と同じように、小さなおしりの割れ目に褌を食い込まされたんだろう。
閉じた太ももの間で、薄手の褌はちんちんの形をくっきりと浮かび上がらせていて、颯太はハッと自分の股を見下ろした。そこには、丸い玉の形と、少し左向きに収納された竿の形が見えて再び恥ずかしさが頬を熱くさせていた。
「ん? なんだよ、恥ずかしいのかー?」
「は、恥ずかしくねえけど!」
「ふーん、そうかそうかあ」
「もー、お尻揉むなよ! ばか、へんたい!」
と、おじさんはからかうように、大人の手の平に収まる小さな颯太のお尻をぷにぷにと両手で揉みしだいていた。まるでつきたての餅のような弾力を見せる颯太のお尻を揉み込むおじさんに文句を言えば、締め込みは終わりとばかりに立ち上がって颯太の頭をぐりぐりと撫でつけた。
「まあ、これくらいで音を上げてちゃあ、種蒔神輿なんてこなせねえぞ?」
「むう……、てか種蒔神輿って結局なにするの? その時に教えてくれるっていうけど、まだ何も知らないの俺だけ?」
「まあ、旗持って田んぼ練り歩くんだよ。で最後に種蒔いて終わりだ」
と言うおじさんに、颯太は訝しげに首を傾げた。
「……種?」
「そ、やっぱり颯太みたいな元気が溢れまくってる奴の種蒔きは見ごたえあるしなあ」
「ふうん……ま、それだけなら良いや」
とニヤニヤと笑うおじさんに颯太はむすっと頬を膨らませていた颯太は、少し褒められている気がして、頬をほころばせた。
そう、今日、颯太は『種蒔神輿』という地区の神事に参加している。近所の男の子を集めて行う神事ということしか知らない颯太は、十人程度の男児の中に同じ小学校の顔ぶれも見つけて褌姿なんてのを見られている事を恥ずかしく感じながらも「相手も褌」と自分に言い聞かせるように、褌の前袋をちょいちょいとイイ所に直す。
「よし、みんな準備できたな! 良いかぁ、旗は下ろしちゃいかんからな! これは大事な神事なんだから!」
「はーいっ」
他の子達も着替え終わり、褌姿にも慣れてきた颯太はいつもの元気で返事する。渡された旗を両手で掴んで左右に振ればバサバサと豊作祈願と書かれた布がはためく。
「神輿なんてないよな」
「うん、てっきりわっしょいわっしょいってするんだと思ってた」
「なー」
隣に並んだ子と話し、不思議そうに顔を見合わせる。片手で持つには少しバランスの悪い旗を指示通り掲げた颯太たちは「よし、出発だ」というおじさんの声に、ゆっくりと境内から出発していくのだった。
◇◇◇
「青穂ぉの実りも〜」
先頭のおじさんが歌いながら拍子木を叩いて歩く。颯太たち男児は、肌を撫でていく冷たい風に鳥肌を立てながらも文句を飲み込んで田んぼに囲まれた畦道を進む。
「ひゃぁ、寒ぅっ」
「こら、旗下げるなよ」
颯太が吹いた風に身を縮こまらせると、下がった旗に声が飛んでくる。一緒に歩いている大人たちは上着まで着ているというのにとうらめしく思いながら、颯太は旗を上げ直す。
「あ、……大人の人いた」
「ホントだ」
と後ろでヒソヒソと小声の会話が聞こえた。声にその方向を見れば、手を振りながら三人のおじさんが颯太たちに近づいてきていた。
颯太がいやだったのは、冷たい風だけじゃない。
「いやあ、私らもご利益をいただきたくてですなあ」
と朗らかに笑うおじさん達は、颯太たちと一緒に歩きながら颯太の身体に手を伸ばしてきた。
「ん、ひゃ……っくすぐったいってーっ」
「ははは、元気じゃなあ」
ガサガサの手の平で颯太のすらっとした胸が撫でられる。それだけじゃない、腕や脇、お尻や足までを「ご利益だ」と触られていく。そのくすぐったさに身悶えながら旗が下りないように頑張って歩くのだが、これが時間が経つごとに別の問題が発生し始めるのだ。
