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<前回までのあらすじ>
コンビニ店員だったライトは、不思議なサイダーを飲んで、ショタのドラゴンと化してしまった。彼は満月の夜になると、凶暴な筋肉隆々のドラゴンに変化し、3人の男性を同族化させる。
その後、UMAを捕獲する研究員に捕まるが、彼らも同族化させて無事に脱出。しかし、富士の樹海で迷子になってしまった。
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※『 』のセリフは、人間にはグギャアやアンギャアなどの鳴き声で聞こえます。
富士山が見える漁港に、オンボロの船が捨てられている。その中に、4匹の小さいドラゴン達が生魚を食べている。
『美味いなぁ。やっぱ、獲れたては違うな』
水色のドラゴンのライトは、カニの脚を折って中身をすする。彼はコンビニのアルバイト店員だったが、今は巨大化した時に出す精液で、人間を同族化するドラゴンである。
『港についた時はどうしようかと思ったけど、海の幸が豊富でいいぜー』
赤色のドラゴンのレドナはハマチを骨ごと食べて、イタズラする少年のように笑う。彼は三流会社の部長で、今は体のあちこちからトゲのある触手を出すドラゴンである。
『肉もいいけど、魚もいいッスねぇー』
黒色のドラゴンのブラッケンは、タコをひっきりなしに口の中に入れる。彼の腹はもうはちきれんばかりに膨らんでいる。彼は人間時のレドナの部下で、今は口から大量の水を発射できるドラゴンである。
『ねぇ、皆さん。忘れてない? 今夜は満月ですよ』
緑色のドラゴンのグリーガは、イカの脚をちぎりながら言う。彼はコンビニバイトのライトの先輩で、今は毒の牙を持つドラゴンである。
『もちろん、忘れてないとも!』
『楽しみだなぁ!』
『先月は変な研究所のせいで、散々でしたからねぇ』
4匹は研究所(JUMAR)に閉じ込められた日々を思い出す。最終的に研究所を滅ぼしたとは言え、数日に一度は悪夢に出てきてうなされがちである。
『電車でエッチなことやるよね、ライト?』
『もっちろん! 車じゃ、俺らのデカマラ入らないしな!』
4匹は満月の夜の淫らな楽しみを想像し、尻尾を震わせていた。
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虫がいたるところで鳴く熱帯夜。海をのぞみながら走る二両編成の列車はがらんどうで、乗客は4人の家族だけだった。
黒い長髪の細身の母・[[rb:富根莉 > ふねり]]、角刈りの茶髪の筋肉質の父・[[rb:波英 > なみえい]]、ツインテールの金髪の娘・[[rb:和歌 > わか]]、坊主頭の息子・[[rb:克斗 > かつと]]という顔ぶれである。
「おお! でっけぇ満月が見える!」
克斗が海上に浮かぶ満月を指差す。和歌は自撮り棒を使い、自分と満月を撮影し始める。
「それもインエスに上げるのか?」
「違う。これ、[[rb:Kick > キック]]-[[rb:Talk > トーク]]に上げるムービー」
彼女は顔の角度を変えたり、ウインクしたりで、バズりそうな可愛さを追求する。娘の必死な撮影に、母は呆れている。
「そこまでして有名になりたいの」
「まぁ、アレだ。母さんが若い頃に浜崎あ〇みのファッション真似てたのと似たようなモンだろ」
「浜崎あ〇みって誰ぇ?」
「2000年代に大ヒットした歌手でな。母さんは彼女に憧れて、ヒョウ柄の服買って――」
「ちょっと、そんな昔の話やめてよー」
「もう、みんな黙ってよぉ!」
