学校に近い、無駄に広い自然公園の広場の一角。
俺と学友たちは、そこに整列して突っ立っていた。
五月の夕方は、比較的過ごしやすい気温のはずだった。だが、動き回ったせいで暑い。だからジャージの上は脱いで、上半身は白いシャツ一枚のみだ。俺と同じような恰好の奴は大勢いる。リュックサックが方にくい込んで、ちょっと痛かった。
俺たちの前では、教師たちの長い話が続けられている。自己紹介も兼ねているもんだから、長い。特に校長先生、長すぎだぜ。
五月の終わり、俺たちの高校では学年ごとに遠足をする。近場の自然公園やら博物館に行き、新たな仲間とオリエンテーションをしたりする。もう2年生なんだから、大半の奴とは顔見知りなんだが、クラス替えもあったもんだから、班行動はそれなりに楽しかった。
俺は大柄な熊獣人だ。背は高いし、部活で鍛えた筋肉もあるし、太り気味だし、老け顔だ。そのせいで見た目で結構敬遠されがちだ。しかし、性格はけっこう気さくだという自負がある。話してみれば、意外とすんなり仲良くなれるタイプだ。
お前、キャッチャーかファーストじゃねーの?なんて言われたら、笑ってピッチャーだって言いかえす。おっぱいでけーな、母乳出るんじゃね?腹出てるな、妊娠してんじゃね?なんて言われたら、吸ってみろって言い返す。それは最早定番のいじりだ。
こんな見た目にはコンプレックスを抱いていた頃もあったが、今じゃ別にどうも思わねえ。引かれるのも慣れたし、恋人もできたしな。
そんな俺は、遠足の最後の、長い教師の話に参っていた。楽しんで、はい終わり、でいいじゃねえか。まぁ、生徒と打ち解けるためにあれこれ話すのも大切なことだけどよ。今の俺、やべえんだって。
俺は全身から汗を噴き出している。暑さが原因の一つだが、それだけじゃねえ。緊張しているのだ。
そう、俺は今、小便を我慢している。限界寸前なほどに。
教師の話の前の自由時間は、ドッヂボールや鬼ごっこで、ガキみてえにむきになって遊んじまった。途中でトイレに行きたくなったんだが、それよりも遊びを優先していかなかった。
そのツケが、今襲い掛かってきた。ちくしょう、話さっさと終わらせろよ。
話が終われば、現地解散だ。地区ごとに分かれて家路につく。話が終わった瞬間、同じ地区の奴らに先に帰るように伝えて、速攻で便所に行くしかねえ。
そして、ようやく教師の話が終わった。俺は友達に一言伝えて、公園の隅に建つトイレに向かった。無駄に離れた場所に建ってるんだよな。
「あ、大介(だいすけ)」
学生の人ごみをかき分けて出た瞬間、背後から名を呼ばれた。
振り向くと、俺よりも頭一つ背が低く、しかし横幅は俺並みに太い、太った狸獣人がいた。
「孝(たかし)か」
俺の恋人の孝だ。クラスが変わっちまっても、交際は続いている。
部活は俺と同じく野球だ。足は遅いが技量が高く、ファーストの準レギュラーの座についている。
孝は前かがみで、股間を抑えてる。俺と同じ姿勢だ。
「お前もかよ」
「うん。行こうぜ」
苦笑しながら、俺たちはトイレに向かった。
古くて暗いが、それなりに掃除されているトイレに入り、俺と孝は便器の前に立った。
すぐにジャージを下ろそうとした俺だったが、隣で悲痛な叫びが。
「あっ!やべっ!」
孝が悪戦苦闘しながら、ジャージの前紐をほどこうとしている。固く結びすぎたみてえだ。
「何やってんだよ・・・・・・いっ!?」
ジャージを脱ごうとした俺だが、ジャージが下りねえ。硬く結んだ覚えはないのに、いつの間にかがんじがらめに結ばれている・・・・・・。
「あっ!あの時!」
そういや、柔道部の友達を取っ組み合いしてたら、2人がかりで襲われて、いたずらされたっけ。くすぐられたり、乳を揉まれたり。その時、ジャージの紐をぎゅーっと締め付けられていたが・・・・・・あの時やられたっぽい。
「お前もじゃん!」
「俺は自分でやったんじゃねえよ!他の奴にやられたんだ!」
「どのみちださいし!」
