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逆転する世界【FANBOX試し読み】

  [chapter:サンプル]

  「マコトくーん、ちょっとお金貸してくんないかなー。二千円でいいんだ」

  人気のない路地の奥で、二人の少年が佇んでいた。それはどうやらただごとではない雰囲気だった。少年らはおそらく中学生くらいの歳のようで、片や学ランを着崩し派手な柄のシャツを着込んでいる少年。片や制服をきちんと着込み“まめ”な性格がその佇まいに現れている少年だ。

  大人しそうな見た目のほうの少年の名は奥田マコト(おくだ マコト)といい、最近二年生になったばかりの、見た目通り気弱な少年だった。

  派手な服を着ている少年は、奥田マコトと同じクラスの生徒、古部倫夫(こぶ みちお)といった。立場上はマコトのクラスメイトにあたるのだが、それをいいことにしてマコトに無茶な要求を強要したりと、いわゆるカツアゲのカモにしたりと傲慢でやりたい放題の毎日を送っていた。

  倫夫の通っている中学では、彼は所謂問題児とされていた。授業にはまばらにしか参加せず、参加したと思えば不埒な態度を取り続け教師や生徒を度々困らせていた。

  一年生だった頃の彼はそれもまだ可愛いレベルと言えたのだが、学年が上がり調子に乗ったのかその行動は更にエスカレートしていき、今や暴力行為や下級生に対するいじめを繰り返す学校の鼻摘まみ者となっていた。

  「今月もちょっと足りなくてさぁ。ボランティアだと思ってさ、ね? ほら、マコトくん優しいからついお願いしちゃうんだよなー」

  「えっと……」

  奥田マコトは、不運にもその問題児のターゲットになった少年だった。その気弱な性格が災いし、倫夫に脅迫まがいの頼み事をされては、半ば強制的に言うことを聞かされる。彼はそんな毎日を送っていた。マコトはそんな自分をどうにかして変えたいと思っていたが、学校きっての問題児相手にはそんな勇気はなかなか出せずにいた。

  「黙ってんじゃねーよ!」

  「うあっ! わ……わかったよ。持ってくればいいんでしょ」

  「はじめっからそう言えばいいんだよ。マコトくん」

  少し小突いただけで言うことを聞いてしまうマコトのことを、倫夫は『都合のいい奴隷』としか思っていなかった。彼にとって信頼できるものなどいない。唯一あるとすればそれは自分自身である。

  「じゃ、明日楽しみにしてんぜー」

  「っ……」

  マコトは一人になったその場所で一人絶望していた。このまま自分は一生彼にいじめられて生きるのだろうか、と。自分を変える勇気も、強くなる勇気も彼にはなかった。

  方や、意気揚々と家に帰っている倫夫は、これからも自分は弱い奴らを食い物にして生きる、順風満帆な人生を送れるのだと、調子づいていた。まるで自分がこの世の支配者であるかのように、本気で思っていたのだ。

  ――しかし、二人のそんな人生は、唐突に終わりを迎える。

  二つの、仮面によって。

  ◆

  次の日の朝。マコトと倫夫は学校の裏庭で二人密かに会っていた。当然ながら、倫夫に二千円を渡すためである。

  「約束のモン、持ってきたよなぁ?」

  「うっ、うん……」

  マコトは制服のポケットから千円札を二枚取り出す。これは自分の小遣いではない。母親の財布からこっそり抜き取ったものだ。マコトは当然この行為に大きな罪悪感を持っていた。が、これも自分を守るためなのだと自分の心に噓を吐いて、罪悪感を無理矢理押し殺した。

  「へへ、これでしばらくは安泰だぜ。これからも頼むよ。マ・コ・ト・くん?」

  (なんでコイツは平気なんだ……僕なんて泥棒してまで渡してるのに……僕は本当にこれでいいの? こんなことしてて……正しいの?)

  マコトの心に残るモヤモヤとした気持ち。これで自分はしばらくは危害から逃げられる。でも、やはりこれはやってはいけないことだ。という善心からの逃れられない罪悪感。その苦しみが、少し彼を動かした。

  「そのさ、古部くん……」

  「あん?」

  「や、やっぱり、そのお金……」

  「なんだよ?」

  ――しかし、倫夫のその怒りを込めた一言によりその勇気はかき消されてしまう。こうしてマコトはまた振り出しに戻ってしまった。彼の言いなりになったままの人生に。

  「あはは、お前は俺の言うことだけ聞いてりゃいいんだよ。じゃあな」

  倫夫は意気揚々とその場を去ろうとする。しかし、倫夫は歩みを止めた。茂みの裏に、あるものを見つけたからだ。

  「……ん? 何だこりゃ」

  それは二つの仮面だった。二つとも緑色で、鬼を象ったような意匠の仮面。誰の落とし物かは知らないが、そんな明らかに異様なものが、なぜか学校の裏に落ちている。それに倫夫は興味を示した。

  「こんなん落ちてた。なんだこりゃ?」

  「なにこれ? 誰かの落とし物?」

  「知らねえ。でもなんか面白そうだな……」

  倫夫はその仮面をまじまじと眺めている。そしてまた碌でもないことを思い付いたのか、にやりと嫌な笑いを浮かべた。

  「そうだ。お前ちょっとこれ被ってみろよ」

  「えっ、やだよ……そんなの……それに人のを勝手に」

  「お前はイチイチうるせえんだよ! いい子ぶりやがって! だからムカつくんだよ!

