【先生と絶対付き合いたいマンな獅子生徒はどうにかして人間の教諭を恋人にしたいようです 2】

  1.放課後

  「先生、人って字は人と人がが支え合って出来てるって言うじゃん?」

  『そうだね、知らんけど』

  「つまりはさ、俺と先生が付き合えば人って字が成り立つって話だ」

  『それは成り立たねぇよ。というかその前フリ絶対イラねぇだろ』

  「俺と付き合ってくれれば、俺の鍛えた肉体と鬣とか尻尾とか好きなとこいつでも好きに触れるんだぞ?あと陰部とか陰部とか」

  『その家電量販店とかでキャリア契約したら手に入る特典みたいな言い方するのやめろ。そもそも誰得だよ』

  「オレ」

  『ふざけてんのか』

  「ふざけてないからせんせーの元に何度も通うんじゃん」

  『そうだな。お前来るようになってからかなり経つもんな。全く時間ってのは早いのか遅いのか分からんなホント』

  「ごめん話聞いてなかったんだけど、先生が早漏か遅漏かの話?」

  『お前のそういうとこホント図太いと思うよ』

  「まぁ、俺のが太いのは事実かな」

  『黙れよ』

  「てへぺろぺろぺろ〜〜」

  『んで、今授業中の時間だけど何してんの?お前』

  「あーいや、なんか体調悪くてさ。熱っぽいんだよね」

  『今の話の流れで熱っぽさ感じる要因ある???』

  「最初は先生、好き♡っていう感情がついに全面に現れたか〜って感動してたんだけど、なんか具合悪くなってくるから、あ、これはもしかして…恋!?ってなって」

  『うーん、重症。お薬出しとくね。頭の』

  「辛辣だなぁ。まぁ、そんな先生も好きなんだけどな…♡」

  『ふざけてないで体温計脇に挿して』

  「ここはダメなのか?」

  『テメェ文字で伝わりづらいこといい事にこっちに尻向けて振ってんじゃねえよ。ダメに決まってんだろ』

  「全くウブなんだから…」

  『うるせぇな、早く熱測れよ!!』

  「………」

  『んで、何度だ??』

  「ラブラブ度100%」

  『左様で、んで、何度?」

  「最大でここまで傾くぜ」

  『お前の息子の角度はどうでもいいんだよ』

  「あぁん、そんな無理矢理に体温計抜くなんて…」

  『脇から体温計引き抜いたくらいでいちいち喘ぐな、かったるい…』

  「あぁ!今の!!!今の冷めた目でのかったるい…もっかいもっかい!」

  『もうやだこの子…あ、うーん…一応平熱だな。体調悪いんだったら無理せず帰れよ』

  「ういん」

  『雑な応答すんな』

  「なぁ、先生。秒速1秒でA点を何度も往復する点Pって知ってるか?」

  『知らないし、いきなりなんだ』

  「A点が穴で、P点が男のシンボルだ」

  『最初からクライマックスかよ』

  「これをホモセックスの理論という」

  『理論もなにもまんまじゃねえか』

  「ところで、先生。ドキドキしないか?ときめいてないか?」

  『今の会話にトキメキを感じるものがあったと思うか?』

  「モチのロン」

  『だとしたらまだまだ勉強不足だよ。情緒の』

  「褒めても性液しかでねぇよ〜」

  『それ前回似たようなの聴いた』

  「そうだっけ?いやぁ、歳を重ねるといやに忘れっぽくなってなぁ…」

  『高校生のガキが何言ってんだ』

  「でも俺ガキだけど、先生よりサイズは大きいんだよな。全ての」

  『全てとかいう割に私の股間凝視するのなんなの?』

  「え、触れないかなって」

  『へぇ、お巡りさん呼ぶ?』

  「ごめん」

  『お前少しは懲りろよ』

  「あと先生って、マジマジ見るとやっぱ可愛いな」

  『えっ』

  「なんか珍しい反応だな…」

  『いや、いつもとは違う口説き方に普通にビックリした…』

  「お、遂に堕ちたか??」

  『チョロくない???ねぇ、お前の中の私はなんなの???』

  「俺の奥さん」

  『もしもしおはよう??まだ夢の中にいるのかな??今はもう朝だよ』

  「大丈夫、起きてるよ。あ、でもまだ先生から目覚めのキッスされてない…」

