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【120】第3部 ステータス最弱のサキュバススライムに転生してしまったあなた 魔界統一編 1【ようこそ魔界の娼館へ!】

  【120】第3部 ステータス最弱のサキュバススライムに転生してしまったあなた 魔界統一編 1【ようこそ魔界の娼館へ!】

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  6月4日〜

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  単語変換機能を利用できるようにしました。

  [b:主人公の名前を仮に「高志」「テオ」にしています。自由に変換ください。

  ]

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  ▶ 魔界統一編1 イントロダクション

  ⚠世界観の説明を多分に含みます。エロシーンは【ページ2】へ⚠

  エロシーンへ[jump:2]

  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

  まず、あなたにサキュバスという種族の話をしよう。

  サキュバスはあらゆる種族と混血し子を成せるという種族特徴を持つ故に、インキュバス×サキュバスという純血の淫魔の出生率が、大変低い。

  また、魔界ではサキュバスとインキュバスは歴史的背景からいがみ合っているため、サキュバスの子供はさらに少ない。

  稲光が轟き、蝙蝠たちが曇天の空を自由に飛び回る薄暗い世界。

  常に月に照らされたこの土地は、魔界におけるサキュバス達の唯一の領土だった。

  その中心にそびえ立つ、古く巨大な洋館。ご主人様ソフィアの母、ノーシアの統治するサキュバスの館、通称セリス邸だ。

  ソフィアの曾祖母でありノーシアの祖母セリスが一代で築いた巨大な娼館で、ここに暮らすたった1000人程度のサキュバスが、種族としてのほぼ全人口と言える。

  魔界全体から見ると、ひとつの小都市にも満たない数だ。

  斜陽の種族。

  サキュバスは戦争や疾病で数を徐々に減らし、今や絶滅すら危惧される少数種族なのである。

  では視点をサキュバススライムであるあなたに戻そう。

  あなたはソフィアに連れられ、魔界にある、セリス邸に招かれていた。

  ここは玉座の置かれた大広間。

  少年体のあなたと、麻耶、光莉、早苗、美樹の五人は、ソフィアに招かれてその後ろで跪いていた。あなたを含め、魔力の節約にと、人間に変身している。

  そしてあなたの後ろには、人間界で出会った相澤詩音や篠原唯希、立花昴など選りすぐりの美少女たち20名余りが恭しく頭を垂れ、控えていた。

  さらにその後方、取り囲むように元々館にいるサキュバス達も何事かと集まっていた。

  ブロンド、黒髪、巨乳、褐色、ロリなど、様々なサキュバスが一堂に会しており、大広間は、さながらすし詰めのようになっている。

