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着ぐるみ39-キャラショー

  私とマキちゃんは、田舎の観光協会に勤めている。

  遅まきながらゆるキャラを作ろうと言う話になったけれど、流石に今更感はあり、予算だけ浮いたのだ。

  それならばと、美少女着ぐるみのお面を二つ発注して、私とマキちゃんの二人で、キャラクターショーをやろうと提案したのだ。

  根回しもあったし、デザインや衣装を自分たちで作る事で、予算が浮いた。話はトントン拍子に進む。

  お面の製作期間の間に、ダンスや動きの練習が出来たし、その他の準備にも使えた。

  個人的な思いになってしまうが、こういうキャラクターショーをやってみたいと言う気持ちと、あと女の子と公然とベタベタできるのは役得である。この場合の女の子とは、マキちゃんのことであり、そして好いてくれる子供たちの事である。

  全く不純な動機だ。こんなのがバレたら企画は全部吹き飛んでしまうかも知れない。なので、心の奥底にしまっておいて、楽しむだけ楽しむ事を考えようと思う。

  キャラクターはピンクを基調にしたロリっぽい衣装のサクラと、赤を基調にした和ロリ衣装のモミジの二人だ。私がサクラで、マキちゃんはモミジだ。

  そして、初めてのお仕事は地元のお祭りである。

  以前より写真や動画を上げていたので、ファンになってくれる人が出てきたのだろう。

  パンフレット配りは普通にするよりも早く終わり、余った時間で撮影会を始める。

  モミジに抱きついたり手を握ったり、心拍数が上がる。

  着ぐるみの造形自体が可愛いので、中身がマキちゃんと言う事を除いても、普通にいちゃつきたくなる。

  子供と写真を撮る時は、包み込むようにくっついたり、小さい子を抱っこしたりして撮影する。

  私が女であっても普通は出来ない事だ。

  舞台に立って、ダンスを披露したり小芝居をしたりする。

  全てが終わり、楽屋――と言うか、ただのテントだが――にハケて着替えをする。頭を外して汗を掻いているマキちゃんが可愛い!