「ぁ……」
それは、小さな声だった。
颯太ではなく、隣を歩いていた子の声。颯太がくすぐったいと笑っている横で、別のおじさんにお尻を撫でられていたその子の褌が緩んでいたのだ。
「……っ」
緩んだ褌の裾から、寒さに縮こまったちんちんがふるふると震えて顔を出している。
隣の彼だけじゃない、前を見ればお尻の割れ目が出ている子がいるし、後ろを見れば殆ど解けて腰に引っかかっているだけのような子もいる。
そして、颯太自身もまた、褌の裾から飛び出たアサガオの蕾のようなちんちんがまろび出ているのだ。隣の子は颯太よりもふっくらした茎をぷらぷらと揺らして、後ろの一番体の大きい子は、ちょこんとした小指の先くらいの小さなちんちんと玉袋を左右に振っている。
「おじさん、……っ、おれ……!」
「これこれ、旗を下ろしちゃいけんよ」
「え、……でも……」
「これは大事な神事なんだからな」
と褌を直そうと旗を下ろしかけた颯太は、周りの大人に止められる。大人たちに触られて緩んでしまった褌も直すことが出来ず、ちんちんを褌の隙間から晒して子ども達は田んぼ道を歩いていく。
しかも冷えた肌に大人達の熱い手が触れる度、温度の違いにびくびくと体が跳ねてしまう。それが嫌なだけじゃなくて、温かい手で触られること自体は気持ちが良くって颯太はだんだんと落ち着かない心地になり始めてきていた。
「んひゃ。ぁ……う」
さっきまで縮こまっていたちんちんは、少しずつそんな感覚に膨らみを見せていく。そうすれば、竿の先が緩んでいる褌の布で擦れて、きゅんきゅんとした快感が更にそれを加速させていくのだ。
颯太は、知らず知らずの内に前屈みになって旗で股間を隠そうとする。だが、それに返されるのは、旗を下げるなという指示。
「ぅう……っ」
「こら、胸張って歩くんだよ」
「ひゃ……んッ」
腰を引いた颯太の姿勢を正すように、隣を歩いていたおじさんの手が颯太のお尻をぐい、と持ち上げた。お尻の割れ目に指を引っ掛けるようにして持ち上げられた颯太は、その瞬間に甲高い声を上げてしまう。
お尻の穴に指が入った驚きで、背筋を伸ばしてしまった颯太は、その勢いでちんちんを褌でざりざりと擦り上げてしまったのだ。
「お、こっちも元気だ。はは、こりゃあ縁起が良いなあ!」
と嬉しそうにいうおじさんの視線の先、突き出した腰にぴんと張った褌。それが何かなんてもう分かっている。ゆるゆるになった褌の中で、颯太のちんちんは完全に勃起していた。
「ぁ、あ……っ」
颯太は、恥ずかしくなって顔を真っ赤にした。
褌の中で勃起してしまったのも恥ずかしいし、それを周りの大人に見られたことも恥ずかしくて仕方ない。だって、勃起することは『エッチな事』だ。
それをもう知っている颯太にとって、それを隠せない状況がとても恥ずかしかった。
だが、それは颯太だけではなかったのだ。
「ん……っ」
「ぁ、ぼくも……っ」
歩いている十人。見れば皆が、ゆるゆるになった褌の中で勃起したちんちんを露出させていた。大小様々で、それでも皆先っぽまですっぽりと皮を被りきっている勃起ちんちんが秋風に揺れている。
「こりゃ今年は、随分縁起が良いな。みんな、大きく穂を立てて」
「ですなあ。折角の縁起なんだから、もっと穂を伸ばせ。ほらほら、旗も上げて」
「うう……っ」
そうして、颯太も周りの子達も皆恥ずかしそうに前屈みになりながら田んぼ道を歩いていた。だが、颯太はまるで挑発するような大人達の囃し立てに縮こまらずに奮起していた。
「もう……っ! 早く歩いて終わらせればいいんでしょ!」
