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【27】うっせ!我慢出来てたらマトモな社会人やっとるわ!【R18】

  「ちょっと待ってね。準備するから・・アド君、前みたいに、鏡を床に下ろして待っててくれる?」

  「あ、あぁ。分かった」

  戸惑う青年に「よろしく」と伝えて、頼子は奥の部屋のクローゼットに向かった。

  そこで「資料用」と書かれた箱を取り出して、がさごそと中を漁る。

  あった。

  あとは消毒液とゴム、ローションとシリンダー。その他諸々・・

  選択肢もあった方が良いか?

  いやはやしかし。まさかこんな状況になるとは・・でも。

  『う~ん。切実に困ってるアド君には申し訳ないけど、ワクワクが止まらないわぁ~』

  ニマニマと口元を歪めながら、頼子は準備を進めていく。

  一通りの道具を揃えると鏡台の前に戻り「お待たせ~」と声をかけた。

  「・・それらは、一体・・」

  「ん?これから教える知識に必要な道具たちだよ!」

  「知識・・」

  不穏な気配を察したのか、戸惑いながらそう繰り返した青年に、頼子は笑顔で答えた。

  「そ。こっちの性感帯開発技術を、今からみっちり伝授してあげるね♪」

  そう。性的な知識も「異世界の知識」の内だろうという訳だ。

  青年も「成程」と納得したので(性欲に負けただけかもだけど)合意の上で披露する事と相成りました。

  「そしたら早速だけど、[[rb:前 > ・]]か[[rb:後 > ・]][[rb:ろ > ・]]かを選んでもらえるかな?」

  「それは、どういう?・・」

  戸惑う青年に、用意した道具を示して見せながら説明する。

  「前はこっち。後ろはこっちを[[rb:入 > ・]][[rb:れ > ・]][[rb:ま > ・]][[rb:す > ・]]」

  「・・は?」

  指差ししたのは尿道〇ジ―とエネ〇グラ。

  「どっちにする?」と首を傾げて再度問えば、青年はぎこちなく視線を上げてひくりと口元を引きつらせた。

  「・・これは、選ばねば駄目、か?」

  「勿論。まぁ最初から尿道開発はレベルが高すぎかな?と思うので、後ろがおススメ、かな?」

  「選ぶのはアド君です」と伝えれば、無言で道具に視線を走らせ葛藤する青年。

  少し待ってから「どっちも慣れたらすっごく気持ちよくなるよ?」と付け加えると、観念したのかポツリと「後ろで」と答えた。

  「おっけー!後ろね!では早速準備しましょう!」

  「・・随分と楽しそうだな・・」

  「うん!アド君をトロトロにするの、とっても楽しみ!!」

  盛り上がったテンションのまま、満面の笑みで答えると青年は両手で顔を覆って「・・好きにしてくれ」と小さく零した。

  やった!なんだか知らんがお許しが出たぞ!

  「もっちろん!とびっきり気持ち良くしてあげるね」

  「・・よろしく頼む・・」

  どこか遠くを見るような目をしてそう言った青年に、予備のタオルケットとバスタオルを巻いたクッションを手渡す。

  敷物の上に敷いて場を整えてもらい、改めて鏡を設置。

  そうして準備が出来たところで下半身の衣服を全部脱ぐよう指示を出した。

  しかし、前回までと雰囲気が違うからか、羞恥を強く意識したらしい青年はなかなか服に手を掛けようとしない。

  今更だと思うけどなぁ・・仕方ない。

  「ね。気持ち良くなりたいんだよね?服・・脱ごうか?」

  「あ・・はい・・」

  「それと、首輪。着けようね?」

  「—っ!はい!」

  嬉しそうな青年の様子に、やはりこれが正解かと内心で頷く。

  視界の外で、前にあげた首輪を取り出した青年は、鏡の前に戻るといそいそと自らの首に黒いベルト状の首輪を巻いていった。

  その様子に少し思う所はあるが・・

  まぁ、強制されるのが好きなようだし、いっか。

  これもまた今更だと開き直って、頼子は心の内でぺろりと舌なめずりをする。

  さぁて。どろっどろに溶かしてあげるとしますか。

  〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇

  赤い染みの付いたシャツと、首輪だけを身に着けた青年は、それはそれは凄まじい色気を放っていた。

  はだけた胸元からは筋肉に覆われた胸板と、その真ん中に赤銅色の契約紋が覗く。

  シャツの裾から伸びたスラリとした脚もしっかりと筋肉が付いていて、アスリートと見紛うばかりだ。

  そして、股間には起立した剛直。

  『なんか、前より大きいような・・』

  ぴくりと震えた分身に、思わずゴクリと喉が鳴る。

  動揺を覚られないように内心で頷いて、頼子は静かに指示を出した。

  「じゃあ、こっち来て。後ろを向いたら膝立ちになって」

  「は、はい・・」

  鏡のすぐ傍まで寄って来た青年はくるりとこちらに背を向けて膝を付く。

  「うん、そのまま両手を付いたら、お尻を突き出して」

  「う・・」

  「どうしたの?ほら、お尻を向ける」

  手にしたリードを軽く引くと、青年は震えながら両手を付いた。

  ・・・突然だが、性癖についてちょい語り。

  「好き」は十人十色。

  「胸派」「足派」など皆、大なり小なりこだわりがあるものだと思うが、それで言う好みとしては、自分は断然「尻派」である。

  男性の良い尻を見つけるとついじっと見入ってしまう。

  外回りできゅっと引き締まった尻とか、良いよね(断言)

  スポーツで鍛えられたのも、ボディメイクとかで筋肉ついたのも良き。

  引き締まってる方が好みではあるけれど、お肉がついてむちっとしたのもまた良いものです。

  女性のお尻も好きだよ?

