第7話「お風呂で見せっこ」

  時は2024年8月4日、場所はケモノ界の埼玉県さいたま市[[rb:大上区 > おおかみく]]。

  ホッキョクギツネの[[rb:雪見 > ゆきみ]]カトリーヌ[[rb:理沙 > りさ]]ちゃんが、自宅でお泊まり会を開いた。

  大富豪の娘である彼女の家は、豪華なホテルのように立派だ。風呂もかなりの広さを誇る。

  今は入浴の時間で、風呂では10頭の男子が体を洗っている。

  メンバーはこちら。特筆なき場合は小学4年生。

  [[rb:雪見 健吾 > ゆきみ けんご]](筋肉質な黒牛)

  [[rb:栗田 永雄 > くりた ながお]](太ったシマリス)

  [[rb:稲荷山 紺助 > いなりやま こんすけ]](太ったキタキツネ)

  [[rb:金子 雄二 > かねこ ゆうじ]](太った白猫 小学1年生)

  [[rb:猫山 苗太 > ねこやま びょうた]](太った黒猫)

  [[rb:猫山 折葉 > ねこやま おりば]](同上 苗太の弟で小学1年生)

  [[rb:穴戸 風太 > あなど ふうた]]/[[rb:穴太郎 > あなたろう]](太ったアナグマ)

  [[rb:太田 川之助 > おおた かわのすけ]]/[[rb:川助 > かわすけ]](ぽっちゃりしたカワウソ)

  [[rb:豚田 充 > とんだ みつる]]/トントン(肥満体の豚 小学2年生)

  [[rb:能崎 跳 > のうざき はねる]]/ぴょん[[rb:太 > た]](太った野うさぎ 5歳)

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  健吾くんが雄二くんの体を洗い終えた時、視線を感じた。見ると、折葉くんが彼を見つめている。

  「どうしたの?」

  「いや、健吾くんのチンチンが立派だから、ついつい見とれちゃって……」

  ここにいる男子で唯一、筋肉質な体を持つ健吾くん。その陰茎は通常状態でも太く大きい。

  その事を言われた健吾くんは、急いで股間を隠した。

  「ちょっと、あんまり見ないでよ!」

  穴太郎とトントンがフォローする。

  「恥ずかしがるなよ。男同士だろ?」

  「ここはお風呂だから、裸になるのが当たり前じゃないか!おいらたちだって誰も隠してないぜ!」

  それを聞いたぴょん太は提案した。

  「そうだ、せっかくだからみんなのチンチンを見てみたいな!」

  それを聞いた猫山兄弟と雄二くんは乗り気になったが、栗田くんと稲荷山くんは顔を見合わせた。

  「えー、どうしよう?」

  「ちょっと恥ずかしいけど……女の子は見てないからいいよね?」

  川助が申し訳なさそうに言う。

  「穴太郎たちは脱ぐ事にあんまり抵抗がないんだよ。悪いけどみんなも付き合ってやってくれないかな?恥ずかしかったらごめんね……」

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  皆は体を洗う手を止め、陰茎が見えるように立ち上がった。折葉くんが興奮気味に言う。

