「マダム、お御髪に薔薇の花弁などをつけて……なんとも悩ましいお方だ……。」
お忍びで市場を訪れているご婦人に路地裏で出くわしたように接し、偶然を装ってそこら辺の邸宅の生垣から拝借した薔薇の花弁を摘んでみせた。
「あっ……あらやだ……お恥ずかしい……。」
ご婦人は男慣れしていないご様子で、頬を真っ赤に染めて金色の髪を指で絡めながら橙色の瞳を伏せた。
それもそうだろう。
この女はこの国から、ひいては協共国間の同盟から抜け出た元辺境伯に嫁がされた世間知らずの元貴族令嬢だ。
同盟から籍を抜くということがどのような結果になるかも知らぬままの婚姻で、それを押し通した実の肉親かつ落ち目の没落寸前であった元貴族達は結婚にあたり元辺境伯から与えられた財産分与を物的に得た途端霧のように消えてしまったらしい。
血縁関係などその程度の縁でいかに自分が助かるかを考え、他の者たちをいかに利用するかしか考えないからな。
「あなたはズルいお方だ……まるでうぶな少女のようで……そのラズベリーのような瑞々しい唇から目が離せない……どこまでも清らかなその白い肌……」
そして、お付きの者すらも路地の馬車で待たせている危機管理意識の無さ。
普通ならば地位ある男の妻にはそれ相応の護衛兵をつけるものだが、そこまで手が回らなくなるくらい逼迫しているらしい。
先程確認したが、馬車の中には老執事が一人眠りこけており、馬車を先導する[[rb:馭者 > ぎょしゃ]]も軽食を取りながら新聞の求職欄を眺めていた。
あまりにも哀れであるから、金をやって馬車だけを頂こうか。
もし反抗され相手方が銃火器を持ち合わせていたとしても、この様子では特に問題はないだろう。
「か……からかうのはよしてくださいまし……。」
そう言いつつもご婦人のハイヒールは路地裏の人けのない方に向かっていく。
本当に、自分が端正な顔立ちに白髪白眼で薄幸そうな線の細い美男子でよかったとつくづく思う。
こればかりは憎い肉親に感謝しなければならない。
薄っすらと笑みを浮かべながらご婦人のコルセットで持ち上げられてプルプルと揺れる乳房を追いかけて人目につかない場所まで足を進める。
「俺を本気にさせたのはあなたですよ……?マダム……。」
[newpage]
「あなたの全てを知りたい……」
丁度店舗と店舗の裏側が窪みになっている壁に追い込むと、ご婦人の紅潮した頬を指の腹で撫でながら耳に息を吹きかけた。
「あっ……駄目です……わたくしには忠誠を誓った殿方が……」
見せ掛けの抵抗をするご婦人の顎を掴んで舌を絡ませると、言葉とは裏腹にご婦人の両手が俺の背中に回ってしがみついてくる。
そのまま舌を擦り合わせて口内を撫でれば吐息が甘くなり、コルセットと乳房の隙間に指を滑らせるのも容易くなった。
「マダム……はぁ……俺だけの者になって……」
既に固くなっている乳首をコリコリとこねくり回しながら耳穴に舌を入れて輪郭に沿ってほじくるとご婦人背中に回った指にギュウッと力が込められ、絶頂に至ったことを知らせた。
「駄目ぇ……あっ……いっいああっ……」
流石にこれ以上は人が来た時に誤魔化しが効かないので耳たぶを喰みながら耳打ちする。
「あなたのご主人が不在であれば……もっと愛して差し上げられるのに……」
、、、
「おい従者共、今からお前が付き従う辺境伯邸は強盗団に襲われる。お前達は運よく難を逃れ、命からがら逃げおおせた。ラッキーだったな。」