  あの腰から太腿にかけてのラインで、お尻はとても重要。

  自分の?

  直視したくないので興味の対象外。

  そんな訳で、興奮が抑えられないなう。

  画面の向こう側で散々見て来た、描いてきた尻・・

  青年のはどんなだろう?

  細マッチョな美青年の尻・・

  え。期待しかないんだが?

  内心鼻息荒くワクワクしていると、青年はゆっくり腰を反らし、こちらに程よい肉付きの臀部を晒す。

  羞恥から力が入っているのか、そこはきゅっと引き締まっていた。

  『う~ん。顔が見れないのが残念』

  きっと涙目で真っ赤になって、素敵な表情なんだろうに・・

  慣れた頃に顔が見えるよう仰向けで見せて貰おうと決めて、頼子は次の指示を出した。

  「うん。私の言う事、ちゃんときいて偉いね・・じゃ、肩幅に脚を開こうか」

  ぴたりと閉じられていた脚がゆっくり開かれると、押し出されるようにぷくりと膨らんで見えていた陰嚢が脚の間でぶらりと垂れ下がる。

  お尻の割れ目から、所謂「蟻の門渡り」を経て繋がる上下にズレた二つの膨らみは、なんだか想像していたより可愛らしい。

  というのも青年は体毛が薄いのか、後ろから見る限りでは全く毛が見当たらないのだ。

  正面から見た時には分身の付け根は茂っていたので、少々意外ではある。

  まぁ、茂っていたとしても色は金だ。結局目立たなかった事だろう。

  とてもきれいで魅力的なお尻だ。羨ましい。

  そんな他愛もない事を考えながら、頼子は横に置いていた幅広の筆を手に取った。

  「まずは気持ち良くなろうね?でも、良いよって言うまで出すのは禁止」

  「は、い・・」

  「うん。じゃあ・・触るよ?」

  言いながら、筆先で尻穴から陰嚢に続く曲線をそっとなぞる。

  それだけで、お尻がびくんっと跳ね動いた。

  リードを引いて「ほら、動かない」と注意し、引き続き筆を走らせる。

  上から下へゆっくりなぞり、右の膨らみから左の膨らみへと輪郭を辿ると、太腿の内側がびくびくと震えた。

  そんな身体の反応に、表情が見えずとも青年が快感を得ているらしいと察して、思わず笑みが零れる。

  「気持ち良いねぇ・・だけど、もっと気持ち良くななろう、ね?」

  荒い息づかいの合間に、くぐもった声で「はい」と聞こえた。

  「素直だね」と返して、ふーっと陰嚢に息を吹きかけるとまたお尻が跳ねる。

  「クッション使って、体を支えたら胸、触れるよね・・刺激に集中して、指先だけで触ってみようか」

  「は、い・・」

  ふっふっと早い息づかいを響かせながら、上体がクッションに預けられた。

  すると自然と背が反って、お尻の割れ目から先走りの糸を垂らす分身まで、青年の恥部が余すところなく頼子の目前に晒される。

  『キ、タ、コ、レ!』

  青年が誰にも見せた事の無いであろう秘部を目にして、頼子の興奮が加速した。

  頼子は自他共に認めるエロの描き手だ。

  男性の恥部を飯のタネにして生きている。

  NLも描く事はあるが、ほぼほぼBLで生活している。と言っても過言ではない。

  妄想とは言え、日常的に男性の股間や臀部を絵に描き起こしているのだ。

  その妄想で鍛えられた脳をもってしても、青年の恥部は想像の上を行っていた。

  『どんなお尻かな♪』とワクワクしていたが驚きで一瞬正気に返るほど。

  え。きれいすぎん?

  何この美しさ。え。ヤバ。触りたい。撫でたい。すりすりしたい。

  穴も可愛い。

  え。今からこれほぐしていいの?

  好き勝手して良いの?

  っは~・・(クソでか溜息)

  何それ愉しすぎるんだが?

  それにしても見えないところまで整っているとは・・

  青年の肉体的な美しさに隙は無いのだろうか?

  『くっそ。マジ画像が保存できたら良かったのに』などと考えながら、頼子はリードを手放して空いた手にも筆を構えた。

  でも、まだ穴には触らない。

  少しずつ慣らしてからだ。

  先ずは快感で完全に羞恥を取り除こう。

  触れたい気持ちをぐっと堪え、内腿を筆でつつとなぞる。

  クッションでくぐもった嬌声を堪能しながら、同時に陰嚢も優しくあやしてあげた。

  「ひっ、あ。ひっ」

  「うんうん。気持ち良いねぇ・・声。もっと出して。こっちに聞こえるように、届かせて」

  「あ、ひっ!」

  「そう、上手・・」

  筆が動く度に漏れ聞こえていた声が、少し大きくなった。

  青年の色めく声は、聴いていてとてもぞくぞくする。

  ずっと耳にしていたいくらい好ましい。

  もっと、余裕のない声を聴きたい・・

  風を入れる為に開けていた窓の外から、街の喧騒が流れて来る。

  そんな日常の風景に艶めいた雰囲気が混ざると、その対比が非現実的な空気を作り出して、より頼子を強く、深く酔わせていく。

  背筋をぶるりと震わせて、ぺろりと口の端を舐め興奮に色付いた目を細める。

  夜は、まだこれからだ。

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