アルゴとグランの初めては・・・

  最初見た時は良い奴そうだな〜ぐらいにしか思わなかった。田舎から来たっていうこいつの顔は、劣等感を感じてはいても己の出身地を恥じているようには見えなくて、ついつい応援しちまいたくなるんだ。テオの野郎に思う事を口にするこいつの姿は滅茶苦茶かっこよくて、友達になりたいと心から思った。無意識に俺も同じことをしてたんじゃないかと不安になる。でもこいつは『俺の故郷の事を興味津々に聞いてくれて嬉しいよ』と言ってくれたんだ。俺たちは騎士になるためにこの学園に入った。そのためにはとにかく強くならなければならないと思っていたが、それだけでは無いと気付かされた気がした。そうして俺たちは、二人組のルームメイトになり、友達になったわけだ。

  「おいグラン!お前何日風呂入ってないんだ!いい加減臭うぞ!」

  「だってしょうがねえだろ!風呂は熱くて嫌いなんだよ!それに臭くねぇ!」

  「いやめちゃめちゃ臭うぞ!もう酷いぐらい!」

  「そ・・・そんなことはねぇ!」

  風呂に入れと促す犬獣人のこいつ・・・アルゴは、今日こそ俺を風呂に入らせようと躍起になっていた。汚物を見るような目で見てきやがる・・・心外だ。そこまで臭いのか俺は。虎獣人である俺は、風呂は昔から嫌いだ・・・とにかく熱くて適わねぇ。

  「前にも言っただろ!お前そんなんだと好きな子に言い寄られても『・・・臭い!』って言われちまうぞ!」

  「またその話か・・・だからなぁ・・・」

  俺はアルゴに急接近し、部屋のドアに追い詰め壁ドンをした。そして顔を近づけキスをする真似をする。

  「お、おい!・・・なんだよ急に!」

  「・・・ほら見ろ。『臭い』なんて言えねぇだろ?」

  前にもこんな会話があった。アルゴも覚えていると思ってたけど、忘れちまったのかな?まぁいいや・・・などと考えながら離れる。

  「・・・だからいきなりこんなことすんなよな!恥ずいだろ!」

  「なんだよ恥ずいって・・・男同士だろ気にすんな。」

  まぁ筋肉質な男同士でこの状況が奇妙なのも納得できるが・・・今日のこいつはいつもと少し様子が違う。いつもなら俺が断ればすぐに他の誰かを誘いに行きやがるのに、今日は妙に食いついてくる。再度断ろうとした時・・・

  「グラン」

  「・・・なんだよ」

  「風呂入んないとお前がケツ弄ってることみんなにバラすぞ。」

  「!なっ・・・なんでだよ!喋んないって約束しただろ!」

  俺たちは同じ部屋にずっといる以上、お互いを気遣い合わなければならない。それは「男の子の日課」・・・つまりはオナニーも含まれており、いつでも簡単にできる状況では無いため、性欲が発散できないことが多いのだ。そんな時、無性にムラムラしていた俺は、こいつに言っちゃいけねえ事を口漏らしてしまう。

  『なぁお前、オナニーする時ケツいじった事あるか?』

  『・・・なんだって?!あるわけないだろそんなの!』

  『へぇ〜1回試してみるといいぜ!俺は時々やってたからな!』

  『そ、そうか・・・だからローションなんて持ってんのか・・・』

  『まぁな!』

  あの日こんな会話をしたことを後悔する。確実に俺に非があるのだが、まさかこれを交渉材料に持ち出されるとは思わなかった。

  「・・・行くよな?」

  「・・・はい・・・」

  結局アルゴの作戦勝ちで、風呂に行くことになった。

  「いや〜やっぱ気持ちいな!」

  「全然良くねぇ、あちぃよ・・・」

  既に逆上せそうになっている俺は、早く出たいと思いながらこいつの話に耳を傾けていた。

  「でもさ・・・俺、お前と友達になれてよかったよ。最初に会ったのがお前とオスカーじゃなかったら、多分もっと辛かったと思う。」

  「アルゴ・・・」

  急に恥ずかしそうに、だけどはっきりと思っている事を口にする。時々こっちが恥ずかしくなるぐらいだが、俺はこいつのそんなところに惹かれていて、尊敬していたりもする。本人には恥ずくて上手く言えねぇが。