と、恥ずかしさが一周回って気にならなくなった颯太は、ぐっと胸を張って、旗を掲げる。殆ど解けた褌はピンと勃起したテントが張られているが、もう颯太は気にしないようにする。
全身恥ずかしさで今にも燃え上がってしまいそうだったけれど、ただ大人たちにからかわれるのは嫌だという負けん気がここで根性を見せたのだ。
「そ、そうだよね。歩いて神社に帰ったら終わりなんだもんね……!」
「うん、みんなボッキしてるんだし。恥ずかしく、……ない……っ」
小柄な颯太が勃起を隠さず胸を張っている姿に、他の子ども達も勇気づけられたように次々と元のように旗を上げて歩き出した。そんな少年達の勃起姿をみながら、大人たちは微笑ましく見送っていくのだった。
◇◇◇
「んっ、……ぁ、ッ、やあ……っ」
颯太は抱え上げられたおじさんの腕の中で、初めて誰かに手コキをされる快感に可愛らしい声を上げて、喘いでいた。
根本まで指の輪が引き下げられても、先端のピンク色が薄っすら覗くだけの未発達な颯太のちんちんからは、くちゅくちゅと先走りの厭らしい音が響いている。
膝裏を抱えられて持ち上げられた颯太は、ちんちんを弄る手とは別の手で蟻の戸渡りをくりくりと虐められて、びくびくと気持ちよさに体を震わせる。
「ぁ……っ、やだっ、おれ、……出ちゃう……でちゃう、よぉ……ッ」
横を見れば、颯太と同じように抱え上げられてちんちんを弄られている男児達。みんな一様に大人の腕の中でちんちんを扱かれて、快楽が滲む抵抗の声を漏らしていた。
「あ、ッ……っんん、おれ……ッもぅ……」
「よしよし、ほら。種蒔きだ!」
颯太を抱えあげている大人が嬉しそうに笑いながら、颯太のちんちんを上下に擦る動きを早めていく。そんな事をされれば、快感に慣れていない颯太は我慢なんて出来なくなるに決まっている。
颯太のちんちんを弄っているおじさんも、颯太が絶頂に駆け上っていく様子は手に取るように分かっているのだろう。ぐちゅぐちゅと扱く手の速さを上げながら、颯太に気持ちよさを叩きつけていく。
「やだ、……ッ、なんで……っ」
「なんでって、説明したろ?」
と颯太のちんちんを握るおじさんがそういう。
なぜ、こうなったのか。それは、大きくなったちんちんをフリフリと風に晒しながら、全身恥ずかしさで真っ赤になった男児達が神社に戻ってきた時に遡る。
「よーし、みんなお疲れ!」
と先頭のおじさんが颯太たちに言う。それに颯太は、やっと開放された、と旗を回収していく大人にそれを渡して褌を直そうとした。その時。
「さ、最後の仕上げだ。そのままでこっちおいで」
「え? まだなんかあるの?」
「種蒔神輿だよ、行けば分かるさ」
と終わりだと思ってた颯太は、少し不機嫌になりながら大人の後を追う。褌をなおしてから行きたかったけど、大人が急かすものだから、勃起したちんちんもそのままで神社の裏に行くと、そこには小さな川があった。
そして。
「ひゃっ、……な、なに……っ!?」
足を抱えられるように後ろから抱き上げられて、颯太は思わず叫んでいた。颯太だけじゃない、他の男の子たちもみんなお尻とちんちんを見せるように足を開かれて抱き上げられていた。全員が全員同じように抱えられてお尻の奥の蕾や玉袋を丸出しにして抱っこされていたのだ。
「よし、みんな頑張って種蒔きするんだぞ!」
という声と共に、颯太のちんちんがおじさんの手に触られた。いや触られただけじゃない、指で輪っかを作るように温かい感触に包まれる。
そして、そのまま上下にちんちんを刺激し始めたのだ。
「んっ、ゃ、……ちんちん、シコシコしないで……っ」
「なんだ、シコシコって言葉知ってんのか? じゃあ、種蒔も問題ないな!」