和歌が叫ぶと同時に、電車内が暗くなって停止する。波英はスマホの灯りをつけて、皆の顔を確かめる。
「みんな、大丈夫か?」
「うん。早く明るくならないかな」
「いやぁね。こんな時に停電なんて」
「こんなに暗くっちゃ、撮影できないじゃん!」
4人が身を寄せ合っていると、運転室から小太りの中年が出てきた。運転士の彼は懐中電灯をつけて、車内を照らす。
「申し訳ありません。電気が復旧するまで、しばらくお待ちください」
「復旧は時間がかかりそうですか?」
「原因は不明でして、いま調査中です」
波英の問いに対して、運転士は首を横に振る。
「外は晴れてて、雷が落ちてなさそうなのに。どうしてかしらん」
「多分、カラスか何かが電線に引っかかったんだよ」
「ハァ。カラス、うっざ」
停電の原因は何か。その問いに答えるよう、電車が“それ”につかまれて浮く。5人は半狂乱におちいった。
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さかのぼること1時間前、ライトら巨大筋肉竜4匹は線路の上に立っていた。
「デンシャ、コナイネ」
田舎の夜間の電車の本数は、せいぜい1時間に1本ぐらいだ。待ちくたびれた彼らは、淫らな遊びを始めた。
「シタハイル?」
グリーガの黄色イチモツが、ライトの顔に近づく。ライトは鈴口の中に舌を入れた。肛門に入る時よりもスムーズに入った。
「ヒャッ! クスグッタ!」
尿道がふさがっているので、雄液を出したくても出せない。そのもどかしさとムズ痒さが混じって、グリーガは顔を赤くしていた。
「オモシロソー」
「ヤリマスカ?」
「チガウノシヨウ」
レドナはブラッケンを押し倒し、丸いお腹の上に乗る。彼はブラッケンの胸に黒イチモツを押し当てる。
「ノメ」
「パイズリカ!?」
少しふくれた胸の間にレドナ棒を挟み、ブラッケンは先端を舐め始める。レドナはブラッケンのやわらかい体とフェラに酔いしれ、少しずつ竜汁をこぼし始める。
「ハヤクダシテ」
「ワカッテルヨ」
レドナはブラッケンに睨まれて、慌てて発射体勢に入る。力を込めて出せば、ブラッケンの顔中が汚れた。
「ウオッ、メガァ!」
「ハハハハハ。ツギ、コレ!」
レドナが両肩から触手を出して、ブラッケンの乳首を攻め出す。快楽におぼれたブラッケンは横を向いて、水流を発射した。
「オワッ!」
グリーガが水流をよけたら、電線に体が引っかかる。
「グワワワワッ!」
電撃がグリーガと尿道フェラをしているライトを襲う。それを見たレドナは触手を伸ばして、電柱に絡める。
「フンッ!」
電柱を倒して電線が切れる。電撃から解放されたグリーガとライトは、アフロヘアとコゲついた体になった以外は無事だった。
ライトはグリーガの尿道から舌を抜いて、レドナにお礼を言う。
「タスカル。アリガトウ」
「イイッテコトヨ」
「デモ、デンシャコナインジャ?」
電線が切れると、目当ての電車が止まってしまう。だが、ライトは鼻を鳴らして得意げに言う。
「ムカエニイケバイイ」
4匹は止まった電車を目指して歩く。何分か歩けば、真っ暗になった電車と出会う。
「ニリョーカ。イイカンジ!」
グリーガは電車をつまんで、持ち上げる。
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ドラゴンの瞳が電車内をのぞく。恐怖心に支配された人間たちは、叫び狂う。
「キャアアアア! 何あれぇ!」
「みんな、父さんから離れるな!」
「ゴジラ? ギドラ?」
「皆さん、落ち着いて下さい!」
「落ち着けるワケないじゃん!」
妻と息子は父に抱き着いている。娘はいら立ちながらも、異形の瞳をじっと見つめる。これが生き物なら、弱点はあるはずだ。彼女は必死に考え抜いて、ある物を見つける。