ご婦人を馬車に乗せると慌てて出てきた老執事と馭者に対して1枚ずつ小切手を渡した。
「はい。クラウス様……私めは恐怖に慄き数日姿をくらまします。その後、隣国の警察隊逃げ込み事情を説明いたします。」
老執事は小切手をみながら頭を下げ、馭者も同じく頭を下げた。
「辺境伯邸に到着し俺たちを降ろしたら馬車をミモザの木の下に繋いでおけ。あとは自由だ。それまでは今までどおりに振る舞え。」
物分かりのいい者たちで助かる。
……老人とは、この情勢で生き残った手練れであるか、逃げおおせることに長けた世渡り上手であるからな。
説明が終わると馭者は馬車の使役座席に座って手綱を引き、老執事は何事もなかったかのように馬車に乗り込んだ。
「あのぅ……何のお話をされていたのでしょうか?」
不思議そうに指を唇に当てて首を傾げるご婦人のドレスを捲りあげて頭をつっこんだ。
「……俺とあなたのイケナイ情事を見逃してくれと頼み込んだのです。」
そう言ってパニエの下のドロワーズを膝まで下げ、レースがあしらわれたパンティをずらして秘部を舐めた。
「ああっ……ああっ駄目ぇ……そこは汚いですからぁっ」
タイミングよく馬が走り出して石造りの道を座席を揺らし始めた。
推測通り、ご婦人は前戯や愛撫をされた経験があまりない。
「あなたの全てが知りたいのです……甘い蜜をもっとください……舐めたい……」
舌を陰核から秘裂を舐め上げるように上下に動かし指を入れて割れ目を開くと、馬車の振動も相まってかご婦人は早々にプシュッと潮を吹いた。
「ああああん……見ないでぇ……」
それに加えて顔なじみの老執事からの劣情を含んだ据えた眼なざしで、感度は最高潮というところか。
「淫らなあなたは美しい……」
[newpage]
「ご婦人、俺は流石に間夫として正面玄関から入るわけにはいきません……警備兵の死角になる侵入口はありますか?」
すっかり連続絶頂で頭がのぼせ上がったご婦人は、老執事に対して悪怯れることなく尋ねた。
「たしか警備兵の皆は解雇されて、残った私設兵は18人だったわよね?……角部屋の客間なら人は来ないかしら……」
おっと、想像していたより人数が多いな。
国ですらない辺境の小さな土地を取り纏めている元辺境伯邸で協共国間同盟すら離脱する偏屈者であるから警備や護衛は手薄だとどんぶり勘定していたが。
「はい。今は旦那様が私設兵を連れて協共裁判所に出向いていますので15名が在中しておるかと……。」
だろうな、同盟から抜けたにも関わらず抜け抜けと協共裁判所に顔を出し『次の実刑に自らが手を下す』として書類を提出していた。
……つまりあと数日はこの邸宅に戻ってくることは無い。
「そうですか……俺はここで降りて裏に回ります……愛しいマダム……また直ぐにお会いしましょう。」
臭いセリフを吐き、ご婦人の手を引いて手の甲にキスをしたあと耳と鎖骨にもキスをして馬車から飛び降りた。
「……で、このあとはどうすんだっけ?」
ミモザの木の上から枝にぶら下がった状態でホルガーが大きなあくびをした。
「ご婦人とイチャラブ不倫セックスをする。」
それを聞いた途端ホルガーは枝からズルっと滑り落ちて尻餅をついて短い黒髪をワシャワシャとかいた。
「アイタタタ、クラウスってレ◯プ至上主義じゃなかった?」
なんだよその最低な主義は。
「俺は寝取りと強姦強奪、蹂躙が好きなノーマル性癖者だ。」
、、、