  『したことねぇだろ。あと溜めてキッスっていうのやめてくれる?』

  「今の先生のキッス発言録音したいからもっかいよろ」

  『スマホ戻せ』

  「ねぇ、先生って何で俺の心を奪うの??やめてよときめいちゃう」

  『知らねぇよ。寧ろお前は私の何にときめいてるの??』

  「ナニ」

  『目線上げろや。あと間違ってもそんなこと言うんじゃねえよ』

  「というか、普通に先生に恋してんだよ」

  『普通の恋ならまだ可愛いけど、お前は性欲に願望を全シフトしてるじゃん』

  「だから困ってるんだよ。いい加減にしてくれ」

  『なんでお前がキレんだよ』

  「先生が可愛くて、エッチだからだよ」

  『今まで生きてきた中で最も理不尽極まりない逆ギレどうも。クソが』

  「怒る先生もすこすこのすこ」

  『ねぇ、お前と会話しなくてもいい??」

  「それでもいいけど、そうしたら先生の口に舌突っ込むからな」

  『拒否権ねえじゃん』

  「先生とキッス、したいからな」

  『壁とチュッチュしとけよ』

  「今のチュッチュ録音したからあとでmp3に変換しよう」

  『ごめん普通に気持ち悪い。もう会話したくないから黙ってるわ』

  「じゃあ、俺とチュッチュな」

  『あぁ、そうだったわ。舌ねじ込まれるんだったわ』

  「ところで先生って趣味ある?」

  『会話の内容の温度差が激しすぎて猛烈に風邪拗らせそう。毛布何処かな?』

  「話逸らすなよ」

  『お前には教えん』

  「ほんと焦らすの上手いよな。そういうプレイがお好きなのかい?」

  『あのさ…教師と生徒の垣根を越えようとするのもそうだけどさぁ…普段何考えて生きてたらそんな発想できるの??』

  「先生」

  『少ない字面でここまで恐怖と嫌悪を掻き立てる人、生涯でお前だけだよ』

  「ありがとうございます」

  『褒めてないんだよなぁ』

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  2.とある日の放課後

  「俺は生徒会長の獅子!こっちは俺の恋人のカノピッピ!』

  『魔女の宅急便構文やめろ、お前のカノピッピになった記憶はねぇぞ』

  「既成事実を作ればカノピッピの越えて妻ピッピになるな…」

  『ちゃっかりグレートアップ図ろうとしてんじゃねぇよ』

  「ねぇ妻ピッピ、料理教えて」

  『Siriみたいに呼ぶな…。んで、何で俺に?』

  「先生って料理得意じゃん?だから教えて貰おうと思って」

  『ふぅーん、んで、本音は?』

  「妙に疑り深いな…」

  『普段の言動と行動振り返ってみたら?んで、本音は?』

  「あわよくば先生のご飯食べたいな…って」

  『おっと、結構普通だった…』

  「逆に何だと思ったんだ…?」

  『いや、作った料理に睡眠薬入れて、そのまま俺に食べてそのまま犯してくるのかと…今のは私が悪いな、疑ってごめんな』

  「そっか、そういう手もあったのか…クッソ、何で思いつかなかったんだ…!」

  『ヤッベ余計な入れ知恵しちまった』

  「ありがとう先生。先生自らアンアンする方法を教えてくれて」

  『クッソ自分で蒔いた種だから言い返せない…』

  「いまから実践すりゅ?」

  『するわけねぇだろ』

  「ちぇ」

  『残念そうにするな』

  「そりゃ残念だよ。俺にとっては先生が全てで人生なんだから」

  『何でお前の人生全て私と付き合う事にシフトしてんだよ。将来の夢とかどうしたよ』

  「将来の夢?ああ、あの小学生というまだ情緒が成り立ってない時に無理矢理書かされるアレの事?」

  『語弊を招く言い方やめろ。少なくとも子供の時の純粋な夢なのにその発言めちゃくちゃ僻みすぎだろ、何があった幼少期』

  「親父がバイセクシャルって事を知って、その狭間でエロ本読んで耳年増になった」

  『油断してたら予測ができないラリアットが来た件について』

  「なろう系にありそうなタイトルだな」

  『あってたまるかこんなの』

  「先生があまりにも可愛いので拘束して性的に食べちゃった件について。ってのは?」