「くらいなさい!」
和歌は懐中電灯の明るさを最大限にして、ドラゴンの目に向ける。ドラゴンは目がくらんで、電車を手放した。電車は宙に浮き、皆の体も天井に打ちつけられた。
「これ、ヤバいんじゃ……」
地面に叩きつけられたら、タダでは済まないだろう。だが、すんでの所で別のドラゴンに拾われた。
「助かったのか?」
「でも、何か変だよ。あっ!」
車体が斜めに浮き出したので、彼らはスタンションポールにつかまる。旅行カバンやスマホや懐中電灯が落ちていく。
外では、ライトが電車のガラスを割って、自慢の肉棒を突っ込んでいた。1両目に丸々入って、2両目に突入した。
「何か入ってきたよ!」
「うわっ、くっさ!」
鼻をつまみたくても、両手でポールを持っているので、手が放せない。熱気と雄臭さを持つドラゴン棒は、鈴口をぽっかり開けている。
ライトは電車を揺らして、中の男根を刺激する。中の人間は揺さぶられながらも、必死に耐えた。
「あなた、もうダメ……」
「[[rb:富根莉 > ふねり]]、あきらめるな!」
波英は妻をギュッと抱き寄せる。
「手をポールから放して、俺に体を預けろ!」
「でも、あなた1人で私を……?」
「2人分ぐらい抱えられるさ」
子ども達は、父の力強い言葉に感心する。人間は絶体絶命の状況に追い込まれると、本性を出してしまうものだ。現に、運転士は「死にたくない、死にたくない」と連呼して、必死に荷物棚にしがみついている。最早、乗客の安全など眼中にない。
「お願い!」
「フンッ! んんん?」
妻が抱き着き、2人分の体重を支える夫。普段は消防士をしていて、並の人間より体力と精神力はあるが、伸びた腕がプルプル震えている。
「父さん、大丈夫か?」
「何のこれしき!」
彼は汗をあきながら、ド根性で耐える。だが、再び車体が揺れ、手のひらの汗でポールから滑り、落下していった。
「うわあああああああ!」
「父さーん!」
「いやああああ!」
そのまま下に叩きつけられると死ぬ。波英はライトの肉棒にしがみついた。表面はツルツルなので、肉をつまんで引っつく。妻の体は夫と肉棒に挟まれる。
「何か臭いわ、これ」
「我慢するんだよ。こいつが引っ込むまで待とう」
しかし、ライトの方は名器をつままれて、我慢の限界に達していた。激しく体を震わせると、大量の精液を発射した。
「グオオオオオオオオオ!!」
大量の濃厚なドラゴン汁が、子ども達と運転士を襲う。彼らの目の前は真っ白にあり、鼻はイカ臭さ一色で利かなくなる。精液シャワーは窓ガラスを破って上に飛び出す。電車の壁にも飛び散り、両親の体にもかかった。
「何にも見えないよぉ!」
「くっさぁ! もう最悪ぅ~」
「あわわ。おっ、お客様、大丈ブゥ!」
運転士の体が爆発したように膨れる。あらゆる所に筋肉がついて、制服はちぎれていく。
和歌と克斗もポールにぶら下がるのが楽になった。腕の筋肉が盛り上がり、ボディビルダー並みにたくましくなった。
「何か体が変よ?」
和歌の胸がふくれて、白いゴム状の肌が現れる。彼女の乳房は牛よりも大きくなる。
克斗や運転士の体も縦横に膨張し、電車内にぎゅうぎゅう詰めにあんる。電車の壁や床は限界まで伸びていた。
「臭いよぉ、狭いよぉ!」
「どうなってんのよぉ!?」
車体に亀裂が走り、もう電車の形をとどめることが出来ない。一両目の先端が割れて、3匹の体が外に出られた。
「あああ!? 竜、いやドラゴン?」
ライトと目が合った運転士が叫び出す。筋肉隆々の巨大ドラゴンを見て、驚かない人間はいないだろう。姉弟も大きく口と目を開けている。
「ニンゲンカ」