「……外に警備兵が6人、なら中には9人か?」
辺境伯邸は庭師が手入れしたばかりなのか庭木が剪定されて見晴らしが良くなっている。
まあしかし、ドルーグシュピーラーの俺たちに潜り込めないような要塞ではない。
やはりといったところか、主のいない屋敷のなかでは兵たちの動きが鈍い。
他の者が解雇さた私設兵は待遇に不満があるようで給与や次の休みに行く娼館の話で盛り上がり、煙草をふかして新聞を読んだりしている。
そしてなにより、武器がツヴァイハンダーにダガーが主なようで銃はライフル銃を携帯しているのみ。
室内担当は流石に拳銃を所持しているだろうが、これならば戦闘に慣れたものが勝つ。
ピュウィッっと指笛を吹くと私設兵達がライフル銃を発砲するまでもなく倒れ始めた。
「あとはホルガーに任せよう。」
[newpage]
「お待たせしました……マダム……」
客間の窓から室内に入り込むとマダムがギュウッと抱きついてきた。
「あのぅ……わたくし、私設兵の方々にお酒を振る舞っておきました……これでしばらくは食堂から出てきたりしないはずです……」
うーん、ナイスアシストと言いたいところだが、かえって警戒された気がしないでもない。
「……寝室に行きたいです……あなたとご主人が毎晩愛し合う場所へ……」
耳元で囁くとご主人は顔を引きつらせた。
「だ、駄目ですわ……もしあの人に見つかったら酷い折檻を受けます……」
よしよし、妻に底抜けに甘い男ではないようだ、やりやすい。
「……そうなったら、俺が死んで詫びます……『あなたの大切な女性を心から愛してしまった愚かな男に免じて、どうか彼女だけは傷つけないでください』と……きっとご主人も愛しいあなたをぶったりはしませんよ……」
、、、
「あぁんあんあん……あん……ああああん……」
ご婦人は緩められたコルセットから白い乳房をバルンバルンと揺らしながら嬌声を上げた。
「マダム……愛しい人……」
ドレスのチュールとパニエをかき上げ、太ももを抱えて肩に掛けながら掴んだ腰を前後にピストン運動させるとパチュンッパチュンッと愛液を多量に含んだ水音が響いた。
「すごいのぉっ……旅人さまのお◯んぽさま……かたいのぉっ……奥まできてりゅっ……お゙ほっ……イぐぅ……」
まあ数々の女を色んな意味でイかせてきたからな……。
……甘やかしてやらないこともない。
「もっと乱れてください……」
剥き出しの乳房を揉みし抱きながら前のめりの姿勢で種付けプレスをしながら乳首を摘み、舌でチュウッと吸い上げてねぶり転がした。
「あっあっ乳首らめぇ……お◯んこがヒクヒクしゅるぅ……」
仕方ない、指で陰核をグニッと押し込んでドチュンと子宮口を突くとご婦人はエグいくらい潮を吹いて絶頂し、舌を突きだした。
「……そんなに気持ちよかったですか?……マダムのドスケベお◯んこがお漏らししちゃうなんて……うれしいです……」
[newpage]
「それでね?旦那様はわたくしを屋敷に閉じ込めるのよ?……ひどいわ……」
はぁ……ピロートークが一番かったるいんだよな。
中出したら後はどうでもいいからな……。
「そうでしたか……まさに籠の鳥だったのですね……俺はラッキーです……束の間の休息を取るための止まり木になることが出来た……美しい囀りを直ぐ近くで聴く事が出来たのですから……」
あ・ほ・く・さ。
……足音、誰だ。
ホルガーではない。
「……あ、あなた!!」
例の主人、元辺境伯か!?