  『AVのタイトルかな』

  「少なくとも、俺は見たい」

  『そりゃお前の願望ダダ漏れたタイトルだからな。これで見たくないって言った方が驚きだわ』

  「因みに攻めは俺で先生は受けな。これは譲れない」

  『誰にモノ語ってんの???』

  「え、先生」

  『少なくともお前と未だに共感したことないが??』

  「え、なんで?先生と俺は運命共同体じゃん」

  『いや知らんし、初耳』

  「大丈夫、後数年もしたら俺のカノピッピにはなってるからよりもっと共感できるようになるよ」

  『本当その恋人にする姿勢、衰えないよな』

  「発展途上ッスから、ここも」

  『股間に指差すな腰振るな』

  「先生はもうアレもこれも駄目。何なら良いんですか!!?」

  『息』

  「あぁん辛辣」

  『喘ぐな。てか、お前3年生だろ?後3ヶ月で卒業なのに進学とか進路は大丈夫なのか?』

  「余裕で行きたい学校に合格したので大丈夫」

  『そうだった。コイツ地頭よかったわ』

  「後3ヶ月したら先生と会えなくなるのかぁ…」

  『…まぁ、いつかまた会えるさ』

  「卒業したらOBとして日々通うね」

  『おいバカやめろ』

  「そうして後輩たちにこう伝えるよ、俺のメスに手ェ出したら殺すと」

  『怖っ』

  「そんな事より、一つ先生にお願いがあるんだわ」

  『セックスしたいとか以外なら』

  「チッ、クソッ」

  『舌打ち??ねぇ、舌打ちしたよね???』

  「じゃあ最後のテストで全教科100点満点取れたらキスして」

  『ハイハイ全て満点取ったらな』

  「はい言質取ったからな。んじゃ帰って勉強するわ」

  『あれ?これマズイ奴かな…』

  「…ゴメンやっぱ1教科満点じゃ駄目?」

  『言ってから後悔するなよ』

  「まだイッてないけど」

  『そういうボケ要らないから』

  「じゃあ帰るね。バイバイ俺の妻ピッピ♡」

  『それまだ続いてたんだ』

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  3.ピュアボーイ獅子

  「妻ピッピ、全教科100点満点達成しました」

  『知ってるさっき職員室で聞いた』

  「と言うことは?俺と?キス〜〜!!」

  『クッソ許すんじゃなかった…』

  「先生〜?今ならやめても良いんだぜ〜??」

  『んー、まぁ、仕方ねぇな。ちゃんと満点取ったから私も腹括るか』

  「えっ」

  『さて、そんじゃ行くぞ』

  「待って、待っ、てまだ心の準備が…」

  『何今更恥ずかしがってんだよ。それだと今までのあのやりとりなんだったんだよ』

  「いや、実際にされると…その、めっちゃ恥ずかしくて死ぬ…」

  『お前可愛いかよ』

  「だから、やっぱキスは……」

  『…ん、すまないな、不慣れで』

  「……ふぁ」

  『あっはっは!お前のそんな顔見るのは初めてだわ。なんか漸く勝った気がする』

  「するなって言ったのによぉ……めちゃくちゃ…ズルい」

  『いつもやられる私じゃないってことよ。んで、どうだった』

  「…めっちゃ良かったです。初々しい感じが特に」

  『それはあんまり言うな、私まで恥ずかしくなる』

  「俺のファーストキス、大事にしてくれよ」

  『それはお互い様って訳で』

  「え、それってつまり」

  『ほれ、チャイムなったぞ』

  「…次は本当に恋人に迎えるからな」

  『はいはい、気が向いたらな』

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  4.終わり

  これから数年後、1人の獅子と1人の人間が小さなアパートで仲良く暮らして居るとか。そんな2人は今日も今日とて仲良く過ごして居るとか。

  「今日はナニする?」

  『言い方よ。2人でゴロゴロしようぜ』

  「賛成、さすが俺の嫁だわ」

  『ハイハイ、旦那様は今日もお元気ですね』

  そう和かに笑う2人は、とても幸せそうであった