ライトは目をしばたたかせて、3人を見つめる。
「しゃべったぁ!」
「かっちゃん、逃げるよ!」
本能的に食われると思った姉は弟ともに、ポールから手を放して、地面に降りた。すでに両脚もゾウのように太く、馬のようにたくましい筋肉に包まれていたので、全くの無傷で着地できた。
「どこに行くの?」
「とりあえず、警さ、あっ!」
彼女は弟の顔と口がドラゴンマズルに変わっていることに驚く。鼻の穴が離れて大きくなり、全ての歯が牙として尖っている。顔がつるぷにの青い肌に染まり始めていた。
「あんた、ドラゴンみたいに……」
「姉ちゃんの顔もドラゴンになってる……」
和歌の顔を青いつるぷにドラゴン肌に変わり、弟と同じようになっていく。耳が縦に伸び、頭からは赤い角が2本飛び出した。彼女のツインテールは、腰にかかるほどに長く伸びた。
「ナカマ、ナカマ!」
「カワイイコダナァ!」
レドナとグリーガが前後から2人に近づく。逃げ場がなくなった姉弟は抱き合って、互いの顔を見つめる。
「ドラゴンになっても、あんたはずっと弟だからね!」
「姉ちゃん……、あり、グギャア!」
「どうした、ヌオオオオ!」
2人の体は満月の光に照らされて、さらに膨れ上がる。腹は6つに割れ、背中からは白鳥のごとく美しき綺麗な羽が生える。尻のつけ根からは太い尻尾が出てきた。
姉弟はライト達より一回り小さいが、十分に巨大な筋肉竜と化した。
「ネーチャン、ダイジョブ?」
「ヘーキ。デモ、ナンカムラムラスル」
目の前の弟ドラゴンを見ていると、股間がうずき出す。彼女は少し弟を離して、深呼吸して息を整え始めた。
「アァ、デッケェオッパイ!」
弟は姉の豊満な胸を見て興奮する。自分のイチモツを触りたくなって、股間に手を伸ばせば縦の割れ目があるだけで、のっぺりとしていた。
「アレ? ナイヨ」
「ナカニアルゼ」
先輩ドラゴン達がスリットから巨大ドラゴンペニスを出して、弟ドラゴンに見せてくる。彼は割れ目の中に指先を入れ、柔らかい突起をつまんだ。
「デロ、デロ、デロ」
何十回か揺り動かせば、突起が割れ目の中から出て、瞬く間に胸元まで伸びる剛直になった。
「デッケー、カッケー!」
「アアア。インエスバエシソウ」
姉は弟の巨大ドラゴン棒の先端に近づき、その臭いを嗅ぐ。何年も洗っていない犬小屋のように臭いが、何度も嗅ぎたくなってしまう。
「ノム?」
「ウン」
姉が弟の男根の先端をくわえる。弟が男根を揺らすと、精液が惜しみなく注がれた。
[newpage]
ライトは電車にイチモツを入れて射精する“ドラゴントレインセックス”に満足し、電車ペニスケースをはがした。その際に、筋肉ダルマと化した元運転士の紺色ドラゴンが転がり落ちた。
「オヤ? ヒトガイル?」
自分のペニスにしがみつく男女を発見する。彼らはライトの精液を浴びたものの、まだ口にふくんでいないので、人間のままである。
「カエテアゲヨ」
ライトは左手で男をつまんで、女から引きはがした。
「うわー! なっ、何するぅ!」
ライトは男の顔を鈴口に入れ、ドラゴン化精液をぶっかけた。同じように、女を右手でつまんで、顔にぶっかける。
「クソッ、飲んじまった……」
「ねぇ、和歌とかっちゃんはどこ?」
「アソコ」
ライトが2人を地面に下ろし、兄弟を指差した。
両親の目に映ったのは、筋肉隆々のドラゴンが淫らな遊びをする光景だ。弟ドラゴンはアへ顔で精液を出し、姉ドラゴンは胸を揺らしながら、むさぼるように飲んでいる。
母はショックを受けて、地面にはいつくばって嘔吐した。
「どういうことなんだ、これは……。ウッ!」
2人にも変化が訪れる。全身に筋肉がついて、青いドラゴンの肌に変わる。首から股間にかけては白い肌に染まる。赤い角や白い翼や尻尾が生えて、子ども達と似たドラゴンに変わる。人間の倍ぐらいの大きさである。