  「・・・俺も、お前と仲良くなれてよかったぜ。お前は剣も勉強も遅れてんのに、いつもめげずに頑張ってるよな。俺には耐えらんないかもしれねぇ。そんなお前の支えにちょっとでもなれたらいいなって思ってる・・・俺のいびきに耐えられんのもお前ぐらいだしな!」

  頑張って思いを口にし、少し恥ずかしくなって冗談を交えると、アルゴがいきなり俺に抱きついてきた。

  「?!・・・あのよぉ、前にも言っただろ?裸でハグはしねぇんだってば!」

  「それは覚えてるけど・・・嬉しくてな。」

  前に友愛の印にはハグをするという俺の国の文化を教えたら、当たり屋のように色んなやつにハグするようになった。こいつのそれは唐突過ぎていつも皆を驚かせてるが、1度注意したにも関わらず同じことをしてくるのは初めてだ。・・・・・・実は前に1度、全く同じ状況になってハグをされているうちに、俺の肉棒が勃起してしまったのだ。その後その場の流れで、こいつと連れオナしたんだが、嫌でもその記憶が思い出される。こいつまさか・・・

  「お前・・・溜まってんのか?」

  「!・・・別にそんなことはないよ。」

  嘘だ。明らかにキョドっている。俺はそんなこいつにどこか可愛さを感じながらも、興奮で肉棒を膨らませていく。

  「わかった、お前がその気じゃなくても、俺が抜きたくなっちまった・・・またやろうぜ・・・連れオナ。」

  「・・・!しょ、しょうがないな、付き合ってやるか、」

  素直じゃないやつ・・・まぁ俺も最近抜いてないからちょうどいいか・・・

  「で、どうすんだ?また擦り合いでもするか?」

  「・・・いや、それも気持ちいんだけど・・・」

  「?」

  そう言いながらこいつは、桶から何かを取り出した。今まで隠し持っていたであろうそれは・・・

  「!?なっ・・・なんで俺のローション持ってんだ?!」

  「いやぁ・・・へへっ」

  へへっじゃない!いつの間に持ち出したんだ・・・全く気づかなかったぞ。そんなことより・・・

  「お前・・・尻弄ってみてえのか?」

  持ち出した意図を聞いてみる。

  「いや、そうじゃなくて・・・お前を弄りたいんだと思ってさ・・・」

  「はぁ!?」

  空いた口が塞がらない。今、俺を弄りたいと言った・・・。つまり・・・

  「・・・俺のケツを弄りたいっつーことか?!

  」

  「正解!」

  「いや『正解!』じゃねぇよ!なんでんなことしてぇんだよ!」

  「・・・・・・あのさグラン、俺、お前がいなかったらこんなに楽しい生活は送れなかったって時々思うんだ。だから、お礼したいんだよ・・・」

  至って真剣な目で俺を見てくる。こいつマジで言ってるのか・・・!?

  「だ・・・ダメだダメだ!んな恥ずいことできるか!」

  「でも・・・グランめちゃめちゃ勃起してるよ?」

  自らの股を見て、愕然とした。俺の肉棒はさっきよりも膨張していて、痛いくらいに勃起していたのだ。

  「・・・お前も本当は弄って欲しいんじゃないの?」

  アルゴの、既に限界まで勃起したであろう肉棒を見て、思わず喉を鳴らす。俺が、弄られたい・・・?

  「んな事・・・」

  ・・・ないと言いきれなかった。確かにアルゴに弄られている所を想像し、興奮を隠しきれない自分がいた。

  「おい・・・後ろ向けよ、優しくするからさ・・・」

  こいつの言葉に、俺は逆らえなかった。

  ぐぽぐぽと、濁った音が響き渡る。

  「おっ・・・あんっ♡んっ・・・あぁ!!♡」

  「気持ちいか?グラン」

  「気持ちい♡もっと♡もっと奥・・・弄ってくれぇ!!」

  さっきまで拒否していたのに、俺は指1本で陥落させられた。こいつ・・・めちゃくちゃうめぇ!と考えている余裕は既に俺にはなかった。

  「やべぇ・・・すげぇエロいよグラン・・・」

  「ちっ・・・違う・・・俺はこんな・・・おぉ♡」

  反論しようとしたところで指を増やされる。もう何本入ってるんだか分からないぐらいに中がぐちゃぐちゃにされる。

  「あぁ♡やべて♡そんな擦んな♡・・・うっあぁ♡」

  正直もう耐えられなかった。あとちょっと俺のイイ所を擦られてら絶頂に達してしまう・・・それがどれほど気持ちいことか、考えているうちに限界がくる・・・・・・あっイく♡

