【先生と絶対付き合いたいマンな獅子生徒はどうにかして人間の教諭を恋人にしたいようです】

  これは、少し無愛想だが根は優しい童顔養護教諭の人間と、筋肉細マッチョなクラスからも先生からも人気者であるイケメン獅子獣人の生徒のお話………

  【注意】

  下ネタが飛び交うし、用語的にも普通の小説と比べると重いものがあります。下ネタが大好き、全然大丈夫言う人だけお進み下さい。

  [newpage]

  1.昼休み

  「先生、折り入って話があります」

  『そうか』

  「俺と付き合って下さい」

  『断る』

  「じゃあデートしようぜ」

  『じゃあって何だ。断る』

  「俺は先生が大好きなんだ!もう夜も股間がうずいて眠れない程に!!」

  『デリケアでも塗っとけ。てかその台詞以前にも聞いた事あるんだけど』

  「そりゃ俺と先生が出会ってから今日に至るまで685回は言ってますからね」

  『記憶してるのにも驚きだし、ここ1、2年近くでこのやり取りを絶えず続けてる事にも驚きだし、私もそのやり取りを記憶できてないのも驚きだわ』

  「その685回の中普通に断ったのが485回、無視したのが198回、拳骨くれたのが2回だな」

  『その詳細は未来永劫に聞きたくもなかったな。というか、詳細まで記憶してる君の海馬は凄いと思うわ。フラッシュ暗算出来るんじゃない?』

  「先生〜煽てても精子しか出ないぜ」

  『お前の排泄器官は煽てると活発になるのか』

  「なぁ、何で先生は付き合ってくれないんだ?」

  『逆に何で付き合えると思った??』

  「先生ってほら、男好きじゃん?」

  『初耳だわ。偏見ってレベルじゃないんだけど』

  「あれ、先生言ってなかったっけ?」

  『言った記憶もなければお前に聞かれた試しもねぇな。記憶違いだろ』

  「あ、前に見た夢の中で先生が俺の耳元で囁いたんだったわ」

  『凄い風評被害。せめて現実を見て生きて欲しい』

  「でも大丈夫だ。現実の先生も男好きなのは違いないから」

  『何をもってして大丈夫なのか50文字以内で簡潔に教えて欲しいくらいだな。それと勝手にお前の理想像と現実の私を混ぜんな、押し付けんな』

  「イケるイケる!ほら先生、俺のことが好きになーる♡」

  『100%〜無・理♡』

  「なんでだよ!そこは大好き♡だろ!」

  『言わないな。そして、相変わらず今日も粘るな。腹減ったしそろそろ飯食わせてくれ。あーそれとな、お前の所為でソーセージ苦手になったんだけど?』

  「ほら、先生の好きなソーセージですよ〜」

  『嫌いっつったんだけどな?あとどっから取り出したのか分からないけど魚肉ソーセージ咥えて腰をリズミカル前後に振るな』

  「大丈夫。先生もソーセージまた好きになるさ。先生も腰振ろうぜ」

  『…この学校の生徒だし、お前はまだ子供だから言うの控えてたけど、今まで出会ってきた人の中でぶっちぎりで気持ち悪い。どうしたらそうなれるの?どんな教育受けてきたの?悪魔に魂でも売ってきたの?原稿用紙4枚に綴って答えろよドアホ』