2匹は子ども達の元へ駆け寄る。
「ヤメナサイ!」
父ドラゴンが息子ドラゴンの脚に噛みつく。しかし、体格差が赤ちゃんと大人ぐらいあるため、全くダメージを与えられない。その様子に気づいた娘ドラゴンは弟棒の鈴口から口を離して、2匹を見つめる。
「トーサン、カーサン、カワイイ!」
彼女は両親の体をわしづかみにして、持ち上げた。
「ナッ、ナニスルダァ!」
「ヤメテ!」
彼女は両親の口を乳頭につける。弟の雄液をたっぷり体に入れたおかげか、乳頭からは桃のような[[rb:芳 > かぐわ]]しい香りが漂っている。
「ノンデ、ノンデ」
彼女は両親の頭を押し付けて、ドラゴンミルクを飲ませる。最初は嫌がっていたが、飲んでいる内に心が安らぎ、赤子のようにむさぼりつく。
「アカチャンミテェ」
「カワイイネェ」
姉弟ドラゴンは小さな両親ドラゴンを慈しむように見ていた。両親ドラゴンはあれこれ考えるのをやめて、目の前の快楽に酔いしてるように。
その後、ライト達とドラゴン家族は夜が明けるまで、淫らな遊びをし続けた。電車は度重なるドラゴントレインセックスで壊れ、元運転士は涙を浮かべながら筋肉だるまドラゴンと化して、どこかへ転がって行った。
[newpage]
夜が明けて、小さくなったライト達とドラゴン家族は、オンボロの船の中にいる。
ワッカ([[rb:和歌 > わか]])とカッツ([[rb:克斗 > かつと]])はライトと同じ小学生サイズだが、ネリー([[rb:富根莉 > ふねり]])とナーミ([[rb:波英 > なみえい]])は乳幼児サイズで、親指をくわえながらスヤスヤと眠りこけていた。
『君達は俺達と一緒に東京来るかい?』
『ううん。この子が大きくなるまで、ここで暮らす』
『父さん・母さんを立派なマッチョドラゴンにしないとな』
姉弟は親の自覚が芽生えていた。それに気づいたレドナとブラッケンは、東京にいる家族を思い出す。
『部ちょ、レドナ! 僕らも家族の元へ会いに行きましょうよ!』
『そうだな。ドラゴン家族が欲しくなってきたぜ』
『よし! 次の満月は、レドナとブラッケンの家族をドラゴンに変えることにしよう!』
ライトは目を輝かせて、2匹の背中をポンポンと叩いた。
『ライトは家族をドラゴンに変えたいと思わない?』
『うーん。口うるさいお袋と口が臭い親父をドラゴンにしたら面倒臭いことになるから、やめとく』
『俺はおばあちゃんをドラゴンに変えて、元気にしてあげたいな』
グリーガは両親を幼い頃に亡くし、祖母1人に育てられた。祖母は最近、体調を崩し、物忘れも酷くなっていたので、彼はとても心配している。
『グリーガのばあちゃんもか。次の満月は忙しくなりそう!』
ライト達は次の満月が待ちきれなくて、股間がうずき出していた。東京まで大分歩かなくてはいけないが、今の彼らは全く気にしていない。
『ワッカとカッツ、ここでお別れだな』
『ええ。人間に捕まらないように気を付けてね』
『すでに捕まってるけどね……』
ライト達はオンボロ船を抜け出して、人目に付かないよう段ボール箱に隠れながら歩き始める。ワッカとカッツは4匹の姿が見えなくなるまで、甲板から手を振り続けた。
ちなみに、転がりづけた運転士ドラゴンは、今は隣町の倉庫に隠れている。次の満月の夜には、彼が暴れて漁港がとんでもないことになるだろう。
かくして、ライト達は港を出て、東京へ戻ることになった。筋肉竜化現象はまだまだ続く。
(終わ竜)
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