今は協共裁判所に……しまった、先の執行予定を入れて別件の対応をしていただけだったか。
「おまえ!!誰だその男は!!強奪か!?」
なわけ、まあそうなんだが……真っ昼間から乳繰り合っていれば寝取りだとわかるだろ。
回転式拳銃『リート』『オーバード』の引き金を引けば確実に殺害出来るが、しばらくは生きてて貰わないと困る。
「よおプレストゥプニク!!テメエのデボチカはオレのドルーグシュピーラーとウォーブルしながらインアウトの最中だ!!」
元辺境伯がホルスターを抜く前にホルガーが羽交い締めにして締め上げた。
「いやぁ!!やめてくださいまし!!あなた!!あなた!!」
そのままホルガーは顔が赤黒くなっている元辺境伯の膝裏をバキッと曲がらない方向に曲げた。
「貴様ら……『ゼンマイ仕掛け』に触発された強盗団か……妻に手を出したら殺してやる……」
……驚いた、まさか情が通じ合っていたとは。
「あっそう。見てみろよ……お前の女の◯ンコ、俺のザーメンでタプタプだ……」
抵抗を始めたご婦人の腰を抱き、脚をM字開脚させて秘裂をクパァと開いて肉襞を見せながら肉棒でグポッグポッとナカをかき混ぜた。
「いやぁ……あなた……見ないでぇ……」
さっきまであんなに善がっていたクセに、カマトトぶりやがって。
そのまま小刻みに抽挿を繰り返すと面白いくらいに身体をを捩らせて連続絶頂して涙を流した。
「貴様ら……地獄に堕ちるぞ……」
とっくに堕ちてんだよ、俺たちは。
「やっぱり寝取りはこうでなくちゃな!!クラウス!!」
……だから名前を今言うなって。
「地獄に落ちるときはお前達の手首を掴んでやるよ。」
[newpage]
「……で、お前の持ってるスタンドアロンが保持する記録媒体を渡せ。さもなくば女を私設兵の前で辱めた後、死骸を国境のメインルートに吊るす。」
元辺境伯は協共国間最高議定議事監督所の分署の役職持ちあり、だからこそ元々この土地を有する国から独立宣言をし、あまつさえ協共国間同盟から抜ける暴挙を取ることができたのだ。
必ず『一国として他国と渡り合える』だけの情報を保有しているはずだ。
「分かった……情報を見せたら妻だけでも解放してくれ。」
ついうっかり拳で元辺境伯の顔面を殴ってしまった。
「渡せ、と言った。」
左目の眼球が破裂したな。
血がダラダラと涙を流すように垂れている。
「キャアア!!いやぁ……あなた……あなた……」
ご婦人をホルガーに任せ、項垂れる元辺境伯に隠し書斎までの道を案内させた。
「お前の女、随分と具合が良かったな。男を知らない生娘のようだったが夫婦の営みでは満足させられなかったか?」
元辺境伯は口を閉ざしたままだ。
……室内にトラップがあった時のことを考えて連れ添うしかないか。
すると廊下の向かい側からホルスターと銃剣が擦れる音と革靴独特の摺り足時に出るラバー音が鳴った。
「……出てこいよ、肉の壁になった主ごと撃ってもお前達の給与は変わらないだろ。」
……動きがない。
「なんで忠義なんか誓ってんだ。」
壁から出た腕に一発撃つと、別の腕が現れたので全身が現れるのを待ちこめかみを撃ち抜いた。
「野盗に騎士の心など分かるわ
元辺境伯を捨て置いて姿勢を屈めて跳躍すると、講釈を垂れる口に一発撃った。
そして待ち構えていた屈強な私設兵の兵長と思わしき男に『リパーナイト』を振りかざすが、流石にツヴァイハンダーで受け止められた。
……ホルガーの奴、まさか外の6人しか殺してな……
あ!!
俺としたことが主と同行していた3人を忘れていた。
「盗賊風情が……」
キリキリと剣先を合わせるが、コイツもバカだな。
睨み合うていで『オーバード』で腹をぶち抜くと、男は吐血したもののまだ剣を振り降ろそうとするので『リパーナイト』で腹を刺した。
「どうだ?『リパーナイト』の処女をくれてやる。」
するりと入った刃を引き抜くと、売り文句が『鋭い先端から柄に向かい細かい刃が連なり、返しが付いているため対象の臓物を一刺しで抉り出す』だけあって臓物が絡みついて一気に抉り出された。
「ご……あ……」
これは戦闘では使えないな。
いちいち絡んだ臓物を取り除かないといけない。
……だから使用禁止になったんじゃないか?