  「せ、先生からの罵倒……アーー心に染みる♡」

  『あーー、逆効果だったかーー。あとその恍惚とした顔やめろ。見てるこっちが色々キツイ』

  「こうな、胸がぎゅっと締め付けられるんだ♡」

  『やめろっつってんだろ。あと、そろそろ♡の文字使うのやめてくれる?見てて腹立つ』

  「なぁ先生。本当に付き合ってくれないのか??」

  『まだ粘るか、逆にいい加減諦めてくれない??』

  「やなこった。先生が嫌って言っても俺は死んでも諦めないからな」

  『ストーカーかよ』

  「誰がストーカーだ。あ、前に俺は先生の動向が気になって1週間程行動を観察してたぞ」

  『ストーカーだったわ。ねえ、ホント諦めて??俺の全財産あげてもいいからマジで許して?何なら好きなもん買ってやるから堪忍して??』

  「愛は金で買えないんだぜ?」

  『正論で返さないでほしい。…おっとナイスタイミング。ほら、チャイムなったぞ!さっさと帰れ』

  「また来るな!」

  『来なくていいぞ」

  「先生、来ちゃった♡」

  『来なくていいですお帰り下さい。下駄箱はあちらでございます』

  「よっこらピストン」

  『いや何当たり前のように私の膝に座ってるの?気安く座らないでくれる?』

  「え?ここ俺の特等席でしょ?」

  『いつから私の膝の上はお前の特等席になったんだ?』

  「生まれた時からじゃねぇかな?」

  『お前ちょっと精子からやり直してこい。その隙に俺はお前と合わない時間軸を選んで人生歩むから』

  「もしそうしてやり直しても何度も先生に会いに行くから。そしたら先生とお花畑でらんらんアッー!!するんだ」

  『ブレないなホント。欲が強すぎる。というか、俺仕事あるんだけど退いてくれない?』

  「退いたら付き合ってくれる?」

  『横暴すぎるだろ』

  「まぁ、仕方ないな…退いてやるよ。後でジュース奢ってくれよな」

  『なんでこうも上から目線なんだコイツ』

  「俺様賢いからな」

  『姦しいの間違いだろ。ホント赤ちゃんから生まれ直して来て』

  「それより先生、1+2+3+4+5+6+7+8+9+10は?」

  『唐突になんだ??………55だな』

  「そこから45を足して」

  『100だな』

  「それは先生と俺が子作りして子供が出来る確率な」

  『それ絶対に違うから。私男だから。あり得ないから』

  「先生が性転換したら確実だが?」

  『性転換とかそれこそないわ。それと、お前凄いな。さっきから言ってることセクハラなんだけど』

  「え、何?セックスは腹8分目まで?」

  『セクハラ、セクシュアルハラスメント」

  「セックスとアル…」

  『セックスから離れてくれない?』

  「付き合ってくれたら考えるよ」

  『図に乗りやがって。それと、付き合う以前にお前は人の気持ちを第一に考えて行動するっていう神経ないの?優しさのかけらも見当たらないんだけど」

  「人並みには優しいと思うけど」

  『お前今までのやりとりスクロールして見直してこい。優しい要素どこにあった?それにお前付き合ったら余計にお前性欲強くなりそうじゃん』

  「大丈夫、先生がご懐妊した時はヤるの控えるから」

  『即ち毎日じゃん。ど畜生じゃん。もうヤダ疲れた。さっさと帰ってほしい』

  「まだ5分も経ってないが」

  『その5分以内での会話の内容が濃密すぎるわ。しかもど下ネタじゃん…まだ普通の会話の方がよっぽど楽しいんだけど』

  「俺の中では先生と話す時これがデフォルトなんだ。ごめんな」

  『お前の普通の概念どうなってるんだ?』

  「どうも先生と付き合いたい衝動が抑えきれないのが原因と見れる。責任とって!?セックスして!!」

  『いきなりなんだ……あのさ、ちょっとだけいいかな?お前は私と付き合いたいのか?それともセフレになりたいの?』

  「先生と付き合いたい、あわよくば結婚したい、あわよくば子供を孕ませたい」

  『両方って事な。それにしてもオブラートに包まずにぶっ混んできたなまた。嫌にでも私を性転換手術を受けさせる気か。ねぇ、どう生きればそんな言葉を投げ掛けられるの?理解に苦しむんだけど。気持ち悪さを感じて悪寒がしてきた』

  「おかしいな、先生の事が好きっていうのを伝えているだけなんだけどな」

  『好きだけじゃないんだよなぁ。他の欲望も練り混ざってるんだよなぁ」

  「混ぜちゃいかんのか」

  『せめて分別して。ゴミ出すときだってそうするだろ』

  「何だその言い方。俺の想いがゴミみたいって言ってるようなもんじゃん。もっと言って」

  『罵倒してる訳でもないのに勝手に発言を解釈して一人アヘってるの辞めろ』

  「今の!今のアヘってるって台詞!もう一回頼むわ!」

  『恐ろしすぎる。もうホント帰って』

  「先生がチューしたら帰るかな☆」

  『帰・え・れ!!!!!!』

  [newpage]

  2.雨の日の昼休み

  「俺、雨の日と雷嫌いなんですよ」

  『うん、そうだね。凄いね』

  

  「まだ何も言ってねぇんだけど」

  『それ即ち聞きたくないって事を察して欲しかった』

  「自家発電する時に足音聞こえないんですよ」

  『人の話は聞いて欲しいんだけど』

  「先生だって今拒否ったじゃん」

  『おっとそうくる?というかお前のその理由どっかのアニメの引用だろ』

  「おっバレた?」

  『それはさておき、君は何をしてるのかね』

  「いつもの口説き」

  『そうなの、私仕事中』

  「先生って生徒の話に乗ることも仕事だろ!!?ほら見て!俺のメンタリティこんなにもボロボロ!!」

  『どう見ても正常です』

  「ところがどっこい」

  『正常です』

  「ほんとブレないね」

  『お前にだけは言われたくない』

  「ところで先生、来月は体育祭だな」

  『ん、あーそうだな。怪我しないように頑張れな』

  「もし借り物競争の時に最も大事な人っていうカード引いたら先生連れてくから」

  『やめろ、それだけはやめろ。公開処刑じゃねぇか。あとさ、今雨降ってんの分かる?なんでお前傘も差さずに校庭まで追って来た??詳しい説明が欲しいんだけど』

  「雨の中のデートも風情があっていいよな」

  『それは良いかもしれんけど、話そらすなバカタレ』

  「あとついでになんだが、俺の姿見かけたから逃げるのやめようぜ」

  『逃げられる事してるっていう自覚持とうよ』

  「俺が百獣の王だからか…?」

  『百獣の王だけど、お前は別に怖くはないな』

  「それとも俺が先生のこと考える度に股についてる息子が熱を帯びてしまうからか…?」

  『ごめんやっぱり怖い』

  「でも本当なんだよ。つい最近なんか先生が夢の中で俺の◯◯◯を先生の◯◯◯にゆっくりと挿入…」

  『生々しく表現するな。ここまで酷いとお前の事を隔離施設かなんかに収容しときたいわ』

  「先生に監視されるなら本望だ」

  