「種蒔きっ……って、なに……っ?」
豊作を願って、種を蒔くんだというおじさんに、颯太は喘ぎながら問いかける。オナニーは知っている。だけど、今ここで、大人の手でそれをされている現状にただただ混乱しかできなかった。
「精子だよ、精子。知ってるだろ? 種蒔神輿は男の子の精子を畑の水に蒔いておしまいなんだよ」
「なん、だよ、それっ……ん、っぁ!」
そんな事聞いていない。そんな事を思いながら、颯太はお尻の割れ目に指を入れられてぐりぐりとほじくられながら、ちんちんをシコシコされる快感に身悶えていた。
「あぁあ……っ」
颯太は、今まで味わったことのない快感に我慢出来ずに高い声を上げてしまう。
だってこんな気持ちいいこと初めてだ。自分で触る時とは違う、大きな手が颯太の小さな玉袋も巻き込んで竿全体をこすってくれているのだから、気持ちいいに決まってるのだ。
「ゃっ……、ちんこ……っ、変……!」
「気持ちっ、いい……っ」
「……ん、ぁ……手熱くて……変になる……っ」
颯太だけじゃない、そこに集められた男児たちは、皆一斉にその硬くなったちんちんを擦り上げられ、快感の刺激に悶えていた。
大人たちに勃起している所を見られている。
同じ年代の男の子たちの前でちんちんを扱かれて気持ちよさに喘いでいる。颯太も、みんなも、一緒に。
「ん……っ、ぁう……」
妙な連帯感が颯太の中に芽生えていた。
恥ずかしいけど、気持ちいい。皆のちんちんが扱かれて、えっちな顔で喘いでいる。寒い風で冷えた肌が大人の手で温められるのが気持ちいい。
「ぁ……っ、やだっ、おれ、……出ちゃう……でちゃう、よぉ……ッ」
颯太は男の手を掴みながら、懇願するように声を上げた。
「あ、ッ……っんん、おれ……ッもぅ……」
「よしよし、ほら。種蒔きだ!」
そういえば、逆におじさんは指を激しく上下に擦り付ける。その度、颯太の頭にスパークが弾けて、ビリビリと全身が快感でいっぱいになる。
そうなれば、もう、何も止められなかった。
「や、あぁあ……っ! 出るッ、いく……ぅ!」
そのままお腹の中で熱くなった暴れる感覚に為すすべもなく、その幼い茎からびゅる、びゅるる! と薄い精液を吐き出す。
颯太は一際高い声を上げながら腰を突き出し、びゅくびゅくと男の子の証を迸らせる。それと同時に他の子たちも次々と射精していき、神社の裏には子供たちの幼い精の香りが立ち込めていく。
周りの勃起したちんちん達の先から、指で押し上げられた精液がぽたぽたと滴り落ちる。そんな光景に何故か、どきどきとする。
そんな光景の中で颯太は羞恥と快感の狭間にもう終わってしまったという寂しさを覚えながら、いつになったら下ろしてもらえるんだろう。と考えていた。
「ん、っ……ぁ」
「なんだ、まだ出し足りないのか?」
「え、ぁっ、や……ッ!」
颯太は、まだぴくぴくと震えるちんちんを撫でられて、腰を浮かすように跳ねさせた。さっき射精したばかりのちんちんは、この周囲に漂う精の香りにほだされたように、ぴんともう一度硬くなっていた。
それを目ざとく見つけたおじさんが、キュウとそのちんちんをもう一度摘んだのだ。
「おし、それじゃあ2発目イくか?」
「え、ぁ……ッ、んんっ!」
竿に残った精液を潤滑剤にくちゅくちゅと、颯太のちんちんを再び上下に擦り始める。
颯太は、その快感から逃げるようにお尻に力を入れるが、おじさんはそんなの関係ないとばかりに弱い箇所を指で責め立ててくるのだ。
「ぼくも……ッ? ん、ぁッ……や、だぁッ!!」
「ん、ッ……おれ、……もぉ、でなっ……!」
「んあ、……っ、そこ、ッ……」