  数年ぶりに突如帰還した奔放なソフィアの言動が、皆気になり自然と集まったのだ。

  一方元インキュバスのユウは、広間の隅、離れた場所で頭の後ろで腕を組み、静観していた。これから起こる事態を予見し、薄い笑みを浮かべている。

  「……やっと、やっと帰ってきたね。ソフィア。私がこの日をどれだけ待ち望んだことか」

  「お母様、お久しゅうございます。愚娘ソフィア、ただ今帰還しました。御息災な様子に安心致しましたわ♪」

  玉座に座る長髪の美女はノーシア・ガーランド。ソフィアとフィオの実母である。

  腰まで伸びた波打つ長髪は魔力を内包し薄く桃色に光っている。白磁器のような純白の肌を持ち、巨大な胸とくびれた腰がグラマラスな、絶世の美女だ。

  顔にはシワひとつ無く、ソフィアと並び立つと姉妹のように見えるだろう。

  しかしその顔には疲労の色が濃い。煌びやかで洗練されたサキュバスの女王の姿からは、些か掛け離れている様子だった。

  「ふん。お前が魔界を離れてからの苦労を思い出すと、愚痴ひとつやふたつじゃ足りないよ。それで、フィオはどこだい」

  「お、お母様…………お姉様を……連れて帰りました……っ」

  いつもの人間界の服装ではなくサキュバスの正装であるビキニ姿であるフィオが、恐る恐る一歩進み出る。

  フィオはソフィアの実妹で、紺色の柔らかなウエーブの髪と、ソフィアやノーシアと同等のエロティックな体躯を持つ、これまた絶世の美女だ。

  フィオは叱られるのを待つ子供のように緊張した面持ちで、ノーシアと目を合わせられないでいた。

  「……フィオ。本当にご苦労だったね」

  「いっ、いえっ!! ありがとうございます。お母様っ」

  優しい声音でフィオを労う。フィオはパァっと表情を明るくして頭を下げ、一歩下がった。

  「それでソフィア、お前これからどうするつもりだい?」

  低い声で威圧するように、ノーシアは尋ねる。大広間の空気が一気にピンと張り詰めた。

  ソフィアはそんな緊張を全く意に介していない様子で、顎に人差し指を当てて微笑んだ。

  「お母様ったら、まさかまた私がどこかへ行こうとしていると、勘繰ってらっしゃるの?」

  「……お前が家も政務も全て投げ出して飛び出したあの日から、もう何年になる。そりゃあ母親として信用してあげたいのは山々だがね。私にも立場があるのさ」

  「うふふふふふふふ♡ 力の伴わないお飾りの地位というものは、どうしても負担になりますものね♡ 可哀想なお母様♡」

  クスクス笑って口を隠すソフィアを見て、ノーシアはいよいよ渋面になった。

  「私には実際、この館の管理維持で手一杯さ」

  ノーシアは周りに集まった娘とも言えるサキュバス達に視線を向けた。ノーシアにとっては、皆等しく可愛い存在だ。

  「それでお前は、当主の座を引き受けてくれるのかい? もしそうなれば、お前は相応の責任を果たしてもらわなきゃいけない。万が一当主の座を断るならば、それはそれとして命令を無視し続けた罪は償って貰うよ」

