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[chapter:サンプル]
「メリークリスマス!」
「おめでとう。公一、真二」
今年もやってきたクリスマスの日。パーティーの料理を囲んで笑い合う仲睦まじい四人の家族。家の中はクリスマスパーティーの真っ最中でみんなそれぞれ笑顔を浮かべている。
父・中井等(なかい ひとし)、母・桃子(ももこ)、そして二人の兄弟の公一(こういち)と真二(しんじ)。家族構成は至って普通の平和で仲の良い家族。
元気盛りの兄公一と大人しいが心優しい真二。そしてそんな二人を愛情持って育てている優しい両親。この家族は間違いなく幸せな家族だった。この日、夜空から兄弟に施された一つのプレゼントが来なければ。公一が、サンタクロースに願い事をかけなければ。これから起きる出来事は起きなかったのだろうか。
◆
「おやすみ、パパ、ママ」
「あったかくして寝なさい」
「はーい」
公一はケーキを食べ終え両親から貰ったプレゼントを受け取ると自分の部屋に戻っていった。その後を追って真二も部屋へと急ぐ。
「あれ?」
公一は、自分の部屋のベッドの上に一つの箱が置いてあるのに気がついた。それは真四角で小さな箱。鮮やかな赤色をした箱に緑色のリボンが結んである。
「あれ?」
公一は首をかしげる。彼は既にサンタ(両親)からプレゼント(今年は車のおもちゃだった)を貰ったはずなのに。その箱はどうみてもクリスマスのプレゼントにしか見えない。しかも誰も二人の部屋には入っていないはずなのに、ひとりでに置かれているのだ。公一が不審に思うのもおかしくなかった。
「……なんだろう……」
それでも好奇心旺盛な公一は、その箱の中身が気になって仕方がなかった。それに、この箱には、何やら惹きつけるものがあった。公一はそのプレゼントの箱を見るたび、『開けてみたい』『中を見てみたい』という衝動に駆られる。その衝動のまま丁寧にリボンを解いて箱を開けた。
「わっ! な、なにこれっ!」
中から出てきたのは物ではない。無限に溢れる眩い光。緑がかかった神秘的な光がまるでクリスマスの夜空を照らすかのように部屋の中を満たした。出てきた光に公一は包まれ眩しさに目を瞑る。
「お兄ちゃんどうしたの!?」
声を聞いて弟の真二も部屋の中に駆けつける。部屋の中は箱から出てきた光で満たされ、その光は真二をも呑み込んだ。
「あっ!?」
真二も同じく眩しさに目を瞑ることしか出来なかった。しばらくして光が収まると、いつもの子供部屋と二人の少年の姿があった。
「お兄ちゃん……なに、さっきの光?」
「俺にも、わかんない……あれっ?」
ふとベッドの上を見た公一はその丸い目をさらに丸くする。上に載っていたプレゼントボックスが跡形もなく消えていたからだ。まるで役目を終えて無くなってしまったかのように。
「おかしいな、さっきまで……」
しかし、異変はまだ続いていたのだ。疑問を言い掛けた公一は胸を押さえて小さく呻いた。それが始まりだった。
「うっ!」
床に跪く。公一の中では得体の知れない何かが渦巻いていた。まだ幼い公一には理解のし難い感覚。それを全身で感じ、困惑で涙を浮かべる。
「あぁ、うあぁ……なに、これっ……!」
「どうしたの! しっかりしておにい……うあっ!」
駆け寄った真二も同じ感覚が渦巻き、同じように床に突っ伏してしまう。息はたちまち荒くなり全身に汗が流れる。身動きなど到底取れずにいた。
「やだ! あっ、なんかやだっ! これっ……こ、怖いっ!」
「あああぁっ! に、にいちゃっ、たすけっ……」
「ああっ!」そんな叫び声と共に布が千切れる音が鳴り響いた。爆発するように二人の着ていた服が細切れになり弾け飛んだ。お気に入りのパジャマも、ブリーフも、あっという間にただの布切れになり床にバラバラに散らばる。
二人の兄弟は服を脱がされ一糸纏わぬ姿をその場に晒した。それでも寒さなど全く感じない。むしろ運動した後のように全身熱さで満たされている程だった。もっとも、今の二人にはそんなものを感じる余裕すらなかったのだが。
「いっ、いぎっ……いがあぁぁっ!」
「ん、ごぉおおっ」
突如、二人は地響きのような声を上げる。子供の声では一切ない、地の底から鳴り響くような、そんな声を。