「おいお前、チンタラしてないで書斎まで歩け。」
[newpage]
「……これが、我々が保持する全ての情報だ。」
元辺境伯は古い電子計算機の前に座りながら棚にあるメモリカード類と書類を指さした。
この量なら運べるか。
とりあえず元辺境伯の両手を小型ナイフで刺し固定してから廊下側に出てアンテナを立て信号を打った。
「これでキモジイの遣いが来る。」
書斎に戻ると、そろそろ虫の息になっている。
「おい、最後に言い残すことはあるか?」
最後の抵抗で噛みつかれる事を見越して距離をおいて問いかけた。
「……妻を生かしてくれ。……入り口の照明器具の消灯点灯レバーを7回同時に操作すれば……女達が出てくる……」
ブラフかもしれないので私設兵が持っていたライフル銃でガコガコ動かすとガコンという音と共にホルガーの叫び声が聞こえてきた。
「ウォ〜!?素っ裸の女達が溢れ出てきたよ〜!?酒池肉林じゃ〜ん!!」
成る程、コイツも人攫いをしていたわけか。
私設兵達が躍起になったのは忠誠心でもなんでもなく、お溢れの肉便器である慰み者が手にはいらなくなるからか。
「随分と羽目を外していたらしいな、お役人様。」
……もういいか。
──ピンクフラッシュベラドンナ
効能は色々とあるが、今回は神経を止め眼球の状態を固定する『視神経固定薬』として使う。
元辺境伯のこめかみに『視神経固定薬』を打つと両手がナイフで固定されているのに皮と筋肉を引き千切る程に暴れ出した。
「ギアアアッ!!目があっ……目があっ……」
苦しむのも無理はない。
目の周囲の神経だけでなく血管も止めるため視力を失うため、周辺部位に激痛が走る。
……俺は優しいからな。
首に薬が有名な国で調剤法を入手しておいた『ドールフィギュア化凝固処置に係る薬品』を打った。
「あばよ、お役人様。」
私設兵の兵長が持っていたファルシオンで首から上を断ち斬ると『臓器固定剤』の力で出血はせず、頭だけがゴロリと転がった。
その頭から右目をくり抜いてフィルムケースよりやや大きい瓶に保存液と共に入れ、首の根元を抉るように背骨を断ち首だけの状態にしたものに『吸着安定剤』『内臓補間膨張剤』を塗布した後に最後の仕上げをする。
──チマンパイプホヤ
この尾索動物はオナホール用に使用されることが多いが、抽出した成分を投与することで更に内膜をプヨプヨのまま保存かできる。
つまり、首オナホ……なわけはなく、死後も『声帯』を利用する事が可能となる。
もし記録媒体の閲覧権限に係る認証方法が網膜認証、指紋認証だけでなく声帯認証であった場合、詰むからな。
「クラウス〜◯ンコカーニバルだよ〜!!」
[newpage]
「お゙っお゙っ◯ンコが選り取り見取り!!◯ンコ比べが出来るっ!!あはっはっ!!」
ホルガーはすっ裸のまま怯えてへたり込む十数人以上いる女達の一人に掴まりながら犬のようにヘコヘコしている。
「……マダム。」
ご婦人は俺を見ると青ざめた顔で悲鳴を上げた。
「ひっ……人殺しっ!!」
……あのさあ、さっきまであんなに……。
「来い、愛してやる。」
女達を掻き分けてご婦人を中央に据え、股を無理やり開いて怒気を帯びた欲情をぶつけた。
「あっ……や……いやぁ……や……」
ご婦人の膣は血の匂いと愛する者がこの世から消え去ったことを敏感に感じ取ってキュウキュウと俺を締め付ける。
「……可愛らしいマダム」
血だらけの手で乳房を揉みし抱きながら乳首を抓り上げると更に愛液がダラダラと性器と性器の間の隙間を濡らし、潤滑油となりピストン運動をスムーズにさせた。
「いやぁ……あなた……あなたぁ……」
だからさぁ、さっき死んだんだよ。
「……マダムの愛しい人は俺一人で十分で」
「あんたなんか地獄の業火に焼かれてしまえ!!」
頬をぶたれた……?
「あ、やべ……クラウス……落ち着け」
「この下衆が!!」
女如きに……?