  幼い頃から神童と崇められた天才。成人を待たずにサキュバスとして全ての必須スキルを習得し、誰に相談するでもなく人間界に忽然と消えた。

  自由、放蕩を是とするソフィアを果たして家に縛り付けることができるのか。当主としての自覚は芽生え、サキュバスの未来を背負って立つ、ひとかどの人物となれるのか。

  万が一とは言ったものの、ノーシアの見立てでは半々。そして当主になっても政務を丸投げする可能性が、さらに半分といった予測だった。

  「お母様。私の後ろの娘たち、見える?」

  「見たところ人間だね。お前が何の目的で連れてきたのか見当もつかないが。孕ませるにしても準備が……」

  「あらぁ♡ お母様ったら、ここにいる子たちを孕ませてどうするおつもりなのかしら?」

  「ふん。これだけいれば或いは、一人くらいはサキュバスが生まれるやもしれん。数は年々減っている。もはや私たちに猶予は残されていないんだよ」

  ノーシアは苦々しげに呟くと、小さな溜息をついた。

  「言っておくが、気まぐれで連れてきたにせよ、そんな大勢のペットを養うような余裕はウチには……」

  パチンッ

  話しを遮るようにソフィアが指を鳴らす。

  「はぁい、みんな♪ 翼を広げて〜♪」

  バサァッ

  ソフィアの号令で、麻耶が、光莉が、早苗が、美樹が、七海が、聖が、リュノンが。あなたを除く全員が一斉に変身を解き、サキュバスの角と尻尾、翼が現れる。

  「なぁっ!?」

  ノーシアは仰天し、文字通り開いた口が塞がらず言葉を失った。

  ノーシアの全く知らない20名余りのサキュバスが、そこにいた。

  「こ、この子たちは、一体……!?」

  「この子達は元人間なの♪ お母様? 私遊んでいたわけではなくてよ?」

  「お、おお……人間、人間がサキュバスに……!?」

  「そうっ♪ だからここは堅苦しいお説教の場ではなく……」

  美しい指先が天を指す。元人間のサキュバス達は全員立ち上がった。

  「私が帰ってきた、その凱旋なのっ♪」

  茶目っ気のある笑みでウインクし、顔の前でピースするソフィア。ノーシアはそんな娘を見開いた眼で見つめていた。唇は震え、全身から汗が吹き出す。

  「人間全てをサキュバスに、なんてつもりはないけれど、少なくともこの魔法があればサキュバスは増やせるわ♪」

  サキュバスの持つ種としての最大の問題点。それを全く違ったアプローチで解決しようと、ソフィアは人間界で研究を続けてきたのだ。

  「お、おおお……ソフィア、ソフィアお前……!! やはり、やはりお前ならやってくれると……!!」

  震え感涙するノーシア。サキュバスの未来を憂いていた当主としての苦悩が、全て浮かばれた気すらする。

  「じゃあお母様、そこ、退いてくれないかしら?」

  「……もちろんさ。当主様の願いとあらば……」

  腰をあげたノーシアは、玉座から離れ膝をついた。

  ソフィアは優雅に腰と尻尾を左右に揺らしながら悠々と歩き、玉座に就く。

  「では、これからは私が、サキュバスの当主として指揮を取るわ。みんなよろしくね♡」

  ワッ

  後ろから上がる歓声に、あなたは驚き飛び上がる。後ろでは抱き合ったり泣いているサキュバスもおり、各々が喜びを分かちあっていた。

  ソフィアがサキュバスの未来を背負って立つと言うことは、種族として、それだけ大きな意味があったのだ。

  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

  「色々と、驚かせちゃったわね」

  あなたはちょこんと椅子に座って、ご主人様の話しを聞いていた。紅茶の深い香りが部屋に漂う。執務室の奥、ソフィアの個室である。

  「いえ。ただ学園の女の子をサキュバスにして連れていくって言われた時は驚きました」

  静かに紅茶を啜り、カップが小さく音を立てる。

  「あなたには話しましょう。私が何故何年も人間界にいたのかを、ね♡」

  そしてご主人様は語り始めた。

  ソフィアが魔族には猛毒とまで言われる人間界に長く伏していた理由は"サキュバスを増やす魔法"の研究だ。

  人間というセックスに強い親和性のある、か弱い種族。

  ソフィアが目をつけたのは、人間の膨大な数だった。

  ドラゴニア、ダークエルフ、ワーウルフ、デーモン。魔界を跋扈する戦いに秀でた種族たち。サキュバスがこの広大な魔界を生き抜くには、質とともに量が絶対不可欠なのだ。

  「という訳で、これからのことなんだけど……」

  「おじょ……ソフィア様っ」

  古馴染みの侍女が、息を切らせて執務室に飛び込んでくる。

  「なぁに? ミリー」

  「ソフィア様に謁見をと、使者の方が……!!」

  ソフィアは片眉を上げ顎に手を当て考える。

  「…………どこ?」

  「それが……"かんぱにー"からです……っ」

  その名を聞いた途端ソフィアの目が輝き、待ってましたと言わんばかりに手を打った。

  「まぁ♪ 本当に素晴らしいわ♪」

  表情も和らぎ、キョトンとしているあなたの頭をわしゃわしゃと撫でる。

  「すぐ客間に通して頂戴。坊や、ちょうど良かった。あなたにして欲しいことがあったのよ♪」

  キョトンとするあなたの頭を撫でると、ソフィアはウォーキングクローゼットから幾つか服を取り出し、簡素なドレスに身を包んだ。

  サキュバスはどこでもいつでもえっちな格好という訳では無いらしい。ティアラと扇子も手に持ち、まるでパーティに出席するセレブだ。あなたはその神々しいまでの美しさに、しばらく見蕩れていた。