  いいからこれでも被りやがれ!」

  倫夫は、マコトに無理矢理仮面を被せた。それはほんのイタズラのはずだった。マコトが困るのを見て少しでも口答えされたイライラを紛らわせたかったのだろう。しかし、そんな彼の軽率な行動がとんでもない事態を引き起こすことになろうとは、倫夫も、当のマコトでさえ知る由もなかった。

  「ちょっ……なにするん……うっ!?」

  仮面を被らされたマコトの身体がビクンと跳ねた。それから程なく肉体が仮面に拒否反応を示すかのように小刻みに痙攣する。

  「ん-ーーーっ! んうぅーーーーーーっ?!!」

  「あはは。何やってんだお前」

  体を震わせながら、仮面に覆われた顔面を強く引っ張るマコト。その滑稽な様子に倫夫はしばらく笑っていた。が――

  「うああああ、んぐううううぅううーーーーっ!!」

  「……おい、ちょっとやりすぎじゃあねぇのか……?」

  あまりにも異様なマコトの挙動に、さすがの倫夫も謎の危機感を覚える。それもそのはず。仮面はマコトがいくら強く引き剝がそうとしてもどこまでも伸びるだけで一向に外れず、それどころかマコトの顔を侵食するかの如く顔に張り付こうとしている。マコトの抵抗はしばらく続いたが、それも程なく終わりを迎えた。

  「ああああああ!! うああああああああああぁ!!」

  「な……何が起こってんだ一体……!?」

  マコトが着けていたはずの仮面はその形を崩し始めていた。それは糸のような、液体のような、どちらともいえない奇妙な物体となってマコトの顔を覆い尽くそうとしていた。まるでマコトと一つになるかのように顔面に必死に張り付き、マコトもそれを必死に引き剥がそうともがく。

  しかしその抵抗も虚しく、仮面の侵食は続き、とうとうマコトの頭全てを覆い尽くしてしまうほどに進行する。倫夫はそれをただ呆然と眺めるだけだった。

  「んぐっ!? うおおおおぉぉ!?」

  いつしかマコトの顔に定着した仮面だったそれは、厳つい鬼の顔となっていた。その恐ろしくもワイルドな雰囲気を持った相貌は、ひょろりとしたマコトの体躯にはとても似合わないものである。しかし、そんなアンバランスな状態も解消されることになる。

  マコトの口から漏れ出た雄叫びは、その鬼の面に相応しい太く低い恐ろしい声だった。その声に倫夫は困惑と恐怖で動けなくなってしまう。

  「ああぁ……なんだよこれぇ……」

  声を漏らしへたり込む倫夫は、その非現実な状況に相対したことによる混乱で、気がつかなかった。自分の背後に、もう一つの仮面が浮きながら向かってくるのを。

  「うああっ! やめろっ! ウオオオオオオ!!」

  雄叫びと共にマコトの身体が変わっていく。普遍的な男子中学生だったマコトの姿は、みるみるうちにその体積を増していった。グングンと身長が伸びていき、あっという間に立派な大人のそれとなる。

  大きくなったのは高さだけではなく、横にも立派に成長していった。【力仕事】や【戦闘】に耐えられるだけの剛健な筋肉が、身体のあちらこちらを埋め尽くし、発達させていく。筋肉を鍛えている人間が羨ましく思うであろうほど立派な筋肉が、数分前はただの中学生だった少年の身体に着けられた。

  重い腕を持ち上げられそうな太い腕に、どんな重い体だって支えられそうな太い足。それに――女性だって惚れ惚れするような太いイチモツを携えた、厳つい鬼の顔に相応しい肉体が出来上がった。

  「んぐぅっ!? んああああああぁぁ!!」

  その時、マコトのちょうど向かい側からも空を引き裂くような叫び声が木霊した。叫び声がした場所では、マコトと同じように、緑の面をつけた古部倫夫が仮面を外そうともがいている姿があった。