「人で無し
バキッと音がして、下を見るとご婦人の首がネジ曲がり舌を出して絶命していた。
あーあ、また膣痙攣で◯ンポが抜けなくなる。
「キャアアアアアア!!」
女達が逃げ出そうとするので、なんとか◯ンポを引き抜きながら天井のシャンデリアに威嚇射撃をすると、丁度よくご婦人の真上に落ちて血肉が飛び散った。
「おい、そこの女……来い。」
手近にいた女の腕を引き、立ちバックで竿を膣で扱いた。
「ああっ……ぁ……あ」
そして突き飛ばし、後頭部をぶち抜いてシャンデリアに投げ捨てた。
「次、来い。」
泣きながら許しを請う女を立ちバックで犯したあと、耳元で囁いた。
「お前は可愛いから命を助けてあげる……ただし、他の女達が逃げたり人数が合わなくなったらお前を殺す。」
[newpage]
「クラウスさぁ……」
そう言いつつ別の女の◯ンコに◯ンポをハメているホルガーを尻目に廊下の窓際に立つとドンという衝撃音と屋敷全体が揺れるような振動が走った。
「お、きたきた。キモジイの遣い。」
ホルガーを呼び寄せたあと寝室の扉を閉め、窓を空けて手を伸ばすとグニャリと背景が歪んだ。
「こ、光学迷彩!?協共の条約で使用が制限されてなかったか!?」
当然、されてるよ。
「コイツは魔化的動物の有翼アイスカメレオン。大戦中はワイバーン類と総称していた。皮膚下のナノ光結晶の一種であるオーロラ細胞が風景と同化しているように見える。」
トンと叩くと同化色からグリーンの体表色に戻った。
「スゲー……で、ワイバーンを呼んでどうすんだ?火でも吐いて屋敷を燃やすのか?」
こんな立派な邸宅を燃やす馬鹿な真似をするものか。
「ホルガーは死体と貴金属類、書類をワイバーンに括り付けて飛んでくれ。行き先は決まっているからそこで落ち合おう。」
ガックリと肩を落とすと、ホルガーは俺を恨めしそうに睨んだ。
「で、クラウス大先生はどうするんだよ。」
、、、
「ではクラウス様、この『拉致された女性達』を当館にお譲りいただけると。」
何度か顔を合わせている丸眼鏡の気難しそうな娼館の支配人は『拉致された女性の身元リスト』をペラペラと捲って電卓を叩いている。
「ああ、あの協共国間同盟から離脱した自称小国だった御屋敷さ。強盗に合うとは諸行無常、盛者必衰、栄枯盛衰とはこのことだ。」
支配人は何も聞いていないかのように電卓を弾くと紙に羽根ペンでインクを滑らせた。
「一人700万、13人なので9,100万エドルで買い上げます。」
……はあ?
「いや、まだ若いぞ!?一人1,500万エドルでいいだろ!!」
どう考えたって安すぎる。
「『協共国間同盟』から離脱したからですよ。条約的に『基本的人権がない』者とされる。……まあ、この身元リストを照合させて出身国が分かれば900万エドルとして差額をお支払いいたします。」
な……つまり支配人が身元を照合しなければ払われないわけで……。
「な、ならまず先に9,100万エドルを協共銀行に振り込んでくれ。……念のため、膣洗浄しておいたほうがいいぞ。」
……これ以上、粘っても無駄だな。
はぁ……ガッカリした。
「わたくし共がお支払いをせずとも攫われた娘の親が救出に報奨金を出していたらガッポリとせしめられますよ。」
[newpage]
「おせーよクラウス……待ちくたびれた。」
落ち合う約束になっていた農場までの道をギュウギュウに女達を詰めて運んだ後、スッカラカンになり速度が速くなった馬車を走らせると、積荷を乗せた収穫用運搬車の隣でホルガーがブウ垂れていた。
「馬は遅いんだよ。仕方がないだろ。」
そう言って運搬車を引きながら牛舎に向かった。
「まさか死体を堆肥にするのか?」
、、、
「おや、ダンナ……これはまた……」