  「男の子の服があまりないから、ごめんなさいね」

  ソフィアはポイポイポイと衣服を漁り、長袖のワンピースのような、民族衣装のような衣装をあてがわれる。

  着替えると足早に歩くソフィアについて行き、客間に到着した。

  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

  コンコン

  侍女が扉を開けると、装飾の多い綺麗な部屋が現れた。そして部屋の真ん中に置かれたソファーには、黒髪の少女が座っている。

  艶やかな黒髪に脱色した白い瞳を持つ、褐色の美少女である。頭には金の髪飾りをつけ、水着のように薄い衣だけ身に付けている。

  なにより目を引くのは、ふわふわでピコピコ動く耳と、しなやかに揺れるもふもふの尻尾だ。

  飾り物ではないことは一目でわかった。少女は猫の獣人、猫人族のようだった。

  「遅いぞソフィアっ」

  「申し訳ありません。ようこそいらっしゃいました。ミウ様。どうかご容赦を」

  ソフィアは深々と頭を下げ、対面に腰掛けた。あなたも習いながら、普段不遜な様子からは想像できないご主人様の態度に内心驚く。

  一方少女はソファーに腰掛け頬杖をつき、フンと鼻を鳴らす姿は泰然としている。

  ソフィアを前にしても物怖じしている様子が全くない。不遜とも取られかねない態度が、何聞かなくとも両者の立場を浮き彫りにしていた。

  あなたは下げた頭のまま、コソッと少女を盗み見る。

  古の賢人のような、深く厳かな雰囲気を持つ幼女。その風貌のギャップのコントラストが、煌びやかな装飾品と相まって強烈な存在感を放っていた。

  [uploadedimage:24758876]

  などと上目遣いで観察しているところで目が合い、半目で睨まれる。

  「なんじゃ、ぬしは」

  「あ、えっと……」

  「この子はテオ。私の助手のようなものですわ」

  「……ふーん。男がこんな所におるとはのぉ」

  あなたの人間界での偽名は高志であったが、魔界ではその文化に合わせテオと呼ばれる事となっていた。

  少女に好奇の視点を向けられ、あなたは気まずくなって目を逸らした。

  「紅茶をお持ちいたしました」

  美しい紺髪の侍女が、紅茶を持ってくる。蛇に睨まれた蛙のような心境だったあなたにとっては、渡りに船だ。

  音も立てず食器を並べる、凛とした立ち姿。あなたが顔をあげると、見知った美少女が恭しく頭を下げていた。

  斜めに切り揃えられた髪と切長の青い瞳。

  (昴だ!)

  立花昴。かつて自らサキュバスになりたいと志願した、学園でも有数の美少女だ。

  まさか彼女がこの場に出てくるとは思わなかった。あなたはなんだか嬉しくなって、チラチラと見てしまう。昴は一度だけクスッと微笑むと、再び頭を下げて静かに退室していった。

  「先日取り寄せた人間界のものです。どうぞご賞味くださいませ」

  ソフィアが微笑んで勧める紅茶を、猫人族の少女、ミウはヒクヒクと鼻をヒクつかせながら口につける。

  「ん、よいぞ」

  ミウが目を瞑り頷くと、ソフィアは満足そうに微笑む。

  「ミウ様。本日はどういったご要件でしょうか?」

  「そちが帰還したと報を受けてな。レヴィアに請われぬしの顔を見に来たまでじゃ」

  ヒラヒラと手のひらを動かすと、ミウは気に入ったのか再び紅茶に口をつける。

  あなたは小首を傾げる。[[emphasismark:ソフィアが魔界に帰還したのは今日の朝だ。 > ・]]

  「なんじゃ小僧。不思議そうじゃな」

  「あっ……いえっ……」

  挑発的な笑みを向けるミウにたじろぐあなた。助け舟を出したのはソフィアだった。

  「……いやはや、さすが名高き"かんぱにー"。レヴィア様は、息災でいらっしゃいますか?」

  「当然じゃ。ぬしが人間界に消えて数年。そんな短期間に我が社が揺らぐ事など有り得ぬ」

  「それはそれは。ところで、派遣しているサキュバス達はいかがでしょう?」

  「ん、さすがソフィアじゃ。話が早い」

  ミウは膝を打ち、手を差し出す。

  「実は我が社では数年前より派遣事業を行っておる。単刀直入に言おう。ソフィア。他国へサキュバスの派遣をしてみんか?」

  ソフィアは口元を扇子で隠し、目尻を下げる。

  [uploadedimage:24758868]