  「やっぱり健吾くんが一番大きいね!」

  彼の言う通り、健吾くんの陰茎は小学生の平均を上回っている。川助の陰茎は平均サイズで、それ以外の8名は小さめだ。

  8名は全員太っているため、陰茎は脂肪に埋もれ気味。特に最年少のぴょん太と、肥満度の高いトントンは小指の長さにも満たないほどだ。

  「おいら、ちょっと恥ずかしいな……こんなに小さいとかっこ悪いかな……」

  穴太郎がトントンを励ます。

  「そんな事ないぜ。それがトントンの個性だ。

  そもそも豚は太りやすい種族だから、お前ぐらいの年頃じゃみんなそれぐらいだろ。」

  「でも豚のチンチンってドリルの形してるんだぜ?それなのに自慢できないんだから、悲しいよな……」

  「落ち込むなよ。いつものトントンらしくないぞ。」

  雄二くんはトントンに聞き返した。

  「ドリルの形してるってどんな感じ?もっとよく見せて!」

  「そんな事言われるのは初めてだ!じゃあ見せてやる!」

  トントンは股間を探ろうとしたが、お腹が邪魔で手が届かない。

  「穴太郎、手伝ってくれ!」

  穴太郎が股間の脂肪をかき分け始めると、トントンはくすぐったがり笑い声を上げる。

  「アハッ!お、おい、そんなに、アハハ!いじらないでくれ!」

  「我慢しろよ!こうでもしないと見えないんだからな!ほら、もう少しで……」

  そのやり取りが面白く、栗田くんたちも思わず笑った。トントンも笑い続ける。

  「アハハハハ!やめろ!やめてくれ!それ以上やったら……ああ……」

  いじられすぎたためか、トントンはおしっこを漏らしてしまった。それは穴太郎の手にもかかった。

  「ごめん、穴太郎……もう一度体を洗わないとな……」

  「気にしてないぜ。まだ洗い終わってなかったからな。」

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  ぴょん太は皆の陰茎をまじまじと見つめている。

  「みんな形がいろいろ違うね。雄二くんのなんてトゲトゲしてるよ!」

  猫山くんが説明した。

  「それがネコ科の特徴さ。ぼくと折葉のも同じだよ。ネコ科は舌もチンチンもトゲだらけなんだ。」

  「へえ、舌も?見せて!」

  「ほら。」

  猫山くんは舌を出した。

  「わあ、まるでおろし金だ!」

  栗田くんが話題を振った。

  「ぴょん太は知ってるかな?カモノハシは男でもチンチンが生えてないんだよ。」

  「そうなの?じゃあどうやっておしっこするの?」

  「カモノハシの下半身には、穴が1つある。おしっこもうんちもそこから出すんだよ。だから個室のトイレしか使わないんだ。」

  「そうなんだ!それじゃ、ビーバーはどうなってるの?」

  「ビーバーにもチンチンがなくて、穴からおしっこを出すんだ。でもお尻の穴は別にあるよ。」

  「わあ、クリクリお兄ちゃんって賢いね!」

  「ケモノ図鑑で覚えたんだ。」

  穴太郎も次の話題を振った。

  「じゃ、これは知ってるか?今のとは反対に、ブチハイエナは女にもチンチンがあるんだぞ!」

  「えー、そうなの!?」

  「本物は見た事ないけどな。俺のクラスにいるハイエナの[[rb:灰島 > はいじま]]が言ってたよ。

  そいつはずっと母ちゃんと風呂に入ってたから、小学校に入学するまでは、どの種族の女にもチンチンが生えてると思ってたんだぜ!」

  栗田くんが言う。

  「そう勘違いしてるハイエナは多いだろうね。ぼくの学年にハイエナはいないから、よくわからないけど……」

  折葉くんも喜んで言う。

  「ぼくの話も聞いてよ!ハリモグラのチンチンはすごいんだよ!手袋みたいな形してるんだよ!」

  「手袋だって!? 先が5つもあるの?」

  「いや、4つだよ。」

  「じゃあ、おしっこは4ヶ所から出るの?」

  「栗田くんがさっき言ってたカモノハシみたいに、別の穴から出るんだ。何のためにあるか、ぼくは知らない。

  ぼくのクラスに[[rb:針山 > はりやま]]くんっていうぽっちゃりしたハリモグラがいて、その子は4又のチンチンをみんなに自慢してるんだ!

  みんなの前でも平気でパンツを脱いで、見せつけてくるんだよ。だからよく先生に怒られるけど、全く懲りないんだ。」

  「面白そうだな!おいらも見てみたいぜ!おいらたちの学校にハリモグラはいないからさ!」

  「ぼくからも紹介したいぐらい、面白い子だよ。この前なんか軍手をピンクに塗って、それをズボンの股に貼りつけて、『脱がなくても見えるようになったぜ!』なんて言ってたんだ。」

  トントンとぴょん太は笑い転げている。川助は考えていた。

  (ハリモグラのチンチンは子作りのためにあるんだよね。でもまだ教えなくていいか。みんな知るには早いから……

  そう言えば、稲荷山くんも亀頭球の話はしていないな。まだ勃起した事がないのかもしれない。)

  イヌ科の陰茎の根本には亀頭球という器官があり、勃起時にその形を表す。すると睾丸が2つ増えたような見た目になる。

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  「さあ、そろそろ体洗いに戻ろう。あまり時間をかけるわけにも行かないからね。」

  健吾くんの声を聞いて、全員が急いで体を洗い、浴槽に入った。

  (ここまで下半身ネタで盛り上がったのは初めてだな。これも新しい体験だけど、女の子たちには秘密にしておこう。)

  栗田くんは温まりながら考えていた。

  [chapter:おしまい]