  「んがっ!? んぐううぅぅっ!(なんでっ!? なんで外れねぇんだぁっ!)」

  力任せに仮面を引き剥がそうとするも、仮面は液体のように流動化し、倫夫の指をすり抜けていく。それどころか無数の糸となって頭部全体を覆い尽くそうとしているようだ。

  「何が起きて……グオオオオッ!」

  もがいている倫夫をよそに、マコトの変化は仕上げの段階に取り掛かろうとしていた。大地を揺るがすような声と共にマコトの生白かった皮膚の色が濃い深緑へと染まっていく。それは明らかに人間のそれではなく、マコトは人ならざる者へと変化していくのだということがわかった。そして仕上げとばかりに手と足の爪が鋭く伸びると、いち早くマコトの変化は完了した。

  「やめろっ……ぎいいいいぃ!」

  その間に倫夫は抵抗虚しく頭部全てを鬼の仮面に侵食されていた。マコトのものとは違い、その顔は厳つい、というよりも、醜い、と言い表す方が適切であろうものへと変化していた。腫れぼったい目にねじ曲がった顔面、そして異様に長く尖った鼻が特徴的な顔。その顔が今の倫夫の顔だった。

  そんな顔になってしまった倫夫の口からは甲高く耳障りな金切り声が出てくる。と、同時に、彼の身体にも変化が訪れる。しかし、今度はマコトとは真逆の方向に変化していった。

  部活といじめで鍛えられたその体がみるみるうちに萎んで、縮んで小さくなっていったのだ。

  身長もグングンと縮み、なんと七〜八歳程度の肉体にまで退行していったのだ。着ていた制服はその身体に合わずぶかぶかになる――と思いきや、不思議なことに縮んでいく身体に合わせて制服も縮み始めた。そして小さな身体にフィットするように彼の制服は調整された。

  それはマコトの制服も同様で、大きな体躯をしっかりと覆った特大サイズの制服となっていた。しかし筋肉や脂肪の量が多いのもあってそれでもピチピチに張っているのだが。

  「あぁっ! うそっ、だっ、ギイイッ!」

  服の下で、倫夫はとうとう自分の筋肉と別れを告げることとなる。身体は縮みながらも筋肉はそのまま保たれていたのだが、それすらも変化する肉体には相応しくないと見做されたらしく、はじめからなかったかのように体の内側に吸い込まれて消失していく。胸はあばら骨が透けて見えるほど貧弱になり、逆に腹は餓鬼のように膨れ上がる。

  腕も脚も細くなり、逆に手足は不相応に大きくなる。指には鋭い爪が生え、全身の肌も顔の色に合わせた緑色に染まっていく。

  マコトと同様の、しかし全く真逆の変化をした倫夫は、そのあまりの出来事に、ただ「あっ……あっ……」と声を出すだけだった。

  二人の肉体の変化が完全に終わった時、その場に一陣の風が拭いた。

  「なんだっ!? 体がっ!」

  突然、マコトの大きな体が宙に浮く。倫夫の小さな体も同様だった。二人の背後には紫色の空間に繋がる穴が、ふたつ空を裂いて開いていた。そう。それは、二人を新たな世界へと誘うゲートだったのだ。

  「いやだっ! やめろ!」

  二人は声をあげて体をバタつかせるも、不思議な引力に導かれるかのように、体はゲートの方へと向かっていく。まるでゲートが『この世界は今のお前には相応しくない』と訴えているかのように、強制的に二人を吸い込んでいった――

  ゲートが閉じられた時、二人はもうそこにはいなかった。まるで二人がいた痕跡すらも消してしまったかのように、そこは閑散とした空気に満ちていた。

  ◆

  「……んっ……」

  ぼやける視界がクリアになっていく。倫夫は、しばらく気を失っていた後、ようやく目を覚ます。しかしそれは夢から覚めたわけではない。彼の体は小さく醜いままだった。

  倫夫は小さな体を起こすと、辺りを見渡す。

  「ここ……どこだよ!?」

  そこは森の中だった。周り一面が見たこともない不思議な木に囲まれ鬱蒼としている。香草のような爽やかな香りが漂い、倫夫の鼻腔を刺激する。

  「うっ……」

  しかし倫夫の大きい鼻は嗅覚を鋭敏に発達させているようで、彼にとってはそれはいいものではなかったのだが。強すぎる匂いに鼻を押さえて蹲る倫夫。

  「おい! どうした?」

  そんな彼に声をかける者がいた。それは緑色の肌をした小人のような鬼だった。

  手には小ぶりな槍を握り、装備は簡素な腰巻き一枚といういかにも異質な格好だった。それは倫夫が人間の世界ではない、異質な世界へと飛ばされてしまったことの証左となった。