  「つまり"かんぱにー"にご助力頂けると?」

  「無論じゃ。護衛もつけるし移送についても安心してもらって良い」

  [[emphasismark:淫魔による > ・]]、[[emphasismark:国境も種族も超えたデリバリーヘルスサービス > ・]]。

  "かんぱにー"からの使者、ミウの提案はつまりそういうことだった。

  「ノーシアは大変優秀な魔術師じゃ。"かんぱにー"すら一目置くほどな」

  ミウは目を伏せ、手元を弄る。伝え辛いことを話す時の仕草。尻尾が忙しなく揺れている。

  「しかし、あくまでもただの天才、秀才レベル。このような物言いになると心苦しいが、サキュバスは……ソフィア、ぬしで保っている」

  ソフィアは何も言わず、小さく首肯した。

  「この小さな娼館を存続せしめたのは、我が社との提携だけでは不十分。人間界に消えてなお、ぬしの影響力があっての事じゃ」

  ミウの瞳を、ソフィアは真っ直ぐ見つめ返す。あなたでは、両者から考えを伺い知ることは出来ない。

  「世界に影響力を持つほどの大魔法使いが戻ってきたという訳じゃな。この提案の意図は、決して事業提携だけではない」

  「同盟、ですか……?」

  「いやすまん、今の言は忘れてくれ。我が社は国家でも部族集団でもない。あくまでも利潤を追求する"れゔぃあ・かんぱにー"じゃ」

  ふふ、と笑うソフィアを見て、ミウは釣られて笑う。

  「では邪魔したの。追って使者は寄越す細かい話はその時に……」

  「……あら、もうおかえりですか?」

  ソフィアは口元を隠したまま、立ち上がったミウを見つめる。ミウは怪訝げに眉を寄せる。

  「……なんじゃ?」

  「ここセリス邸は魔界最大の娼館。どうでしょう、今日はゆっくりお休みになられて、明日発たれては」

  「すまぬが、わしは雄にしか興味が無くてな」

  「……ふふふふふふ♡ ですって、テオ♡」

  「……ええっ!?」

  魔界の土地勘も無くて政治的な話がちんぷんかんぷんだったあなた。本当に唐突に話を振られ泡を食う。

  「……ほう?」

  ミウは興味ありげにつま先をこちらに向ける。

  「ミウ様どうぞ、一番いいお部屋を用意しますわ♡」

  「……!!」

  これ以上声を出し驚くことも出来ず、あなたはただ狼狽えた。

  だから気付けなかった。目の前の猫人族が、小さく舌なめずりをした事に。

  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

  [newpage]