  「・・・?お、おい!なんで抜くんだよ!」

  「嫌だってお前もうイきそうだったろ?俺はまだなのに。」

  急に指を抜かれ、思わず振り向くと、悪魔のような言葉を告げられる。絶望を感じると共に、俺の目にはアルゴのぶっとい肉棒が目に入る。

  「・・・♡あっ・・・それ♡」

  「・・・俺のちんこがどうした?」

  「・・・しょ、しょうがねぇから、そのぶっといの俺のケツに入れてもいいぞ・・・♡」

  「・・・いや、いいよ、友達にケツ掘られるなんて嫌だろ??」

  「・・・!!」

  こいつ・・・嘘ついてやがる!!俺にはわかる・・・今すぐにでも俺に突っ込みたくてしょうがねえ目をしている。

  「だ、大丈夫だ・・・俺は気にしねぇぞ・・・」

  懇願するような、催促するような声でアルゴに言う。

  「いや、お前が気にするとかじゃなくて・・・あれ?もしかして入れられたいの?」

  「・・・!!そ、そんなんじゃねえよ!馬鹿言うんじゃねえ!」

  「あ、そう。んじゃ早く上がろ〜ぜ、人来ちゃうかもだしな。」

  「・・・なんで、お前、俺もう・・・♡」

  理性が押されられそうにない。アルゴの肉棒は溢れんばかりの先走りを流しており、アレを中に突っ込まれる妄想をしただけで軽くイきそうになってしまう。

  「お前がどうしても入れられたいなら・・・・・・お願いできるよな・・・?」

  「・・・!!お、俺は!そのぶっといちんぽで!ケツを掘られてぇ♡だから・・・お前の臭いのぶっ込んでくれぇ♡♡」

  「いいよ」

  アルゴに押し倒され、いきなり奥まで肉棒を突っ込まれる。

  「あぁ〜〜♡そんな一気に・・・♡もう駄目だ♡イくぅ♡」

  俺の肉棒はあっさり限界を迎え、大量の精液を床に吐き出した。

  「ふっ・・・ふっ・・・♡気持ちいぞグラン・・・♡」

  「おい♡イったばっかだからやめ・・・♡」

  止まらない。容赦なく前立腺を抉ってくる刺激に、俺はまた肉棒を膨らませた。

  「グラン・・・!!グラン♡・・・!!出そうだ・・・いいよな!?中に出していいよな!?」

  「中は・・・♡中はやめろ・・・♡」

  「あぁもうダメだ♡出す、出るぞ!」

  「・・・♡♡♡」

  俺の中に、アルゴの濃くて臭い精液が大量に入ってきた。ゴリゴリ奥に擦り付けながら、雌を屈服させるように種付けする。

  「お、俺も・・・出る・・・♡」

  ピストンされながら2発目を発射する。既に許容範囲を超えた快楽に意識がチカチカする。視界が霞んで来て俺は・・・

  「グラン!グラン!!」

  「う〜ん・・・アルゴ?ここは・・・」

  「部屋だよ!ごめん!俺興奮しすぎちゃって・・・本当にすまん!」

  必死に謝ってくるアルゴは、泣きそうな顔をしていた。さっきまであんなに雄の顔をしてたっつーのに・・・

  「いや、いいぜ。俺も興奮してたからな・・・」

  「!!・・・グラン!」

  またハグをしてくる。でも今回は、性欲なんか全く感じない、友達同士のハグだ。

  「・・・あのよ、アルゴ・・・」

  「なに?」

  「・・・俺、初めて人に掘られちまったからよ・・・」

  「う、うん」

  「・・・また、いつかヤってくれな?」

  恥ずかしながらもそういうと、こいつはいつもの優しい顔で・・・

  「・・・あぁ、またやろうな。」

  俺は、こいつと友達になってよかった。