牛舎裏にある鉄の門扉を開けると地下道が続いており、キモジイが迎え入れ亡骸2体を引き受けて歩き出した。
「なあクラウス、このキモチ悪いジジイ……誰?」
誰と言われると難しいな。
「キモチ悪いジジイ、キモジイだ。」
しばらく歩くと鉄の扉が現れて、鍵束をジャラジャラ鳴らしてギイイと開いて悪臭が放たれた。
「ゲエェ臭っ……」
部屋の中に入ると、女同士が貝合せしている姿勢のテーブルにM字開脚しているチェア、男女がシックスナインをしているラックが無秩序に陳列されている。
「流石ですダンナ、頭に一発で筋硬直防止剤を入れている……頭がグチャグチャの女に限っては脳髄垂れ流す様を切り取った再現オブジェ用にしていただいてまあ……」
……いちいち嫌味な言い方しやがって。
「ここも協共裁判所の加工処理室みたいな工房?」
ホルガーがキョロキョロしながら尋ねるとキモジイがやんわりと否定した。
「あちらさんは公的な加工処理工房、こちらは民間……しかも無認可な工房。協共国間の条約から溢れた素材をかき集め、昔ながらの固め方法を踏襲した温もり感じる作品が持ち味なんでねぇ……」
そう言ってキモジイはロウのような素材をバケツに入れてかまどに焚べて溶かし始めた。
「へぇー……」
ホルガーが木のような材質の椅子に腰を掛けるとキモジイの唾が飛んだ。
「クロのダンナ、それは年季のある商品ですよ。よく見てください。」
椅子に目を凝らすと、固められた身体がミイラになり木質化していた。
「ギャア!?ミイラかよ!?おっかねー……」
括り付けられている値札を見ると1,530万エドルと書いてあり、ホルガーの頭を掴んで下げさせた。
「おとなしくさせるから、破損しない限り目をつむってくれ。」
[newpage]
「ダンナ……位置情報からしてあの御屋敷でしたよね?なぜ2体だけなんですかねぇ……」
なぜ殺さなかったかを問うているのか?
普通に考えて運搬可能な死体は片手ほどで、加工前提の薬剤の方が希少だ。
「あー……」
俺は義賊でもないし、ただ略奪をするだけで……
「ああ、先に強盗が入って警備が手薄であったものの腐乱死体だった。それか警備に歯が立たず持ち帰れたのが2体しかなかった。……いくらダンナといえど、出来ることと出来ないことがありますからねえ……」
……ああ?
「あのな」
「正直こんな死体ですとまともな方は100万、壊れた方は50万を支払っていただいたら買うくらいですからね……」
クソが、死体を入手するリスクだけでは無く死体損壊罪遺棄罪といった罪状が付くだろうが……
「オイ!!クラウス!!煽られてるから話に乗るなって!!足元見られてるから!!」
ホルガーが吠えると、ようやく頭が冷静になった。
「150万エドルで買い取れ。」
キモジイは何か言いたげだったがコクリと頷いた。
「はぁ……。」
早く帰って寝たい。
シャワー浴びて飯をたらふく食って寝たい。
床に胡座をかき頬杖をつきながらため息をつくとホルガーが大声を上げた。
「みろよクラウス!!本物の◯ンポを使ったペニバンにディルドがあるぜ!?ゼッテーこんなぶっとい◯ンポあるわけねー!!膨張剤でも使ってんじゃね!?」
若者は元気があってよろしい。
ホルガーはカチカチに固まった◯ンポ達をみながらキャッキャとはしゃいでいる。
「それではダンナ、まともな方を固めます。姿勢の希望はありますか?」
……そんなのどうでも
「膝立ちでおっぱい揉みながら舌を出してフェ◯チオしてるポーズ!!」
おい馬鹿、お前が乗せられるなよ。
「それではご要望通りのポーズに仕上げますので加工権として50万エドルを頂戴致します。このオブジェを購入頂くか店舗で陳列させるかはご自由にして頂いて構いませんのでねぇ。」