  その部屋は大理石と金箔で彩られた豪華な部屋だった。爽やかな涼しい風が窓から吹き込む。

  「じゃあ坊や、いつもみたいによろしくね♪」

  ソフィアはそれだけ残すと出て行ってしまった。いつもみたいって……? 疑問符が脳内に溢れるあなただったが、ミウと二人きりになった。

  「さて、小僧。いや、テオと言ったか」

  ソファに腰掛けたミウは楽しそうに笑う。

  「わしのことを、ぬしはどうしてくれるのじゃ?」

  「は、はいっ……精一杯、御奉仕、させていただきます……っ」

  「それはよい♪ 遠方から来たゆえ歩き疲れたのじゃ♪」

  足を組み、差し出されるつま先。あなたは両膝をつき、その香しい指の間に舌を這わせる。

  「くはっ……♡ くすぐったいのぅ♡」

  ぺろっ ぺろっ ぺろっ ぺろっ

  異国情緒溢れる独特の匂いが、汗と混じっている。

  複数の香油や樹脂を組み合わせた香水が、エキゾチックな独特の色香となり彼女の魅力を引き立てていた。

  ぺろぺろっ ちゅぱっ ちゅぱっ

  「んっ……♡」

  その吐息に熱いものが混じる。あなたは優しく足首を持つと、本格的に足の指をしゃぶり出した。

  「んんっ♡ やるのぅ♡」

  太ももを撫でながら上に上にと登っていく舌の動きに、ミウは気持ちよさそうに腰をくねらせる。

  ミウの愛撫を楽しむ、性に開放的な雰囲気はあなたの気持ちも高揚させる。

  ミウが白い布切れをズラすと、ピンクの美しい割れ目が、目の前に現れた。

  [uploadedimage:24758890]

  ちゅっ ちゅるっ れろっ

  「んくぅっ♡」

  思わず閉じてしまう足をそっと開かせて、あなたの舌がまんこを舐めていく。

  ぴちゃっ ぴちゃっ ぴちゃっ

  「こっ、こらっ……犬のように舐めるでないっ♡」

  だらしなく身悶えながら口調は変わらず。ミウの態度が、あなたの悪戯心を刺激する。

  ちゅぱっ

  「んくぅぅぅっ!?♡」

  腰がビクッと震える。あなたはクリトリスを口に含むと、高速で舌で舐りだした。

  「あ"っあ"っあ"っ♡♡♡ んぐっ……ん"ん"……ハヒッ♡♡♡♡」

  耳がピコピコと激しく動いている。口に手を当て、ぎゅっと目を瞑るミウ。

  幼児体型の割にはしっかりと膨らんだそのふたつの膨らみに手を伸ばすあなた。すっかり勃起した乳首を指で弾く。

  「きゃっ♡ そ、そんなところまでっ……♡♡♡♡」

  ミウがあなたの頭を手で抑えるが、力はまるで入っていない。それどころかクリトリスを舐め上げるたびに、自然とまんこに頭を押し付けてしまっていた。

  「ン"ン"ッ……なんか……なんかきちゃ……うっ……の……じゃっ……♡♡♡♡」

  「ミウ様、気持ちいいですか?」

  「ばっ……バカモノっ、こんな前戯程度では、わしは……んくぅぅぅっ♡♡♡♡」

  羞恥に顔を覆う両手を、そっと掴むあなた。優しく広げると、隠れた赤い顔が現れた。

  じゅるるるるるるるるるっ

  「んあ"あ"あ"っ♡♡♡♡ ダメじゃあっ……イ"ッ……イッテ……しまううぅ♡♡♡♡」

  歯を食いしばって耐えるミウだが、今まで数多の女の子をイかせてきたあなたのクンニは、性経験の少ない幼女をメロメロにした。

  「いくぅっ……いっ……いってしまうう……テオッ……テオっ……ああああぁぁぁぁ♡♡♡♡」

  「ここにいます。ミウ様の可愛いイキ顔、見せてくださいね」

  [uploadedimage:24758887]