その瞬間から二人は変わり始めた。それはまるで魔法にかかってしまったかのような変化だった。
「あ、お、おうううっ!!」
一気に背が伸びて、青年の体格になる二人。骨が軋む音がしているのが分かる。その感覚に悶えているのか目は血走り歯を食いしばりその端からは涎が溢れていた。
成長したのは背だけではない。急激に全身の肉が盛り上がったと思うとその上から張り付けられるように筋肉が発達していったのだ。皮膚が泡立ちそれがそのまま型取られた、と表現できるような一瞬にして急激な変化が無垢な兄弟を襲う。
「うあ、うおぁああああぁァ!!」
その家の小部屋には小さな山が二つもあった。小さな唸り声をあげながら肉体の変質する苦しみに悶える、そうするしかできない。しばらしくて、カッと目を見開いた公一の体にさらなる変化が訪れる。
バサバサと黒い艶のある髪が次々と抜け落ちる。瑞々しい生命を感じさせる肉体の一部から彼から離れていくたびに、その代替とばかりに股座の小さな生命の苗床がいきりたち始める。
「ううっ、うおぉ……」
むわりと臭気を放つ湯気が漂いだし、股間の可愛らしい陰茎やビー玉のような睾丸がその体格に相応しい立派な逸物へと発達と成長を遂げていく。その都度公一の脳には未知なる熱が駆け巡り幼い心を溶かしてしまう。プシューッと小気味良い音をたててサラサラとした透明な液が大きくなっていく元おちんちんから飛び出すと、瞳を上擦らせて口を尖らせながら小さく喘ぐ公一。
弟である真二も兄同様に大きくなる身体と強くなる性欲に負けて逸物から透明な液を吐き出した。
「い、やっ、だぁっ……!」
「だめ………でる……!」
床の上に二つの白い放射線が描かれる。そこからは青臭い匂いが放たれ子供部屋に充満する。その匂いに反応して二人はまた太い声をあげて床を汚した。
尖らせていた公一の口が前へと突き出しはじめる。それは骨格から変わっていくようで、顔の形を一から組み直しているかのようにゴキ、ボキと嫌な音が鳴り響いていた。
小さな鼻が顔の中に吸い込まれていくかのように沈んでいき色も黒ずんでいく。粘性の強い涎を纏いながら開かれた口の中では、舌が分厚くなり歯が鋭く磨かれていく様子が映っていた。
横に着いていたはずの耳は不恰好な粘土細工のように歪んでいき少しずつじわじわと頭上へと向かっていきそこに定着した。
「いぎっ、いぎぎっ、出るっ!」
三度目の射精。腰をガクガクと揺らすと臀部についた尻肉がブルリと豊満に揺れる。大樹の根のように太くなった股の間ではさらに立派になった肉棒と肉実が揺れる。先程出したばかりにも関わらず元気に固さを保っておりまだまだ治まりそうにない。
「おごおっ!」と低い叫びと共に四度目の射精が行われた。それをトリガーとして二人の筋肉達磨の肉体に柔らかな脂肪が乗せられていく。触り心地の良いムチムチとした贅肉。筋肉の鎧の上に着けられた極上のクッションが全身を余す事なく覆っていく。割れた腹筋は脂肪の山により跡形もなくなってしまったが、それでも腹の肉がプルプルと揺れる感覚は彼らにはたまらなかったようで、二人はまた射精してしまった。
「もっ……もう……! うあぁぅ……!」
突如ザワザワとした感覚をおぼえた公一は小さな声で呻きだす。ツルツルだった白い肌の上からそれよりも白い毛が生えてきたからに他ならなかった。
対する真二の身体には艶やかな茶色の毛が生えていきこれまた全身の地肌を全て隠してしまう。
それは手も、脚も、胸も、腹も、陰部も、顔面ですらも例外ではなかった。ありとあらゆる箇所に毛、毛、毛……二人の子供はあっという間に毛むくじゃらの大男へと変貌したのだった。
いや、違う……これは、熊だ。白熊と羆の人間なのだ。言い表すとすれば獣人といったところだろう。二人はそれになってしまったのだった。
「にっ、にいちゃん……」
「しんじ……」
「僕ら、どうなっちゃったの……?」
低い声で呟いたのは羆獣人と化した弟。目に涙を浮かべて不安そうな顔を浮かべている。そんな最愛の弟の姿を見て公一はゴクリと唾を飲み込む。彼の視界に映っていたのは兄に助けを求める可愛らしい弟の姿、ではなく……全身筋肉と脂肪に包まれたその悩ましい肉体だった。
(うぅ……どうして……真二、おっきい……俺のちんちんが…………っ!)