颯太に釣られたように周りの男の子達も、抱えられたまま逃げ場もなく復活したちんちんを擦り上げていく。涙を流しながら快楽に喘ぐ男の子。逆に、自ら大人の手を握りながらもっととねだる男の子。
色んな反応の男児を見ながら、勃起を萎えさせない颯太は、ちんちんの奥にもう一回じくじくと熱い感覚が集まっていくのを感じていた。
「出な……ッ、ぃ……てっ」
「嘘つけ、これだけパンパンに勃起させといてそれは」
颯太が首を振りながら、おじさんは笑いながらまだ皮を被ったままの颯太のちんちんを摘み上げた。そして鈴口をぐりぐりとほじるように指を動かす。
「やだっ……! そこっ、だめ……っ! やだぁっ!」
「ほら、種出せ、ほら!」
颯太は、おじさんの手の中で幼い茎がぴくんっ、と震えるのを感じた。その瞬間だった。
「ぁ……ッ! や、でちゃ……ぅうッ!」
そのちんちんの根元の奥から何かが吹き出して来る感覚に、颯太は思わず叫んでいた。そして、そのまま、さっきとは少ない量の白濁を、ぴゅっ、ぴゅう! と水面へと放っていたのだった。
◇◇◇
「いやあ、来年は豊作に間違いなしですなあ!!」
「ええ、ですね。見ましたか? みんな2発目まで出してましたよ」
がははと宴の声が少し離れたところから聞こえてくるのを聞きながら、颯太は大浴場で口までお湯に体を沈めてぶくぶくと泡を立てていた。
あの神事が終わった後、冷えた体を温める為に颯太たちはお風呂に入っていたのだ。公民館に備えられている大浴場の隣は座敷になっていて、種蒔神輿に参加した大人達が宴会をしている。
「昼間っからお酒飲んで……」
と颯太は、あんな恥ずかしいことをした後に、とすねながら、他の男の子達を見た。
「俺なんてお尻に指入れられてさーっ、さいあくだったぜ」
「ぼくも……でも、なんかあんまり嫌じゃなかったっていうか……」
「ぅ……」
「きみは嫌だった?」
「べつに……、まあ、お尻くらい触らせてやっても構わねえなって思ったくらいだよ……」
そんな話をしていたりする子もいる。
みんな互いの射精を見た後だ、少し気まずい空気が流れているが、あまり気にしない子は気にしていないらしい。
颯太は、気にしていた。
皆のちんちんの先からびゅびゅっと飛び出して水面に落ちていく、あの精液が頭から離れない。頭を洗っている子のちんちんが勃起している。それを見て、颯太は心臓がきゅうと締め付けられるような感覚に陥るのを自覚していた。
変だ。
もっと見たいと。おれも触ってみたいと。そう思ってしまう自分に困惑したまま、颯太は視線を下げる。お湯の中では、颯太のちんちんがまた大きくなっている所だった。
ちゃぷん、と水音がして隣を見ると、田畑を歩いている時も隣だった大人しそうな子と目が合った。何となく気まずくなって目を逸らそうとしたその時、ふと、お湯の中の見つめる。
そこには、三角座りした足の真ん中で、ぴんと勃起したちんちんが波に揺れていた。何故か颯太はそれが気になって仕方がなかった。どきどきする。
「あ、あのさ……」
と声を掛けて、一体何の話をしようと思ってたのか忘れてしまう。話しかけたまま、何も言えず、ただゆっくりとお湯の中で手を伸ばして、そのふっくらとした幼茎をそっと握った。
「……っ」
「えっと。俺、隣町の小森 颯太。お前は?」
「……里中 逢人」
「そっか」
ゆっくりとお湯の中でちんちんを上下に動かす。
気付いていないはずはないと思った。そして、逢人は気付いていた。そう颯太が確信できたのは。
「ん……っ」
同じようにゆっくりと、颯太のちんちんが逢人に握られたからだった。
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