  私が見とれていると、「何ですか?」とおっとりした口調で尋ねられる。

  その時、私は気分が高揚していたので、「なんか可愛いなって」と口走ってしまう。

  「あ……ありがとうございます」

  ぎこちない会話になってしまった。

  別の日の練習。お面を付けて動きを確認しようと言う事になる。

  観光協会がお休みの日、会議室で二人きりだ。

  私がノリノリで「モミジちゃん、頑張ろうね!」と声優ばりの可愛い声を出すと、「そうだね! サクラちゃん」とモミジも作った声で返事してくれた。

  特に触れる蓋然性はないのだけど、可愛いと思う気持ちが抑えられず、モミジに抱きつきに行ってしまう。

  そうしたらモミジはサクラを受け入れて、そして……

  モミジは突然、私の股間に手を伸ばした。

  そして、肌タイごしにおまんこを触られる。

  突然の事に混乱しかない。ただ、その感触がただただ快感で、そして目の前にはモミジがいて、訳が分からないままイってしまった。

  頭が真っ白になって崩れ落ちる。

  身体が痙攣したようにビクビクしているし、股間からは諦めたようにおしっこが漏れている。

  「サクラちゃん、可愛いよ」

  へたれている私に、モミジが後ろから抱きしめる。

  「濡らしちゃったね……着替える?」

  私は静かに頷いた。

  洗い替えの衣装も肌タイツも豊富にあった。練習でよく使うからと言われていたからだ。

  モミジは着ぐるみを脱がずに私の着替えを手伝う。

  汗にまみれたシャツやスパッツを脱ぎ捨てる。放心状態が醒めていない私は、促されるまま真っ裸にされてしまった。

  その状態でモミジに抱きつかれて、肌タイの肌触りを全身に感じる。

  「サクラちゃんともっとしたいな……」

  私は、この幸福な状態を逃したくなくて、ついつい頷いてしまう。

  モミジは自分の荷物からバイブを取りだした。

  私は度を失ってしまう。

  マキちゃんは全く清純そうで、何というか鈍い子と思っていた。だから、こんな玩具が飛び出すとは思わなかった。

  しかし、モミジに迫られると何も出来ない。

  彼女の手によって、私のおまんこに玩具が挿入された。

  ちょっとキツイぐらいだが、モミジから「可愛いよ」「頑張ってね」「すぐに気持ちよくなるよ」と甘えさせられると、何も言えずに受け入れてしまう。

  その状態で着ぐるみを着て、頭も被せられたところで、カチャリと金属音が鳴る。

  モミジは首を傾げて、そしてその手に一個の小さな鍵が握られていた。

  そして、私がその鍵の正体に気付く前に、彼女は部屋の片隅へとそれを放り投げた。イベントに使う荷物がごちゃごちゃと置いてある一角である。

  「あ!」

  私が素の声を出すと、「サクラちゃん、どうかしたの?」と、可愛い顔で問いかけられる。

  鍵の飛んでいった方に目をやると、モミジは私を自分の方に向けて抱きしめる。

  そして、その瞬間、バイブに電源が走った。

  バイブの首が回り、そして振動する。ついでに電気も走るように出来ている。

  お腹の中がぐちゃぐちゃにされている気分だ。

  当然、こんな経験は初めてだから、すぐに頭が真っ白になってしまう。

  「ほら、ちゃんと可愛いポーズをしないと」

  モミジに促されて、大きな鏡の前に立たされる。

  膝がガクガク震えて、真っ直ぐ立っていられないサクラがいる。

  「サクラちゃん、大丈夫? ちゃんとしないと終われないよ」

  気を張って、キメのポーズを構えると、「よく頑張ったねぇ」と言われて、バイブの電源が切られた。そして、モミジからのご褒美のハグを貰う。

  その状態のまま、バイブの電源を入れてのダンスや、グリを想定した動きの練習を続ける。

  どんどん追い詰められているのは分かっている。でも、モミジからのご褒美欲しさに頑張ってしまう。

  ハグをしたり、胸を触らせて貰ったり、本当に些細な事なのに、それで心がいっぱいになってしまう。

  疲労困憊して、もう脱ぎたいと言うアクションをすると、「え、サクラちゃん、脱ぐって何を?」と首を傾げられる。

  息も上がって、何が何だか分からなくなってくる。

  ただただ、サクラを演じないと怒られて、上手くサクラを演じると褒められる。その状態が延々と続く。

  何時間経っただろうか? 私を余所にマキちゃんが着ぐるみを脱いだ。

  そして、全裸状態になって問いかける。

  「サクラちゃん、私をどうしたい?」

  私の想像力は限界だった。

  ただ、抱きしめて、身体のあちこちを触る事しか考えられなかった。

  マキちゃんに家に連れられる。

  着ぐるみのまま、抱き枕にされる。

  バイブの電源は切れているが、しかし入ったままだ。

  股間を弄られて、「ここが欲しいの?」と尋ねられる。

  首を静かに縦に振ると、「えー、どうしようかなぁ」と言われる。

  練習の時に散々イったのに、まだ欲しがる自分が悔しい。

  焦らされて、焦らされて、最後に「また今度ね」とサクラを脱がして貰った。

  「頑張るサクラちゃんが好きだから、今度からこれで行きたい」

  裸の私に抱きつくマキちゃんの提案に抗うことは出来なかった。

  それから私に装着される玩具は増えて行く。アヌスにも乳首にも付けられる。

  練習を重ねると、快感を感じたまま、それでもサクラとしての意志は途切れないように動く事が出来るようになった。

  練習も本番も、彼女の家で着替えて、錠を下ろし、鍵は家に置いたままにして会場へと向かう。

  時々のご褒美で満足してしまう。

  マキちゃんは私の身体を玩具にして、しかしサクラとモミジはよい友達のままだ。

  快感を感じながら写真に写り、ダンスを踊り、子供たちを抱きしめる。

  自分の顔はどうなっているだろうか?

  ファンの写真には笑顔のサクラとモミジが写っている。

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