その思いに呼応して公一の逸物が持ち上がる。ライフルのように前へ突き出した彼のモノからは口同様涎がボタボタと垂れ落ちている。
状況が分からず困り果てる弟の変わり果てた姿に、兄の心はすっかり淫乱に成り果てていた。同時に、熊の体に秘められた無尽蔵の獣欲が溢れ出してくる。その“欲”に、公一の幼い脳はあっという間に支配されてしまう。
「んむぅっ……」
「ひゃんっ!」
唐突に素っ頓狂な声をあげる真二。しかしそれも無理はない。突然兄に乳首を吸われたのだから。公一はその大きな唇で真二のぷっくりと立った乳首に赤子のようにしゃぶりつく。自分の立場も相手の感情も無視して勃起した逸物を擦り付けながら乳首を舐め、噛み、吸い上げる。
「にいちゃ、やめ……ひあぁっ!」
当の真二は乳首を吸われるのが気持ち良いのか抵抗もせずに喘ぐばかりだ。自身の逸物が彼の逸物に擦り付けられているのもあるのだろう。そこからは透明な汁がこぼれ落ちているのがその証拠だ。
「いや! いやぁ! だめっ、はなして、ぼく、なんがでる、でちゃうぅぅ!」
兄よりは大きくないが太くて立派なチンポからとうとう白い泉が湧き出た。と同時に乳首から乳白色の液体がピュルリと飛び出す。それを待ち望んでいたかのように蕩けた表情で公一は飲み干していく。上からも下からも白い液が出てしまった真二は気の抜けた笑みを浮かべる事しかできなかった。
間もなく公一のチンポからも精液が飛び出す。お互い気持ちの良さそうな表情でその豊満な巨漢を抱き合わせ余韻に浸る兄弟。そんな二人の顔に皺が出来ていく。と同時に全身に無駄な毛が生え揃っていく。ただでさえ毛むくじゃらな体がさらに毛だらけになってしまう。それは顔にも影響した。眉は太く、髭は生えてすっかりダンディな顔つきになった。先程までプレゼントに喜んでいた無垢な子供だとは思えないほどに。
二人は明らかに老けはじめていた。体つきに反して前の面影を残していたのか若々しく精々三十代前半といった雰囲気だったのが、射精を行った瞬間からどう見ても四十代後半に見えるくらいには兄弟の容姿は成熟していた。
まるでこちらの方が淫乱な雄熊の兄弟には相応しいと言わんばかりの変化だった。または、吐き出す精液と引き換えにかつての若さが失われているかのようにも見えた。
「にいちゃん、おっぱい出ちゃった……にいちゃんのせいだよっ……!」
「わりぃ、でも俺……んっ!?」
にやりと笑った真二は好物のアイスキャンデーを舐めるかのようにいきり立った公一の逸物をしゃぶりだした。経験はないはずなのに的確に公一の太いカリ高を舌で弾き根本から先端に向かって舌を這わせていく。唾液をローション代わりにして舌を滑らせその口の力で一気にその剛直を吸い上げる。
その刺激に公一は堪える事などできなかった。
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