  『お前って最強だよ』

  「先生もツッコミ役としては中々」

  『好き好んでツッコんでないわ』

  「そうだよな、先生は挿れられる方がいいよな」

  『お前の言い方には悪意しか感じねぇな。前々から思ってたけど、お前思考回路どうなってるの?性に忠順に生きるビッチかなんかなのか?』

  「そうだな…先生だけにはとびっきりの愛情、後の残り半分は優しさかな」

  『バファリンかよ。私にも優しさ振り撒けよ』

  「先生には優しさの上位互換の愛情をあげてるじゃないか」

  『え、あれ愛なの………だとしたらお前の愛情はダンベルが如く重い』

  「うーん、そこまで重いか?ただ俺は先生と付き合いたいだけであって、付き合ってから暫くしてホテルかどこかで愛情を深める為に性行為に勤しんで幸せを実感して2人で住もうってなってそこでも愛を確認して、たまには趣向を変えてSMプレイをしたりして心が満たされて最終的には先生と結婚して子供を成せればいい、っていう風にしか考えてないんだけどな」

  『うわぁ…』

  「最近は鎖をつけたいほどだしな」

  『ひぇ…怖いよぉ……』

  「あ、怯える先生も中々いいな…。拘束してから快楽に悶える先生も見てみたいな」

  『ついにサイコパスに転落したか???』

  「まだ正常だよ」

  『異常だよ。お前ドミネーターで撃たれれば良いのにな』

  「多分まだパラライザーだから死なない」

  『パラライザー食うまでお前の犯罪係数濁ってんのか……』

  「それより先生、雨上がってる」

  『ん、ああ、本当だ。傘もう要らないな。そんでもって雲も晴れて虹が見えるな』

  「あの虹はきっと先生の心の中を表してるんだよ」

  『さっきの暗雲はお前の心の中を表してたんだな』

  「もっと綺麗だわ!空を舞う雀のように!」

  『例えが判らん。あと雀って病原菌の塊らしいけど』

  「え、マジで?」

  『もっと勉強しろよ』

  「俺学年1位なんだけど」

  

  『逆に何でお前が1位なんだろうな????普段のやり取りしてる私が一番疑問に感じてるんだけど??』

  「出来る男だからさ」

  『自分で言うなよ』

  「ただ先生はまだ墜とせないんだよな」

  『多分未来永劫無理だから諦めてくれ』

  「先生の先生も堕とさなきゃだし」

  『視線を股間に向けないで欲しい』

  「ゾクゾクするからか?」

  『どちらかと言うとヒヤヒヤする』

  「ビクンビクンしない?」

  『するかよ』

  「手強いな…………」

  『もう戻って良い?』

  「おう、早く保健室戻ろうぜ」

  

  『なんでお前も来る前提なの?もうチャイムなる寸前じゃん帰ってよ頼むから』

  「服着替えたいからさ、いいだろ?」

  『そこじゃなくてもいいだろ……結局戻ってきたし。何でここがいいんだよ』

  「厳密には俺が先生を独り占めにしたいからだな」

  『いつもお前といるだろうに。というか、学生なんだから同じ学生と恋愛を楽しみなさいな』

  「俺は先生がいいんだよ」

  『逆に私の何に惹かれたんだよお前は』

  「かわいいところとかっこいいところとちいさいところとやさしいところとゆめのなかでおしりをむけてゆうわくしてくれてるところ!!」

  『平仮名で前半無垢な感じ取り繕ってごまかさそうとしてるけど後半お前の夢世界の私混じってるの分かるからな』

  「まぁ、本音を言うならば全部ですな」

  『アバウトすぎるけど、お前ならそう言うと思ってたよ』

  「まぁ、今後は激しいプレイもしていくからもっと好きになるんだけどな」

  『その台詞は想定外だなぁ……』

  「あ、チャイムなった」

  『よっっっし!ほらいけ!早よいけ!!』

  「チッ」

  『舌打ちすんな』

  「んじゃ、明日来るな」

  『ん、今日は放課後来ないんだな』

  「ん、まぁな。ちょっと用事があるからな。その代わり土曜日来るから安心してくれ」

  『お前部活動所属してねぇだろ。来んなよ…絶対来るなよ…!』

  「来るから安心してくれ」

  『安心出来るかっ!!!』

  「だったら付き合ってくれよ」

  『お前の交渉条件全部それだな』

  「だったらセックスしようにするか??」

  『あ、しなくていいです』

  「そんじゃ、また土曜日な!」

  『来るなってばぁぁ!!』