言い合って、紐をほどこうとする。だが、中々うまくいかない。
どうするかと、焦りながら孝を見ていると・・・・・・。
「くそっ!腹の肉が邪魔で、やりずらいっ!」
なんか、アタフタしている孝を見たら、可愛くて興奮してきた。俺、Sっけあるからな。
そういや、最近は新学期が始まったばかりでいろいろ忙しくて、セックスしてなかったな。よぉし。
意を決し、俺は孝の背後に立って、後ろから抱きしめた。
「ちょっ!何すんだよ!」
「わりい、我慢できねえ」
俺は孝の腹と胸を揉む。孝は抵抗しなかった。小便の我慢でそれどころじゃねえし、なにより、こいつだって俺と同じくらい淫乱だから、嬉しいはずだ。
「やめて、マジで!」
「無理だわ」
俺は孝の両手首を右手で掴んで持ち上げ、空いた左手で股間を揉んだ。既に勃起してやがる。
「ちょっと!本当にもらすって!」
下腹部を押したりチンポを扱いたり、俺より大きい睾丸を揺らしてやると、体を振るわせる。身をよじって、苦悶の表情を浮かべる。その姿が、たまらなく可愛い。
「あっ・・・・・・ああっ・・・・・・」
「へへっ。もうちょっとだけ我慢な」
俺は孝の体を押して、共に個室に入って鍵を閉めた。
そして、正面から思い切り抱きしめて濃厚なキスを交わし、自分の巨大な勃起チンポを孝のチンポにこすりつけた。
「んっんんんっ!!んんんーーーーー!!」
孝は早くも絶頂を迎えそうだ。さすが早漏チンポだな。激しく腰を振り、自分で快楽を得ながら孝に快楽を与えること数十秒後。
「んんんんーーーーー!!!!」
ビュビュビュッドビュウウウ!!
股間の辺りが生暖かくなり、湿って、精液の匂いがする。どうやら、射精したみてえだ。俺も追いかけるように、自分の勃起を、萎えた孝のチンポにこすりつけた。
「んん!んんん!!」
イったばかりで敏感になっている孝は俺から逃げようとするが、俺は離さずに腰を振った。そして。
「んぐっ!!!」
ゴビュウウウウウウドビュウウウウウウウウ!!!
俺もパンツの中に射精した。久しぶりの射精は気持ちよく、量も多く時間が長い。
射精が終わっても、俺は孝を抱きしめたまま、キスもしたままだった。互いの呼吸を相手の口の中に吐き出し、舌を舐め合いながら余韻に浸る。
俺は勃起を維持したまま。まだまだ満足できない。孝もいつの間にか勃起していたので、俺は腰の動きを再開させた。
「んんっ!!!んんん!!!」
やはり孝にはまだ刺激が強いらしいが、お構いなしだ。俺は激しく、何度も腰を振った。
そして、そのまま15分くらいが経過した。姿勢を変えないままの、抱き合ってキスしながらの兜合わせはまだ続けていた。
俺も孝も何度も射精し、パンツの中はビチョビチョだ。それでも、快楽を得たいという気持ちの方が強かった。後さきを考えずに、何度も射精しまくる。
そろそろ睾丸は空だろう。だが、俺はチンポをこすり合わせ続けた。もっと出したい、もっとイきたい。その一心で動き続ける。
下半身の疼きが、どんどん高まる。まだ出していないものがある。溜まっているものがある。それを解放するために、チンポを振るう。
「うううん・・・・・・んっ」
孝の体が震える。俺の体もビクッと揺れる。下半身のタガが外れて、下腹部から込みあがってくる。
しょわああああああ・・・・・・
萎えた俺と孝のチンポから、金色の液体が放たれた。
イったチンポに刺激を与え続けた結果、我慢していた尿が溢れてしまったのだ。
一度出た小便は止まらず、どんどん出てパンツとジャージを、靴を汚していく。下半身が尿まみれになってしまったが、今までで一番気持ちがいい放尿だった。
抱きしめ合って、舌を絡ませ合って。俺と孝はしばらく余韻に浸っていた。
その後、何とか紐をほどいてジャージを脱いだ俺たちは、付近の川で服と靴を洗い、家路についた。
その日以降、放尿プレイに目覚めてしまった俺たちは、風呂場でセックスして放尿までチンポを扱きたてるという行為を楽しむようになった。