  そしてその鬼は、顔つきこそは少し違うものの、倫夫とそっくりだった。おそらく倫夫はその鬼と同じ種族になったようだ。

  「お前もゴブリン族だろ? それにしては見ない顔だな。変な装備してるし……別の島のモンか?」

  自らを『ゴブリン』と名乗った鬼は、同族と認識した倫夫を心配し駆け寄ってくる。しかし倫夫は自分の置かれた状況に気づいてはいなかった。

  「なんだてめぇ! 俺に話しかけんなこのバケモンが!」

  「……何だとぉ?」

  それが彼にとっての仇となった。怖いもの知らずの傲岸不遜な態度、そして今の自分の立場を自覚する前に彼らに出会ってしまったこと。これらの状況と、その無礼な一言が、彼の運命を大きく変えてしまうこととなる。

  その頃、マコトは――

  「あ……すみません。助けてもらってしまって」

  「気にするな。同じオーク族として、同胞を助けるのは当然のことだからな」

  マコトは、小屋の中にいた。山中で気絶しているのをオーク族と名乗る大男に発見され、そして彼らの住む集落へと保護されていたのだった。今彼らがいるのはその集落にある小屋である。

  「オーク族……? 同じ……?」

  「何があったかは知らんが、ショックで記憶が混濁しているようだな。ほらよ」

  自分の状況をつかめず混乱するマコトを見て、オークは懐から小瓶を取り出す。中には青く透き通った綺麗な液体が入っていた。

  「オーク族に伝わる秘薬だ。これを飲めばどんな異常でもたちどころに治る。まあ、副作用もあるにはあるがな……」

  「あ、ありがとう……ございます」

  マコトはおそるおそるそれを受け取ると少し口に入れる。味は特にないが、喉を突き刺す冷たさがあり、まるで冷凍庫で冷やされた水を飲んでいるかのような喉越しだ。

  「俺はゴルドと言う。お前の名は?」

  ゴルドと名乗ったオークは椅子にもたれかかりマコトを見る。その厳つい顔つきにマコトはたじろいた。今のマコトも彼に負けず劣らず厳つい顔なのだが。

  「マコト……です」

  その時、自分の名前を言ったマコトはとある違和感に気が付いた。マコト――それが自分の名前なのはそうなのだが、苗字が思い出せないのである。元は日本人である以上、自分には日本の苗字があるはずなのに、そこだけがモヤがかかったように思い出せないのだ。

  (あれ? 僕の名前、なんだっけ? まあ、いいか……)

  しかしそれに関して支障が特にあるわけでもなく、マコトはそのまま話を続けることにした。

  「信じてもらえないかもしれないんですけど、僕、この世界の人間じゃないんです」

  「ほう。では、お前は俺達とは違う世界からやってきたと。しかし、俺と同じオーク族が違う世界にいるとは、到底思えないのだがな」

  「僕、本当はもっと違う格好だったんです。オークでもなくて……あれ、僕、どんな姿してたんだっけ……?」

  次は、元の姿がぼやけて思い出せなくなっていた。元は人間の中学生だったはずなのに、その姿が真っ白なシルエットの中に溶けていくかのように薄れて分からなくなっていく。代わりに映るビジョンは、ゴルドのような厳つい壮年のオークの姿。それが今のマコトの姿なのだろう。

  (なんだこのおじさん……もしかして、これが今の僕?)

  それを自覚した時、はっとしてマコトは自分の両手を改めて確認する。尖った白い爪にゴツゴツとした緑色の指が視界に映った。

  「すいません、ゴルドさん。ちょっと、鏡見てもいいですか?」

  「ああ、構わないが。案内しよう」

  そしてマコトは小屋の姿見を見て確信する。あの脳内のビジョンにいたオークが、彼本人のものだということを。

  太く濃い眉に大きく張った顎。口には立派な二本の牙が聳え立っている。制服を脱ぐと全身に生えた黒々な体毛が確認できる。それはあまりにも人間だった頃のマコトの面影を一切感じさせないものだった。

  (僕、本当に同じオーク族になってるんだ。しかも、ゴルドさんより年上なんじゃないか……?)

  ゴルドが人間に換算して四十ほどとするならば、マコトは五十ほどになるのだろうか。ゴルドも歴戦の戦士を思わせる姿だが、マコトはさらに歳を経た貫禄が感じられるほどだ。筋肉も脂肪もゴルドよりあるかも知れない。

  「ほう。なかなかだな。お前も相当鍛えているらしいな」

  ゴルドは感心するが、マコトはこれが強制的に付けられたものなのを知っている。だからこそ複雑な気分だった。

  「ありがとうございます、ゴルドさん。じゃあ僕は行くので……」

  「まあ待て。せっかくの縁だ。お前、しばらくこの集落で暮らすがいい」

  「えっ?」

  「俺達オーク族は力と誇りを重んじる種族だ。それがあるならば、仲間もお前を同胞として歓迎するだろう。それに、お前のような強き者がいてくれると、俺達も心強いからな」

  こうして、なし崩し的にオーク族との生活が始まった。

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