  両手を恋人繋ぎでホールドすると、あなたはミウの顔を見あげながらわざと見えるように舌を突き出した。

  「そんなはしたないッ……あ"あ"っ……んぁぁあぁああ”あ”あ”あ”っ♡♡♡♡♡」

  ビクンッ

  ビクンッビクンッビクンッ プシャッ

  潮を吹きながら腰を突き出し、あなたの舌にまんこを押し付けるミウ。

  「はへっ……はへぇ…………♡」

  よだれをたらしながらソファに背を預け脱力するミウ。あなたは繋いだ手を離すと、その細い腰を持ち上げた。

  「んっ……? あ"ん"っ!?♡♡♡♡」

  ちろちろちろちろちろちろちろ

  ビクンッ ビクンッビクッビクッビクッ

  朦朧としたミウに襲いかかる高速の舌使い。イッたばかりで充血したクリトリスを容赦なく擦り上げ、あっという間に連続イキまで持っていく。

  「んにやぁああっ♡ やっ、止めんかっ♡」

  ちろちろちろちろちろちろちろちろちろ

  「はひいいいいいっ♡ またイかされてしまうゥゥゥゥゥっ♡♡♡」

  ビクンッビクンッビクンッビクンッ

  サキュバス達とセックスしてきたあなたも、驚くほどの抜群の感度だ。

  その悶える様子がどうにも可愛くて、あなたは何度も何度も舌を使ってクリトリスを舐める。

  「やめっ……いまイッてるところっ……ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"♡♡♡♡♡」

  ビクンッビクンッビクンッ

  「はひっ……助けっ……♡♡♡♡ 殺されるっ♡♡♡♡ イキ狂わされりゅううううっ♡♡♡♡」

  ビクンッ ビクッビクッビクッビクッ

  「テオっ、テオっ!! やめっ……やめてっ、もう許しっ……許してっ……あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"♡♡♡♡」

  [uploadedimage:24758883]

  びしょびしょになったまんこ。あなたの巨大に膨らんだペニスが、その獲物に反応する。

  「ミウ様……♡」

  「やっ……貴様まさかっ…………やめっ……あ"っ♡♡♡」

  ずちゅっ

  ソファからミウを引きずり下ろし、その勢いのまま横になったあなたは挿入する。

  熱くて、なによりキツイ。キツキツの、猫人族の幼女まんこ。

  「あがっ……♡」

  (わしには大きすぎるっ……いたっ…………いたく……ない……っ?)

  あなたはサキュバススライムである。その自在に柔らかさを変化させるペニスと大量の催淫液、微量の睡眠液でセックスにおける痛みをコントロールすることが出来る。そして天然のスライムスキンで妊娠の可能性もない。

  「ああんっ♡ 気持ちいいっ♡♡♡♡ あっ♡ あっあっあっあっあっあっ♡♡♡」

  天井を見て惚けるミウ。下から突き上げる肉棒の快感に、思考能力が蕩けていく。

  「イグゥッッ……テオんんっ♡♡ イ"グよぉぉっ……♡♡♡♡」

  「ミウ様、ぼくも……イきます♡」

  「ああっ……きてぇ……精子欲しくてっ……子宮疼いて……っ♡♡♡♡」

  パンッパンッパンッパンッパンッパンッ

  「あぁぁぁあ"ぁぁぁぁあぁぁぁぁあ"ぁぁぁぁ…………ダメこれぇっ……好きなるぅっ…………だめえっ……こんな、こんな…………気持ちよすぎて頭幸せなまま犯されちゃううううううっ♡♡♡♡♡」

  [uploadedimage:24758893]

  ビクンッビクンッビクンッ ビクッ♡

  「うっ……!!」

  どぴゅっ どぴゅっ ぶびゅるっ びゅるっ

  「あああっ、出てるっ……ん"ん"ん"っ♡♡♡」

  ビクンッビクンッビクンッビクンッ

  数秒の間ガクガクと痙攣し、くたりっと胸に倒れ込むミウ。

  「はひ……ひぁ……気持ち……良すぎて…………♡ テオ……ぬしのペニスが……わしのヴァギナに刺さって……はひぃ……♡」

  挿入したまま細かく震えるミウの髪を撫でてやるあなた。

  「ミウ様、いかがでしたか?」

  ソフィアすら敬語で喋るお客様にやりすぎたかもしれない。ちょっと不安になり、顔を覗き込む。

  イかされ続けたミウは真っ赤なまま頬を少し膨らませたが、直ぐに瞳を潤ませてあなたに唇を寄せた。

  ちゅっ♡

  「宵はまだまだ長いぞ、テオよ……♡」

  あなたは自分のペニスが硬さを取り戻すのを感じていた。

  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

  「ふふふ、さすが坊や♡」

  扉の向こう。ソフィアは扇子に隠した口元の奥で笑みを噛み殺していた。

  [uploadedimage:24759197]

  サキュバスたちの娼館、セリス邸。

  その成立以来初めての男娼として、あなたはこの魔界で名を上げていくことになる。

  [選択肢を表示します]

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